やはり俺が『怪異症候群』に巻き込まれるのはまちがっている   作:クロスディア

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修羅場って書くのかなり難しい。


第33話 氷の女王と撲殺天使

第33話

 

「「……………………………………」」

 

私達は無言で見詰め合う。

 

周りが何故か騒がしいが、そんな事はどうだっていい。

 

目を逸らしたら…私の敗けだ……

 

何故か、そう確信していた。

 

「あ、あの…姫野さん……」

「…Aくん、邪魔。私は君と一緒に食べる気はないの。早くどこか行って。」

「あら、不粋な人も居るものね。貴方がこの場の邪魔者でしかないのが解らないかしら?」

「…………………すみませんでした。」

 

と、Aくんは何故かトボトボと下がっていく。

 

やっと、煩いのが消えたよ。

 

さてと…

 

「…ここじゃ面倒ね。…着いてきなさい。」

「…はい。私も、色々と聞きたい事があるので…」

「奇遇ね、私もよ…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

残された教室では…

 

「何あれ、雪ノ下先輩だっけ?少し聞いてたのより怖いけど、それ以上に綺麗…」

「惚れた…」

「止めとけ、身の程知らず。」

 

などの声や…

 

「A、ドンマイ…」

「ちくしょう、ちくしょう…」

「何でコイツはモテるのに、本命にはこうなるんだろうな、C?」

「言ってやるな、B…」

 

とのやり取りがあったとか…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…すまん、待たせた。って……」

 

平塚先生に捕まったせいで、色々と遅れたが何とか部室に来れた。

 

しかし、そこには…

 

「この紅茶美味しいですね、雪乃先輩。」

「そう、それは良かったわ。個人的にはぶぶ漬けを食べさせてあげたかったのだけど…」

「へぇ、そうなんですか。是非、今度食べさせてくださいね…」

 

何……これ………

 

怖い、超怖い!

 

よし、こういう時は…

 

「すみません、部屋を間違えました。」

 

『逃げる』、これが一番だ!

 

「あら?間違ってないわよ。それとも、どこに行くというのかしら、比企谷くん?」

「そうですよ、八幡先輩?まだ私達を放置する気なんですか?」

「…すみませんでした。」

 

謝る理由など無い筈なのに、俺は謝罪の言葉を発してしまう。

 

だって、コイツら超怖いもん!

 

下手したら、今までの怪異よりも怖いまである。

 

「さて、比企谷くん…」

「八幡先輩…」

「な、何だ、二人とも?か、顔が怖いぞ?」

 

ほら、スマイル!スマイル!

 

土曜の朝のウルトラマンもそう言ってるぞ?

 

「この娘とはどういった関係なのかしら、タラシ谷くん?」

「この先輩とはどういった関係なのですか、八幡先輩?」

 

ヤバい、めっちゃ怖い…

 

誰か、助けて…

 

『我を呼んだか、主人!』

 

そう思った瞬間、俺の中から『鳳凰丸』が飛び出てくる。

 

『さぁ、女傑ども!主人に変わって我が相手してやろう!』

「『鳳凰丸』が喋ってる?」

「お前、喋れたのか…」

「……?二人は何を言っているの?」

 

助かったのは良いが…

 

…どうするつもりだ、コイツ?

 

続く

 




ヒロイン(武器)も加わる。
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