トリガーライブ・スター! 作:内原戸哲夫
突然の現れた怪獣により、街はパニックとなっていた。巨大な魔の手から逃げようとする人々。しかし、その道は見えない壁により塞がれ閉まっていた。走って逃げた人が見えない壁にぶつかって転び、Uターンしてアクセル全開で走った車も壁に衝突。更にその後ろから別の車がぶつかってしまうという大惨事に。
誰もが見えない壁を叩き、壁の外にいる者達に助けを求める。助けてくれ、ここから出してくれ。そんな叫びとドンドンと壁を叩く音が喧騒となり鳴り渡る。
外の者達は最初どうにかならないかと壁の近くにまで来ていたが、顔を青くしてすぐに踵を返して駆け出していった。巨大な怪獣が、こちらに向かって来ていたからだ。
外側にいるとはいえ安心など出来る筈も無い。助ける求める人々を見捨て、壁の中にいなかった幸運に感謝しながら逃げていく。
「Keyyyyyyyyッ!!」
だが壁の中の者達は逃げることなど出来無い。恐怖で体を震わせ叫ぶ者達に対して、怪獣は口を開け牙を見せつけながら地面を揺らして迫って来た────
###################
「ポイントSJ-6に怪獣出現!」
アラートと、マルゥルの言葉がナースデッセイ号のドックの中に響く。前面のモニターには、原宿付近で暴れる一本角の生え、鋏の様な爪の間から触手を伸ばし、頭部から背中、尾先までが棘で覆われた怪獣の姿が映された。
「あの怪獣……!?」
「過去のGUTSのデータに記録があるな。アイツはガギ。本来なら地球には棲息していない外来種だ」
「そんな奴が、どうして地球に?」
「ガギは過去に卵を孕んだ状態で現れ、遊園地に居た子ども達を餌として与えようとしていたとあります。被害は無く腹部の卵も全て破壊されたとありますが、もしかしたらその時の卵が残っていて、今こうして現れたのかも知れません」
鉄心の疑問にアユが答えた。
ガギ。別名バリアー怪獣。過去に目視不可のバリアーフィールドを展開して遊園地を閉し、繁殖の為に必要な子ども達を地底へと引き摺り込んで卵を植え付けようとした。バリアーは非常に硬く、光の屈折を利用してビームも弾くことが出来る。
大暴れしたガギだか最後はティガによって倒され、子ども達も無事救出された。その際の卵が実は産卵されていてそれが孵化したのか、はたまた過去のもの同様地球に飛来して眠っていた別個体なのかは定かでは無いが、厄介な怪獣が現れたことに変わりはない。
「七瀬隊員はGUTSファルコンで出撃! 初陣だ、心して掛かる様に」
「了解」
「静間、円淵の両隊員は現場に向かい近隣住民の避難を指示せよ!」
「「ラジャー!」」
辰巳隊長の指示を受けて隊員達は動く。ひまりはモニター前にある席に座り、眼鏡を取ってからVRゴーグルを装着。口角を上げながら、手を操縦のコントローラーとなっている肘掛けの先端にある半球部分に置いた。
「さあああああ!! いくよおおおお、ファルコンちゃああああああああんッ!!!」
先程までの落ち着いた雰囲気が嘘の様に絶叫するひまり。そんな彼女の叫びを聞いてダイキは思わず立ち止まってしまった。
「え、ひまりさんどうしたの!?」
「いつもの事だから気にしなくていい。それより急いで」
ユアから促されたので、凄く気にはなるが司令室より退室する。実はひまりはGUTSファルコンのコントローラーを握ると性格が豹変しテンションが異様に高くなるという変わった性質の持ち主なのだ。何故そんな風になるのか理由は不明。そんな変わった彼女ではあるが、操縦の腕は抜群である。
ひまりの遠隔操作を受け、ナースデッセイ号の下部にドッキングしていたGUTSファルコンのコックピットに相当する部分が青く点灯。GUTSファルコンは切り離され、エンジンを点火して空へと飛翔する。ガギの暴れるポイントへ向けて一直線に進むのであった。
