【休載中】蜘蛛ではないけど、転生してしまいましたがなにか?   作:タオ

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2 鑑定先生

 ~主人公 Side~

 

 既に取得済みのスキルでも、スキルポイントを使って再度スキルを取得すれば、レベルを上げられる…。

 ただし、取得できるのは1回につき、LV1分の熟練度のみ…。

 当然レベルが上がれば、次のレベルまで必要な熟練度は増えていき、自然と使用するスキルポイントは増えていく…。

 しかし、おそらく、ステータスが低いと思われるこの体で生き残るには、鑑定…というか、情報の重要性はかなり高い…。

 なにより、魔物の時点で異世界転生で定番の、家族や保護者、スキルや魔法についての本、学校、ギルド、アイテムなんかで情報を得ることは不可能だから、鑑定に頼るしかない…。

 わざわざ、鑑定っていうスキルがあって、ステータスやメニューがない…。かつ、自分自身を鑑定できたということは、鑑定のレベルが上がれば、能力値とか、所有スキル、所持スキルポイントなんかがわかるようになるはず…。っていうか、そうでなきゃ、やってられんわ!!よし!鑑定を取得!!

《現在所持スキルポイントは48000です。スキル〈鑑定LV1〉をスキルポイント100使用して取得可能です。取得しますか?》

 取得!

《〈鑑定LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは47900です》

《〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV1〉に統合されました》

 …んっ?鑑定のレベルが上がらない…。と、いう事は…1回、鑑定を取得しただけでは、レベルが2に上がるだけの熟練度を得られない訳か…。暗視はすぐに上がったのだが…。

 だけど、どんなスキルが存在しているのかもわからない現状、鑑定を使用する事で熟練度を上げ、レベルが上がるまで待つ余裕はないんだよな~…。だから…。

《現在所持スキルポイントは47900です。スキル〈鑑定LV1〉をスキルポイント100使用して取得可能です。取得しますか?》

 取得!

《〈鑑定LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは47800です》

《〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV1〉に統合されました》

 …む…。まだ、だめか…。しかし、諦める訳にはいかん…。レベルが上がるまで取り続けるしかない…。

《現在所持スキルポイントは47800です。スキル〈鑑定LV1〉をスキルポイント100使用して取得可能です。取得しますか?》

 取得!

 

 ………

 ……

 …

 

《〈鑑定LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは46000です》

《〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV1〉に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV2〉になりました》

 やっと、レベルが上がったか…。自分を鑑定!!!

〈エルロータッドポール 名前 なし〉

 よしっ!鑑定結果に変化あり!俺はエルロータッドポールという、魔物らしい…。ついでに他の物も鑑定!!

〈迷宮の壁〉

〈エルロータッドポール〉

〈ヒカリゴケ〉

〈迷宮の床〉

 よしよし…。では、続けて…。

《現在所持スキルポイントは46000です。スキル〈鑑定LV1〉をスキルポイント100使用して取得可能です。取得しますか?》

 取得!

 

 ………

 ……

 …

 

《〈鑑定LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは43000です》

《〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV2〉に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル〈鑑定LV2〉が〈鑑定LV3〉になりました》

 レベルが上がった!自分を鑑定!!

〈エルロータッドポール LV1 名前 なし〉

 レベルがわかるようになったか…。でも、まだ鑑定結果は微妙な感じだな…。エルロータッドポールね…。

 っ!!こいつはっ!?

〈エルロータッドポール:エルロー大迷宮に生息する蛙型の魔物の幼体〉

 二重…鑑定…だと…?って、事はもっと色々わかるんじゃ…?

〈エルロー大迷宮:ダズトルディア大陸とカサナガラ大陸を地下で繋ぐ世界最大の迷宮〉

 ついでに、二つ出てきた大陸の名前も…。

〈ダズトルディア大陸:人族国家が数多く存在する大陸〉

〈カサナガラ大陸:世界最大の大陸〉

 …ふむ…。ダズトルディア大陸の方は人族国家が数多く存在するのか…。人族国家が多いという事は、それなりに魔物が間引かれている証拠ではあるが、人間に遭遇して殺される可能性も…。まぁ、今はまだ後回しでいいだろう。とりあえず、このエルロー大迷宮で生き残らないと…。それより今は…。

《現在所持スキルポイントは43000です。スキル〈鑑定LV1〉をスキルポイント100使用して取得可能です。取得しますか?》

 取得!

 

 ………

 ……

 …

 

《〈鑑定LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは39000です》

《〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV3〉に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル〈鑑定LV3〉が〈鑑定LV4〉になりました》

 レベルが上がったから…自分を鑑定!!

〈エルロータッドポール LV1 名前 なし〉

 ???…変化なし…?と、思ったら種族名の下にカラフルな棒が4本…。なるほど…ライフゲージかな…?とりあえず、鑑定…。

〈HPバー〉(緑)

〈МPバー〉(青)

〈SPバー〉(黄、赤)

 HPはヒットポイント、МPはマジックポイント、SPはスタミナポイントかな…?SPの仕様は今一つわからんが、とりあえず、鑑定結果の情報が増えたな…。では、更に…。

《現在所持スキルポイントは39000です。スキル〈鑑定LV1〉をスキルポイント100使用して取得可能です。取得しますか?》

 取得!

