【休載中】蜘蛛ではないけど、転生してしまいましたがなにか? 作:タオ
~主人公 Side~
…さて、さっそく中層に来たわけなんだが…。
…………………………。
暑い…。
…………………………。
熱くて、暑い…。
まさかの溶岩エリアだったとは…。
いくら、火炎耐性があるとはいえ…。
暑い…。
だから、仕方がなかったんだ…。
………
……
…
【何か、その岩陰から出てくるよ~…】
…中層に入って、さっそく魔物と遭遇かよ…。
【どんな奴か楽しみだぜ!!】
【来るよ!!】
…………………………。
ぺっ!!
甘い!!そんなもの、くらうか!!
…………………………。
敵はどんなやつだ…。
…………………………。
【蛙だね…】
蛙だな…
【蛙だ…】
…………………………。
また、お前かーーーーーっ!!
何?何なの?お前は…?何で、俺の行く先、行く先にいるんだよ!?ストーカーか?ストーカーなのかっ!?ちっとも、嬉しくないぞ?このやろー!?
…………………………。
はぁ…鑑定…。
〈エルローゲアフロッグ LV3
ステータス
HP:90/90(緑)
MP:80/80(青)
SP:75/75(黄)
:75/75(赤)
平均攻撃能力:74
平均防御能力:65
平均魔法能力:52
平均抵抗能力:52
平均速度能力:50
スキル
「毒合成LV2」「酸攻撃LV2」「射出LV3」「遊泳LV1」「暗視LV7」「毒耐性LV2」「酸耐性LV2」「炎熱無効」
スキルポイント:400 〉
…………………………。
っ!!
一発ぶん殴って…テイム!!
んでもって、ティマ!ハック1!!
【かしこまりました】
【ん…】
………
……
…
はい!しっかり、いつもの方法で遊泳と、炎熱無効を貰いました…。
【…奪ったの間違いじゃない?】
いいんですぅ!きっちり、解放してから倒したし、これから俺が有効活用するんだから、いいんですぅ!!
【何の言い訳にもなってないし…。まったく…。それって、ただの暴論だからね…?強盗の理屈だよ?それじゃ…】
《熟練度が一定に達しました。スキル〈欲求LV1〉を獲得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル〈奪取LV1〉を獲得しました》
…………………………。
【…………………………】
…インフォが余計なフラグをたてるから…。
【ヒドッ!!俺のせいじゃないんですけどーっ!?】
………
……
…
…さて、エルロー大迷宮の中層に着いたわけなんだが…。
【さらっと、さっきの事がなかったかのようにしているけど、事実は変わらないよ?】
…………………………。
…ここが中層か…。暑いな…。上層とはだいぶ違う…。
【うわ~…。流す気だ…。しかも、さっき炎熱無効が手に入ったから、暑さも、熱さも、苦痛に感じないじゃん】
…………………………。
…鑑定!
〈エルロー大迷宮中層:エルロー大迷宮の上層と下層の間に位置するエリア。エリア全体がマグマの流れる灼熱の地形となり、炎に耐性を持つ魔物が多数生息している〉
【…………………………】
なるほど…。俺の火炎魔法が効かないと…。なら、他の魔法や、打撃で戦うしかないな…。この熱さの中では、酸も、毒も、薬も、あっという間に蒸発してしまいそうだ…。
【…はぁ…。もういいけどさ~…】
…………………………。
…フッ!勝った…。
【…………………………】
…………………………。
【っ!!今度はマグマの中から、何かがくるよ~!!】
っ!?さっきの蛙が、遊泳のスキルを持っていたのは、そういう事かっ!?
【おそらくね…。来たっ!!】
…………………………。
…なんだか、おちょぼ口でマヌケな顔してるな…。こいつ…。
【そんな事はどうでもいいから、戦闘準備!!】
…とりあえず、マグマの中での戦い方が、まだわからないから、陸に上がってもらいたいところなんだけどな…。
まずは、鑑定!
〈エルローゲネラッシュ LV5
ステータス
HP:159/159(緑)
MP:148/148(青)
SP:133/145(黄)
:140/145(赤)
平均攻撃能力:83
平均防御能力:81
平均魔法能力:79
平均抵抗能力:77
平均速度能力:88
スキル
「火竜LV1」「命中LV2」「遊泳LV2」「炎熱無効」
スキルポイント:200 〉
…………………………。
…さらに、鑑定!
