【休載中】蜘蛛ではないけど、転生してしまいましたがなにか? 作:タオ
~主人公 Side~
【まぁ、普通に考えれば破壊強化、打撃強化、気闘法、気力撃あたりじゃないかな…?】
だよな~…。
【火か毒以外で、MPを消費しない攻撃手段っていうと、当然物理攻撃だしな】
現状だと、魔法が効かない、もしくは封じられたら、何もできないし…な…。
【そんな事態になったら、空間魔法で逃げの一択だね…】
【ていうか、魔法を封じられたら転移すらできん】
…………………………。
【【…………………………】】
…まぁ、ようやく足が生えたんだ…。
体を左右に揺らして、這って前進…。そのまま、体をぶつけて体当たり…。
…なんて、本当にダメージを与えられているのかも、怪しい攻撃手段じゃなく…。
思いっきり、蹴っ飛ばせるっ!!
【【…………………………】】
…………………………。
【まぁ実際、それしか物理攻撃手段がないんだが…】
…言うなし…。
【…それで、どうする?何個とる?それとも、全部取る?】
…全部取ると、残りのスキルポイントは300か…。
【保険としてもう少し、残したいところだよね~…】
【しかし、今のステータスだと、全部取らないと攻撃手段として心許ないぞ?】
…………………………。
よし!4つ、全部取ろう!
【【…その心は?】】
現状、相手を選んで戦っている分には、問題が起きなさそうなのが、1つ。
早く取得しておいた方が、熟練度とかも上がりやすいのが、1つ。
最後に、変にケチって後々、後悔するなら、先に使った方がいいというのが1つ。
【【…………………………】】
という事で、早速スキルを取得だ!
《現在所持スキルポイントは2700です。スキル〈破壊強化LV1〉をスキルポイント600使用して取得可能です。取得しますか?》
…取得だ!
《〈破壊強化LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは2100です》
…次!
《現在所持スキルポイントは2100です。スキル〈打撃強化LV1〉をスキルポイント600使用して取得可能です。取得しますか?》
…取得!
《〈打撃強化LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは1500です》
…次!
《現在所持スキルポイントは1500です。スキル〈気闘法LV1〉をスキルポイント600使用して取得可能です。取得しますか?》
取得!
《〈気闘法LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは900です》
ラスト!
《現在所持スキルポイントは900です。スキル〈気力撃LV1〉をスキルポイント600使用して取得可能です。取得しますか?》
取得!
《〈気力撃LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは300です》
これでОK!!
早速、実戦といこうか…。
………
……
…
まずは、鼠か…。姿を隠しながら近づいて…。気闘法!ダッシュ!!アンドー、横っ腹をサッカーボールキック!!からの…かかと落とし!!!とうっ!ジャンプして、気力撃フット・スタンプ!!!!
うげ!!鼠の頭がつぶれた…。さすがにオーバーキルだったか…。
…むっ!横っ飛び!!
…ベチャ!
あぶなっ!って、蛙か…。
ツバ(酸攻撃)を避けながら、隙を見て接近!低空ドロップキック!!
俺の方が早く立ち上がったので、気力撃ジャンピング・ニー・バット!!気力撃延髄切り!!!
よし!倒した…。周りに気配は?
【ないよ~…】
了解!
《熟練度が一定に達しました。スキル〈回避LV1〉を獲得しました》
…むっ!?こいつは、お誂え向きだな…。
………
……
…
とりあえず、一通り戦ってみた感想としては…。
魔法をメインにしなくても、何とか戦えるな…。って感じか…。
現状では、そんなにSPが多くないから、気闘法や、気力撃はここぞ!って時に使う感じにはなりそうだが…。
しかし、蛙や鼠の相手も問題なく戦えたし、多少倒すまでに時間がかかるが、1体ずつなら、剛腕鳥や、石化蜥蜴(エルローバジリスク)を、ほぼ魔法なしで倒せたのは収穫だったな…。
やはり、並列意思は有能だった…。
常に周囲を警戒している、インフォのおかげで戦いやすかったし、何より予見とかで魔物の動きを先読みできたのが大きいな…。
【それ程でも~…】
ボディのおかげで反応や、身体操作もスムーズだったし…。
【まぁな…】
実際、ステータスというか、能力値だけを見たら、まだまだ格上ばかりだしな…。
でも、俺はここで生き残らなきゃいけない…。
【現状、お外のレベルがわからないしね~…】
【弱い魔物なんか、あっという間に人間に討伐されて終わりだ】
だな…。だから、何が何でも強くなってやる…。生き抜いてやるんだ…。
そして、いずれは安全で平和な…。のんびり暮らせる環境を手にいれる…。
【【…………………………】】
…………………………。
俺だって、温かい布団でゆっくり寝たい~!!ちゃんとした食材の、普通の料理がたべたい~!!!
ジタバタ!ゴロゴロ!!
【確かに、この迷宮の中じゃ、安心?安全?ナニソレオイシイノ?って、感じだしね~…】
【まぁ、気は休まらないわな…】
【おまけに、口に入るのは大概、毒物…】
【確かに耐性の熟練度は上がるんだけどな…】
【虫とか…蜘蛛とか…。もうお腹いっぱいって感じだし~…】
【そもそも、不味いんだよな…】
…………………………。
【【…………………………】】
気闘法や気力撃を使った戦い方を分析していたはずなのに、変な方向に話がそれたな…。うん…。この話題は止めよう…。気が滅入ってくる…。
【【同感…】】
…さて、気持ちを切り替えて、ご飯の確保と、レベル上げを頑張りますか…。
………
……
…
…そうだ!ボディ?
【なんだ?】
インフォと協力して、戦い方の型みたいのを考えておいてくれ。
【と、言うと?】
完全記憶があるから、今までの戦いや、これからの戦いで、相手がどう動いたか覚えているだろ?それに合わせて、シャドウボクシングみたいな感じで、効果的な技や戦い方を模索してつくっていく…。
【………】
今は、手がないし、肉弾戦を始めたばかりだから、俺の記憶にあるプロレス技というか、蹴り技で、敵の魔物の体勢を崩したり、蹴り飛ばすようにして、安全マージンを取って戦っているんだが…。まぁ、限界はくる…。
【………】
というか、防御とかもできないから、今はそんな戦い方しかできないだけなんだが…。
しかし、そんなモノをいつまでも続けていたら、詰む。
と、いうか相手が重量級だったり、蹴っても大してダメージが無いようだったら、今の戦い方はそもそも効果が薄い…。
だから、実戦的な型というか、相手に合わせた戦い方が必要になってくる…。
テレビで見てた格闘技や、漫画とかアニメの技、アクション映画やダンスの動きなんかを取り入れてもいいと思うしな…。
【なるほどね】
面白そうだし、何よりやりがいがあるだろ?
【だな】
とりあえず、手の空いている時にでも頼む…。
【了解】
それで、実戦的な型とかを考えておいて…。練習をしておく…。それでいざ、手が生えてきたら…。
【生えてきたら?】
思いっきり、敵をぶっ飛ばす!
~主人公 Side out~