トレセン学園の教師でウマ娘?   作:とあるP

2 / 4
皆様からの誤字報告大変助かります。投稿する前に一度見ているですが、やっぱり駄目ですねw

それでは本編どうぞ!


episode2 凪先生の初授業と初日で正体バレる!?

凪が向かったのは中等部の教室であった。クラス名簿を片手にドアを開けると、皆の視線が一斉に凪に向けられた。

 

少しだけ引きそうになったが、初授業であるため我慢して教壇に立つのであった。

 

「えっと…こんにちは。朝紹介した松原凪です。よろしくお願いしますね」

 

『…』

 

「えっと…それじゃあ自己紹介をお願いしようかな?」

 

そう言って、窓際の子達から順に自己紹介をして行くのであった。

 

「オウ!俺はウオッカだ!よろしくな!」

 

「ハーイ!カレンチャンだよ~よろしくね~」

 

「ええ、私がキングヘイローよ。よく覚えておきなさい」

 

「はい!スペシャルウィークです!」

 

「ダイワスカーレットと言います」

 

「テイエムオペラオーとは、ボクの事だよ!」

 

「ワガハイが無敗の帝王。トウカイテイオーなのだ!」

 

「おいっす~ナイスネイチャで~す!」

 

「ハルウララでーす!」

 

「マヤノトップガンだよー!アイ・コピー☆」

 

「メジロマックイーンと言います。以後お見知りおきを」

 

「zzz…zzz」

 

「ちょっと!セイウンスカイさん!あなたの番ですわよ」

 

「う~んもうちょっと寝かせて~」

 

「もう…先生、彼女はセイウンスカイさんと言います」

 

「なるほどね…そして君は?」

 

「は、はい!あ、あの…め、メイショウドトウと言います…」

 

「エルコンドルパサー!ヨロシクお願いシマース!」

 

「グラスワンダーと申します」

 

こうして15人の自己紹介が終わった。

 

「それじゃあ、僕の事は朝全校集会で話した通り、松原凪と言います。これからもよろしくお願いしますね」

 

『はーい』

 

「今日はこれくらいにして、あとは自習にしようか」

 

「先生、質問があります」

 

凪がこの後の時間を自習にしようとしたら、1人のウマ娘が質問してきた。その子はツインテールにし、頭にティアラを被っている子だった。

 

「えっと…何かなダイワスカーレットさん?」

 

「はい。先生は教師であると同時に、確かトレーナーであったはずです。目星のウマ娘とかいるのでしょうか?」

 

「ああ、その事ね…そうだね。まだ、君たちの練習風景を見ていないから誰にするとかは、決めていないかな」

 

「そうでしたか…余計な事を聞いて申し訳ございませんでした」

 

「大丈夫だよ」

 

そんな事もあり授業は終わった。次の授業の準備をする為、一度職員室に帰ると、次の教室のウマ娘の名簿が置いてあった。それを受け取り、次の教室に向かうのでった。

 

「次はここか…」

 

先程と同じ中等部の教室だが、ここに居るメンバーも違う。それでも凪は教室に入って行くのであった。

 

「失礼しまーす!」

 

先程の事があったので、ある程度耐性が付いていた。

 

「えっと…こんにちは。朝紹介した松原凪です。よろしくお願いしますね」

 

『よろしくお願いします~』

 

「それじゃあ、皆さんの事を教えてほしいので、自己紹介をお願いしますね」

 

「は、は、はい、い、い!あ、ああアグネスデジタルって言います!あ~あの王子様に会えるなんて…」

 

「イクノディクタスです」

 

「キタサンブラックです!」

 

「サトノダイヤモンドと申します」

 

「スイープトウショウです」

 

「に、ニシノフラワーと言います」

 

「ビコーペガサスだ!」

 

「マーベラスサンデーです!マ~ベラス!」

 

「マチカネタンホイザって言います!えい、えい、むん!」

 

「カワカミプリンセスですわ!」

 

「ヒシアケボノです!ボーノ!」

 

「ユキノビジンいいます~」

 

「ツインターボ!」

 

「…ゼンノロブロイです」

 

「トーゼンジョーダンでいいま~す☆」

 

「シンコウインディなのだ!」

 

「アドマイヤベガです」

 

「バンブーメモリーっす!」

 

「ナカヤマフェスタだ…よろしくな先生」

 

皆からの自己紹介を聞いて、凪はメモを取っていた。どの子がどんな感じなのかを覚えるためである。そして、後の時間は自習にしてた。

 

お昼休み。ウマ娘達で賑わうカフェテリア。ウマ娘に合わせて食事量が多く、皿に載ったご飯が多く顔が見えない程度だった。

 

そんな中、凪はどれを食べようか迷っていると、後ろから来た人物達に呼び止められた。

 

「うーん…どれにしようかな?」

 

「お、お前が新入りか?」

 

「はい?」

 

「よ!俺は沖野って言うんだ。あっちのテーブルでトレーナー同士一緒に食べないか?」

 

「いいんですか?わかりました」

 

そう言って、おばちゃんに食券を渡して、料理を受け取る。今日は日替わり定食にした。どうやら沖野も同じのにしていた。

 

そして、おばちゃんから日替わり定食を受け取り5人が座っているテーブルに向かった。

 

「よう!期待の新人トレーナー連れてきたぜ」

 

「あら、貴方今朝の全校集会で紹介された人ね」

 

「そうでしたね」

 

「確か、教師でトレーナーさんですか。噂になっていましたね」

 

「…ふん。どんな奴だど思ったが…」

 

