やはり俺が『怪異症候群』に巻き込まれるのはまちがっている 作:クロスディア
幕間 その1 八幡とラリックマ
その1
『あ~あ、もう終わりかぁ。でも、楽しかったよ、お兄ちゃん♪』
「お前、まだ喋れるのか…」
身体の半分以上は燃えているのに、奴は愉しそうに俺へと話しかけてくる。
ああ、吐き気がする…
お前が、お前なんかが俺を『お兄ちゃん』なんて呼ぶんじゃねぇよ…
「この際だ、聞いてやる。ラリックマ、お前は何故俺をそう呼ぶんだ?」
そう聞くと、奴は嗤いながら…
『うふふ、何言ってるの?お兄ちゃんはお兄ちゃんなんだもん♪当たり前でしょ?』
「はぁ?訳が解らん…」
『えぇ、本当にぃ~?それとも、まだ気付いてないのかな、お兄ちゃん?』
本当にコイツは何を…………………嘘だろ?
この感覚、この気配!まさか、
『あはっ♪やっと気付いた?鈍感なのは相変わらずなんだね♪』
『お前………………………………………』
怒りが、憎しみが、俺の理性を侵食していく。
コイツ、何処まで俺を…
『あれ、もう時間かぁ。』
『『僕なら、僕が入ってた方と真逆の場所に居るから、頑張ってね。』』
『『『残念だけど、我とのお話タイムはここでオシマイ♪』』』
やめろ、やめてくれ。それ以上、それ以上言うのは…
『バイバイ、ゴミいちゃん♪』
そう言い残して、奴は燃え尽きていった…
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「ふぅ…」
少々八つ当たりをし、警察の知り合いに通報した後…
俺は奴が言っていた場所へ向かう。
固く閉ざされた襖、その中からは濃い
息を整え、決して迷わない様に…
…俺はその襖を開けた。
「今度はコイツか…」
そこには、スヤスヤと眠る幼女が居た。
俺が背負っていた少女と何処となく似ているから、おそらくは妹なのだろう。
…悪趣味な奴め、俺への嫌がらせか?
「まぁ、良い。」
余計な思考を取り除く。
思い出せ、俺の目的を。迷うな、
目の前に居るのは幼女の皮を被った化け物だ。
「すまん、俺はお前の命を…」
手を構え、真っ直ぐ彼女の心臓へ振り下ろし…
「
「なっ!?」
おそらく、寝言。だが、今の俺には…
「くそっ!ふざけるなぁ!」
どうして、お前が…
俺を苦しめ続けるお前が、その言葉を呟くんだ!
俺から、俺達からアイツ等を奪った癖に…
どうして、そんな幸せそうに…
「はぁはぁ、ふざけるなぁ!」
こうして、俺は彼女を…
幸せそうな寝顔を浮かべる命を奪おうする。
かつての、現在進行形の
続く
ずっと、ずっとずっと、ずっとずっとずっと、ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと、見ているよゴミいちゃん♪