衝撃は伝播する
「「インパクト!!」」
ピカッと周囲が擦れた衝撃で出た火花で目映く光る
(筋肉痛や先の訓練で筋肉に披露が蓄積して100%が出せてないせいぜい60%がいいところか)
「なかなかやるじゃない……昔を思い出すよ」
「昔……?」
「オールマイトと一戦交えたことも有った、数多のヒーローと拳を交えてきた」
「闇で生きてきたからこうやって表に出る機会が少なくてどうしても手加減ができないや」
「殺す気でいっても貴女ならこわれないよねえ!!」
「来る!!」
「深き衝撃……ディープインパクト!!」
「80倍!! 陽岩割り!!」
相手は拳を突き出しただけのように見えた
空間がひび割れたと思うとバチバチと音をならしながら私に真っ直ぐ衝撃がやって来る
私は陽岩割りで地面をひっくり返し咄嗟に壁にするがたぶん破られる
「85倍ハイスピード!!」
筋肉の疲労は倍率でカバー……このままだとじり貧だ
どうするどうするどうする!!
「良いこと教えて上げよう衝撃は蓄えられる……こんな風にね」
「蓄積した衝撃!! アキュミレーションインパクト!!」
バリンと空間がガラスが苦だけ散るようにはぜた
「これは不味い!! 85倍!! いや90倍!! 竜撃砲!!」
空間を破壊しながらやって来る衝撃に私は渾身の一撃竜撃砲で対処する
「おお! それを撃ち破るのか!? お姉さん驚いちゃったよ」
手が痺れる……二重の極みが一時使用不可……逃げたら殺られる……倒さなくては勝機はない!
何かないか……有った!! これだぁ
「トリガァァァァ!!」
携帯していたトリガーを私は首に打ち込んだ
ドクン
ドクン
ドクン
「ああああああ」
「雄英の学生がトリガーを所持!? ちょっと聞いてないよ」
髪の毛が一気に伸び
体の傷が一瞬にして治る
バチバチと体から電気を纏う
「第二形態……リカバリーフォルム」
「げ、理性有るし……ちょっとお姉さん不利かな」
「縮地」
バコンと側面に縮地し殴る
ガードが追い付かなかったのかヴィランにもろに入る
「くっ!? 速くなってる」
「100倍率!! インファイト」
「ディープインパクト!!」
また空間がひび割れたが、関係ない
その衝撃ごと破壊する!!
「モンスター・ザ・ハンド!!」
衝撃を押しきった
パリン
ダンダンダンとヴィランは転がっていった
「はぁはぁ」
シューっと体から蒸気のような物出てくる
元々限界だったのをトリガーで限界突破したが、蓄積した披露までは回復しないか
どっと疲れが出る
「スノーフォール」
「誰が個性が一つだと言った? 私は私の指命を完遂する」
「雪!?」
ここに来て物量攻撃!!
「雪の制御は未発達でねぇ大雑把にしかできないんだわ」
雪崩!! くそ! 避けられない
「くそがぁぁぁ!!」
どしゃーっと私は雪崩に巻き込まれて意識を絶った
『A組B組総員!! プロヒーローイレイザーヘッドの名において戦闘を許可する!!』
はは、マンダレイの声が聞こえる
暗いな、呼吸も儘ならないや
ん?