〈エルローゲネラッシュ:エルロー大迷宮中層に生息する下位竜に属する魔物。炎を操り、炎に守られる〉
えっ!?これが竜なの…?
【って、鑑定結果にショック受けて、ずいぶんとぼんやりした空気を醸し出しているけど、体の方はめっちゃ動いて、火の球を避けまくっているからね?】
【無駄無駄無駄ーーーっ!!】
【…………………………】
…………………………。
【結構、楽しんでいるみたいだね…】
…そうだな…。っ!?…陸に上がって来たな…。
【火球に使う分のMPが無くなったみたいだね…。どうする?】
ステータスだけを見れば、楽に倒せるんだが…。ここでの戦闘のキーになりそうな、遊泳は早くレベルをあげたいからな…。
【テイムして、魂を浸食して、倒す…。かな?】
…だな。そんじゃ、細カモノハシを一発ぶん殴って…テイム!!
【細カモノハシって…。まぁ、いいや!ティマ!ハック1!後は、よろしく~】
【かしこまりました】
【ん…】
【あの、拙者の出番は…?】
…………………………。
【…………………………】
………
……
…
さてと…。
【っ!!また、何か来たみたいだね…。今度は2匹かな?】
…少しは、休ませてほしいところだな…。
【来るよ!!】
…………………………。
細カモノハシの次は、ナマズかよ…。何か、住む場所を間違えてねぇ?こいつら…。
【言いたいことはわかるけど…。見た目はこれでも、竜だからいいんじゃない?】
…………………………。
…鑑定!
〈エルローゲネセブン LV7
ステータス
HP:451/461(緑)
MP:223/223(青)
SP:218/218(黄)
:451/466(赤)
平均攻撃能力:368
平均防御能力:311
平均魔法能力:161
平均抵抗能力:158
平均速度能力:155
スキル
「火竜LV3」「龍鱗LV3」「命中LV8」「遊泳LV8」「過食LV3」「炎熱無効」
スキルポイント:500 〉
と、鑑定…。
〈エルローゲネセブン LV5
ステータス
HP:438/438(緑)
MP:199/199(青)
SP:192/194(黄)
:425/442(赤)
平均攻撃能力:344
平均防御能力:287
平均魔法能力:137
平均抵抗能力:134
平均速度能力:131
スキル
「火竜LV2」「龍鱗LV2」「命中LV7」「遊泳LV7」「過食LV2」「炎熱無効」
スキルポイント:460 〉
…………………………。
…さらに、鑑定!
〈エルローゲネセブン:エルロー大迷宮中層に生息する下位竜に属する魔物。雑食性でその大口により何でも飲み込む〉
〈竜:龍の下位種族と言われる魔物の一種。下位ではあるものの、中には龍種に匹敵するものも存在する〉
…………………………。
まぁ、考察は後回し!何か知らんけど、2匹とも陸に上がってきてくれたから、レベルの高い方は呪怨!!さらにぶん殴ってから…テイム!!
【ティマ!ハック2!後は、よろしくね~】
【かしこまりました】
【承知した!!!拙者にも、久しぶりの出番が…】
…………………………。
そんで、もう一匹は麻痺弾の連射だーーーーー!!
よし!麻痺した!!さらに、石化の魔眼!!
【これで、足は潰せたね…。マグマの中に逃げられると、現状、追う手段がないからね~】
…だな…。あとは…。
ぶっ飛ばす!!
………
……
…
よし!2匹とも倒せたな…。
【だね…】
周りに何か感じるか?
【いや!特には感じないね】
…………………………。
そっか…。そんじゃま、安心して…。
いただきます!!
~主人公 Side out~
捏造設定解説
・今作主人公が魔物の魂を取り込んだ影響について:原作では、主人公の蜘蛛子がマザーの魂を取り込んだ時に影響が出ていましたが、長く生き、メチャクチャ強いマザーに対し、主人公が取り込んだ魔物は弱く、強力な自我を持っている訳ではないので、影響はかなり小さい設定です。何十、何百と取り込めば、さすがに影響はでるでしょうが…。あと、主人公は、憶えていないかつ、それを意図していた訳ではないのですが、転生特典の「精神の保護と強化」が、効果を発揮しています。これにより、今作の主人公は例え、支配者スキルを使いまくったとしても影響ほとんど出なかったりします