〜西暦2364年〜
人類が外宇宙に向けて進出する記念すべき日。それと時を同じくして2人の人物が再会を果たしていた。再会を果たした2人の名は元アザディスタン王国皇女『マリナ・イスマイール』と私設武装組織ソレスタルビーイングのガンダムマイスターにして世界で一番最初の純粋種のイノベイター『刹那・F・セイエイ』。殆ど過ごしてきた年月の変わらないはずの2人だが、その容姿は正反対のものであった。マリナは年齢相応の見た目をしており既に老化によって目が見えない状態にあるのに対し。刹那は未だに20代の青年の見た目のまま。だがその見た目は一般の人とは違い銀色の肌をしている。刹那はおよそ50年前に地球へとやってきた異星体『ELS』との対話を通しELSとの融合した。イノベイターであり異星体となった刹那は殆ど年齢という概念が存在しなくなってしまっていた。50年という時間は二人の容姿に大きな差を作り出していた。だが二人は受け入れる。容姿や種族など関係ない。目指す場所は同じでも互いにすれ違い続けた二人は50年という時を経て分かり合うことができたのだから。そうして抱擁を交わした二人を優しい光が包み込んでいった。そしてその光が収まったときには二人はその場からいなくなっていた。
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〜IS学園〜
「おいおい、こんな時に侵入者かよ?」
「ど、どうやらそうみたいですね。」
ここはIS学園。世界のどの国家にも属さず干渉を受けることのないインフィニット・ストラトス通称ISを学ぶ機関である。今現在はとある事情からバタバタしておりどの教員も忙しそうに走り回っている。何故忙しいのか?それは男性操縦者が二人見つかったからである。男性操縦者が見つかるとどうして忙しいのか?それはISの特性にある。ISは女性にしか動かせないのである。10年前に開発されてから今まで一人の男性操縦者も見つかっていなかった所に急に二人も男性操縦者が現れたのである。それは忙しくもなるというものである。
「いま、ミス千冬は弟君の処理で大忙しだろ?」
「そうなんです。ディランディ先生。」
「ニールでいいミス真耶。ディランディはなれなくてね。」
そしてそんな男性操縦者の一人ニール・ディランディは教員としてIS学園に採用されることが決まっていた。そしてそんな大忙しの時にこのIS学園に侵入者が現れたというのである。普段であれば世界最強にしてブリュンヒルデの称号を持つ『織斑千冬』が対応するのであるが今回もう一人入学する男性操縦者は『織斑一夏』といい千冬の弟なのである。やはり弟の事が心配なのか千冬は一夏のことで対応に当たっており現在侵入者に対応することはできない状況なのである。
「なら、私の事も真耶って呼んでください。ニール先生。」
「オーライ。それで真耶侵入者の件なんだがなんなら俺が見に行こうか?」
ニールは先ほども言った通りまだ採用されたばかりでありいま現在特にやる事がなく、簡単に言えば暇なのである。
「えっと、いいんですか?」
「あぁ。さてそれじゃあ早速現場に向かいますか。」
そうして、ニールは真耶と別れ一人で現場に向かう。
ニールは一人で歩きながらも現在の状況について考える。ニール・ディランディは元ソレスタルビーイングのガンダムマイスターであり、その戦いの最中に家族の仇を討ち死んだはずだった。だが気付けば見覚えのある両親の元に生まれていた。そうしてニールは異世界それも自分がいた時代よりも大きく過去の両親の元に生まれた。そしてしばらくして妹が生まれエイミーと名付けられた。両親と妹のエイミーの四人家族で暮らしていた。そう一つだけ違うのは双子の弟のライルがいない事だった。だがライルがいないことを除けば前回と比べてかなり平和な暮らしをしていた。もちろん世界情勢についても調べた。結論を言うとこの世界は平和だった。だがしかしニールが14の歳になった頃インフィニットストラトスが世界に出回った。それによって大きく世界は変わった。だがそれでも表だった戦争やテロはなく世界は一応の平和を保っていた。そして大人になったニールは戦いの道を選ばず普通に就職を果たした。それからしばらくして世界初の男性操縦者である織斑一夏が見つかり、男性操縦者が他に存在していないかどうかを調べるための適性検査が行われ、そこでニールにIS適性がある事が判明し今に至る。
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ニール視点
侵入者がいる場所が近くなってきたな。しかし、こんな白昼堂々この場所に侵入してくるやつなんざ本当に存在すんのかねぇ。俺がそんなことを考えていると現場についた。そこで俺は目を疑った。そこに広がっていたのは花畑であり日が差し込み幻想的な雰囲気を醸し出していた。その花畑のちょうど中心で二人の男女が抱き合っていた。そして俺はその二人に見覚えがあった。特に男の方は見た目こそ大きく異なっているがそれでも見間違えるはずがなかった。たくさんの考えが頭を駆け抜ける。もう二度と会うことはないと思っていた。何故なら俺はあいつの目の前で爆発に巻き込まれて死んだのだから。
「刹那…。」
口をついて名前が出てしまった。その声に反応し刹那がこちらを向く。
そしてその顔に驚愕の色が浮かぶ。
「まさか、ニール…。ニール・ディランディなのか!?」
異世界にて深緑の狙撃手と革新者が再会した。だがこの再会はほんの序章に過ぎない。舞台は女尊男卑の蔓延る異世界。ここに再びガンダムマイスター達は集い始める。この再会が多くの変革を世界にもたらしてゆくことはこの時はまだ誰も知らない…。
ノリと勢いで書いた。反省も後悔もしてない。とりあえず刹那とロックオンが出会うところまで書きたかった。ただそれだけなのです。山田先生の喋り方がわからなくて泣いた。