仮面ライダーセイバー!一年間、本っっっ当にお疲れさまでした!!
透哉「……」
ましろ「……」
今の出来事を簡潔に説明しよう。
いきなりましろが家に来た。
……それだけだ。
……ちなみに今俺は、今日のセイバーの録画を見終わったばかりだ。
見終わり、SNSを見ていたところでチャイムが鳴り、外に出たらましろがいたというわけだ。
しかし、一つ腑に落ちないことがある。
……俺、こいつに家の場所教えた記憶ないんだが……。
透哉「あー……なぁましろ、どうしてここに?」
ましろ「え!……えっと、それは……」
透哉「……まぁ、言いたくないなら言わなくても…「か、香澄さんに!」ん?」
ましろ「……香澄さんに、教えてもらいました……。」
透哉「香澄……。あいつ、人に許可も取らないで……」
ましろ「ご、ごめんなさい!やっぱり急に来たら迷惑でしたよね?私、すぐに帰り…「いや、いいよ。」え?」
透哉「せっかく来たんだから、寄ってけよ。それに……何か用があって、ここに来たんだろ?」
ましろ「……は、はい。」
今度香澄に会ったら、この件について問い詰めよう。
ましろ「お、お邪魔しまーす……。」
透哉「別に緊張しなくてもいいからな。」
ましろ「は、はい……。」
……!
そうだった!
こいつ俺の家来るの初めてだった!
透哉「わ、悪い!今の取り消し!」
ましろ「! と、取り消し……?」
透哉「初めて男の家に入ったんだもんな!そりゃ緊張するよな!えーっと……そうだお菓子!お菓子用意するからちょっと待っててくれ!あ、あと飲み物もいるよな!えっとそれから……」バタバタ
ましろ「……ふふっ♪」
透哉「……え?」
ましろ「ありがとうございます。今ので緊張ほぐれましたから、もう大丈夫です。」
透哉「そ、そう?……なら、いいけど……」
ましろ「……私、先に先輩のお部屋行ってますね?」
透哉「え……?いやでも、どこが俺の部屋か…「香澄さんに教えてもらったので大丈夫です。」あ……そう、香澄に……。」
あいつ、マジで覚えてろよ……。
今度対戦でボコボコにしてやる……。
「……透哉、さっきから騒がしけど何してるの?」
透哉「あ、母さん。いや、ちょっと友達が遊びに…「彩ちゃん?」……いや、違う友達。」
透哉の母「そう。……女の子をたびたび家に呼ぶのはいいけど、最終的にはちゃんと一人に決めなさいよ?」
透哉「……俺、行くわ。」
透哉の母「お菓子と飲み物、新しいの買ってあるから持っていってあげなさい?」
透哉「……ああ。」
ガチャ
ましろ「あ、透哉先……、! ちょ、ちょっと先輩!危ないですよ!」
透哉「いや、初めての客に手伝わせるのも悪いと思って…「? とにかく、私はこれとこれを持ちますから!」わ、悪い……。」
ましろ「一人でこんなに持ってくるなんて……言ってくれれば手伝ったのに……。」
透哉「いや、だからそれは初めての客に…「初めてじゃないですよね!?」え……?」
ましろ「香澄さんに聞きました。ポピパの人達は有咲さんを除いて全員来てるし、Roselia、パスパレの皆さんに至っては全員来たことがあるって言ってました。彩さんなんか、しょっちゅう来てるみたいですし、これのどこが初めてなんですか!」
透哉「ちょ、落ち着けましろ。お前の言いたいことは分かった。ただ、俺とお前の言っている意味合いが違った、それだけなんだよ。」
ましろ「意味合い?」
透哉「俺の言う"初めて"ってのは、お前が俺の家に来たのが初めてって意味で、お前の言う"初めて"は、俺が家に人を呼んだのが初めてって意味なんだよ!な?そういうことだろ?」
ましろ「……え?」
透哉「つ、つまり俺が言いたいのは……初めて俺の家に来るましろに、お菓子や飲み物の用意を手伝わせるのは悪いと、そういうことだよ。……ごめん、俺もちょっと言葉が少なかったな。」
ましろ「……///!?//////!!」
透哉「ん?ましろ?お前どうし…「少し静かにしていてください!!」! わ、分かった!」
もう〜〜バカバカバカバカバカ私のバカ〜〜〜〜/////!!!
これじゃあまるで、私が香澄さん達にやきもち焼いてるみたいじゃん!!
私のバカバカバカ〜〜!!
バカ〜〜〜!!