「まぁまぁ、いいじゃないか。それよりも食べようぜ」

 

そう言って、7人は食べ始めた。そして、食べ終わると自己紹介を始めた。

 

「なら、俺からな。俺は沖野って言うんだ!チーム「スピカ」を担当している」

 

「次は私ね。東条はなよ。チーム「リギル」を担当しているわ」

 

「僕ですね。南坂です。チーム「カノープス」を担当しています」

 

「私ですね。初めまして、桐生院 葵です。チームは持っていませんが「ハッピー・ミーク」を担当しています」

 

「…黒沼だ。「ミホノブルボン」を担当している」

 

「松原凪です。昨日赴任して来ましたばかりです。よろしくお願いします」

 

「松原はもう担当する(ウマ娘)は決めたのか?」

 

「いえ、まだ、分からないですね…」

 

「なら、今日の放課後学園のターフで練習している子や、来週末ある選抜レースで決めればいいわ」

 

「因みに、俺の「スピカ」は「スペシャルウィーク」、「サイレススズカ」、「ウオッカ」、「ダイワスカーレット」、「メジロマックイーン」、「トウカイテイオー」、「ゴールドシップ」だな」

 

「私のチームには「シンボリルドルフ」、「マルゼンスキー」、「タイキシャトル」、「エアグルーヴ」、「ナリタブライアン」、「フジキセキ」、「ヒシアマゾン」、「テイエムオペラオー」、「グラスワンダー」、「エルコンドルパサー」と最強を目指しているわよ」

 

「僕の「カノープス」は「ツインターボ」、「イクノディクタス」、「ナイスネイチャ」、「マチカネタンホイザ」ですね。未だ勝利はないですけど、これから頑張りますよ」

 

「私は「ハッピー・ミーク」だけですね」

 

「…オレは「ミホノブルボン」を最強のウマ娘にする為に1人だけだ」

 

「皆さん凄いですね。僕も負けませんよ」

 

「おう!いつでも待ってるぜ」

 

 

カフェテリアで別れた7人は、放課後にグラウンドで会う約束をした。そして、放課後…

 

「ここがトレセン学園のグラウンドか…」

 

一足先に来た凪はトレセン学園のジャージ姿になり、ターフの状態ヲ確かめるのであった。そこに現れたのは、長い髪にカールを巻いているウマ娘に水色の髪をショートカットにしたウマ娘が現れた。

 

「ちょっと、セイウンスカイさん!今日と言う今日は練習に参加して貰いますわよ!」

 

「そんな事言わないでよ~キングの邪魔はしないからさぁ」

 

それは、教室で見たキングヘイローとセイウンスカイの2人だった。彼女達はお互いに準備運動をして、ターフ上で打合せをしていた。

 

「それでは、2400mを3本。1800mを2本。1200mを1本に致しましょう」

 

「それでいいけどさぁ。キング体力持つの?」

 

「だ、大丈夫ですわ!私はキングヘイロー!王者ですもの。オーホッホッホ!」

 

そんな2人のやり取りを遠目で見ていた凪は何かあったら困ると思い、準備運動をしていた。そして、2人は2400mの所からスタートした。

 

前半はセイウンスカイが得意の逃げでぐんぐんと差を広げていく。対するキングヘイローは付いて行くので精一杯であった。そして、第4コーナを入った辺りからキングヘイローが差しにかかろうとしたその瞬間、あまりにも前傾姿勢で転倒しそうになった。

 

「っきゃ!」

 

「っ!マズイ!」

 

凪は不思議と身体が動いた事に感謝した。それと、自分がウマ娘の血を受け継いだ事にも感謝した。凪は一直線にキングヘイローに向かい受け止める覚悟していたが、上手く態勢を立て直したキングヘイローはセイウンスカイとのレースに戻った。

 

周りの目もお構いなしに凪はキングヘイローと並走していた。

 

「キングヘイロー!」

 

「あ、貴方!どうしてここに!」

 

「それよりもあごを上げろ。前を向いてセイウンスカイの背中を見るんだ!」

 

「い、言われなくたって…!」

 

差し切り態勢を維持したまま、ゴール盤を駆け抜けたが、一歩及ばずセイウンスカイを差し切れなかった。

 

互いに肩で息している中、キングヘイローは凪を見ていた。彼は汗1つ垂れていない。むしろ涼しい顔をしている。

 

「ハァハァ…キング…早いねぇ~」

 

「セイウンスカイさんも…けど問題は…」

 

「…フゥー。まだまだこれからだな」

 

凪が感触を確かめている間にキングヘイローは凪にある疑問をぶつけていく。それは、どうしてウマ娘と同じスピードを出せるのかだ。

 

「貴方どういうことか説明してくださる?」

 

「…えっと、何のことかな?」

 

「とぼけないでくださいまし!あの走り。私たちウマ娘に追いつくなど並みの人には、出来ませんよ」

 

「そうだよね~。ましてやノーモンションでキングに追いつくなんて、有り得ないよね~」

 

「…あ~あの時は無我夢中で走っていたからね」

 

「けどそれだけで説明は出来ないと思うけどね~」

 

「…」

 

「さあ!答えてくださいまし!」

 

「…はぁ~分かったよ。僕の秘密を知りたければ、今夜もう一度ターフにおいで。そこで教えてあげるよ」

 

そう言って、凪はターフから出て行くのであった。その話しを聞いていたのは、キングヘイロー、セイウンスカイともう1人、百年に一人の美少女(ゴールドシチー)が聞いていた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。