【休載中】蜘蛛ではないけど、転生してしまいましたがなにか?   作:タオ

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6 試行錯誤

 ~主人公 Side~

 

 俺は岩の陰で息を潜めながら、魔物の様子を窺う…。

 ………。こちらには気が付いてないみたいだな…。

 今だっ!くらえっ!!火球!!!

 

 …………………………。

 

 よし!倒した!!

 

 …………………………。

 

《経験値が一定に達しました。個体、エルロータッドポールがLV3からLV4になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

 

 ………

 ……

 …

 

《熟練度が一定に達しました。スキル〈暗視LV9〉が〈暗視LV10〉になりました》

《条件を満たしました。スキル〈暗視LV10〉から〈視覚領域拡張LV1〉が派生しました》

 

 ………

 ……

 …

 

 今の戦闘(?)で、レベルが上がったな…。

 あと、暗視がLV10になって、暗視から、視覚領域拡張が派生したと言っていたな…?

 スキルはLV10でカンストなのか…?

 それとも11以上になるのか…?

 むむむ…。

 おっと、まずは自分を鑑定だ!

〈エルロータッドポール LV4 名前 なし

 ステータス

 HP:43/43(緑)

 MP:35/35(青)

 SP:33/33(黄)

   :33/33(赤)

 平均攻撃能力:14

 平均防御能力:13

 平均魔法能力:15

 平均抵抗能力:15

 平均速度能力:9

 スキル

 「HP自動回復LV5」「МP回復速度LV6」「МP消費緩和LV6」「SP回復速度LV4」「SP消費緩和LV4」「火強化LV5」「毒強化LV5」「毒合成LV6」「射出LV5」「集中LV7」「予測LV6」「並列思考LV7」「演算処理LV9」「命中LV5」「魔力感知LV7」「魔力操作LV8」「危険感知LV6」「気配感知LV6」「鑑定LV9」「怒V5」「暗視LV10」「視覚領域拡張LV1」「隠密LV8」「呪LV3」「火魔法LV8」「影魔法LV3」「毒魔法LV7」「外道魔法LV3」「空間魔法LV2」「打撃耐性LV3」「火耐性LV5」「毒耐性LV6」「麻痺耐性LV3」「腐蝕耐性LV3」「恐怖耐性LV7」「外道耐性LV3」「完全記憶」「瞬間記憶」「視覚強化LV7」「聴覚強化LV7」「嗅覚強化LV5」「生命LV5」「魔量LV7」「瞬発LV5」「持久LV5」「強力LV5」「堅固LV4」「術士LV7」「護法LV7」「疾走LV5」「禁忌LV1」

 スキルポイント:2960

 称号

 「血縁喰ライ」「悪食」「暗殺者」「毒術師」 

 …ふむ…。鑑定のレベルが上がって、称号が見えるようになったか…。

 スキルの熟練度、自分のレベル共に上がってきてはいるが、まだ安定して勝てそうな魔物の種類は少ないな…。

 今のところ、幼蜘蛛(スモールレッサータラテクト)、子蜘蛛(スモールタラテクト)、ムカデ(エルローフェレクト)、鼠(エルローグレイム)くらいか…。

 もう少し、ステータスが何とかなればいいんだが…。自分のレベルが3になる前に新たにスキルと称号を取得した…。スキルは打撃耐性、外道耐性、呪、空間魔法の4つ…。スキルポイントで取得した…。耐性2つは、必要だと思ったから…。魔法系2つは、趣…浪…将来性を感じて…。称号は悪食、暗殺者、毒術士の3つ。称号の効果で、腐蝕耐性と、影魔法も手に入れた。称号を取得すると、基本的に2つのスキルが取得できるみたいだ…。悪食は毒耐性と腐蝕耐性、暗殺者は隠密と、影魔法、毒術士は毒合成と、毒魔法を取得するみたいだ…。なので、既に取得しているスキルの毒耐性、隠密、毒合成、毒魔法はそれぞれに統合された…。攻撃手段自体は魔法でなんとかなるが、平均能力の低さがな…。現状だと動きに制限というか、単純に遅いから、相手からの攻撃をくらい放題になっちゃうんだよな…。なんとか、工夫で対処できないものか…。

 

 ………

 ……

 …

 

 …っ!そうだ!!閃いたっ!!!調教だー!!!!

