【休載中】蜘蛛ではないけど、転生してしまいましたがなにか? 作:タオ
~主人公 Side~
…進化して足が生え、蹴り技とかも使いながら戦うようになって、大分時間がたった…。
迷宮の中なので、相変わらず時間はわからない…。が、大分肉弾戦にもなれてきた…。
そろそろ自分の成長具合の確認でもしてみるか…。
鑑定。
〈エルローランタドール LV5 名前 なし
ステータス
HP:73/73(緑)
MP:81/81(青)
SP:63/63(黄)
:63/63(赤)
平均攻撃能力:44
平均防御能力:42
平均魔法能力:82
平均抵抗能力:82
平均速度能力:41
スキル
「HP高速回復LV2」「МP高速回復LV4」「МP消費大緩和LV4」「SP高速回復LV1」「SP消費大緩和LV1」「破壊強化LV5」「打撃強化LV5」「火炎強化LV2」「猛毒強化LV10」「気闘法LV5」「気力撃LV5」「毒合成LV10」「薬合成LV3」「射出LV10」「召喚LV1」「集中LV10」「思考加速LV5」「予見LV5」「並列意思LV5」「高速演算LV6」「念話LV8」「命中LV10」「回避LV1」「魔力感知LV10」「精密魔力操作LV4」「危険感知LV10」「気配感知LV10」「鑑定LV10」「怒V6」「暗視LV10」「視覚領域拡張LV5」「隠密LV10」「迷彩LV3」「呪怨LV3」「火魔法LV10」「火炎魔法LV6」「影魔法LV10」「闇魔法LV1」「毒魔法LV10」「治療魔法LV4」「外道魔法LV10」「空間魔法LV5」「打撃大耐性LV1」「火炎耐性LV2」「猛毒耐性LV3」「麻痺大耐性LV1」「腐蝕耐性LV8」「恐怖耐性LV10」「外道耐性LV9」「完全記憶」「瞬間記憶」「視覚強化LV10」「望遠LV1」「聴覚強化LV10」「聴覚領域拡張LV3」「嗅覚強化LV10」「嗅覚領域拡張LV1」「身命LV2」「魔蔵LV4」「瞬身LV2」「耐久LV2」「剛力LV2」「堅牢LV2」「道士LV5」「護符LV5」「縮地LV2」「禁忌LV2」「命名LV10」
スキルポイント:380
称号
「血縁喰ライ」「悪食」「暗殺者」「毒術師」「無慈悲」 〉
…ふむ…。大分強くなってきたな…。
戦いの主導権をとるために、基本戦法というか、最初が奇襲になるのは変わらないが、以前のように、確実に倒せる魔物だけを狙い、魔法で押し切るような戦い方をしなくても、魔物達と渡り合えるようになってきている。
あと、並列意思達の力もあり、戦っている最中に余裕が持てるようになってきた。
余裕を持ち過ぎれば、隙となるだろうが、余裕がなさすぎる戦いも問題だからな…。
戦いながら、こうした方がいいか?とか…。フェイントを使ってみるか?とか…。考えを巡らせる…。そうする事によって、実戦経験も濃いものとなっていると思う…。この経験こそが、明日の命に繋がっているはずだ…。
だから、今日も色々と考え、あれこれ試しながら戦い続ける…。
………
……
…
さらに時間がたち、現在、試行錯誤しているのは調教スキルだ…。物理攻撃系や魔法の方は目処が立った。というか、やることが決まったからな…。取るだけ取って、これ以上は使えないから放置…。なんていうのは勿体ない!!だから、調教スキルを工夫してみようか?って訳なんだが…。まぁ、実際召喚に進化はしたが、使い勝手は大して変わったように感じれないんだよな…。確かに、少し離れた位置から召喚はできたんだが…。相変わらず複雑な指示や、臨機応変にみたいな指示は魔物が理解できていないみたいだ…。自由にしていいぞ!ただし、臨機応変にな!!って、感じで指示を出したら、敵に突っ込んでいって、すぐに死んじまった…。まぁ、魔物の知能が低いことが原因だとは思うんだがな…。調教とは一体…?て、どうしても思っちまうんだよね…。こんな風に感じるのも、前世のラノベやゲームの知識の弊害かね?