「やっと掘り起こせた……黒霧さん彼女の回収を」
「わかりました……しかしインパクトとも有ろう方がずいぶんダメージを受けましたね」
「それだけこの子が強かったって訳だ……他のメンバーを助ける元気も私もない。私はこれでリタイアさせて貰うよ」
「えぇ、インパクト、貴女の仕事は完璧です。ゆっくり休みなさい」
ヴィランがなんか喋ってらぁ……動け、私……逃げないと
『ターゲットの1人は確保した』
「おやおや流石ですねぇこちらも今しがた確保したところです」
「かっちゃんを返せ!!」
「返せとは……爆豪君は誰の物でも有りませんよ」
「彼は彼自身の物だぞ! エゴイストめ」
「返せよ!」
ターゲットは八雲率と爆豪勝己の2名
爆豪勝己は現状に不満があるようなのでこちらの仲間に
八雲率は先方が欲した為サブリーダーであるインパクトが向かいましたがどうやら無事に終わったようですね
「良いことを教えてあげましょう」
「爆豪だけじゃねぇ! 常闇も居ねぇぞ」
「ええ、ええ。ムーンフィッシュ……歯人の男……あれでも死刑判決控訴却下された生粋の殺人鬼だ」
「それをああも一方的に蹂躙する暴力性……彼も良いと判断しました。まぁ私の他にも動いていて八雲率さんも確保したのですがね」
「「「八雲だと!」」」
「最優先殺害リストにも居たんですがね。何か彼女はしましたかね?」
「開闢行動隊! 目標回収達成だ! 短い間だったがこれにて幕引き!! 予定通りこの通信後五分以内に回収地点に向かえ!」
「させねぇ! 絶対逃がすな!!」
「いいえ逃げさせて貰いますよ」
「この子がオールマイトの後継者かもしれない少女か……中々美女じゃないか。そう思うだろインパクト」
「中々手を煩わされました。正直この子が疲労困憊じゃなければ負けていたのは私かもしれません」
「おいおいそんなことを言うな。君はギガントマキアと一緒の成功者なのだから」
「確かに個性を複数所持はリスクがありますし、私の体だともう投入できないでしょう。……どうしますか彼女」
「……死柄木弔と会わせてみよう。彼女は死柄木と交戦したことが無いし、私の後継者と彼の後継者……まぁ最後は殺すが会わせることで死柄木弔に何か変化が有るかもしれないからね」
「……将来のオールマイトですか」
「あぁ既にその片鱗は確かめたんだろ」
「はい、ボス。オールマイトとなりえる素質は感じました」
「なら決まりだ黒霧インパクトとそれをバーに送ってくれ」
「わかりました」
「生徒40名の内ヴィランのガスを吸引し、意識不明の重体15名、重・軽傷者11名無傷の者が12名……行方不明2名」
「プロヒーローは6メインの内1名が頭を強く打ち重体、1名が大量の血痕を残し行方不明」
「一方ヴィラン側は3名現行犯逮捕……」
「ヴィラン活性化の恐れという我々の認知が甘過ぎた。奴らは既に戦争を始めていた……ヒーロー社会を壊す戦争をさ」
「オールマイト以降組織だった犯罪はほぼ淘汰されてきましたからね」
「要は知らず知らずの内に平和ボケしてたんだ俺ら……備え有る時間つー認識だった時点で!!」
「襲撃直後に体育祭を行う等の今までの屈さぬ姿勢はもう取れません。生徒の拉致、雄英最大の失態だ」
「奴らは爆豪と八雲を奪うことでヒーローの信頼も奪っていった」
「現にメディアは雄英非難で持ちきりさ……爆豪くんを狙ったのは体育祭での粗暴な面があったから。では八雲くんは何故だろうか」
「メディア露出も雄英体育祭の時のみ……ただ奇妙な行動を彼女はした」
「順路とは別の道を進んでいたそうだ」
「でもそれはヴィランの工作と断定できたじゃない」
「でもよ……今回の事ではっきりしたぜ……居るんだろ内通者が」
プレゼントマイクが内通者探しを今こそすべきだと主張するが、スナイプが自身が白と言う証拠を出せるのかと口論になった
「少なくとも私はきみ達を信頼している……とりあえず学校側がしなければならないのは生徒の安全保証さ。内通者の件も含めてかねてより考えていたことを実行しようと思う……全寮制の導入だ」
校長がそう言いきったときオールマイトの携帯がなりオールマイトが離席した
「率がヴィランに捕まった!?」
「……学校は何をやってた?」
「いや、それよりも救助作戦だわ。起きてしまった事は巻き戻せない……まだ詳細は不明だけど救助作戦に私達も参加するように調整してるわ」
「うちの大事な妹を……ヴィラン絶対に許さない」