##################
「に、逃げないと……!?」
触手を振り回したり、角から光線を放ったりして街を破壊。更に伸ばした触手で人間を捉えて口の中に放り込み丸呑みするガギ。奴は人々を捕食する為に地上に現れたのだ。
そんな恐ろしい怪獣から逃げる為かのんも動き出すのだが、彼女がいるのはバリアーの内側。逃げ場など無い。そこに……。
「かのんさあああああんッ!!」
可可が駆け寄って来た。彼女も巻き込まれてしまったらしい。
「ぶ、無事で良かったデスぅ……!」
「クゥクゥちゃん! クゥクゥちゃんも大丈夫!?」
「は、はい! とにかく急いでここから……!」
逃げなければ……。
そう言おうとした時、大きな音と地響きが鳴る。ガギが、地面を踏み鳴らしながらこちらへと向かって来ていた。その瞳孔の無い瞳が、かのんと可可の2人を中に入れる。雄叫びを上げ、ガギは2人に向かって触手を振るった。
「危ない!?」
可可の手を引っ張り走り出して、かのんは触手を回避することに成功。そしてそのままガギから離れる為に走る。
動くものに反応したのか、ガギは彼女達のことを追い掛けて始めた。触手が振われて2人を捉えようし地面を叩く。捕まれば確実に命は無いだろう。
「お、追い掛けて来ますううううう!?」
「急いで逃げよ!?」
走る、走る、走る、とにかく走る。
スクールアイドルを始めると決めた次の日に死ぬなんて絶対に嫌だから、彼女達は全力で足を動かしていく。しかし大股で歩くガギによって差は一気に縮まってしまった。
このままでは触手に捕まるか、あの足に踏み潰されてしまう………。そう思った時、上空で大きな音が響いた。ガギは立ち止まり、空を見上げる。
「かのんさん、アレは!?」
立ち止まった可可の指差した方をかのんも見る。
皆の見上げた先にあったのは、青い光線をバリアーに向かって放つGUTSファルコンの姿であった。
現場に辿り着いたダイキとアユ。2人が辿り着いた場所では、バリアーの内側にいる人達が必死でその壁を叩いている。
「どうにかして助けないと……!? 何か方法は無いの!?」
慌てながらアユに対してそう言うダイキだが、彼女はそれを無視しながらGUTSスパークレンスをホルダーから引き抜き、取り出したGUTSハイパーキーをそのマガジンに装填した。
───BOOT UP!SHOCK WAVE!
彼女が装填したのは古代怪獣ゴモラのデータから作られ、その力を発揮することが出来るハイパーキー。銃口を斜め上に向け、バリアーにへとゴモラの放つ超振動波を撃った。大きな音が壁の外と内に響きそれを揺らし、壁に張り付いて人々が驚いて後ろに退がる。
しかし壁を破壊する迄には至らなかった。
「やっぱり物理的な攻撃では破れないのね」
「そんな!? じゃあ、どうすれば……!?」
「うるさい、少し黙ってなさい」
「でも!?」
このままでは中にいる人達が危ない。そう思い焦るダイキだが、彼とは反対にアユは落ち着いており上空を見上げ、耳元のインカムに手を添える。
「七瀬隊員、準備は?」
《もちろんオーケーよぉ!》
「ではお願いします」
アユからの言葉を受け、ひまりの操るGUTSファルコンは上空でホバリング。そして機体の先端部分より青い光線が見えない壁へと放たれる。すると壁に亀裂が発生して広がっていき、遂には粉々に粉砕してしまった。
ガギの作り出すバリアーには地球の水素とよく似た物質が大量いに含まれているので急激な温度低下に弱い。その為、GUTSファルコンから放たれた液体窒素ビームを受けたことで一気に低下させられ脆くなり破壊されたのだ。
過去にこれと同じ方法でガギのバリアーは破られている。
「す、凄い!」
「今のうちに避難誘導するわよ。急いで」
