というわけで、何か百話目にふさわしい回にしようと思っていろいろ考えたのですが…… ある練習も兼ねて、こういう回にしました。
あまりこういうのは書いたことがないのでお見苦しい箇所もあるかと思いますが、『おぉ、こんな展開か〜』程度に思いながら見てくださると嬉しいです。
【???】
『さぁ!今回の対戦カードは……こちら!!』
???「……
俺、参上!!」
『時の列車に乗って、イマジンと戦うライダー!仮面ライダー……電王!!』
電王「へっへー、俺の相手はどいつだー?」
『そしてそして、気になる対戦相手はー?』
???「……ジャキン……ジャキン……ジャキン
……変身!」
『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバタ・ト・バ!』
オーズ「……よし。」
『メダルの力で戦う、動物パワーのライダー!仮面ライダー……オーズ!!』
オーズ「これが……オーズ……。すげぇ、ほんとに変身できた……。」
電王「おいオーズ、手加減ななしだ。俺は最初から最後までクライマックスだからな。」
オーズ「……もちろんだ。最初から全力でいく!」
電王「へっ、そうこなくっちゃなぁ!」
『オーズVS電王!勝つのはどちらだー!?それではREADY?……FIGHT!!』
電王「おっしゃあ!いくぜいくぜいくぜー!!」
電王はデンガッシャーソードモードを手に、オーズに向かって走る。
対してオーズはトラクローを展開し、デンガッシャーへの対抗を試みる。
電王「てりゃあ!」
ガキンッ!
オーズ「うっ、くっ……」
デンガッシャーとトラクローがぶつかり合う……!
オーズ「……っ!はぁっ!」
電王「うわっ!?」
ぶつかり合いはオーズが押し勝ち……
オーズ「たぁっ!」
体制を崩した電王を襲う……!
ガキンッ!
電王「おっと!危ねぇ!」
が、間一髪のところで体制を立て直し、トラクローをデンガッシャーで受け止める。
オーズ「ちっ!はぁ〜っ!」
電王「くっ、このやろ〜!」
ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!
オーズはトラクローを、電王はデンガッシャーを使い、それぞれをぶつけ合う……!
……が。
オーズ「はっ!……たぁっ!」
電王「……そこだぁ!」
オーズ「! しまっ……」
ジャキンッ!
オーズ「うわっ!」
オーズのスキを突き、デンガッシャーで下から上に斬りつけ、それによりオーズは吹っ飛ばされてしまった。
電王「どうだ!斬り合いは俺の勝ちだ!」
オーズ「はぁ……はぁ……。なら、これで……!」
オーズはトラとバッタのメダルを抜き、ある二つのメダルをセットする。
そして……
『タカ!カマキリ!チーター!』
オーズ「はっ!」
オーズはタカキリーターにフォームチェンジした!
さらにカマキリソードを手に……
オーズ「これなら……どうだ!」
タタタタタ……‼︎
電王「な、なんだと……うわっ!」
オーズ「よ、っと。まだまだー!」
電王「く、くそ……うわっ!だはっ!……うわぁっ!」
チーターの力で走り回りながら、電王をどんどん斬りつけていく。
目にも止まらぬ速さで動きながら攻撃されてるため、電王はついていけず全く対応できない。
電王「くそ〜、ちょこまか動きやがっ……おわっ!うわっ!……ぐはぁっ!」
オーズ「……ふぅ。これで形成逆転だな。」
電王「ってえ〜……。この野郎よくも…「センパイ、僕に変わってよ。」な、なんだと〜?」
???「この戦いは、センパイには不利だ。僕なら、この状況をなんとかできるよ。」
電王「そんなの知ったことか!いいからてめえは黙って見てろ!」
???「……センパイ、後ろに空飛ぶプリンが。」
電王「な、なんだと!?どこだ!俺のプリン……」キョロキョロ
???「ふんっ!」
電王「うわっ!」
オーズ「! まさか……」
『ロッドフォーム』
電王「……お前、僕に釣られてみる?」
『なんと!電王に青いイマジン、ウラタロスが強制憑依!姿が変わったー!』
オーズ「ウラタロスか……。」
電王「僕のことを知ってるんだ。光栄だねー。」
モモタロス「くっそ〜カメの野郎〜!おい!すぐ負けたら承知しねえからな!!」
電王「はいはい。」
オーズ「……はっ!」
電王「おっと、危ない危ない。」
素早く走り回り、電王を撹乱しようとするオーズ。
スキを狙って攻撃しようとするが、既に動きを見切っているのか、電王に攻撃は当たらない。
オーズ「な、何で当たらないんだ……?」
電王「さて、今度はこっちの番だ。……ふんっ!」
オーズ「!? くっ!」
電王はロッドモードになったデンガッシャーを釣竿のように振り回し、動き回るオーズを狙う。
電王「逃がさないよー。……てぇーい!」
ヒューン
オーズ「何っ!?」
電王「捕まえた……よっ!」
オーズを捕らえた電王は、魚を釣り上げるようにデンガッシャーを動かす。
そして空中で振り回し……。
電王「はあああ!!」
オーズ「め、目が回るぅぅ〜〜!!」
地面に叩きつける!
