【休載中】蜘蛛ではないけど、転生してしまいましたがなにか? 作:タオ
~主人公 Side~
…調教を取得してから、大分時間がたったと思われる。
迷宮の中だから、相変わらず時間がわからん…。
現在、俺は今までいた巣穴から、別の所に移動していた…。
調教でテイムした、魔物達の力を借りれば、格上の魔物を倒せると解ったため、今までより少し強い魔物が通る広場への入り口に移動したのだ…。
…………………………。
…うん…。まだ、広場から離れられない…。通路になっている部分で魔物と戦闘とか…。魔法1発で倒せなかったら、這って進むしかない現状、どうしても詰んでしまう可能性が高い…。とりあえず、今はひたすらレベル上げと、魔法の練習だな…。
………
……
…
さて、そろそろ自分のステータスを確認するか…。
鑑定。
〈エルロータッドポール LV9 名前 なし
ステータス
HP:52/52(緑)
MP:44/44(青)
SP:42/42(黄)
:42/42(赤)
平均攻撃能力:23
平均防御能力:22
平均魔法能力:24
平均抵抗能力:24
平均速度能力:18
スキル
「HP自動回復LV8」「МP高速回復LV1」「МP消費大緩和LV1」「SP回復速度LV7」「SP消費緩和LV7」「火強化LV8」「毒強化LV8」「毒合成LV9」「射出LV8」「調教LV7」「集中LV10」「思考加速LV1」「予見LV1」「並列意思LV1」「高速演算LV2」「念話LV6」「命中LV8」「魔力感知LV10」「精密魔力操作LV1」「危険感知LV9」「気配感知LV9」「鑑定LV10」「怒V5」「暗視LV10」「視覚領域拡張LV3」「隠密LV10」「迷彩LV1」「呪LV9」「火魔法LV10」「火炎魔法LV2」「影魔法LV7」「毒魔法LV10」「治療魔法LV1」「外道魔法LV8」「空間魔法LV4」「打撃耐性LV7」「火耐性LV7」「毒耐性LV8」「麻痺耐性LV7」「腐蝕耐性LV7」「恐怖耐性LV9」「外道耐性LV8」「完全記憶」「瞬間記憶」「視覚強化LV9」「聴覚強化LV9」「嗅覚強化LV7」「生命LV8」「魔蔵LV1」「瞬発LV8」「持久LV8」「強力LV8」「堅固LV7」「道士LV1」「護符LV1」「疾走LV8」「禁忌LV1」「命名LV8」
スキルポイント:2660
称号
「血縁喰ライ」「悪食」「暗殺者」「毒術師」「無慈悲」 〉
…ふむ…。スキルの熟練度、自分のレベル共にだいぶ上がってきてはいるな…。
転生したての頃と比べると、雲泥の差だ…。
確か、МP高速回復とМP消費大緩和はそれぞれ、МP回復速度と、МP消費緩和がLV10で進化したんだったな…。ってことは、スキルのレベルは10でカンストという訳だ…。思考加速は集中から、LV10で派生…。予見は予測LV10から進化…。並列思考は並列意思、演算処理は高速演算に進化…。隠密からは迷彩が派生した…。火魔法は火炎魔法に派生して、毒魔法からは、何故か治療魔法が派生したんだったな…。
毒と治療ね…。まぁ、猛毒と言われているトリカブトも、漢方になる種類もあるらしいし、麻酔も極端に言えば、痛覚を麻痺させたり、強制的に眠らせてるようなものだから…。…うん。とりあえず考えても意味はないだろうから、そういう事だと、無理矢理にでも納得しておこう…。
後は、魔量、術士、護法が、それぞれ、魔蔵、道士、護符に進化したな…。
念話についてはスキルポイントで取った…。調教スキルだけでも、指示が通っているのはわかったんだが…。なんかな…。
そういえば、命名は魔物をテイムして、名前をつけていたら覚えたな…。
…………………………。
ステータス的にいえば、火炎魔法や呪なんかがあるから、、それなりに戦えそうなんだが…。
やっぱりネックは足がないことか…。
魚みたいに体を左右に揺らしながら進む事しかできないからな…。調教を覚えてからは、テイムした魔物に運んでもらったりもしてたけど、手も足もない状態で、魔物に騎乗して戦闘はできん…。戦っている最中に落下事故が起きる…。絶対に…。