「うん!」
バリアーが無くなったことで雪崩の様に駆け出す人々を避難させる為に、アユとダイキは駆け出した。
バリアーを破壊されたガギ。自ら作り出した領域を破壊され侵されて、ガギは怒り心頭に発する。空を飛ぶGUTSファルコンに向かって触手を伸ばし振るった。ファルコンは高速で飛んでそれを回避。旋回して機関砲から弾丸をガギに放つ。怪獣の分厚い皮膚や装甲にも傷を刻むその攻撃は、奴に確かなダメージを与えていった。
《フォォォォォ!!》
「Keyyyyyyyyyy!!」
痛みを感じ、それ以上に怒りを感じたガギは角から光線を放った。だがそれすらもファルコンは躱してしまう。
そしてひまりの操作により、GUTSファルコンはより攻撃能力に特化した対怪獣戦用形態のハイパーモードに変形した。二足歩行型のロボットの様な形となり、ビルの間を潜って翻弄しながら腕となっている機関砲から弾丸を、ジェットエンジン部分よりエネルギー砲を放って更にガギを攻めていく。
しかしガギもそう簡単には倒されない。触手を振り回して攻撃を叩き落としながら、咆哮してファルコンへと突進していった。
その激闘を避難誘導をしながらダイキは見ていた。人々を守る為に戦うGUTSファルコンの姿は、彼にはとても勇ましいものに見えている。
自分にもあの機体の様にみんなの笑顔に出来る力が今はあるんだ。なら、それを使わない訳にはいかない。彼は腰のGUTSスパークレンスを引き抜き、光の力を解放する為に駆け出した。
「アイツ、何処に行く気……?」
彼のその行動を、アユは見逃さなかった───
人の居ない所に辿り着いたダイキ。マルチタイプのハイパーキーを取り、スイッチを押して起動させる。
───ULTRAMAN TRIGGER!MULTI TYPE!
───BOOT UP!ZEPERION!
キーをマガジンに装填し、それから銃身を展開。すると中央に現れた菱形のクリスタルから光が発せられた。
「未来を築く、希望の光!
ウルトラマンッ、トリガァァーーーッ!」
───ULTRAMAN TRIGGER!MULTI TYPE!
掛け声と共にスパークレンスを天に掲げてトリガーを引くと蓄積されていた光が解き放たれる。
神秘の巨人ウルトラマントリガーが、今地球に降り立った。
「か、かのんさん、アレを!?」
突然立ち上がった光の柱に現場に居た全ての人、中継を見ていた人達、GUTS-SELECTのメンバー、全員が目を見開いた。光の中から現れたのは、火星に現れたあのウルトラマンだったからだ。
「あれって、ウルトラマン!?」
「ティガ!! ウルトラマンティガが来てくれたんデスヨ!!」
ウルトラマンの登場に歓喜する人々。先程までの恐怖など忘れて皆が立ち止まり歓声を上げていた。可可はそれをティガだと勘違いしている。
「Kyyyyyyyyyyyy!!」
『シャァッ!』
眼前に出現した者に驚いたガギであったが、自分に対して構えたそれをすぐに敵だと判断し向かっていく。トリガーも対抗する為に駆け出し、まずジャンプキックを叩き込む。数歩退がるガギだったが、大したことは無い。すぐに触手を振るって打ち付けた。
想像よりも重い一撃にトリガーはバランスを崩す。そこ更に角を突き出しての突撃が炸裂。火花を散らしてトリガーは建物を潰しながら後ろに倒れた。
『クゥッ………ガアッ!?』
倒れたトリガーの首にガギの触手が絡み付く。そして彼のことを強制的に立ち上がらせ、もう片方の触手を腹部に巻き付けた。どうにかして逃れようとするが、そのパワーから脱出することが出来無い。
そしてそんなトリガーに向けてガギは角からの赤色光線を放った。完全に捕捉されているトリガーに当たらない筈も無く、光線は彼を苦しめていき、胸のカラータイマーが赤く点滅を始めた。
