私達ファミールは警察と別動隊のヒーロー達で脳無製造工場と思わしき場所を制圧した
「機動隊すぐ移動式牢へ脳無を」
「ラグドールよ! 返事をするのだ!!」
「チームメイトか息はあるのか……良かったな」
「しかし様子が」
「すまない虎、前々から良い個性だと……丁度良いから貰うことにしたんだ」
崩れた瓦礫の中から1人の男がふらっと現れる
「ヴィラン連合の者か! 誰かライトを!!」
「こんな体になってからストックもずいぶん減ってしまった」
カツンカツンと近づいてくる
ベストジーニストが繊維を操り、歩いている男を拘束するが
「空気砲」
「植物壁!!」
緑が咄嗟に植物の壁を作り男の攻撃を防ごうとするが
「無駄だよ」
ズッ
ドガアアアン
周囲一帯が瓦礫の山とかした
「ほぉ全員消し飛ばすはずだったが……若いなNo.25ファミールの緑か。植物のドームを作り皆を守るとは良い個性じゃないか」
「貴様がヴィラン連合の真のボスオール・フォー・ワンだな」
「ほぉ名前まで知っているとは驚いた。警察も中々優秀な様だ。それともオールマイト経由かな?」
「貴様を逮捕させて貰う」
「できるかな君に」
「ジーニスト拘束を」
ドン
「ジーニスト!?」
「拘束されるのは隙じゃない。流石No.4だ。殺すつもりだったがかろうじて生きているとは」
「鞭、強化2、延長3、発射」
「グラビティワールド!!」
ドカン
「重力操作でこの一撃も防ぐかファミールは実に優秀な様だねぇ」
「英雄よ! 取り押さえろ!」
「グラビティポイント100倍!」
「プランテーション!!」
14体の英雄が植物の蔓をつたいながら男に近づき男は重力で押し潰しにかかる
「素晴らしい素晴らしいよ若い世代がこうも育つと面白いとすら思える……どれ、オールマイトが来るまで余興だと思って相手しよう」
「空気を押し出す、筋骨バネ化、瞬発力4、膂力増強3! 空気砲」
「けほっけほっ……ここは?」
「んじゃ? こりゃ!!」
「率!! 爆豪!!」
「まさか時間一杯まで粘られるとは思わなかったよ」
「また失敗したね弔……でも決してめげてはいけないよ。またやり直せば良い。こうして仲間も取り返した。この子達もね……君が大切な駒だと判断したからだ。いくらでもやり直せ……その為に僕がいる。全ては君のために有る」
「……伝説の支配者……オール・フォー・ワン!?」
「ほぉまさか知っていたのかい。やはり君のようだワン・フォー・オールの継承者は」
「知ってたらどうする」
「君をここで殺す」
「率逃げろー!!」
多数のヒーロー達が居たが立っているのは愛冠姉、緑姉、星姉の3人だけだった
その3人も血を流しながらボロボロだ
対するオール・フォー・ワンは服の一部が汚れているだけ
「……やはり来たか」
「全てを返して貰うぞオール・フォー・ワン!!」
「また僕を殺すかオールマイト」
ゴッ
オールマイトとオール・フォー・ワンが激突した瞬間地上がはぜた
「バーからここまで5kmあまり……衰えたねオールマイト」
「貴様こそ何だ工業地帯のようマスクは!? だいぶ無理してるんじゃないか!? ……5年前とは同じ過ちは犯さんオール・フォー・ワン!!」
「爆豪少年!! 八雲少女は取り返す!! そして貴様を今度こそ刑務所にぶちこむ!! 貴様の操るヴィラン連合諸とも!!」
「それは……やることが多くて大変だな……お互いに」
ズン
更に広範囲が破壊される
「「オールマイト!!」」
「心配しなくてもあの程度じゃ死なないよだから……ここは逃げろ弔。爆豪を連れて」
「黒霧! 皆を逃がすんだ」
マグネと呼ばれたヴィランが声をあげる
「ちょ! あなた! 彼はやられて気絶させられてるのよ!? 良くわからないけどワープを使えるんならあなたが逃がしてちょうだいよ」
「僕のはまだ出来立てでねマグネ……転送距離はひどく短い上彼の座標移動と違い僕の元へ持ってくるか僕の元から送り出すしかできないんだ」
「個性強制発動」
「さぁ行け!!」
ズドン
「逃がさん」
「また僕の邪魔をするのかいオールマイト」
「常に考えろ弔……君はまだまだ成長できるんだ」
ズン
ド──ーン
「爆豪君逃げろ!! あんたが逃げれば奴らの予定は狂う」
「黙れよ筋肉女おめぇこそ逃げなきゃ殺されっぞ」
「……共闘して切り開く」
「言われなくてもそうするわ!!」
2対7
4人相手取れ私!! 爆豪君だけでも逃がさないと!!
「爆豪少年! 八雲少女! 今行くぞ!!」
「させないさ」
ちぃ! オールマイト私達に気が散って集中できてない
だけど今ならフルの100倍ができる!!