電王「たぁっ!」
オーズ「!? うわぁっ!」
ドーンッ!!
電王「これぞ、オーズの一本釣りってね。」
オーズ「……いてててて。エグい攻撃しやがるなー……。こうなったら……このメダルで……」
ジャキンッ!
『タカ!ウナギ!……』
オーズ「……え?何で……。!? チーターのメダルがない!」
電王「残念でした。走り回られると厄介だから、この黄色いメダルだけ釣らせてもらったよ。」
オーズ「く、くそ……だったら!」
ジャキンッ!
『タカ!ウナギ!コンドル!』
オーズ「はっ!たぁーっ!」
オーズはウナギウィップを手に、そして電王への遠距離攻撃を試みる。
電王「! ふんっ!やぁっ!」
それに対抗し、電王もデンガッシャーで応戦する。
ウナギウィップを振り回し、それをデンガッシャーで弾くという、一進一退の攻防が続く……が、やがてそこに終止符が打たれる。
電王「はぁ……はぁ……」
オーズ「……今だ!」
電王「! しまっ……」
とうとうウナギウィップが、デンガッシャーを捉えた!
オーズ「今だ!……はっ!」
電王「うわっ!」
デンガッシャーを持ったままの電王を前方に引きずり出し、そこに蹴りをおみまいする!
オーズ「はぁっ!」
電王「うわぁーっ!」
電王は大きく吹っ飛ばされ、地面に叩きつけられた。
そのときに、奪われたチーターメダルが爆風によって飛んできたため、キャッチして無事取り返すことができた。
オーズ「このメダルは返してもらうぞ。」
電王「……はぁ、はぁ……ゆ、油断したなぁ。」
???「亀の字!ここは俺に交代や!」
電王「キンちゃん……うん、頼んだよ。」
電王は立ち膝をついたまま、ベルトの黄色いボタンを押す。
すると和風チックな待機音が鳴り、その間にベルト中央にライダーパスをかざす。
『アックスフォーム』
オーズ「……ん?」
電王「……俺の強さに、お前が泣いた!」
電王は、ロッドフォームからアックスフォームにフォームチェンジした!
オーズ「今度はキンタロスか。」
電王「……スッ」
『フルチャージ』
オーズ「え、いきなり!?」
電王は空中に大きくデンガッシャーアックスモードを投げ、相撲のようなポーズをとる。
電王「はぁぁ〜……。」
オーズ「! させるかぁ!」
オーズはウナギウィップを使い、電王を攻撃しようとする……が。
電王「……とぉっ!」
オーズ「! しまっ……」
電王は大きくジャンプし、投げたデンガッシャーを手に、そしてオーズに向かって大きく振りかざす!
電王「たぁぁ……とりゃああ!!」
オーズ「うわぁぁぁっ!!」
電王「ダイナミックチョップ……。」
オーズ「うっ……くっ……」
電王「今度はお前が油断したなぁ。」
オーズ「はぁ、はぁ……だったら……!」
ジャキンッ!ジャキンッ!
電王「ん?」
『クワガタ!ゴリラ!コンドル!』
オーズ「はあああっ!」
オーズはクワガタヘッドから電撃を放ち、電王を攻撃する。
電王「こんなもの!ほっ!はっ!」
が、電王はそれを器用にかわし、再びオーズに間を詰める。
オーズ「なっ……!」
電王「はっはっはっはっはっはっ!とりゃあっ!」
オーズ「うぁっ!ぐあああっ!」
今度は電王の突っ張り攻撃を受け、オーズは後方に吹っ飛ばされた。
オーズ「うっ……はぁ、はぁ……」
電王「このままいけば、俺達の勝ちやな。」
???「ねぇねぇ〜、まだ僕戦ってないよー!」
電王「ん?リュウタ、そうやったか?……なら、変わったろか。」
???「ほんと!?わーいわーい!クマちゃん優しい!」
電王はベルトの紫色のボタンを押し、中央にライダーパスをかざす。
『ガンフォーム』
電王「……お前、倒すけどいいよね?答えは聞いてない!」
電王はアックスフォームから、ガンフォームにフォームチェンジした!
