星達のオーケストラ   作: 龍也/星河琉

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読んでいただきありがとうございます。今回の話がいつもと比べて長くなってしまったことを先にお詫び申し上げます。よろしくお願い致します。


第28話 大切な人、君の記憶。

 すみれにガムテープで椅子ごとぐるぐる巻きにされ、身動きが取れなくなった音羽(おとは)。抵抗しようとしてもすぐに捕まるのは分かっていたので無駄に足掻こうとはせず、素直に縛り付けられながらすみれの顔を見ると、一目見て怒っていると理解できるくらいには眉間に皺が寄っていた。 

 

「……これ、前にもあったような……」

 

「さて、と。何でこんなことされてるのか、流石に分かってるわよね? 音羽?」

 

 音羽がボソッと呟いた一言を完全無視し、すみれが彼に何故この状況になっているのかを聞いた。すみれの後ろではかのんと千砂都(ちさと)が苦笑いしており、可可(クゥクゥ)は何かを言いたそうな表情で音羽を見つめていた。

 

葉月(はづき)さんのこと……だよね?」

 

 恐る恐る音羽がすみれにそう言うと、彼女は無言でスッと目を細めながら腕を組んだ。

 

「まさか……おとちゃんと葉月さんが幼馴染だったなんて……」

 

「何でそんな大事なこと言わないのよ! 言いなさいったら言いなさいよ!」

 

「だ、だって……聞かれなかったんだもん……」

 

 体を縛られてまですみれから説教をされるこの状況へのせめてもの抵抗か、音羽は控え目に事実を交えて言い訳を口にした。実際、皆音羽が恋とクラスメイトだということは知っていたとしても、昔から交流があったとは到底思う筈がない。故に音羽に聞くことがなかったのだが、すみれは納得しかねる、といった様子で音羽の頬を両手で痛くない程度に押さえ付けた。

 

「じゃあ……あの時おとちゃんが言ってた『幼馴染』って、葉月さんだったの?」

 

「……うん。かのんちゃんに話した僕の唯一の幼馴染は、他でもない。葉月さんだよ」

 

 かのんはそれを聞いて、あの日音羽の過去を聞いた時のように辛そうな顔をした。かのんは音羽の過去を知っているからこそ、音羽が距離を置いた人物が恋だというのを知り、やるせない感情が彼女の頭の中を支配していた。かのんのその表情を見た千砂都はすみれの隣に立ち、いくらかしゃがんで椅子に縛られている音羽と目線を合わせた。

 

「おとくん、葉月さんと何があったのか……私達にも詳しく聞かせてもらえるかな? 何かできることがあるかもしれないし」

 

「そうね。教えなさい。あんたが今まで何を隠してたのか、いい加減知りたいと思ってたところだしね」

 

「今回ばかりはグソクムシと同意見デス。音羽、クク達に教えてくだサイっ!」

 

 この空気の中だからか、自然にグソクムシと呼ばれたことに対し可可に言及せず、すみれは真っ直ぐ音羽の目を見る。3人から自身の過去を聞きたいと言われ、彼は躊躇いを隠せずに下を向く。過去を話すということは、自分が犯した『罪』とも言える事情を話すということだ。信用、信頼。それらを失うことになり得るかもしれない。踏ん切りがつかないところにかのんが音羽の隣に立ち、手を椅子に添える。

 

「おとちゃん、大丈夫だよ。皆おとちゃんが悪い人なんかじゃないって分かってるから。私にも、皆に教えさせてくれる?」

 

 かのんが音羽をフォローしながら皆に経緯を説明すると申し出る。音羽のことを同好会で1番よく知っているのは彼女であり、彼の優しい人柄も、並々ならぬ想いがあっての行動だというのも分かっている。皆が音羽の過去を知りたいと思うのは余計な詮索でも興味本位でも何でもない。友人であるから、同じ同好会の仲間だからこそ。未だ何か大きな物を抱え込んでいる音羽を放っておく訳にはいかない。音羽の身を案じる気持ちは、4人共一緒である。

 

 かのんからそう言われた音羽は目を閉じ、幾分かの間があった後に顔を上げ、皆と視線を合わせた。

 

「わかった。皆にも……話しておくべきだと思うから。全部、話すよ。僕のこと」

 

 躊躇いを振り解き、音羽はかのんに話した内容と、それに上乗せする形で皆に伝える決心をした。自分がやった事。それにより起こった、不幸な事の顛末を。

 

 

 

 

 

 

 

「……僕は葉月さんの為になりたかった。葉月さんが僕と歩幅を合わせて輝けなくなるんなら。僕が隣に居ないことで、葉月さんが高みへ行けるなら。そう思ってた筈なのに」

 

