やはり俺が『怪異症候群』に巻き込まれるのはまちがっている   作:クロスディア

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サイゼリヤ好きですよ。私、広島県民ですけど。


幕間②
幕間 その3 千葉の国宝 サイゼリヤ


その3

 

サイゼリヤ、それは千葉の国宝。

 

財政難な高校生達にとって、安く美味い飯を提供してくれる至高のレストラン。

 

そんな場所に今俺達は…

 

「あの、お先に…」

「ああ、俺達は全部メニューが脳内にあるから、大丈夫だ。だから、それはお前が使え。」

「そうそう。」

 

もう、何度此処に来た事か。

 

妹達にはウケが悪かったけど、七望兄さんとはかなりの頻度で行っている。

 

主に奢って貰う為だが、金があると直ぐに割勘にしてくるからな、コイツ…

 

年上なんだから、奢れよ…」

 

「聞こえてるぞ、クソガキ。」

「おっと、すまん本音が。だから、これからも頼むね、奢り谷兄さん。」

「誰が、奢り谷だ!ていうか、俺がそうなら、お前もそうなるだろうが、卑し谷!」

 

と、毎回こうなるんだよなぁ…

 

何でだろう(元凶)?

 

「お前ら、静かにしろ…」

「「はーい。」」

「ふふ、仲良いんですね…」

 

違うから…訂正するのもうメンどいな。

 

「そういや、剛さんは?」

「無断で奢られようとしてたから、先に特務課へ返した。」

「…成る程、剛さんらしいね。」

 

あの人、お調子者な所を直せばカッコいいと思うんだけどなぁ…

 

だから、一部のファンとかに油揚げとか呼ばれるんだろうし…

 

しかし、キャットツナさんは本当に剛さんの事が好きだよなぁ。

 

早く付き合えば良いのに…

 

「じゃあ、俺はディアボラ風ハンバーグで。」

「俺はリブスステーキとほうれん草のソテー。」

「わ、私はカルボナーラで。」

「そうか。俺は…イタリアンハンバーグと辛味チキンにするか。」

 

と、各々が好きな物を頼む。

 

野菜を頼んでるの七望兄さんしか居ない上に、相変わらず等さんは辛いの好きなのか…

 

姫野は妥当ちゃ妥当か。

 

小町達とかもデザート込みでよく頼んでたし…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ふぅ、美味しかった。」

「久しぶりに大人数で食べたね。家族を除けば、給食以来かな?」

「えっ、そうなんですか?」

「「……………………………」」

 

姫野の本気で疑問に思ってそうな声で、俺達は沈黙する。

 

中学の時は色々あったのもあるけど、一度誘われたのを断ったら二度と呼ばれなくなったんだよなぁ…

 

「まっ、色々あるんだよ。それに、最近は面倒な奴に絡まれて、無理やり連れていかれるし…」

「…だよな。行っても『何で居るの?』って空気と目線がダメージ与えてくるし…」

「……………………………はぁ。」」

 

自爆した、連鎖誘爆した。

 

まぁ、良い。今は美味しかった料理の事だけを考えるんだ。

 

「あ、あの、何かごめんなさい…」

「「いや、大丈夫。慣れてるから…」」

「いや、大丈夫な要素がどこにも無いぞ、比企谷兄弟…」

 

こうして、自爆しながらも楽しい時間は過ぎ去っていく。

 

例え、それがほんの僅かな時間だったとしも…

 

続く




好みの味
比企谷兄弟 激甘い物
姫野 美琴 甘い物、もしくはしょっぱい物
氷室 等 辛い物。
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