キラッと上空が光る
「来い!! 爆豪!! 八雲!!」
上空にいきなり切島君が現れた
爆豪君は上空へ爆速ターボで飛んでいき脱出した
「私も!?」
行って良いのか爆豪君や今助けに来た切島君を始め飯田君、緑谷君が確実に逃げきるなら
「100倍インパクト!!」
ズパ──ーン
爆風で確実に逃がす!!
「逃がすな! 遠距離有るやつ」
「私がいる! ディープインパクト!!」
「100倍二重の極み!!」
衝撃を私は粉砕する
「八雲ぉぉぉぉ」
「逃げきれ! 馬鹿ども!!」
7対1やってやんよ
「させねぇよ若いの」
ちっちゃいおじいちゃんが一気に3人のヴィランを倒す
「グラントリノ!! 遅いですよ!!」
「お前が速すぎるんだよ俊典」
「なぁあいつ緑谷!! っとに益々お前に似てきとる! 悪い方に」
「保須の経験(ステイン遭遇事件)を得てまさか来てるとは十代……」
「あとは八雲少女を」
「させないさ……彼女はここで殺す」
「個性強制発動磁力」
オール・フォー・ワンが黒い鞭みたいなのを飛ばしマグネと呼ばれたヴィランに鞭を突き刺すと個性を強制発動し、ヴィラン連合のインパクト以外を黒霧の霧にぶちこんだ
「ボス!」
「君も行けインパクト。君の力はまだ弔には必要だ」
「わかりました。お元気でボス!」
「また会えるさインパクト! 我が秘書よ!」
「弔!! 戦い続けろ」
「させん!!」
「転送! 衝撃反転」
私がまた転送されオールマイトの前に出され
バチン
「すまん八雲少女!」
オールマイトに思いっきり殴られた
「率!! 重力反転!!」
星姉が泥に囚われていた私を脱出させる
「僕は弔を助けに来ただけだが……何せお前が憎い。かつてその拳で僕の仲間を次々と潰し回りお前は平和の象徴と謳われた……僕らの犠牲の上に立つその景色さぞ良い眺めだろう?」
「ヒーローは多いよな守る物が」
「デトロイトスマッシュ!!」
オールマイトはオール・フォー・ワンの腕を掴み
「黙れ! 貴様はそうやって人を弄ぶ! 壊し! 奪い! 付け入り支配する! 日々暮らす方々を理不尽から嘲り嗤う! 私はそれが許せない!!」
もう一発拳を顔面に突き刺した
「……俊典」
「オールマイト!!」
湯気のようなものがオールマイトから出る
「率! 大丈夫!!」
「大丈夫だけど奴の目的は私とオールマイトの殺害……星姉、トリガー有る?」
「有るけどまさか」
「私も戦わないと……オールマイトが死ぬ。私も死ぬ」
「……ほら3本渡す死ぬくらいなら使いな」
「ありがとう星姉」
「ちっ愛冠姉、緑姉生きてる」
「生きてるわよ意識飛びそうだけど」
「あぁ勿論」
「妹が死地へ向かうらしい。私らは後ろで応援か?」
「愚問ね。姉より先に死ぬなんて許さないわ」
「ポンコツ星にしては言うじゃない誰が応援よ」
「巨悪を倒すのは」
「「「我々ファミールだ」」」
「不思議だねオールマイト……昔似たような事が有ったろ。そうだ君と先代継承者志村菜奈、グラントリノの3人で戦った時だ」
「貴様の口から師匠の名を出すな!」
「理想ばかり先行して実力の伴わない女だった……ワン・フォー・オールの産みの親として恥ずかしかしくなったよ実にみっともない死に様だった……今は君がそうなる番だ」
「次世代の継承者は八雲率だろうオールマイト! あの目! 先代の様に理想を持った目に引かれたんだろ」
「何を言っている」
「九世代に渡り僕を邪魔し続けてきたな。それもここで断とう」
「300倍インパクト!!」
ドゴーン
「血気盛んな女だ……その跡トリガーでもキメたか」
「だからどうした!! ごちゃごちゃうるせぇんだよ! とっととくたばれ過去の遺物!!」
「九世代目に相応しいって訳か」
「オールマイト大丈夫ですか」
「八雲少女、危ない! 逃げなさい」
「オール・フォー・ワンが逃がしてくれるわけ無いでしょ」
「俊典一旦距離を取れ」
「八雲君も」
「オールマイト、私達が足止めする! 距離を取ってください」
「ファミールの……すまない」
「継承者にその家族か危険因子は潰す性格でねご退場願おうか」
「オール・フォー・ワン貴様を倒すのはファミールだ……行くぞ」
「300倍インパクト」
「衝撃反転」
「それはもう見切った!!」
衝撃時手を引くことでオール・フォー・ワンの腕を掴み
「スマッシュ!!」
思いっきり地面に投げつけた
「そんな攻撃効かないよ……何?」
腕に蔓が絡んで起き上がれない
「こんなもの」
ブチブチとちぎりながらオール・フォー・ワンは起き上がる
「来い九世代目」