 音羽自身の言葉とかのんの補足により、千砂都達3人は音羽の過去を……そして恋との関係を深く知ることとなった。かのんは涙を堪えながら彼の過去を説明した。それらを聞いていた皆の反応は、当時かのんが音羽に聞かされた時と似通ったものであった。

 

「葉月さんを孤独にして。支えられなくて。止められなくて。全部が全部、葉月さんを苦しめてたんだ。……情けない。ただ、あの人を不幸にしただけだったんだ」

 

 先程美麗が言っていた通りそれらはあくまで結果論でしかないのだが、それでも音羽は罪悪感を完全には払拭することが出来なかった。恋を傷付けて、苦しめていたことに何も変わりはないのだから。

 

「100歩譲って、葉月恋と幼馴染ってことを黙ってたのは別に良いわよ。けれど、音羽は全部が全部、私達の為に今まで動いてきたって訳よね?」

 

 すみれの確認に音羽は無言で頷く。すると彼女はやっぱり、といった面持ちで溜息をついた。

 

「……バカね」

 

 すみれが音羽が話した言葉に対して一言そう呟き、ガムテープ越しに音羽の肩を強く掴んだ。

 

「……うん。すみれちゃんがそう言うってことは、そうなんだろうね」

 

「バカったらバカよ! 大バカよ! あんたにとって葉月恋は、それだけ大切な人だったんでしょ!? だったら何で私を生徒会長にさせようとしたのよ!? 1番に応援するべき人が居たのに、何で……何でよっ!!」

 

 すみれは涙目になりながら声を張り上げて音羽に怒声をぶつける。両肩に確かな痛みを感じながら、音羽はすみれに今まで直接言えなかった、自分の中の本音を言語化した。

 

「だって……すみれちゃんも()()()()だから!」

 

「……!」

 

 音羽もまた声を上げてすみれにそう言った。自分がやろうとしていたことを、今ここで伝える為に。

 

「すみれちゃんも僕を変えてくれた大切な人なんだ! かのんちゃんも千砂都ちゃんも、くぅちゃんもすみれちゃんも! 僕にとっては同じくらい大切な友達だ! 僕はただ……皆の居場所を守りたかったんだよ……」

 

 幼馴染の恋以外で初めて出来た、音羽の大切な繋がり。音羽はただ、それを守る為に必死だった。たとえ幼馴染を応援できなくても。票を入れられなくても。どちらか一方の味方しか出来なくても。音羽は今、目の前に居る人達の為に行動する選択をした。それを頭ごなしに否定するのはまさしく野暮と言えよう。

 

「でも、だからって……!」

 

「すみれちゃん」

 

 音羽の言葉に反論しようとするすみれをかのんが諭すような口調で続きを止めた。かのんは今にも泣いてしまいそうな顔で、すみれの方を向いた。

 

「おとちゃんの気持ちが分からない、すみれちゃんじゃないでしょ?」

 

「ッ……!」

 

 すみれは音羽の肩から手を離し、震える程拳を強く握りしめる。無論、すみれも音羽の気持ちを理解出来ない訳ではない。むしろ音羽の素や、心優しい人間性をよく理解(わか)っているからこそ怒ったのだ。音羽の話により、彼には自分よりも他人を優先する傾向が強いことを皆改めて悟った。

 

「おとくんありがとう。話してくれて。私達の為を思って行動してくれて。でもね……今までやってきた事に、おとくん自身の気持ちは……無いよね?」

 

 千砂都は音羽に礼を言いつつ、気付いたことをストレートに指摘する。日頃から彼と会話をしている中で、千砂都も音羽の優しさと、そこにあるどこか歪とも言える人間性を垣間見ていた。

 

「あるよっ! 僕は皆の為に動くんだって。それは紛れもない、僕の意志だよ!」

 

「そうじゃなくて。他の人よりもまず、おとくん自身についてだよ。葉月さんと距離を置いたのだって、本当はそんなことしたくなかったんじゃないかな?」

 

 千砂都にそう問われて音羽は押し黙る。音羽自身、今までただ周りに居る人達の為に行動してきた。だがそれは、自らが本意でやっていると自分に言い聞かせているだけで、それらに音羽の気持ちは一切介在していないのである。彼が恋と距離を置いたのもそれは恋の為という目的があったが、そこに自身の感情は決して無かった。ただ『恋の為』だと。自分の心に問いかけをせずに起こした出来事だからだ。

 

「おとちゃんは、躊躇わなかったの? 葉月さんと離れること」

 

「迷いがまったく無い訳じゃなかった。でも『こうするしかないんだ』って自分に言い聞かせて離れた。だから自分の気持ちを考えたことなんて……1度も無かった」

 

「そこが問題なのよ。あんた、どうして自分の気持ちを無視してまで他人の為になろうとするの?」

 

