個性【超人化】   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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ヒーロー仮免試験1

 試験数日前

 

 改めて少し説明された

 

「A組とB組は別会場で行う」

 

「年に2回、6月と9月に全国3ヵ所で行われる。同校での潰しあいを避けるため時期や場所をずらして受験するのがセオリーだ」

 

「1年の時点で仮免習得は全国でも少数派だ……つまり君達より長い時間訓練して個性を洗練してきた者が集うわけだ」

 

「八雲は個別に話がある付いてこい」

 

「へ? はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人気の無い空き教室に連れてこられた私は相澤先生から手紙を渡された

 

 裏面にはヒーロー公安委員会と厳密の文字が書かれていた

 

「俺の方にも同じ手紙が来てた内容は仮免試験通知書と本免試験の案内だ」

 

「開けてみても」

 

「どうぞ」

 

『八雲率さんへご案内

 

 八雲率さんにこの度はヒーロー公安委員会より仮免試験参加を進める案内と合格した場合同月に行われる本免試験への案内とさせていただきます

 

 1年次の多忙な時期でありますが奮って参加いただくようヒーロー公安委員会は考えております

 

 どうかご検討のほどよろしくお願いいたします』

 

「事実上の参加要請だ。八雲は仮免合格の場合は速やかに本免試験に移行する」

 

「本免ですか? でも学科の方が追い付いてませんよ」

 

「よく見ろ別紙」

 

 そこには本免の学科免除が書かれていた

 

「公安委員会の方もお前をヒーローにさせたくてしょうがないらしい。期待されてるんだ。裏切らないように頑張れ」

 

「は、はい!」

 

 こうしてもし仮免に合格した場合私は2日後に行われる本免にも参加することになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 仮免試験当日

 

「降りろ……到着だ」

 

 試験会場の国立多古場競技場に到着した

 

「うわ、緊張してきた」

 

「多古場でやるんだ」

 

「それよりも試験内容だぜ、何すんだろ」

 

「この試験に合格し、仮免を習得できればお前らは志望者から晴れてひよっ子……セミプロへ羽化できる……頑張ってこい!」

 

 相澤先生の言葉で緊張も少し解け、私達は円陣を組んで盛り上がろうとする

 

「せーのPlus!」

 

「「「Ultra」」」「Ultra!!」

 

 なんか知らない人が混じってきた

 

「勝手に他所の円陣へ加わるなイナサ」

 

「ああしまった」

 

「どうも大変失礼致しました!!!!」

 

 地面に思いっきり頭をぶつけながら平謝りをイナサと呼ばれた青年はした

 

「なんだこのテンションだけで乗り切る感じの人は!?」

 

「飯田と切島を足して2乗したような……!」

 

「でもよあの制服!!」

 

「東の雄英、西の士傑」

 

「士傑高校だ!!」

 

「一度言ってみたかったす! Plus Ultra! 自分雄英大好きっす! 雄英の皆さんと競えるなんて光栄の極みっす! よろしくお願いします!」

 

 なんか凄い勢いの人だな……

 

 相澤先生は何か知ってるようだけど

 

「ありゃ強いぞ」

 

「夜嵐イナサ……お前らの年の推薦入試トップ成績で合格したにも拘わらず……なぜか入学を辞退した男だ」

 

「雄英大好きっつってた割に雄英の入学を蹴るなんて変なの」

 

「よくわかんねぇよな」

 

「変だが本物だ。マークしとけ」

 

 その後傑物学園高校のヒーロー教師Msジョークやその生徒に絡まれたりもしたが私達も会場に入る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コスチュームに着替えて会場入りすると既に沢山の人が居た

 

 1000人……いや1500人は居そうだ

 

 少ししてヒーロー公安委員会の人と思われる方が壇上に上がる

 

「えー……ではアレ、仮免のやつをやります……あー……僕ヒーロー公安委員会の目良です。好きな睡眠はノンレム睡眠よろしく……仕事が多すぎてろくに寝れない人手が足りない! 眠たい! そんな信条の下ご説明させていただきます」

 

(大丈夫かこの人?)