さて、どうしたもんか…。
………
……
…
今、育てているのは蛙だ…。石化蜥蜴や剛腕鳥でも良かったんだが、実験だからすぐ死んでしまってもいいと割り切って、その時すぐ近くにいた蛙をテイムした…。
…………………………。
…それにしても、自分でやっておいて何だが…。
おたまじゃくしに育てられている蛙って…。
…………………………。
…フッ!ダメな親だな…。
…………………………。
さて、真面目に考えるか…。
………
……
…
テイムした蛙にだす指示は、並列意思の1つである、従魔担当のティマに任せている。
戦闘中に冷静に指示を出してくれているから、蛙も死なずにそこそこレベルがあがった…。
でも、自分でスキルポイントを使って、新しいスキルを取る訳じゃないし、熟練度が上がって、新しいスキルを覚える気配もない…。
新たに覚えるのは耐性系か、称号で覚えられるものくらいとあっては、どうにもな…。
人間がテイムして、魔物を育てるなら、スキルや称号の情報なんかも含めて、それなりにノウハウがあるんだろうが…。
むむむむむ…。
………
……
…
自分のスキルとかを見ながら考えていたら、ふと気が付いた…。
…………………………。
いや…しかし…これは…。
…………………………。
…インフォ?
【なにかな?】
外道魔法って、魂に直接影響を与えるんだよな?
【そうみたいだよ~】
…それで、テイムした魔物と俺自身が繋がっているような感覚があるのは、俺の魂と、テイムした魔物の魂が、魔法的なパスで繋がっているからだよな?
【だね…】。
…なら、そのパスを通して、直接並列意思を送り込めない?
【!?】
そうすれば、細かい指示とか色々できるし、息を合わせたり、臨機応変な対応ができるんじゃない?
【…なんで…?】
???
【なんで、そんな残酷な事を思いつくの?】
…えっ?
【だって、それ…。寄生して、体を乗っ取って、どっちも俺だから、連携バッチリだぜ!って、言ってるのと一緒だよ?まさに、外道って感じだよ!?】
………あ~…うん!そういえば、そうだね…。
【我が本体ながら…その発想は…】
…まぁ、いいんじゃね?ここで生き残るためには、どんな事でもやらないと厳しいし、まだできると決まった訳でもないしな…。
【確かに、そうだけど…】
今まで、テイムした魔物を散々使い潰してきた訳だし、今更な…。
【…それは…】
という事で、早速やってみよう!
【………】
………
……
…
…うん。できたね…。
【…できちゃったね…】
調子はどうだ?ハック?
【問題なし…】
スキルとかは普通に使えるか?
【使える…】
スキルポイントは?
【酸攻撃を100ポイントで取得できるって、天の声が聞こえた…】
スキルポイントの使用もОK…。んっ?
鑑定できないのか?
【ダメみたい…】
…こっちとスキルの共有は不可能と…。
後は、体の操作だな…。攻撃スキルなし、魔法なしで、模擬戦でもしてみるか?
【了解…】
………
……
…
ふ~…こんなところか…。
体を動かすのも、問題なさそうだな…。
【ん…】
それじゃ~、これからよろ……っ!?
な、何だ?猛烈に嫌な予感がする…。いつぞやと同じ危険感知か?
…………………………。
【っ!!ハック!ボディ!インスペク!】
【おう!】
【ん!】
【あいよ!】
っ!?…体が勝手に斜め後ろに飛んだ?ぐっ…!蛙に思いっきり蹴られた??
ドゴオオオオオン!!
ほんの数秒前まで自分がいた所を、すさまじい轟音をたてて、巨大な何かが通り過ぎていった…。
なっ!?
しかし、その直後に俺の体は転移した。
………
……
…
視界がいきなり変わり、もの凄い速さの心臓の音が聞こえる…。が、何が何だかわからない…。頭がひどく混乱しているようだ…。
【落ち着け!本体!!今は混乱している場合じゃない!!!】
…えっ?…インフォ?何が、どうなって…?
【混乱している暇さえないくらいの…。絶対絶命のピンチだ!!】
…………………………。
【でも、絶対に切り抜けるよ!!】
【【【おう!】】】
~主人公 Side out~