 

 …………………………。

 

 …うん。字面だけみたら、危ない発言だな…。

 

 …………………………。

 

 …コホン!調教のスキルを取って、魔物を仲間にする…。そして、仲間の魔物に前衛をやってもらったり、運んでもらえばいいのではないだろうか…?

 そうと決まれば、さっそく取得しよう…。

《現在所持スキルポイントは2960。スキル〈調教LV1〉をスキルポイント300使用して取得可能です。取得しますか?》

《〈調教LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは2660です》

 よし、取得できた…。まずは実験だ…。

 

 ………

 ……

 …

 

 …!最初の獲物は幼蜘蛛か…。まずは、毒合成!射出!!そんで、調教!!!

 

 …………………………。

 

 よしっ!何かが繋がったような感覚ができ…あれ?感覚がなくなった…???

 

 …………………………。

 

 幼蜘蛛が、毒で死んでた…。むむむ…失敗か…。

 

 ………

 ……

 …

 

 くそ~…また、失敗か…。幼蜘蛛、ムカデ、鼠は毒耐性が低いから、毒ですぐ死んじゃうんだよな…。子蜘蛛はステータスだけを見ればまだ格上だから、調教が効くのかさえわからんし…。どうしたもんかね…。

 

 ………

 ……

 …

 

 さて、また幼蜘蛛が来たか…。今度は…呪!…そんで、調教!!

 

 …………………………。

 

 よし…。今度は大丈夫そうだ…。

 さて…色々と試してみるか…。

 

 ………

 ……

 …

 

 …うん。使えない…。

 調教のレベルが低いからか、蜘蛛に複雑な命令が理解できないからなのか、簡単な命令しかきかない…。

 できる命令は、「攻撃」「回避」「待機」「糸をぶつけろ」「巣をはれ」くらい…。

 ムカデにも試したが、できるのは「攻撃」「回避」「待機」のみ…。

 その状態で、どう戦闘に使おうか…。

 

 ………

 ……

 …

 

 結果的に言うと、調教は想像していたようには使えなかった…。

 最終的にどうやって使う事になったかというと、幼蜘蛛か、ムカデを調教でテイムして、魔物の足止めをさせた…。幼蜘蛛には巣を張らせる…。ムカデの場合は突っ込ませて攻撃(麻痺)させる…。そんな感じで、相手の動きを封じている間に、俺が魔法をぶっこむ…。

 しかし、テイムした幼蜘蛛や、ムカデは弱いから、ふとした瞬間にダメージをくらって死んでしまうんだよな…。ただ、足止めしている間に幼蜘蛛や、ムカデの弱い攻撃でダメージを与えて、子蜘蛛や、鼠を調教でテイムできるようになったのは嬉しい誤算だった…。でも、鼠は相手の動きを封じるスキルを持ってないから、正直、蜘蛛達やムカデと比べると微妙なんだよな…。前衛のタンク兼、アタッカーとしてしか使えないし、相手を押さえ込むような戦い方ができる訳でもない…。

 

 …………………………。

 

 まぁ、そんな感じで今まで戦うことすら出来なかった蛙(エルローフロッグ)や、チビ恐竜(エルローランダネル)にも、戦って勝てるようになって、レベル上げも少しは楽になったかな…?おそらく、レベルがもう少し上がれば、あの謎の剛腕鳥(エルローペカトット)も倒せるようになるんじゃないかと思う…。テイムした幼蜘蛛や、ムカデ、子蜘蛛、鼠なんかが戦って生きていられるかは、わからんけど…。

 

 …………………………。

 

 そしたら、無慈悲って称号を取得してしまった…。

 無慈悲の称号で手に入ったスキルは外道魔法と、外道耐性…。どっちも既に持っているスキルだったから、それぞれのスキルに統合されて、レベルが上がった。

 

 …………………………。

 

 それにしても、レベルを上げようと必死に考えて戦っていただけなのに…。

 俺が、無慈悲なんて…。

 

 …………………………。

 

 ひどい話だよな~…。

 

 ~主人公 Side out~

 




捏造設定解説
・調教:魔物や生き物に指示できるようになる。ただし、自分達で世話をしないといけない。レベルが上がると、強い魔物もテイムできるようになり、テイムできる数も増える。対象の魔物に対してレベルが低いと、テイムできなかったり、できたとしても逃げられる。もしくは、言う事を聞かなくなる。レベルアップすると、調教→召喚となる
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