透哉「……なぁましろ、もうしゃべって…「あと30秒くらい黙っててください!!」あ、はい。……はぁ。」
〜三分後〜
ましろ「ほんとに、すみません……。」
透哉「いいっていいって。でもびっくりしたよ。お前、あんな大きな声出せるんだな。」
ましろ「そ、その話はもう忘れてください///!」
透哉「分かった分かった、もう言わない。……それで?」
ましろ「え?」
透哉「今日、何か用があって来たんだろ?」
ましろ「あ……そうでした。いろいろあって、忘れるところでした……。」
透哉「そ、そんなにか……?……あ、分かった。」
ましろ「!」
透哉「この前の、レンコ勝負で負けたほうは勝ったほうの言うことを聞く!あれだろ!」
ましろ「……いえ。」
透哉「え、違うのか?うーん……じゃあ何だ……?」
ましろ「……あの、透哉先輩。」
透哉「ん?」
ましろ「今日、何の日か分かりますよね?」
透哉「今日……あぁ、セイバーの日…「それです!」ビシッ! え?」
ましろ「……あ。ご、ごめんなさい!」
透哉「い、いや、別にいいけど……。それで、セイバーがどうかしたか?」
ましろ「……いつも彩先輩とやってますよね?このくらいの時間に……」
透哉「いつも?このくらいの時間に……?……、……
……あぁ!"セイバーの感想を語る会"!」
ましろ「コクコクコクコク」
透哉「あー、そういえば今日は、まだ彩から連絡来てないな……あ!もしかしてそういうことか!」
ましろ「……私も透哉先輩と……セイバーの感想、語りたいなって///……。」
透哉「何だ、そういうことだったのか。」
ましろ「あの……私とでも、良いですか?」
透哉「もちろんだよ。感想会に決まりも何もないしな。仮面ライダー好き同士、存分に語り合おうぜ。」
ましろ「……は、はい!」
透哉「そうだなー。それじゃあまず、何から話そうか……?」
ましろ「あの……私から話しても、いいですか?」
透哉「? おう、もちろん。」
ましろ「……今回のコラボ回、すごく面白かったです。蛇足って感じじゃ全然なくて、しっかりセイバー組の今後を描いてて……。」
透哉「そうだよな。あと、ゲストキャラの人達も良かったよな。全員幼馴染で、みんなで会う約束をしてて……まるで飛羽真と賢人とルナみたいだったよな。」
ましろ「あ……言われてみると、確かに。」
透哉「なーんて偉そうに言ってるけど、このことは仮面ライダーwebからの受け売りなんだけどな。」
ましろ「……受け売りでも、先輩のおかげで一つ知識を得られたことに、変わりはありませんよ。ありがとうございます。」
.
透哉「ありがとうって、そんな大袈裟な……。……そ、そうだ。コラボ回と言えばリバイとバイス!」
ましろ「あと、仮面ライダーマニアの人?も出てましたよね。スマホのカバーが平成ライダーのやつで、ゼロワンとセイバーのぬいぐるみをぶら下げてて。リバイとバイスも、映画で先に見てはいたんですけど、やっぱり面白いコンビだなって。ふざけることはあるものの(主にバイスが)、バトルになるとしっかり二人のコンビネーションが生かされてて、見てて飽きない二人だなって思いました。今日も終始わちゃわちゃしてたし、フォームチェンジもしたし、ちゃんと飛羽真達とも絡みがあったし。来週から始まるリバイスが、より楽しみになりました!」.
透哉「そ、そうだな……。(相変わらず、仮面ライダーのことになるとめちゃくちゃ喋るんだな……。)」
ましろ「……!す、すみません!私、一方的に喋っちゃってて…「い、いや、大丈夫大丈夫。あー……他は?他には何かあったか?」他……ですか?」
透哉「あぁ。」
ましろ「もちろん、いっぱいありますよ。最初のバカンス気分のみんなとか、凌牙さんと倫太郎の仲直りとか、玲花さんのブラコンとか、ソードオブロゴスの今後とか、あとは……ってすみません!私、また一人でべらべらと…「それでいいんだよ。」え?」
透哉「自分の思ったことをどんどんぶちまける、それが感想会だ。遠慮する必要なんかないんだよ。だからほら、もっとどんどん語ろうぜ。」
ましろ「透哉先輩……。」
透哉「まぁ、そうだな。まず、最初のバカンス気分のみんな。あれを見たときは、まるで先週のゼンカイジャー観てる気分だったよ。」
ましろ「確かに。クス ソフィアさんもユーリもみんな、サングラスかけてアロハシャツ着て、って感じでしたもんね。何というか……平和でしたよね。」
透哉「今日のセイバーに、一番合う言葉だな。」
ましろ「はい。……次は、凌牙さんと倫太郎が仲直りするところですね。」
透哉「剣を交えたうえで仲直りって、凌牙さんらしいよな。まぁ本人も自分は不器用だからって言ってたし。でだ、それはいいとしよう。問題は……玲花さんだよ。」
