小さな捕手と小さな強打者 ~最強のスラッガーを目指して! 外伝~   作:銅英雄

1 / 60
懲りずに書いた新作、はーじまーるよー!


プロローグ 身長が低い事は決して悪ではありません

「うう……」

 

「どうしたのですか?」

 

1人の少女が落ち込んでおり、隣にいる少女が落ち込んでいる少女に声を掛け、宥める。

 

落ち込んでいる少女は清本和奈、宥めている少女が二宮瑞希。この作品は2人の小さき少女が高校女子野球に革命を起こす……。そんな物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チームに入れなかった……」

 

「和奈さんが?」

 

小学生の入れるリトルチームでは4番打者を務めていた和奈さんがふるい落とされる……そこまで厳しい世界なのでしょうか?ガールズチームとは。

 

(これは調べてみる必要がありますね。まぁそれはさておき……)

 

「練習は続けているのですか?」

 

「う、うん……。素振りは毎日1000本欠かさずやってるよ」

 

それは流石にやり過ぎの気もしますが、それが相まって和奈さんがスラッガーとして成長した証なのかも知れませんね。

 

「……それなら私もチームには入りません」

 

「ええっ!?でも瑞希ちゃんはチームに入れたんじゃ……?」

 

「和奈さんを落とすような人達には興味ありません。良いですか?身長が低い事は決して悪ではありません。それに身長差別をするようなチームに入ろうものなら、何れは私も排除される可能性もありますからね」

 

私と和奈さんの身長はほんの2センチしか変わりません。もしも和奈さんが落とされた理由が低身長だからという理由なら、私が合格した理由が気になるところですが……。ギリギリで規定の身長に達していた……というのが妥当ですかね。

 

(それでも、和奈さんと野球が出来ないのは御免ですね)

 

「で、でもこれからどうするの?」

 

「……とりあえず毎日練習するのは当然として、中学の3年間は下半身の強化を中心にしましょうか」

 

「そ、そうだね。足腰は大切だし……。瑞希ちゃんはどうするの?」

 

「私はランニングも兼ねて、付近の高校の練習を観に行きます。それに合わせて私達が受ける高校も決めていきましょう」

 

「も、もう高校の事も考えてるんだ……」

 

「中学生から高校生にかけて更に身体が出来てきていますし、もしも私達が低身長のままでは和奈さんの才能も通用しなくなるでしょう」

 

「うっ……!身長が伸びないのは嫌だよ」

 

「私も低いままなのは嫌ですが、あくまでもそれを視野に入れておく……というだけですよ」

 

まぁ私も和奈さんも小学6年生のある時期から身長が1センチたりとも伸びていない訳ですが……。それは口にしない方が良いでしょう。

 

「それでは高校生になるまではその練習プランを中心にやりますが、自分が必要だと思う練習も平行してやってください」

 

「自分が必要だと思う練習?」

 

「和奈さんの場合はスラッガーですので例えばですが、誰にも負けない長打力を身に付けたい……というのであれば、更なるパワーを付ける為の筋力トレーニング、スイングを鋭くさせる為の素振り、鍛えられた上半身に合わせて下半身を鍛え込み、タフな身体を作るランニング……この辺りは和奈さんには必須だと思います」

 

「そっか……」

 

「そこからは和奈さん自身で新しい練習メニューを開拓してみてください」

 

「うん!」

 

(和奈さんにはああ言いましたが、私自身はどうしましょうか……)

 

捕手として最低限必要な技術を鍛え、なるべくならパワーや肩も向上させたいですね。

 

(それと私達2人が受ける高校……あまり強豪過ぎると私達みたいな低身長の人間はいらないという先入観で切られる可能性もありますね)

 

だとすると推薦ではなく、一般入試で受験するべきですね。なるべく自宅から近い距離がベストですので、そうなると……。

 

(新越谷高校……ですね。あそこは今でも地区上位に食い込むレベルはあった筈です。そこに和奈さんが加われば、全国優勝も現実味を帯びてきます)

 

私も和奈さんの助けになれるよう、精進していきましょう。




瑞希「二宮瑞希です」

和奈「き、清本和奈です!」

瑞希「今回は私達が主役となった小説を読んでくださりありがとうございます」

和奈「でもまさかの私達だったね……」

瑞希「これもアンケートの結果です」

和奈「これから……というか、次回はどうなるの?」

瑞希「今回の導入部分で新越谷に入る伏線を書きました。次回は一気に新越谷高校の入学式まで飛びます」

和奈「そこから原作キャラと合流だね?」

瑞希「いえ、合流はまだ先になります。早くて次々回になるかと」

和奈「そ、そうなんだ……」

原作よりも数人が大幅パワーアップ!?そのメンバーは……。

  • 珠姫、息吹、詠深、理沙
  • 珠姫、息吹、稜、菫
  • 珠姫、息吹、希、白菊
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。