とりあえずどんどんとキャラを登場させていきますぞ。ロックオンのヒロインキャラが迷うんですよね。フェルトも考えましたが最終的なフェルトは完全に刹那だったからなぁ。とりあえず今回から学園編に入っていきますよ。多分自分短くぶった斬りすぎなんですよね。でも、スマホで書くってなると長くなればなるほど大変なんですよねぇ。ちょっと今回ティエリアがキャラ崩壊気味かもしれない
「とりあえず部屋を用意しよう。すまないがセイエイとマリナさんには少しの間一緒の部屋で暮らしていただきたい。それとアーデはディランディと一緒だ。」
「了解した。少しの間よろしく頼むマリナ。」
「えぇ、刹那。」
「よろしくなティエリア。」
「あぁ。」
こうして部屋割りは素早く決まり、次の話題に移る。
「さて、この学園に入学するにあたってお前達に渡しておかなければならないものがある。」
そう言って千冬は三冊の分厚い冊子を取り出す。ニールはやっぱりそれかというような顔をしている。
「これは、ISの参考書だ。これを一週間後の入学までに覚えてきてくれ。因みにこれは絶対だ。特にそこの二人セイエイとアーデお前達はこれを覚えていなければ授業についていけなくなるからな。」
「りょ、了解した。」
「…この量を一週間で…か。」
流石の刹那とティエリアも少し声が震えている。それだけ冊子が分厚いのだ普段動じることのない二人でさえそうなのだから。
「まぁ、俺はそれなりに時間があって、もうほとんど覚えてるからな何か分からないことがあったら聞きに来い。」
ニールは二人に対して助け舟を出した。ニールは元々ソレスタルビーイングにいた時も兄貴分のような存在であり何かと問題を起こしがちなメンバーのまとめ役をしていた為刹那達をまとめて面倒を見ることにしたのだった。
「本来ならば適性試験や入学試験があるのだがなお前達は特に実施しない。ISの解析などがあるからなおそらくやっている暇がない。だからこそ実力は入学後に見させてもらう。」
そうして千冬は応接室を後にする。刹那達もそれぞれ部屋へと戻り各々の時間を過ごす。刹那とマリナは色々と話に花を咲かせながらも真面目に勉学に取り組んだ。一方、ティエリアとニールは。
「そうだ、さっきの続きを話してくれよティエリア。」
「さっきの?あぁ、ライル・ディランディの話か。」
「そうだ、そもそも俺は自分が死んだ後の状況を知らないからな一体世界がどうなったのか、ライルの事、刹那の事とか聞きたいことがいっぱいあるからな。」
それからティエリア達はたくさんのことを話したそして話しすぎた結果、ティエリアは勉強を忘れ翌日以降とても焦ることとなる。そして、あっという間に一週間がすぎた。
———
織斑一夏はとても居心地の悪さを感じていた。ここはIS学園1年1組の教室。周りは自分以外全員女の子である。ある意味で言えば羨ましい状況なのかもしれないが向けられる視線はライオンの檻の中に放り込まれた一人の人間といった感じである。食い尽くさんばかりの視線がこれでもかと注がれている。
(くぅ、視線が痛いっていうのはこういうことを言うのか?あまりにも男一人はキツすぎる…。)
一夏がクラスを見回しているとそこに知り合いの姿を見つける。
(あれって、箒だよな?いやー久しぶりだなぁ。あっ、目が合ったっと思ったら一瞬にして逸された。くそっ、周りに味方はいないのか。俺以外に男がいれば…)
その一夏の祈りが届いたのか教室の扉が開く。そして二人の人物が入ってくる。この1組の副担任である真耶とニールである。ニールが入ってきた途端少女達の視線はニールに釘付けになる。
「全員、揃ってますねー。私は山田真耶と言います。1組の副担任を務めますよろしくお願いしますね。それじゃあSHRを始めますよー。」
誰もその言葉に反応を示さない。二人いる男性操縦者に目がいってしまっている為誰も反応を示さない。真耶は涙目である。
「同じく副担任をすることになったニール・ディランディだ。後、何か反応くらいはしてやれ、真耶先生が不憫で仕方ない。」
「うぅ、ありがとうございますニール先生。」
とりあえずは名簿順に自己紹介をしていって貰うことにした。それを見ていた一夏は内心ほっとしていた。自分に集中していた視線がニールに集中してかなり居心地が良くなったのだ。だがその安心が良くなかった。
「織斑一夏君、織斑一夏君!」
「はっ、はい!」
自己紹介の番が自分に回ってきていたことに気づかず大きな声を出してしまった。しかもかなり裏返った。周りからはクスクスと笑い声が聞こえてくる。かなりの恥ずかしさだった。
「あっあの、大声出しちゃってごめんね?おっ、怒ってるかな?でっ、でも自己紹介『あ』から始まって『お』の織斑君の番なんだ。ごめんね?自己紹介してもらってもいいかな?」
「わっ、分かりました!やります、やりますから!」
再び周囲からの目線が一夏へと突き刺さる。一夏はもちろん自己紹介など考えていないのでかなりテンパっていた。
———
side ニール
あれはかなりテンパってやがるなぁ。織斑一夏、織斑千冬の弟にして世界で初めての男性操縦者か。世界最強のIS乗りの弟が世界初の男性操縦者。これは偶然なのか?まぁ、今そんなことを考えても仕方がねぇ取り敢えずは成り行きを見守るとしますか。
「おっ、織斑一夏です。よろしくお願いします!!」
それだけかぁ?何かもう少し話さないと…って言ってたら来ちまったか。御愁傷様ってやつだろうな。
ニールの目には出席簿を持った織斑千冬の姿とその後をついてくるティエリアと刹那の姿が写っていた。
———
side ????