 すみれは単刀直入に音羽の性格について言及する。すみれや皆の為だと、彼女を生徒会長にさせようとしたこと、恋の為に幼馴染と離れるという辛い選択をとったこと。この2つの事実により、すみれは日頃感じていた違和感が確信に変わる。『音羽は他者に対しての思い遣りが強すぎるあまり、自分自身のことに関してはひどく無頓着』なのだと。極論、他人さえ良ければ自分がどれだけ辛くて傷付いても構わないという、完全に自分自身を度外視した危険な思考回路を持っているとも形容できる。

 

 かのん達が最も危機感を感じたのは、音羽はそれらを無意識にやっていたということだ。自分の意志で物事を決められるようになったは良いものの、その物事に『自分がどうしたいか、どうしたかったか』を考えずに今まで行動してきたのだ。この場で明るみになった音羽の悲しい優しさに、かのんの胸に痛みが走る。

 

「どうして、かな。分からないんだ。強いて言うなら、『大切な人達の役に立ちたいから』……だと思う」

 

 千砂都が口にした自分自身について。それが今まで頭の隅に、もしくは外に追いやられていたのだから明確に答えろと言われても音羽には分かる筈もなく、あるのはただ只管に皆の為になりたいという想い。それだけは変わらずに持ち合わせている。今までの音羽では到底考えられなかった他者に対しての気持ち。それは良い面も悪い面も、両方を齎す厄介な代物であった。音羽の言葉を聞いて、かのんが口を開いた。

 

「……ダメだよ」

 

「かのんちゃん?」

 

「いくら誰かの為だからって、自分が傷付いたりするのは絶対間違ってる! おとちゃんに傷付いてほしくないって思うのは、もう私だけじゃないんだよ?」

 

「えっ……」

 

 かのんにそう言われて音羽は今1度皆の方を向く。すると3人はかのんの言う通り、と言わんばかりに同意の意を示していた。

 

「そうデス! ククにとって音羽も大切な仲間なのデス! もっと自分のキモチを、大切にしてくだサイ!」

 

「あんた、どうもほっとけないのよね。いっつも危なっかしくてヒヤっとする。だから、ちょっとくらい相談したりしなさいよ。音羽はもう私にとって他人じゃなくて……友達、なんだから」

 

「皆、おとくんが優しいの知ってるよ。さっきの話も、葉月さんの為を思っての事なのも分かってる。でも……自分の気持ちを無視したり、誤魔化したりはしてほしくない。おとくん、本当はどうしたかったの?」

 

 3人から優しい叱咤を受け、音羽の涙腺が熱を帯びる。音羽が皆を大切に思うように、皆も音羽を同じくらい大切な仲間として認識している。なればこそ音羽に傷付いてほしくはないし、悩んでいる姿を見ると自分までどこか辛くなる。同好会で共に過ごし、心を通わせたからこそ想うのだ。幼馴染の恋を想って、今も苦しみ続けている音羽のことを。

 

「僕は……」

 

「おとちゃん、自分の気持ちに素直になってよ。私は……誰かの為を思ったり、悩んだりできるおとちゃんが好き。だからこそ……苦しんでるおとちゃんを見たくない。誰かの為だけじゃなくて、『自分の為』にも動いてほしい」

 

 最初から気付いていた。音羽の中にある底の知れない優しさを。自分のことのように他者を心配し、他者を想って真っ直ぐに行動が出来る。誰でも持ち合わせている訳でない、音羽だけが持つ人間性を好きだから。好きであるからこそ彼の素直な心を見たい。かのんの胸中に在るのは純粋で無垢な、同好会の仲間としての好意であった。

 

「『葉月さんの為』とかじゃなくってさ。おとちゃんの、素直な気持ちを聞かせて?」

 

 あの時とは逆に、他者の為というのを度外視した上での自身の気持ち。諦めて、蓋をした筈の、音羽が奥底に秘めていた本音。彼がそれを思い出そうとしたら、声が聞こえた。脳裏を過る昔日の記憶。そして、笑顔が絶えなかったあの日々の数々が、長く続くフィルム写真を覗くように鮮明に思い出されていく。

 

『音羽くん』

 

『一緒に頑張りましょう!』

 

『音羽くんと一緒なら、何でも出来る気がします!』

 

『私は……音羽くんと居られればそれで良いんです』

 

『私達ですごい人を目指しましょう。きっと、なれます。私と音羽くんでなら!』

 

 何度も交わした言葉。口癖のようにいつも互いに言い合った、『一緒』という単語。幾度となく呼ばれた、自分の名前。

 

『音羽くん』

 

『音羽くん!』

 

『音羽くん……』

 

『音羽くんっ!』

 

 楽しい日も、嬉しい日も、辛い日も。気分が乗る日も乗らない日も。運がツイている時もそうでない時も。いつも音羽の隣には恋が居て、恋の隣にはいつも音羽がそこに居た。

 

