どうも、マキシマムサイクロンです。
早く雷電将軍カモン!
では第1話、どうぞ!
アルテミス会場
創一side
アルテミス開催当日、俺は早めに出場登録を済ませ、飲み物を買うために一度ホールに戻ることにした。ちなみに、俺の服装は白いパーカーに黒のコート、青のジーパン、そして赤いスニーカーを履いている。暗殺者に顔を見せないために、パーカーのフードはかぶり、顔には仮面を付けている。
飲み物を買って、選手の待機場所に戻ろうとしたら、何やら受付場所が騒がしかった。気になったから見に来たところ、久しぶりに友達の顔を見ることができた。
アスカだ。
相変わらず、トマトジュースが大好物か…。そのせいか俺のコーヒーをあまり飲んでくれなかった。けど、アスカが参加するとなると、ちょっと動きづらくなるな。できれば同じブロックになりたくないな。
そのアスカが話しかけている相手を見ると、俺は驚愕し手に持っていた飲み物を落としそうになった。6人組で集まっていたが、その中にいた。
海道ジン、山野バンの姿がいたのだ。
俺は無意識にバン達の方向に足を一歩踏み出そうとした、だけど、俺はバン達の方には行かず、選手待機室に向かった。記憶を無くして皆のことを忘れた自分が今更皆の前に行くのに抵抗があった。それに暗殺者を見つけその計画を阻止することに集中することにした。
創一「皆…。ジン…。バン…。すまない…。」
せめて、アルテミスが終わるまで、待っててくれ。
そして、アルテミス開催式が始まり、優勝商品のスパーク3000の説明に移った。一科学者として、スパーク3000の構造や出力は気になってはいるが、とりあえず自分が何グループなのかしっかり確認しないと。え~と、俺はBブロックだな。幸いそこまで有名なところはアレキサンダーシスターズぐらいなのはありがたい。大統領の演説が始まる時間はだいたいCブロック辺りだったから、速攻で終わらせられれば、暗殺者探しに集中しやすくなる。
アスカやバン達のブロックはどこだろう…。アスカはAブロック、バン達は全員Eブロックか。
チラッと見えたけど、郷田と仙道一緒のチームを組んでるのかよ。あいつらケンカばっかりしてるけど何故か連携は完璧なんだよな。嫌い嫌いも好きの内って言葉がこれ程ピッタリ当てはまる奴らは今んところアイツラしか知らねえ。郷田と仙道はCブロックか。
そしてユジンさん、この場だとオタレッドって言った方がいいのかな。去年は一人だったけど、今回はチームを組んでるんだな。それでも、他の人達と同じ位癖が強いな。あんな成りして、LBXプレイヤーとしての実力は相当なものだったからなあ。ユジンチーム改めオタレンジャーZはDブロックか。
AからDまでの決勝戦進出する選手はだいたい予想できるが、Eブロックのバンチームともう一チームとはどっちが決勝に行くかはわからない。
とりあえずAブロックはアスカの圧勝だろうから、俺はLBXの準備をすることにした。本来ならこんな大舞台には相棒と一緒に出たかったけど、暗殺阻止のためにとっておく必要がある。だから、俺は新しく作り上げたLBXで行くことにした。
全体が金色に染まり、肩のパーツにはロボットアームのマークが描かれており、頭部は赤く丸い目を光らせていた。
創一「心の火、心火を燃やして勝ち上がるぞ!グリス!」
バンside
俺たちは、ディテクターが大統領暗殺を計画していることが分かって、それを阻止するためにアルテミスに出場していた。受付のときに知り合った古城アスカの実力がここまでとは予想できなかった。それでも会場の盛り上がりは凄く、Bブロックに移ろうとしていた。Bブロックの注目選手はアレキサンダーシスターズぐらいだろうか。一通り選手の名前を見てみると、気になる選手の名前を見つけた。
仮面KS…。いつもなら気にしないような名前なのに、何故か気になっていた。