「そんな……!?」
劣勢なウルトラマンの姿を見て汗を垂らすかのん。可可も彼のピンチに当惑してる様子。
また、最初はウルトラマンの登場を喜んでいた人々も、苦戦する彼の姿で表情を次第に不安へと変えていった。怪獣を撃ち倒してくれるものだと信じていたウルトラマンが、いい様にやられているのだから無理もないだろう。
ガギはトリガーを思いっきり放り投げた。彼の身体は地面に叩き付けられ、付近の自動車からセキュリティアラームが鳴り響く。ダメージに苦しみながらも立ち上がり構えるトリガー。そんな彼に対してガギは自動車を踏み潰し、歩道橋を蹴り飛ばしながら接近して来る。
──こうなったら……!──
トリガーは腰に引いた腕を前に伸ばした後左右に開く必殺技であるゼペリオン光線を放つつもりなのだ。
迫るガギへ、逆転の一手としてトリガーはゼペリオン光線を撃った。光線はガギに向かっていき、そして大きな爆発を発生させた。
「や、やった!」
これで倒せた。そう思いかのんや可可も拳を握り、トリガーも肩を下ろした。
しかし………。
「Ksyyyyyyyyyyyッ!!」
轟いたのはガギの咆哮。奴は前面にバリアーを展開してゼペリオン光線を防いでしまったのだ。まさかの事態に誰もが衝撃を受けており、トリガーは膝を付く。
そんな彼のことを嘲笑うかの様にガギは吼える。カラータイマーは点滅を早めており、このままではトリガーが危ない。
そう思われた時だった。
「Kiii…─────ッ!?」
『ンッ、デアァァ!?』
上空より黒い何かがガギ目掛けて落下。その衝撃による余波でトリガーは吹き飛びまた倒れる。
一体何が起きたのか……?
疑問に思いながら身体を起き上がらせたトリガーが見たのは、地面に出来た大きなクレーター、圧し潰されて五体がバラバラになったガギ、そしてその中心に立つ赤く鎧を纏った巨人であった。
『
発せられる言葉は聞き覚えの無い物。しかしその意味はハッキリと頭の中に入って来ていた。それはあの時、カルミラから言葉を聞かされた際と同じ現象である。
そして更に、ダイキの脳裏にまたあの時と同じビジョンが映る。その中には、今眼前にいる巨人の姿もあった。
『我ら、3000万年の刻を経て再び巡り会った!! 今一度、かつての様に男と男の誓いを成そうではないかァ!!』
巨人・ダーゴンが一歩踏み出す。その際ガギの頭を踏み潰して完全に息の根を止めてしまったのだが、彼は気にせず一気に駆け出した。何とか立ち上がったトリガーに、重い拳が叩き込まれる。凄まじい火花が、彼の胸から散った。
『グアッ!?』
『いくぞォォ!!』
トリガーの肩を掴んで押していき、ビルに叩き付ける。そして左右の拳によるラッシュを、彼に対して容赦無く打ち込んでいった。ただでさえ疲労してた所に強烈な打撃を喰らわせられているのだ。反撃の糸口が見つけられない。
『フンッ! フンッ! フンッ!』
『グアァァッ、ウウッ!?』
『ハァァッ!!』
超パワーの拳を受け、トリガーはビルを突き破って吹っ飛び大の字に倒れた。高速で点滅するカラータイマー。もうこれ以上、彼に戦う力は残っていない。
トリガーの身体、ゆっくりと光となって消えてしまうのだった。
『何!?』
そしてその事に一番驚いていたのがこのダーゴンだ。
彼はとにかくトリガーと戦いたくて急いでこの地球に来た。彼の姿を見た時、また戦えることを強く喜んで高揚していた。故に彼はトリガーが体力を大きく消費していたことに気付いていなかったのだ。そんな状態であったのだからあれだけ攻めればダウンするのも当然のこと。
しかしダーゴンはそれに一切気付いていない。彼が消えたことにただ驚き、不完全燃焼になっていた。
『もっとだ……もっと戦えトリガァァァァァァッ!!』
