皆さん。熱中症にならないように健康的な生活を送りましょう。
僕?心配ありません。もう熱中症になりました!今もダルいです☆彡
‐あらすじ‐
ひょんなことから幻想郷に入ってしまった鷹川佑介こと八雲佑介。オリジンとの戦いが一旦収まった外の世界だったが、その隙を狙うように数十人のオリジン兵が妖怪の山を奇襲をするものの、外の戦いに慣れている佑介により何とか退けることに成功する。オリジンの情報を手に入れるために人里で情報を得るため聞き込みをするも、そこで咲夜と名乗るメイドに攻撃を受ける。なんとか誤解を解くことに成功する。
そして、現在紅魔館に来ている。
全体紅色の館とは裏腹に中は紅色じゃないと思っていた佑介。しかし、そんな佑介の思いは打ち破られた。中も紅く目が痛い。
佑介「あ~・・・その名の通りだな・・・目に悪いな・・・十六夜は大丈夫なのか?」
咲夜「ええ。というか、慣れたわ」
佑介「慣れたって・・・どうやって慣れんだよ・・・この壁」
目をパチパチさせながら佑介はガチャガチャと装備品を揺らしながら咲夜の後について行く。
長く持っていたからか、肩を回す。
咲夜「先にお部屋に荷物を置きに行きましょうか?それと、お風呂の方も・・・」
佑介を見て気を利かせたのか、咲夜がそう言う。
しかし、館の主に一応挨拶しなければ失礼だろう。しかし、拳銃や刀を所持したままで挨拶するのも失礼極まりないだろう。
事前に話を聞いた限り、ここの主は吸血鬼。佑介のイメージだと吸血鬼とは高貴であり、誇り高くマナーとかにうるさそうなイメージしかない。そんなお方にこんな格好は如何なものか・・・しかも今の佑介の姿は普通だが、さっきの咲夜との戦いでボロボロである。
佑介「・・・そうさせてもらおうかな・・・」
ひとまず佑介は一つの空き部屋に案内される。そこで拳銃以外の装備を全て置いていき、風呂場まで案内してもらう。
流石に時間も遅い時間なので、誰もいない。
咲夜「衣服はお風呂から出てくる頃には乾かしておくわ」
佑介「・・・君の能力でか?」
咲夜「そうよ。私の能力『時間を操る程度の能力』で」
佑介「なるほど、だから目の前にいきなりナイフが飛んできたりしてたのか・・・やはり慣れない力は馴染めねえな」
腕時計を外しながらそんなことを言う佑介。
咲夜「どういうこと?」
佑介「君の能力をコピーさせてもらったんだ。俺の能力『能力をコピーする程度の能力』でな」
咲夜「能力のコピー・・・?だからあなたスキマ妖怪の能力を・・・?」
佑介「まあ、母さんみたいに物質の境界をいじったりできないがな。俺ができるのは移動程度だ。君の能力なら数秒しか動けないだろうな」
咲夜「じゃあ、あなたは誰でも能力をコピーできるの?」
佑介「いや、物を使ってでの能力はコピー不可能だ。例えば、この世界の地下にいる地底の妖怪。確か古明地だったか?そいつの『心の中を覗く』ためのアイテムがなければ無理だ。君の場合なら懐中時計がそうだな。俺はこれで代用した」
と言い、さっき外した腕時計を指差す。
拳銃を持ってきておいたが、それも外して衣服入れに入れる。上半身裸になると、小さな傷が体中にあった。それでも戦場を何年も駆け回った者とは思えないほどの綺麗な体をしていた。
佑介「十六夜・・・。」
咲夜「えっ?」
佑介がズボンのベルトを外そうとしたのを気がつき、咲夜はそれをすぐに察し後ろを向く。
咲夜「ご、ごめんなさい・・・!」
佑介「いや、悪気はねえんだし・・・」
カチャカチャとベルトを外して下を全て脱ぐ。タオルを腰に巻いて隠す物を隠して風呂場に入ると、外から咲夜の声がする。
咲夜「お風呂を出ることには服は乾かせておくわ。それまでゆっくりどうぞ」
佑介「わかった。何から何までありがとうな」
その感謝の礼を言うと、咲夜の気配はスッと消えていった。おそらく能力で瞬間移動のようなことをしたのだろう。