MC「さあ、開始早々に盛り上がりを見せるアルテミス!まもなくBブロックの試合が始まります!注目はイーストステージ!A国のLBX大会に優勝したジョニー&ジョンチーム!対するは謎多き選手、仮面KS!どのように戦うのか注目です!」
ちょうど、仮面KSのバトルが始まろうとしていた。
ヒロ「仮面KS…。変わった名前で出場していますね。」
ラン「そうかなあ…、正直アイツラ見たあとだとまだマシに感じるケドねぇ…。」
ユウヤ「まぁ、あれがユジンさん達の個性だからね…。」
ジェシカ「けど、彼もアスカと同じように情報があまりないわ。」
ジン「そうだな、相手も大会の優勝者だ。どのように戦うかも注目している部分だろう。」
俺の仲間達も仮面KSに注目していた。でも、この違和感は何だろう…。仮面KSを初対面に感じないのはなんでだろう…。
MC「では、Bブロック、一回戦!レディー!」
ジョニー「ウォーリアー!」
ジョン「グラディエーター!」
ウォーリアーは片手銃二丁、グラディエーターは剣と盾を装備されていた。前衛と後衛の役目をはっきりされていた。
仮面KS「グリス、見参!」
対して繰り出したLBXは初めて見るものだった。金色のボディが輝くLBXだった。左腕には尖ったナックルを装備させていた。
ヒロ「グリスっていうんですね。カッコイイ!」
ユウヤ「でも、見た感じ近接武器だね、それでどうやって戦うのか⁉。」
確かにあれではウォーリアーの相手をするのは厳しい。近づこうにも、グラディエーターが邪魔をして近づかせないようにするはずだ。
MC「バトルスタート!」
開始直後、グラディエーターは接近、ウォーリアーは距離を取って攻撃をしてきた。対するグリスは最低限の動きで躱していた。そして、グラディエーターの隙を付いて攻撃を仕掛けた。グラディエーターはしっかり盾で防御してきた。
そこから俺たちは驚愕した。
グリスの攻撃が盾を一撃で壊したと同時にグラディエーターをふっ飛ばして、ブレイクオーバーにさせていた。
ジョン「なにィ!?」
ジョニー「バカな!?」
驚いている観客を尻目に、グリスはウォーリアーに接近していた。すぐバトルに集中し、ウォーリアーは後ろに引きながら、銃で牽制していた。
グリスは接近しながら、白い棒のものを前に持ってきた。すると尖っていた部分が引っ込み、二本の白い棒が並行して同じ方向に変形した。
〔ビームモード!〕
この音とともに、なんと遠距離攻撃を仕掛けながら徐々にウォーリアーとの距離を詰めていた。弾切れしてリロードしている間にさらに近づかれていた。グリスはまた武器を変形させながら先程よりも近づいた。
〔アタックモード!〕
リロードした直後で動けないウォーリアーを先程と同じように攻撃してふっ飛ばし、土煙に包まれた。土煙がおさまると、倒れていたウォーリアーが青い光を放った。ブレイクオーバーになった証だ。
MC「なぁんと、仮面KSが操るLBXグリス!一撃でウォーリアーとグラディエーターをノックアウト!二回戦進出です!」
ジェシカ「仮面KSにグリス…。攻撃力はアスカのヴァンパイアキャットよりも高いわね。」
ユウヤ「遠距離と近距離を一つで補えるあの武器は厄介だね…。」
そのまま仮面KSのバトルは全て一撃でブレイクオーバーにさせていって、Bブロック決勝のアレキサンダーシスターズも銃弾を撃ち落とし、隙をついて接近、どちらも一撃で終わらせていた。
MC「仮面KS、アレキサンダーシスターズをも一撃で粉砕!ファイナルステージ進出です!」
無言で立ち去る仮面KS。
お前は一体何者なんだ。
創一side
ヤバい、ちょっと攻撃力上げすぎたか…。やりすぎてルール違反で敗退という一番笑えない結果になってもおかしくなかったわ。とりあえず、終わり良ければ全て良し!とにかく、これで暗殺者を探す事に集中できるな。
こっから本格的に作戦開始だ!
どうでしたか、上手くできているといいのですが…。トホホ…。
ちなみに、皆さんはどのLBXが好きでしたか?私はオーディーンとゼノンです。
では次回、何時になるかは分かりませんが、またお会いしましょう。