個性【超人化】   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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神野区決戦1

 私と爆豪君はどこかのバーに飛ばされ気がついた時にはここに居た

 

「起きろ……おい! 筋肉女起きろ!」

 

「は!? ……どれぐらい寝てた!?」

 

「まる2日寝てたぞてめぇ」

 

 見渡すとヴィラン連合の基地のようで私と戦ったインパクトも居た

 

 テレビから声が聞こえてくる

 

 ヴィランはそれをじっと眺めてるようだ

 

 テレビには校長先生、相澤先生、ブラドキング先生が映し出されていた

 

 

 

 

 

『この度我々の不備からヒーロー科一年27名に被害が及んでしまった事。ヒーローの育成の場でありながら敵への防衛を怠り社会に不安を与えたこと謹んでお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした』

 

『NHAです。雄英高校は今年に入ってもう4回も生徒がヴィランと接触しています。今回生徒に被害が出るまで各ご家庭にはどのような説明をされたのか……また具体的にどの様な対策を行ってきたかお聞かせください』

 

『周辺地域の警備強化、校内の防犯システム再検討……強い姿勢で生徒の安全を保証する……と説明しておりました』

 

「不思議なもんだなぁ……何故ヒーローが責められてる?」

 

「奴らはすこーし対応がズレてただけだ! 守るのが仕事だから? 誰だってミスの1つや2つある! ……お前らは完璧で居ろって? 現代ヒーローってのは堅苦しいよな爆豪くん、八雲さんよ!」

 

「守ると言う行動に対価が発生した時点でヒーローはヒーローでなくなった。これがステインのご教示!!」

 

「人の命を金や自己顕示に変換する異様。それをルールでギチギチと守る社会……敗北者を励ますどころか責め立てる国民」

 

「俺達の戦いは問い……ヒーローとは正義とは何かこの社会が本当に正しいか一人一人に考えて貰う! 俺達は勝つつもりだ」

 

「君らも勝つのは好きだろ?」

 

「2日間寝込んで起きたらこれか……両手両足を拘束されそんな話をされても仲間にはなれないね……そもそもだ、私の思考はステインと真逆! 守ると言う行為に対価が発生? それを否定された時我々職業ヒーローは職を失うことになり、それはただ暴力を持った一般人に成り下がる」

 

「人の命を金や自己顕示で変化することが出きると言うことは逆もまたしかり、金があれば救える命があると言うことだ」

 

「確かにオールマイトのような潔白なヒーローもこの社会には必要だろう。同時に君達の様なヴィランが居る限り職業ヒーローが無くなることはない。そんなに職業ヒーローが嫌いならまず自身が行動しなくては……今なら自首するのが一番だと思うけど?」

 

「荼毘爆豪だけの拘束を外せ」

 

「は? こいつ暴れるぞ」

 

「いいんだよ対等に扱わなきゃ……まぁ八雲は味方になり得ないとはっきりした。人質も居るんだ暴れたくてもできないだろうよ」

 

「トゥワイス外せ」

 

「は!? やだし!」

 

 嫌がった男は素直に爆豪の拘束具を外しにかかる

 

「強引な手段だったのは謝るよ……けどな我々は悪事と呼ばれる行為にいそしむただの暴徒じゃねえってのをわかってくれ。君を拐ったのは偶々じゃねえ……ここに居る者事情は違えど人にヒーローに縛られ苦しんだ……きみならそれを」

 

 BOOM!! 

 

 リーダーと思われる男を爆豪君は爆破した

 

「黙って聞いてりゃダラダラよぉ……馬鹿は要約できねぇから話が長え! 要は嫌がらせしてえから仲間になってくださいだろ!! 無駄だよ」

 

「俺はオールマイトが勝つ姿に憧れた!! 誰がなに言ってこようがそこぁもう曲がらねえ!!」

 

 

 

 

『生徒の安全と仰りましたがイレイザーヘッドさん事件の最中生徒に戦うよう促したようですね。意図をお聞かせください』

 

 記者の一人が質問する

 

『私共々が状況を把握できていなかったため最悪の事態を避けるべくそう判断しました』

 

 最悪の事態とはと別の記者が質問する

 

 拉致された人が出ている時点で最悪なのではとも意見が出る

 

『私が想定した最悪は生徒がなす術もなく殺害されることでした』

 

 校長が未来が犯されることだと付け加える

 

 拐われた爆豪君と私についても記者が質問するが相澤先生が

 

『誰よりもトップヒーローを追い求めもがいているのが爆豪で誰よりもヒーロー社会を生き抜こうとしているのが八雲だ……これを隙だとヴィランが捉えたのなら……ヴィランは浅はかであると考えます』

 

「言ってくれるじゃねえか雄英も先生も!! そう言うこったクソカス連合!! 言っとくが俺らは戦闘許可解けてねーからな!!」

 

「爆豪君爆破で拘束具破壊できない?」

 

「黙ってろ筋肉女!! こいつら3、4人ぶっ殺して脱出してやんよ!!」

 

 爆破で破壊できないとなると……関節を外して自力で脱出するしかないな

 

「いいのかな爆豪、君が暴れると八雲の命はないよ」

 

「あぁ!? 八雲の方が利用価値低いとよ!!」

 

「わかってちゃ居たけど爆豪君には言われたくなかったよ!!」

 

 右手首の関節を……いや指は動く

 

 爪を剥いでそれを弾にして足枷を外せれば!! 