…………………………。
そして、他に2つわかった事がある…。
1つは俺の体についてだ…。
まぁ、見た目がずんぐりむっくりのおたまじゃくしなのを、兄弟(?)親戚(?)なんかを見てわかっていたんだが…。
大きさが全長、30cmくらい、高さが15cmくらいあった…。これは、広場の入り口付近で靴跡を見つけたからわかった…。まず、靴跡があった事に驚き、続いて自分の体の大きさに驚いた…。人の靴の大きさは単純に考えれば23~25cm。それより、俺の全身が長かった。そして、靴跡を基準にすれば、自分の巣穴の高さとかも大体わかった…。さすが、魔物…。地球のおたまじゃくしなんか、普通2~5cmくらいだもんな…。
もう1つわかった事は、人間に遭遇するかもしれないという事…。これが、問題だ…。ここが、迷宮のどの辺りにあるのか、人間がどれ程の頻度でここに入ってくるのかはわからない…。今のところは遭遇してないし…。ただ、靴跡があったってことは確実に、この広場に到達しているということ…。遭遇してしまえば、魔物の俺なんか即、討伐対象だろう…。細心の注意を払わないと…。
………
……
…
…よし!そのまま、剛腕鳥に噛みついて、動きを抑えておけよ?センティ21!!
剛腕鳥をテイムしたムカデに足止めさせ、HPとかを呪で一気に削りきろうとしていたんだが…。
ぐっ!…何だ?いきなり背中に痛みが走った…。
げっ!!蜂(フィンジゴアット)?しかも、3匹もいやがる…???
くそ!!乱入してきやがった…。って、危なっ!!
1匹が突っ込んできたので、とっさに短距離転移で逃げる…。
すぐさま、センティ21に蜂の相手をするように指示を出し、毒弾を剛腕鳥に当てて、止めをさした。
…………………………。
いくら、スピードで勝っていても、他のステータスが低いセンティ21では空中にいる蜂の相手は厳しい…。
他の2匹は今、センティ21の方に意識が向いている…、今のうちに1匹は倒さないと…。
…また、突っ込んできやがった…。なら、火炎弾!!当たっ…グハァッ!!
当たったのはいいが、そのまま体当たりをくらっちまった…。
ぐっ!!でも、今のうちに呪で…。
…………………………。
よし!倒せた…。
センティ21の方は…。ヤバイ!やられそうだ…。このまま、2匹を相手するのはどう考えてもまずい…。
しかたない…。センティ21ごと、魔法に巻き込む!!火炎弾!火炎弾っ!!火炎弾ーーっ!!!
…………………………。
…ぐっ…。1匹倒しきれなかったか…。今は火炎弾1発分しかMPがない…。治療魔法を使う余裕もないから、次の1発が勝負か…。
蜂も自分のHPがやばいのを感じているのか…。本能的に何かを感じているのか…。こちらの様子を見ている感じだ…。
時間がたてば、たつほど俺にはHP、МP、SPの回復があるから、有利になるんだが…。
…………………………。
きたっ!…避けられないように、ギリギリまで引き付けて…火炎弾ーーっ!!!
………
……
…
…な、なんとか倒せたか…。
………
……
…
《経験値が一定に達しました。個体、エルロータッドポールがLV9からLV10になりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル〈HP自動回復LV8〉が〈HP自動回復LV9〉になりました》
………
……
…
《スキルポイントを入手しました》
《条件を満たしました。個体、エルロータッドポールが進化可能です》
…なんだって?
~主人公 Side out~
捏造設定解説
・魔物の名前について:最初はちゃんと、魔物の名前を考えていた主人公ですが、結局すぐに死んでしまい、また新しい魔物をテイムする事になるので、名前が下記のようなただの記号変わりになりました。後ろの数字は何匹目かの数です
幼蜘蛛(スモールレッサータラテクト)→ベビータラ
子蜘蛛(スモールタラテクト)→スモータラ
ムカデ(エルローフェレクト)→センティ
鼠(エルローグレイム)→ラットル
例:センティ21=21匹目のムカデ