 

 ………

 ……

 …

 

《〈鑑定LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは34000です》

《〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV4〉に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル〈鑑定LV4〉が〈鑑定LV5〉になりました》

 鑑定!!

〈エルロータッドポール LV1 名前 なし ステータス 弱い〉

 ???…ステータスが増えたのか…?弱いって…。自分が一番わかっとるわっ!ボケがっ!!

《現在所持スキルポイントは34000です。スキル〈鑑定LV1〉をスキルポイント100使用して取得可能です。取得しますか?》

 取得!

 

 ………

 ……

 …

 

《〈鑑定LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは28000です》

《〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV5〉に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル〈鑑定LV5〉が〈鑑定LV6〉になりました》

 これで、ステータスの値がわかるんじゃないか?よし!自分を鑑定!!

〈エルロータッドポール LV1 名前 なし 

 ステータス

 HP:35/35(緑)

 MP:25/25(青)

 SP:25/25(黄)

   :25/25(赤)

 平均攻撃能力:6

 平均防御能力:6

 平均魔法能力:5

 平均抵抗能力:5

 平均速度能力:1 

 きた!きた!!きたーっ!!!ここまできたら、後レベルを1か2上げればスキルとかもわかるんじゃないか?

《現在所持スキルポイントは28000です。スキル〈鑑定LV1〉をスキルポイント100使用して取得可能です。取得しますか?》

 取得!

 

 ………

 ……

 …

 

《〈鑑定LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは21000です》

《〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV6〉に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル〈鑑定LV6〉が〈鑑定LV7〉になりました》

 レベルが上がった。自分を鑑定!!

〈エルロータッドポール LV1 名前 なし 

 ステータス

 HP:35/35(緑)

 MP:25/25(青)

 SP:25/25(黄)

   :25/25(赤)

 平均攻撃能力:6

 平均防御能力:6

 平均魔法能力:5

 平均抵抗能力:5

 平均速度能力:1

 スキル

 「毒合成LV1」「射出LV1」「毒耐性LV1」「完全記憶」「瞬間記憶」「鑑定LV7」「危険感知LV1」「気配感知LV1」「怒V2」「視覚強化LV1」「暗視LV1」「聴覚強化LV1」「嗅覚強化LV1」 

 先にわかるようになったのはスキルか…。なら、次で所持スキルポイントが見れるようになるはず…。スキルを二重鑑定すると、スキルの説明が出てくる…。なら、所持スキルポイントを二重鑑定すれば…。

《現在所持スキルポイントは21000です。スキル〈鑑定LV1〉をスキルポイント100使用して取得可能です。取得しますか?》

 取得!

 

 ………

 ……

 …

 

《〈鑑定LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは13000です》

《〈鑑定LV1〉が〈鑑定LV7〉に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル〈鑑定LV7〉が〈鑑定LV8〉になりました》

 自分を鑑定!!

〈エルロータッドポール LV1 名前 なし

 ステータス

 HP:35/35(緑)

 MP:25/25(青)

 SP:25/25(黄)

   :25/25(赤)

 平均攻撃能力:6

 平均防御能力:6

 平均魔法能力:5

 平均抵抗能力:5

 平均速度能力:1

 スキル

 「毒合成LV1」「射出LV1」「毒耐性LV1」「完全記憶」「瞬間記憶」「鑑定LV8」「危険感知LV1」「気配感知LV1」「怒V2」「視覚強化LV1」「暗視LV1」「聴覚強化LV1」「嗅覚強化LV1」

 スキルポイント:13000 〉

 よし!スキルポイントがきた!!早速、スキルポイントを二重鑑定して………。

 

 …………………………。

 

 よっしゃー!!今、持っているスキルポイントで取得できるスキルの一覧がでてきた!!

 スキルポイントの存在を確認してから、ずっと考えていた…。

 なぜ、スキルポイントがあるのか…。

 新しいスキルを取得する際にスキルポイントの使用の確認があるのか…。

 そして、今まで判明しているスキルはともかく、自分が知らないスキルを取得するのに、この天の声的なものに、いちいち問い合わせみたいな事をし続けなければいけないのかと…。当たりが出るまで…。

 VR系のラノベでは、王道のVRMMOのRPGが題材の場合、スキルチケットや、スキルポイントが存在すれば、必ず取得可能なスキル一覧がある…。というか、ないと不便が過ぎる…。

 だから、俺は鑑定に一縷の望みをかけて、レベルを上げ続けた…。そして、俺は賭けに勝ったんだ!!

 

 …………………………。

 

 …さて、どんなスキル構成にしようか…。ククククク…。

 

 ~主人公 Side out~




捏造設定解説
・エルロータッドポール:原作主人公、蜘蛛子のエサ。蛙こと、エルローフロッグの幼体。タッドポールとはtadpole[英](おたまじゃくし)の意

・主人公のスキルのレベルアップについて:数千数万回使って1つあがるようなスキルがレベル1の熟練度の統合でどんどん上がっていく理由としては、転生特典の【頭脳面の強化】と、【魔術の知識】に影響で、知識、情報、魔術系統のスキルに対して、シュンが持っている〈天の加護〉みたいな状況になっています(主人公は転生神との会話を憶えていないので、転生特典の影響でレベルアップが早くなっている事を知りません)
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