身体を洗うためにまず桶でお湯をすくい、それを身体にかける。お湯は適度の温度で、いい感じだった。身体をお湯でながしたら、そのまま湯船に身体を浸す。
日頃の溜まっていた疲れが吹っ飛ぶような気持ちよさが佑介の身体を包み込む。
髪は湯に浸からないようにまとめて結んでいる。
佑介「ふぅ~」
あまりの気持ちよさに息が溢れるように吐き出される。
佑介「(最近はこんな風にのんびりする時間なかったもんな・・・)」
ポタッと前髪の先端から落ちていく一粒の水。
それはお湯の中に合わさり、波紋を起す。
佑介「(あいつら、今頃どうしてるかな・・・まあ、こんな時期だから蓮子辺りは夏休みの宿題を手伝えとか言うんだろうな・・・)」
ガラガラガラ。
佑介「ん?」
考え事にふけていると、突如戸が開く音がする。
そして、ヒタヒタと裸足で歩く足音も聞こえる。それも二人分。
???「お姉さま!早く入ろうよ!」
???「待ちなさいフラン。自分で歩けるから引っ張らないで頂戴」
佑介「(ど、どういうことだ!?女の子の声だぞ!?俺が入ってるのに気がつかないのか!?っていうかここ混浴なの!?)」
足音は徐々に近づいてくる。もう逃げられない。っというか逃げ場がない。
そして、悶々と立ってる湯気の中から姿を現す二人の少女。身長は小学生くらい。先ほどお姉さまがどうとか言っていたのは金髪の少女。そして、その金髪の少女に引っ張られている銀髪の少女。だが、人間とは違う部分があった。それは背中の羽だ。金髪の少女は七色の宝石のような羽をしていて、それはまさに幻想的と言っていい羽を付けていた。一方の銀髪の少女はコウモリのような漆黒のような黒い羽を付けていた。つまり、この子達は人間ではない。妖怪なのだと認識した佑介。
そして、金髪の少女が佑介に気づく。
???「・・・あなた・・・だれ?」
佑介「・・・」
???「フラン。どうしたって・・・いう・・・の・・・?」
そして、さらに銀髪の少女も佑介に気がつく。あわあわと口を開けたまま顔を真っ赤にする少女。
こんな時に限って佑介の頭の中での逃走経路を作るための作戦を考えるも、それは思いつかず、思わず
佑介「どうも・・・」
と挨拶をしてしまった。
銀髪の少女は手から禍々しい紅い槍を出してくる。
???「うわああああああ!!!」
風呂から上がったのはボロボロになった状態の賢者の息子。何故かリフレッシュするどころかストレスを溜めてしまう始末。
咲夜が戻った頃にはお湯の色が赤く染まり、必死に抵抗を続けていた佑介。なんとか咲夜の仲裁で事は収まった。
佑介「・・・いてて」
頭に包帯を巻いている佑介。どうやら傷を負ったらしく、腕に至っては擦り傷だらけだ。
しかし、幸い佑介の身体は特殊で、軽傷でほとんど済んでいる。というのも、妖怪と半妖の息子であるからだが・・・。
咲夜「すみません。私が早くに伝えていれば・・・」
佑介「いやいや、ミスは誰にでもある。ただ、風呂場で弾幕を張るのはどうかなと思うんだよ。俺は。なあ、レミリア嬢」
レミリア「う・・・」
ここの主だったレミリア・スカーレットに問いかけると、レミリアは下を向いたまま何も言わない。
佑介「まあもういいんだが・・・それより、このマークを付けた連中に会ったと聞いたのだが・・・」
と佑介は例のマークが描かれた手帳をレミリアに見せる。すると、レミリアの横にいるフランドール・スカーレットが覗き込む。
フラン「あれ?このマーク確か一昨日の・・・」
レミリア「ええ、確かに来たわ。でもそれがどうしたの?」
佑介「単刀直入に言うと、俺は奴らの敵だ。世界のバランスを崩そうとしている奴らを止めるために傭兵をしている」
レミリア「その傭兵が私に何の用なのかしら?」
佑介「このマークの連中だ・・・人数、武器、どこに行ったかも全て話してくれ。俺は八雲の人間だ。ここに来てまだ数日だが、俺はこの世界が好きだ。好きだからこそ俺はこの世界を守りたい・・・。親父の愛したこの世界を・・・『家族』を」