なんだかライルさんそっくりですぅ。というよりニール・ディランディって確かライルさんのお兄さんの名前だった気がするです。あっニール先生が何処か別のところを見てるです。…あれは…アーデ…さん?
———
周りからのそれで終わりっ?という目線を感じる。慌てる一夏は、何か言わなくてはと考え
「以上です!!」
はっきりそう言い切ると周囲の女子達がまるでコントのように椅子から転げ落ちる。一夏は内心ガッツポーズをしていた。
スパァァァン!!
「イッテェ!!」
すわっ!敵襲!?と思いながら一夏が振り返るとそこには鬼神が立っていた。
「自己紹介もまともに出来んのか、お前は?」
「ゲェ!関羽!?」
スパァァァン!!
もう一度出席簿のいい音が教室に響き渡る。
「誰が三国志の英雄か、馬鹿者。」
そうして千冬は刹那とティエリアを引き連れ教壇へと向かう。
「あっ、織斑先生。もう会議は終わったんですか?」
「あぁ、山田先生、ニール先生。HRを任してしまってすまなかったな。」
「副担任だからなこれぐらいはするさ。」
「諸君。私が担任の織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。私の仕事は若干十五才を十六才までに鍛えぬくことだ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな?」
軍隊かと思わせるほどのかなり厳しい言い回しであり一夏なんかは心の中で『いったい何処の独裁者だよ』と考えていたが周囲の変化がその一夏の考えをかき消す。
「キャー!!、本物の千冬様よー!!」
「ずっと、ファンでした!」
「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!」
「私、お姉様のためなら死ねます!」
先程の独裁者のような言葉を聞いてその言葉が出てくるのは若干15〜6歳という若さゆえなのだろうか。憧れというのは怖いものである。
「……毎年、よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。それとも何か? 私のクラスにだけ馬鹿者を集中させているのか? 」
「きゃあああああっ!、そんな、お姉さまに叱っていただけるなんて!! 」
「もっと叱って、罵って下さいお姉様!!」
「でも時には優しくして!」
「そして付け上がらないように躾……いえ、調教してください!! 」
あまりの熱狂ぶりに刹那とティエリアは頭を押さえる。そう彼女達の興奮が刹那達の脳量子波を乱したのだ。ここにリボンズがいれば「くっ、ボクの脳量子波を乱すなぁ!!」と言っていたことだろう。
「で?お前は自己紹介も満足に出来んのか。」
「いや、千冬姉、俺は———」
スパァァァン!!
本日三度目の音が響き渡る。
「織斑先生と呼べ。」
「・・・はい、織斑先生。」
「とりあえず、席につけ。まだ紹介しなくてはならん奴が二人もいるからな。さて自己紹介をしろセイエイ、アーデ。」
———
side ティエリア
教室に入ってすぐに一人の少女と目が合った。その少女は僕を見ると大きく目を見開き驚愕の表情を浮かべていた。そしてそれは僕も同じだった。あの時の告白を忘れたことはなかった。次にいつ会えるか分からなかったから返事はしなかった。その少女はミレイナだった。ミレイナは目に涙を溜めてじっとこちらを見つめている。僕も彼女から目が離せなかった。その涙が僕のせいだと思うとイノベイドであるはずの僕の胸が締め付けられるようだった。
———
刹那は自身の自己紹介が終わっても微動だにしないティエリアを訝しく思いその視線の先を追う。そこにはミレイナ・ヴァスティがいた。ティエリアと彼女は互いに目を逸らさずに見つめ合っていた。だがその両者とも泣きそうに顔を歪めていた。流石におかしいと思ったのか千冬が声をかける。
「おい、どうしたアーデ。自己紹介をしろ。」
それに対しティエリアは体をびくりと震わせ千冬に目を合わせ「あっ、ああすまなかった。」と謝罪の言葉を述べ
「ティエリア・アーデです。これからよろしくお願いします。」
その後男性操縦者が四人もいることにふたたび女子達から歓声が上がるがどうやらティエリアには聞こえていないようだった。そのまま、荒ぶっている少女達を千冬が沈めSHRは終わった。
ふう、一日に二話は結構きついものがあるぜだが、楽しかったからよしとしよう。これ全部特に伏線とか考えずに書いてるからそのうち大きなポカをしそうで怖いですね。まぁ、自己満足小説なので勘弁してください。