『音羽くん』

 

『音羽くん』

 

 自分を呼ぶ声。優しく、透き通るその声。音羽の視界が徐々に揺らいでいく。

 

『一緒に行きましょう』

 

『一緒なら何も怖くありません』

 

『音羽くんと一緒が良いんです』

 

 

 

 

『ずっと、一緒に居たいです』

 

 

 

 

 

「……っ。うっ……ううっ……」

 

 幼馴染の為だと割り切り、無理矢理蓋をして心の奥底に仕舞い込んだ音羽の本当の気持ち。それを思い出した瞬間、彼の目から涙がとめどなく溢れ出す。

 

「……()()()()()。ずっと。痛くて……苦しくて。でも……素直になれなかった。言えなかった……」

 

 途切れ途切れに自身の気持ちを言語化する。音羽の目に皆の姿は映らないが、かのん達は何も言わずに彼の言葉に耳を傾ける。

 

「僕は……僕はっ……」

 

 嗚咽して言葉を発せなくなったその時。音羽の頬に温かな感触が伝わった。ガムテープの影響で両手を動かせない音羽の代わりに、かのんがそっと彼の涙を手で拭った。お陰でいくらか落ち着き、心の隅に追いやった想いを初めて言葉に変えて口を動かした。

 

「僕、ほんとうは……ずっと。……ずっと」

 

 声を震わせながら必死に言葉を紡ごうとする。恋の顔を思い出し、自身が心から望んでいた事を万感の想いで言語化した。

 

「ずっと……一緒に居たかった」

 

 恋に対して抱いた感情が、良いもののみであったとは言い難い。何年も一緒に居て、同じ時を過ごした親友であるなら、互いに嫌な気持ちになった事も何度かあっても仕方がない。音羽も自分より先を行く恋に負い目や引け目を感じたことだってある。けれどそれ以上に、彼は恋の良さをよく理解していた。共に励み、支えてくれた。恋への尊敬や感謝の気持ちの方が大きい。『恋の為』という目的を除けば、音羽が望んだことはただ1つ。たった1つの欲望。『ずっと一緒が良い』。友人に対して誰しもが思う可能性がある、思って当然のいたって普通の感情。その欲求を殺してまで、当時中学生だった音羽は恋のこれからを守ろうとしたのだ。どれだけ胸が痛くても耐え忍んだ。大切だったからこそ思い悩み、計り知れない苦しみを味わった。彼の選択を責められる人間は、誰1人としていないだろう。

 

「やっぱりおとちゃん、そう思ってたんだね」

 

「答え、出てるじゃない」

 

「ソレが音羽の本当の心デス! 望んでるコトなんデスよ!」

 

 3人が音羽の本音を聞き入れ、彼が恋に望んでいた本来の気持ちを理解した。千砂都が音羽の前でしゃがみ、ハンカチで涙に濡れた音羽の顔を拭いた。

 

「きっと、同じなんだよ。距離を置いた方も置かれた方も。どっちも同じだけ辛いし、寂しいんだよ。多分葉月さんも、おとくんと同じことを言うと思う。何せ唯一の、幼馴染なんだからね」

 

「千砂都ちゃん……」

 

 千砂都はかのんと幼馴染ということもあり、音羽と恋の2人には思うところがたくさんある。その上でまず、最初にすべき事を考えた結果、シンプルな案が千砂都の中で浮かんできた。

 

「葉月さんにも、おとくんの気持ちを伝えた方が良いと思う。いや……絶対伝えよう。言わなきゃ伝わらないし、幼馴染なら尚更……伝えなくちゃいけないと思う」

 

「仲直りしたいんなら、そうした方が良いんじゃない? 不器用でも、伝えるべきじゃないかしら」

 

「おとちゃんと葉月さんなら、分かり合えるよ! 今の話聞いて、なんか2人共似てるなぁって思ったし!」

 

「音羽なら絶対大丈夫デス! ククが保証しマス!」

 

 可可が音羽の体を縛るガムテープを勢いよく剥がして自由を解放した。皆から激励を受け、音羽は微笑みながら心に強く願い、誓った。『関わるのが辛い』だとか、『顔向けしていいか分からない』だとか、もうそんな悠長なことは言っていられない。向き合わなければ。幼馴染であり、現生徒会長でもある葉月恋と。

 

「ありがとう、皆。ずっとそうするべきなのか迷ってたけど、決心がついたよ」

 

 右腕で目元を擦った後、制服の胸あたりをぎゅっと強く握る。その胸に感じる痛みが、相手を強く想っている何よりの証拠だ。

 

「向き合わなきゃ。この気持ちが……嘘じゃないのを証明する為に」

 

 

 

 

 

 




忘れない。忘れられない。君との思い出、約束を




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