レミリア「・・・家族・・・か。あなた、ハデスって名前に聞き覚えない?」
佑介「ハデス・・・親父の戦友にそんな名前あったな・・・写真も見せてもらった。だが、俺がまだ幼い頃に死んだって・・・」
レミリア「・・・そう」
レミリアは佑介の言葉を聞き、小さく呟くと席を立つ。
レミリア「部屋は好きに使って頂戴。私は少し外に出るわ」
そう言い残し、部屋から出ていってしまった。
まるで残り香のように重い空気が残ってしまった中、佑介は手帳をそっと手にしてポケットに戻した。
佑介「なあ、まさかハデスって・・・」
フラン「うん・・・。フランたちのお父様」
佑介「やはり・・・か」
手帳を入れたポケットから出した一枚の写真。それは佑介の父である信介と、まだ幼い佑介を抱きかかえている金髪の男性。写真の裏には英語で信介とハデス。そして佑介の名前が刻まれていた。
咲夜「私は先代のことは良く知りません。レミリアお嬢様の代からですので」
テーブルの上に写真を置き、頭にを抱える。
佑介「・・・20年前くらいだ俺はまだガキだったから覚えてないし、話で聞いた程度だった・・・。親父とその人は親友で、幾つもの戦いに参加してた・・・。吸血鬼は太陽が弱いんだよな?」
フラン「・・・うん。太陽と流水を浴びちゃダメなんだって」
佑介「親父の話だといつも薬を飲んでいた。恐らく太陽の紫外線をどうにかする薬だろう。それはどうでもいいか・・・。ある戦場で二人は政府軍の傭兵として戦ってたが、戦況は最悪だった。反政府軍のゲリラ戦にあって釘付け状態に陥った。ハデスさんは、囮になるから逃げろと言ったらしい。なんとか親父は逃げたが・・・ハデスさんは戻ってこなかったと・・・」
フラン「・・・」
咲夜「・・・佑介さん。悪いのですがお嬢様を・・・」
佑介「・・・わかった」
写真を仕舞わずに部屋を出る。外に出ると言っていたので、佑介は一目散に外に出る。
夏とはいえ、少し肌寒くある。タバコを一本咥え、ライターで火をつけようとした時、どこからかすすり泣く声が聞こえる。
タバコを箱に戻すと、その泣き声を辿る様に探す。
門の方から声をしてすぐに向かうと、そこには門前で泣いていたレミリアがいた。
佑介「・・・ここにいたか・・・」
レミリア「う・・・うぐっ」
寄り添うように横に座り、空を仰ぎ見る佑介。
佑介「わかるよ・・・俺も親父を死なせてしまった。俺は助けようとしたが・・・叶わなかった」
レミリア「私のお父様と、おじさんの死は違うわ・・・」
佑介「そう、違う。君のお父さんはゲリラの手による戦死。俺の親父は激流に飲まれて死んだ。だが、俺はこの数年考えた。『ここで立ち止まったらいけねえ。そいつと同じ想いなら、そいつの想いを受け継がなければならない』と」
レミリア「・・・」
佑介「ま、どうするかお前さんが決めることだな・・・明日の朝にはここを出ていこう。俺が居ると、親父さんの顔がチラつくだろうし」
ポンポンとレミリアの頭を撫でるとそのまま佑介は館に入り、部屋に戻った。
机に武器が置いているのを見て、太ももにつけている拳銃も机に置き、ジャケットから何かを取り出し脱ぎ捨ててベットに身を沈める。
佑介「ふぅ・・・」
手に持ったのは二つのドッグタグだった。一つはハデスの名が刻んてあり、もう一つは信介のだ。二人共遺体は見当たらなかった代わりにこのドッグタグが落ちていた。
二人は死亡扱いとされているが、佑介はそうは思ってなかった。
遺体が見当たらないということは生きている可能性が微妙にあるということだった。
時計を見ると既に日が変わる時間になっていた。明日も早いと思い、佑介は灯りを全て消し、意識を眠りの世界に誘った。
最近海外ドラマのウォーキングデッドが面白くてレンタルしようと思ったらシーズン1がなく、シーズン2だけしかありませんでした。
今は訳のわからない状態で見ています。
何か面白いアニメかドラマはありませんかね?