 

「ズバリこの会場に居る1540名一斉に勝ち抜け演習を行ってもらいます」

 

「現代はヒーロー飽和社会と言われ、ステイン逮捕以降ヒーローの在り方に疑問視する方が少なくありません」

 

「ヒーローとは見返りを求めてはならない。自己犠牲の果てに得る称号でなくてはならない……まぁ一個人としては……動機がどうであれ命がけで人助けしている人間に何も求めるなは現代社会に於いて無慈悲な話だと思うわけてますが……」

 

「とにかく対価にしろ義勇にしろ多くのヒーローが救助・ヴィラン退治に切磋琢磨してきた結果事件発生から解決に至るまでの時間は今、引くくらい迅速になっています。君達は仮免を習得し、いよいよその激流の中に身を投じる。そのスピードに付いていけない者はハッキリいって厳しい」

 

「よって試されるのはスピード!! 条件達成者100名を通過とさせていただきます」

 

 目良さんの話は続く

 

「受験者にはターゲット3つとボール6つを支給します。受験者はこのターゲット体の常に晒されている場所に取り付けてください……足裏や脇等はダメです」

 

「そしてこのボールを相手のターゲットに当ててください」

 

「3つターゲットが発光した時点で脱落とし、3つ目のターゲットを当てた人が倒したこととします。そして2人倒した人から勝ち抜きです。ルールは以上」

 

「えー……じゃあ展開後ターゲットとボールを配るんで、全員に行き渡ってから1分後にスタートとします」

 

「展開?」

 

 私がそう呟くと会場がパカッと割れ、コースが現れる

 

 パッと見た感じビル郡、山岳、工業地帯、駅、町、滝が見える

 

「各々苦手な地形、好きな地形があると思います。自分を生かして頑張ってください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 緑谷君に皆で動こうって言われたけど、今の私が本気出したら皆を巻き込んじゃうから単独で動くことにした

 

 場所は山岳に移動してっと

 

「お、雄英の八雲じゃね!」

 

「怪力の奴か!」

 

「オールマイトに匹敵するパワーを俺らでやれるか?」

 

「数で潰すぞ」

 

「始まる前に先輩方に一つ質問いいですか!」

 

 私は気になっていた事を聞く

 

「毎年もしかして雄英を先に潰しにかかるかんじですか?」

 

「そりゃ、体育祭で個性わかってるからな! 弱点や戦闘スタイルも!!」

 

「そりゃどうも……だけど私には効きませんよそれ……」

 

 肉体に力を!! 

 

「マッスルフォルム!!」

 

「巨大化したぞ」

 

「2m40cm、体重300㎏さぁやろうか諸先輩方!!」

 

『5・4・3・2・1・START!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雄英潰し……全国の高校が競い合う中で唯一個性不明のアドバンテージを失っている事から他校が共謀して真っ先に雄英を潰しにかかる行為である

 

 普段なら上手く行くのだが例外も存在する

 

「た、助けてくれ!!」

 

「なんだよあれで一年ってどんなバケモンだよ」

 

「資料と全然ちげぇじゃねえが!!」

 

「150倍パワフルインパクト!」

 

ドガシャーン

 

 膨れ上がった筋肉が現在最高出力である150倍で周りを圧倒する

 

「拳圧で爆風になってるぞ!!」

 

「砂巻き上げてて前進めねぇよ!」

 

「ボール投げれねぇ」

 

「150倍ハイスピード!!」

 

「こ、こっちに来るな!!」

 

 多数の人が壁を作るために炎や氷、多種多様な個性で私の行動を防ごうとするが無力なり! 

 

「あの時見た技をそのまま……空気砲!」

 

 突っ張りで空気を押し出す

 

「「ギャアァァ」」

 

 命中した2名が吹き飛ばされ倒れる

 

「おいおいマジかよ」

 

「2名気絶してっぞやべえって」

 

「逃げなきゃ」

 

「逃がすわけ無いよね諸先輩方……」

 

「120倍陽岩割り!!」

 

ズゴン

 

「「「地面が割れる!! ギャァァァ」」」

 

「瞬間必殺蟻地獄!! さぁポイントいただきますよ諸先輩方!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

『初の通過者出ました。おお!! 50名一斉に脱落一人で50名を脱落させて通過した!!』

 

『ここからどんどん来そうです』

 

 私余裕で第一試験突破

 

「皆先に待ってるよ」

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