ましろ「あれは……すごかったですよね。」
透哉「すげえ燃えてたもんな……。まるで龍騎サバイブの初変身かってくらい。あれが嫉妬の炎か……。」
ましろ「嫉妬の炎……?どこかで聞いたことあるような……。」
透哉「あとは……ソードオブロゴスもとい、セイバー組の今後か。」
ましろ「尾上さんは教員免許取得のために猛勉強、大秦寺さんは刀鍛治の仕事に戻り、蓮は武者修行、飛羽真は普通の小説家に戻り、賢人は飛羽真のお店を手伝う、って感じでしたよね?」
透哉「あぁ。ソードオブロゴスは、マスター制を廃止して、評議員制に切り替わるって、ソフィアさんが言ってたな。」
ましろ「はい。……それで……」
透哉「ん?」
ましろ「結局倫太郎は、芽依ちゃんとその……け、結婚、したんでしょうか……?」
透哉「あー、どうだろうなー。ま、詳しくはVシネで明かされるんじゃねえか?……ってそうだよ!Vシネ!」
ましろ「私もびっくりしました!しかも今回、サブライダーの名前がタイトルじゃなくて、"仮面ライダーセイバー"がタイトルなんですよね。」
透哉「そうそう。えーっとー……あった!これだな。」
ましろ「……『仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(トリオ)』。……こんなの、絶対面白いの確定じゃないですか。」
透哉「今回は新ブックと新エンブレムがあるんだよな。"アラビアーナナイトワンダーライドブック"と"月光雷鳴剣黄雷エンブレム"、そして"アメイジングセイレーンワンダーライドブック"か。」
ましろ「まさか今回は三つも新アイテムがあるなんて……。しかもアラビアーナナイトと月光雷鳴剣って、絶対エスパーダの新フォームですよね?」
透哉「おそらくな。あーー、早く見てえー!」
ましろ「……」
透哉「? どうした、ましろ?」
ましろ「……楽しかったです。」
透哉「え?」
ましろ「先輩との感想会、楽しかったです。……私、他の人とこうやって、自分の好きなものについて熱く語ったことってなかったので、今日の感想会は、ほんとに、……ほんとに、楽しかったです。」
透哉「……そうか。なら良かった。」
ましろ「……まぁ、相手が先輩だったから、ってのもあるかもしれませんけど。」ボソッ
透哉「? 何か言ったか?」
ましろ「いえ、何も。……次回から、とうとうリバイスが始まりますね。」
透哉「あぁ。もう楽しみしかないよ。いつか、リバイスドライバーも遊んでみたいな。」
ましろ「ふふ、ですね。」
……次回から、リバイスが始まる。
ということはおそらく、感想会も。
……正直、来週の感想会も、透哉先輩と二人で語り合いたい。
ううん、それ以降も毎週、こうやって透哉先輩と……。
……なんてね。
〜???〜
コンコン……コンコン
紗夜「……入っていいわよ。」
日菜「おねーちゃん!ただいまー!」ガチャ!
紗夜「おかえり、日菜。今日も丸山さん達に迷惑はかけてないわよね?」
日菜「うん!寝てる彩ちゃんの顔に落書きしただけだから、大丈夫だよ!」
紗夜「全然大丈夫じゃないし、明らかに迷惑かけてるじゃない……。」
「日菜ー!脱いだ靴はきちんと揃えなさい!」
日菜「あ、忘れてた。じゃあまた後でね、おねーちゃん!」
紗夜「あ、ちょっと日菜!待ちなさい……って、もう行っちゃったわね……。」
はぁ……。
丸山さんにはまた、明日私から謝っておく必要があるわね。
全く日菜ったら、毎回毎回迷惑をかけているじゃない。(特に丸山さんに)
……丸山さんにも、もう少し注意するよう言っておいたほうがいいわね。
紗夜「……」
スッ
紗夜「……いつからだったかしらね。これを私の部屋に置いておくことにしたのは。」
私が今手に持っている"これ"は、ある物語の中で、同じ形状をしたもう一つの"あれ"と一緒に使うことで、能力を発揮するものだ。
訳あって、いつからだろうか。
"これ"は私の部屋、"あれ"は日菜の部屋で管理するようにしている。
管理と言っても、置いてある(もしくは飾っている)だけだが。
紗夜「……」
私は頬杖をつきながら、なんとなく、意味もなく"これ"を鳴らした。
『ジョーカー!』
今のとこ、シリアスにする予定はございませんw。
最初に言った通り、オリ主とバンドリキャラが仮面ライダーのことについてわちゃわちゃするだけの物語なのでw。
まぁ……気が向いたら?
もしかしたら……ほんのたまーに、シリアスな内容にするようなことが……。
ごくごくごくごくたまーーーーにある……かも!しれませんが……。
……ま、99.9%シリアスな内容はないんだな、と思ってもらえればいいですw。
……いや、やっぱ95%ぐらいにしとくか……。