足りない、まだ足りない。満たされなかった戦いへの渇望を叫びながら、ダーゴンは姿を消した……───
戦いが終わり、痛む身体を押しながら歩くダイキ。
ガギには歯が立たず、ダーゴンには圧倒された。まさに自身の力不足。力を得た筈なのに、こんなにも簡単に負けるのんて……。己の弱さに奥歯を噛み締めていると、アユが歩み寄って来た。
「酷い戦いだったわね」
「え、えっ……? 戦いって……?」
「惚けなくてもいい」
彼女はダイキのGUTSスパークレンスを取り、その銃身を展開。
「変形する変身の為のGUTSスパークレンスは一つだけしか作られていない。これを持っている時点で貴方があの巨人であることは確定なの」
「どうしてそれを?」
「私が作ったからよ……!」
その語気と視線が強くなる。
静間財団が主体で超古代の遺跡を調査する中、発見された謎の神器と思われる石像。会長である父の指示を受けて、それを解析し現代のテクノロジーで再現したのがこのGUTSスパークレンスなのだ。これがあれば光の力をその身に宿し、あのウルトラマンティガの様な力を得ることが出来る。アユはその為に必死で研究し開発を成した。
「これは……これは私が光を手にする為に作った物なの……! アンタが使う為じゃない! 私が……アイツを……!」
涙の滲むその瞳から怒りや悔しさを感じる。それにより彼女がどれだけトリガーとなりたかったのかをダイキは理解させられた。詳しい理由までは分からないが、余程のものなのだろう。
「ごめん……でも、僕は世界中のみんなを笑顔にしたいから!」
彼が戦う理由はみんなを笑顔にする為。その為にもこの力を手放す訳にはいかない。謝罪するダイキだが、アユからしたらそんな理由知ったことでは無い。
「ウザい! 第一、あんなにボコボコにされといて、どうやってみんなを笑顔にするのよ!?」
「そ、それは……」
アユの言う通り、今のままではあのダーゴンに勝つのは難しく、今後現れるであろう怪獣達にだって勝てるかどうか怪しい。火星でゴルバーを撃破し、やっていけると自信が付いていたが、現実はそう甘くない様だ。
何も言えないでいると、彼に対して声を掛けられた。
「ダイキ君!?」
ダイキを呼んだのは、かのんであった。
「かのん……!?」
バリアー怪獣ガギ登場。
今回のガギですが裏設定として雌の個体であり、卵を産む為の養分として人間を襲ったという風になっています。ティガ本編のガギとは少し違ってますね。力は相変わらず強力でありあの厄介なバリアーも健在。しかし性質は過去のものと変わってないので液体窒素によりまた破られることに……。
本作でのGUTSファルコンですが、トリガー本編の物よりも強化されています。理由としてティガ世界の技術に加え、トリガー世界の様に宇宙人達の技術も応用されているからです。その為エネルギー切れも余り起こさず、ビーム兵器も備えています。
ガギにより大ピンチのトリガー。ゼペリオン光線も効かず万事休すの時、ダーゴン襲来。それによってガギは踏み潰されてしまうことに……。もしダーゴンが現れなければ、トリガーはガギに倒されてました。
怪力無双のダーゴンに敗れたダイキ。そしてアユからGUTSスパークレンスの秘密を聞く事に。
光の力を人工的に手にする……これを聞いてとある計画を思い浮かべた方も少なくない筈。あれが本作ではどう関わっていくのか、是非お楽しみに……。
前回のサブタイを探せですが、答えは終盤のショウゴの台詞の中にある「栄光と伝説」です。これはウルトラセブン1999最終章6部作第1弾のタイトルです。意外と解った方も居られる様で驚きました。今回も隠れているので是非探してみて下さい。
次回はダーゴンとのリターンマッチ。トリガーは奴の怪力にどう立ち向かうのか?
感想、高評価、是非お待ちしておりますのでどうぞよろしくお願いします。