 

「少しは耳を傾けてほしかった……時間もない、先生力を貸せ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうそうたる顔ぶれが集まってくれた

 

 集まったのはプロヒーローの最精鋭

 

 No.1ヒーローオールマイト

 

 No.2ヒーローエンデヴァー

 

 No.4ヒーローベストジーニスト

 

 No.5ヒーローエッジショット

 

 私達ファミールにシンリンカムイ、ギャングオルカ、虎にMt.レディ、オールマイトの知り合いらしき老人ヒーローもいる

 

「今回の事件はヒーロー社会の崩壊の切っ掛けにもなりえる!! 総力をもって解決に当たる」

 

「チームファミールは脳無製造工場らしき場所に当たってほしい」

 

「わかったわ」

 

「オールマイト、エンデヴァー、エッジショット、シンリンカムイ……私達の妹を頼む」

 

「任せてくれ」

 

「ふん、言われずもとわかってる」

 

「……さて、私達は私達の仕事をするよベストジーニスト、虎、ギャングオルカにMt.レディ……協力感謝する」

 

「爆豪はこちらの事務所に職場体験に来ていた……私も知り合いが誘拐されたとなれば話は別だ」

 

「我が同志ラグドールが奪われている! 個人的にも看過できぬ」

 

「我々警察の調べと生徒の一人が付けた発信器でアジトは複数あると考えられる……現在拉致被害者がいる場所は特定している。主力をそちらに回し拉致被害者奪還を最優先目標とするいいか! 今回はスピード勝負! ヴィランになにもさせるな!!」

 

「さぁ反撃の時間だヒーロー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先生? テメーがボスじゃねーのか」

 

「黒霧、コンプレスまた眠らせてしまっておけ、あぁ、八雲は先生に送ってくれ。対話したがあんまり心にこなかったよ先生」

 

 コンコン

 

 後ろの扉から音がした

 

「どーもぉピザーラ神野店です」

 

 SMASH!! 

 

 壁を突き破ってオールマイトがやってきた!! 

 

 破片を使い私も!! 

 

「25倍! 指弾!」

 

 小石程度のコンクリート片を何とか掴み、拘束具に向けて指で弾く

 

 右足が自由になり、自由になった足で左足の拘束具を思いっきり蹴る

 

 そのまま勢いで宙返りをし、床に手の拘束具をぶつけて解除する

 

 ヴィランは遅れて突入してきたシンリンカムイの個性による木で拘束

 

 ちっちゃいおじいちゃん(グラントリノ)の攻撃で火を操るヴィランを気絶させ

 

「ディープインパクト」

 

 そう簡単にいかないのがヴィラン連合

 

 ヴィランインパクトだけは木を破壊して戦闘態勢に入る

 

「インパクト俺の拘束も破壊しろ!」

 

「わかってる黒霧! 脳無を早く!」

 

「もう逃げられんぞヴィラン連合……何故って」

 

「私が来た」

 

 

 

 

 

 

 警察とエッジショットも突入し、外ではエンデヴァーが包囲している

 

「インパクト! 貴様もヴィラン連合に居たとは確信したオール・フォー・ワンはどこだ」

 

「5年ぶりかねオールマイト……決戦時に居たグラントリノと一緒とは……相変わらずむさ苦しいタッグだよ」

 

「言うわけ無いだろバーカ! 私の忠誠心はそんなに安くないわよ!!」

 

「黒霧早く!」

 

「すみません、死柄木弔……衝撃深……所定の位置に有るはずの脳無が無い!」

 

「ここまでのようだな死柄木! インパクト!! ヴィラン連合よ、貴様らは舐めすぎた……少年少女の魂! 警察の捜査を……そして! 我々ヒーローの怒りを……おいたが過ぎたなヴィラン連合!」

 

「正義だの平和だの……あやふやなもんで蓋された掃き溜めをぶっ壊す!! その為にオールマイトを取り除く!! 仲間も集まり始めた……ふざけるな!! ここからなんだよ!!」

 

「黒ぎ……「うっ……」」

 

 黒霧と呼ばれたヴィランはエッジショットの千枚通しと言う技で気絶させられた

 

「もう逃げられないぞヴィラン連合!!」

 

「いやまだだね。私がいる! ボスもいる! 死柄木!! 諦めるな!! まだ終わっちゃいない!! 盤面をひっくり返す」

 

「アキュミレーションインパクト!!」

 

「デトロイトスマッシュ!!」

 

 空間が亀裂が入ったりオールマイトの拳が亀裂を粉砕した

 

「引石健磁、迫圧紘、伊口秀一、渡我被身子、分倍河原仁!! 少ない情報と時間の中おまわりさんが夜なべして素性を突き止めたそうだ! わかるかね? もう逃げ場はねぇってことだ死柄木! 衝撃!」

 

「ふざけるなこんな……こんなぁ……あっけなく……失せろ……消えろ……」

 

「奴は何処に居る!! 死柄木弔!!」

 

「お前が!! 嫌いだぁ!!」

 

 空間がドロッと溶ける私の口から泥のようなものが溢れだす

 

 脳無が何処からともなくやって来る

 

 私は泥に飲まれてどこかへ再び飛ばされた

 

 

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