オーズ「ま、マジかよ……。」
電王「はっ!」
バンバンバンバンッ‼︎
オーズ「うわっ!っと!」
デンガッシャーガンモードの銃攻撃を、なんとか避ける。
が、電王の猛攻は終わらない。
電王「ふっ!はっ!」
バンバンバンバンッ‼︎
バンバンバンバンバンバンバンッ‼︎!
オーズ「うわっ!くっ!……うわぁっ!」
『電王ガンフォーム!どんどん撃って、どんどんオーズを追い詰めていくー!』
オーズ「はぁ、はぁ、はぁ……。」
電王「逃がさないよ。」
バンバンバンバンッ‼︎
バババババンッ‼︎
オーズ「……こうなったらもう、一気に決めるしかないな。……おりゃあ!」
電王「!」
オーズは近くにあった石垣を、裏拳で力の限り殴った。
ゴリラアームの力で倍増されてるのもあって、その石垣は一撃で粉砕され、粉々に崩れ去った。
電王「うわっ!この……このー!」バンバンバンッ‼︎
電王は闇雲にデンガッシャーを撃つが、それがオーズに当たることはなかった。
そして……
ティンティンティンッ‼︎
電王「! うわぁっ!」
『な、何だぁ!?砂煙の中から、謎の火炎弾が……。おーっと!あ、あれはー!』
電王「うっ、うぅ……。! す、姿が、変わってる……。」
『タカ!クジャク!コンドル!タ〜ジャ〜ドル〜♪』
オーズ「……はぁっ!」
『キターー!!燃え盛る真紅の翼、炎のオーズ、タジャドルコンボだー!!』
電王「ほ、炎……?」
オーズ「……たぁっ!」
ティンティンティンッ‼︎
電王「うわっ!うわぁっ!」
タジャドルコンボの武器、タジャスピナーから放たれる火炎弾が、電王を襲う。
電王「うぅ……あいつ、とてつもなくパワーアップしてる……。」
ウラタロス「まずいね、これは非常に。」
キンタロス「リュウタ、また俺に交代や!」
モモタロス「バカ野郎!てめえが行っても勝てる見込みねえだろ!ここはやっぱり俺が……」
電王「あぁもうみんなうるさい!」
オーズ「……仲間割れか……?」
ウラタロス「……こうなったら僕達も、奥の手を使うしかないかもね。」
モモタロス「奥の手だー?」
キンタロス「奇遇やな。俺もそう思ってたところや。」
電王「奥の手……。あ、あれだね!」
モモタロス「おいおいお前ら、さっきから言ってるその奥の手っていったい何の……。! あ、あれか!」
電王「よし、決まりだね。」
オーズ「ん?……何か仕掛けてくるな。」
電王「……スッ」
『モモウラキンリュウ……』
オーズ「! あれは……」
『おーっと!電王が取り出したのは、携帯型のアイテム、ケータロス!ということは、あれがくるのかー!?』
『クライマックスフォーム』
オーズ「……」
『き、キターー!!』
電王「……俺、再び参上!」
リュウタロス「イェーイ!てんこ盛り!」
キンタロス「俺達の力、見せてやろうや!」
ウラタロス「張り切ってるねぇみんな!」
電王「おっしゃあ!クライマックスはこれからだ!」
『イマジン達の力が集結、電王クライマックスフォームだー!』
オーズ「クライマックスフォーム……。てんこ盛りか。」
電王「真紅だか何だか知らねえが、最後に勝つのは俺達だ。」
オーズ「臨むところだ!」
『さぁ、オーズタジャドルコンボVS電王クライマックスフォーム!おそらくこれが、今カード最後のバトルとなるでしょう!いったい勝利は、どちらの手に!?』
オーズ「……はぁぁ!」
電王「いくぜいくぜいくぜー!」
ガキンッ!
オーズのタジャスピナー、そして電王のデンガッシャーソードモードが激突する!
オーズ「うっ、くっ……」
電王「うおりゃああ……」
オーズ「……ったぁ!はっ!」
電王「! うわっ!」
競り合いに勝ったのはオーズ!
デンガッシャーを振り払い、右手でパンチを叩き込む!
電王「この〜!てりゃあ!」
オーズ「うあっ!……っはぁ!」
今度は電王が、オーズにパンチを叩き込んだ!
それをガードしながら、オーズも殴りで応戦!
じきに殴りの中に蹴りも混ざり、パンチ、キック、武器攻撃、あらゆる方法でお互いはお互いを攻撃する。
オーズ「はぁっ!たぁっ!ふっ!はっ!」
電王「おりゃあっ!てりゃあっ!くっ……とりゃあっ!」
互いに引けを取らない戦いは、ギャラリーの胸をも熱くさせる。
「頑張れー!オーズー!」
「負けるなー!電王ー!」
「そ、そこです!いけー!」
「危ない!……なんとか避けましたね。」
「何をやっているの!早く決めてしまいなさい!」
『両者互角の戦い!さぁ、勝つのはどっちだーー!?』
オーズ「うわっ!……はぁ、はぁ、はぁ……」
電王「ぐはぁっ!……はぁ、はぁ、はぁ……」
オーズ「……これで、決めるぞ。」
電王「……へへっ、俺もそろそろ終わりにしようと思ってたところだ。」
『スキャニングチャージ!』
『チャージ&アップ』
オーズ「はぁぁぁ……ったぁ!」
電王「はぁぁぁ……てりゃあっ!」
オーズのコンドルレッグの先が、爪状に変形し、電王の足にはウラ、リュウ、キンの順番で電仮面が装着された。
そして飛び上がり……互いのライダーキックがぶつかる!
オーズ「セイヤアアアア!!!」
電王「はああああ!!!」
「「「「「いけええええ!!!」」」」」
『勝つのは……どっちだああああ!!!』
オーズ「はぁぁっ!!」
電王「てりゃああ!!」
【弦巻家】
透哉「……はぁ〜!めっっちゃ楽しかった〜!!」
黒服1「お疲れ様でした、鑑様。」
黒服2「どうでした?我が弦巻財閥が、大手企業と共同開発している、『仮面ライダーバトラーズ』β版は。」
透哉「いやもう、めちゃくちゃ最高でした!俺、本当にオーズに変身してましたし、敵の電王やイマジンズも、本編まんまだったし!何より楽しかったです!!」
彩「最後のタジャドルVSクライマックス、すっごく熱かったよ!」
紗夜「まさに、手に汗握る戦いでしたね。」
友希那「私も、ジオウに変身してみたいわ。」
花音「私は龍騎かなー。」
ましろ「黒服さん、そのゲームの正式発売って、いつなんですか?」
黒服1「実は、まだ未定なのです。プログラムされているライダーもまだ数えるほどしかいませんし、その他の開発も進めないといけないので、発売にはまだかなり時間がかかるでしょう。」
彩「そうですか……。」
黒服2「ですが安心してください。ある程度プログラミングでき次第、また皆様にテストプレイしてもらいたいと考えているので、そのときは本日体験できなかった方々にお願いできればと思います。」
ましろ「ほ、本当ですか!?」
友希那「期待しているわ。」
黒服1「ありがとうございます、湊様。」
花音「でも私達、バトルを見てるだけでもすごく楽しかったよね。だから、『仮面ライダーは好きだけど戦うのは少し……』っていう人でも楽しめるゲームになってるっていうのは、すごいと思うよ。」
黒服2「! なるほど……。松原様、貴重なご意見、ありがとうございます。」
花音「ふぇ?わ、私、ですか?」
彩「すごいすごい!花音ちゃんの意見が、このゲームの開発に役立ったんだよ!」
紗夜「厳密には、"役立ちそう"と言ったほうがいいのかもしれませんが……そっちのほうが、聞こえはいいですね。」
透哉「すげえじゃねえか花音!」
花音「……えへへ。ちょっと恥ずかしいけど、嬉しいな♪」
ましろ「……黒服さん。仮面ライダーバトラーズ、楽しみにしています!」
友希那「最高のゲームができることを、心から祈っているわ。」
黒服1「ありがとうございます!皆様のご期待に添えるよう、日々開発のほうを進めていきます!」
黒服2「鑑様、本日は仮面ライダーバトラーズβ版のテストプレイにご協力してくださり、ありがとうございます!」
透哉「いえいえ。俺もこんな貴重な体験をさせてもらえて、嬉しかったです!ありがとうございます!そして、頑張ってください!」
黒服1・2「はい!」
個人的には、まぁまぁ上手く書けたんじゃないかなと思いますw。
正直書いてて楽しかったので、気が向いたら第二回も書いてみようかな……。