仮面ライダーが浸透したバンドリの世界   作:知栄 砂空

119 / 156
バンドリ、仮面ライダー、両方好きな人なら誰もが一度は夢見るライブ。

しかし、これが実現する可能性はたぶん、おそらく、0に等しい。

ならどうすればいいか……。





……書けばいいじゃないか!!

というわけでタイトルの通りライブ回です!!

これ、実は一度ボツにしたネタなんですけど……良い機会だったので復活させちゃいましたw。

何が良い機会なのかは……後書きにて説明しましょう。

それではこれより、『仮面ライダー スペシャルカバーライブ!!』開演です!!


第百十九話 仮面ライダー スペシャルカバーライブ!!

【CiRCLE前 ステージ】

 

ワイワイガヤガヤ

 

ワイワイガヤガヤ

 

ワイワイガヤガヤ

 

 

 

 

 

透哉「……めちゃくちゃ人いますね。」

 

まりな「うん!なんたって今日は、7バンド全員出演のスペシャルライブだからね〜!しかもこの前の『CiRCLE THANKS PARTY!』のときとはまた違った演出でのライブ!まさに夢のライブ、って感じだよね!」

 

透哉「まぁ、確かに……。観客にとっても、あいつらにとっても……俺にとっても、夢のライブって言えますね。」

 

まりな「でしょー?みんな楽しみにしてるだろうし、私も楽しみなんだー!……でも、一番楽しみなのは、透哉くんだよね?」

 

透哉「……否定は、できませんね……。」

 

まりな「ふふっ♪……お、暗くなった!そろそろかな。」

 

透哉「はい。じゃあ俺は、一番後ろでこのテレビカメラでステージを撮ってればいいんですね?」

 

まりな「うん!よろしく!」

 

透哉「分かりました。じゃ、また後で。タッタッタッタ……」

 

……っと、ここら辺かな。

 

カチャカチャ……よし、準備OK。

 

さて、いったいどんなライブになるのか……。

 

頑張れよ、みんな。

 

そして……精一杯楽しめよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……〜〜♪♪』

 

ワァァァァァ‼︎

 

オォォォォ⁉︎

 

香澄「変身!!」

 

『ソードフォーム』

 

〜〜♪♪

 

香澄「ポピパ、参上!」

 

オォォォォ‼︎

 

デンオウーーー!!

 

 

 

 

 

透哉「……はは、そう来たか……。」

 

 

 

 

 

香澄「みんなー!最初から最後まで、クライマックスで行くからねーー!!」

 

……〜〜♪♪

 

香澄「時間の波をつかまえて♪今すぐに行こう約束の場所♪限界無限いざ飛び込め〜♪Climax jump!」

 

イージャン!イージャン!スゲージャン!!

 

イージャン!イージャン!スゲージャン!!

 

 

 

 

 

……ついに始まった、7バンド全員出演の、夢のスペシャルライブ。

 

またの名を……『仮面ライダー スペシャルカバーライブ!!』だ。

 

この名前を聞いて察せるとは思うが、一応説明しよう。

 

簡単に言うと、『Poppin'Party』、『Afterglow』、『Pastel✽Palettes』、『Roselia』、『ハロー、ハッピーワールド!』、『Morfonica』、『RAISE A SUILEN』の計7バンドが、それぞれ仮面ライダーの曲をカバーして歌う、スペシャルライブだ。

 

仮面ライダー、ガールズバンド、今この時代では、この二つが爆発的に人気となっている。

 

人によっては、大仮面ライダー時代、大ガールズバンド時代、とも言うらしい。

 

……俺からしたら、ちょっと大袈裟な気もするけど。

 

とまぁ、それは置いといてだ。

 

この2つがコラボレーション、つまり今人気爆発中のガールズバンドが同じく人気爆発中の仮面ライダーの曲をカバーするライブということで、今この会場には多くの人が集まっている。

 

さらに、各バンドのボーカルはベルトを付けて変身し、歌ったり演奏したりするという演出もあり、観客は二重、いや三重か?の意味で盛り上がっている。

 

ちなみに俺も、平静を装ってはいるが、心の中ではめちゃくちゃ盛り上がっている。

 

……見ての通り、ポピパは『Climax Jump』をカバーしているが、こんな感じのがあと六つも続くと考えたら……それだけでワクワクするよな……。

 

というわけで俺は、内心で盛り上がりながら撮影係を頑張って全うするとしよう。

 

 

 

 

 

香澄「誰より高く♪(いーじゃん!スゲーじゃん⁈)昨日より高く♪(いーじゃん!スゲーじゃん⁈)」

 

『『『Climax jump!』』』

 

イージャン!イージャン!スゲージャン!!

 

イージャン!イージャン!スゲージャン!!

 

イージャン!イージャン!スゲージャン!!

 

ポピパ『いーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん⁈』

 

パチパチパチパチ……!!

 

パチパチパチパチ……!!

 

ワァァァァァ‼︎

 

ポピパーーー!!!

 

香澄「みんなー!ありがとうーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……〜〜♪♪

 

蘭「変身。」

 

〜〜♪♪

 

蘭「みんなの居場所は、あたしが守る……行くよ!」

 

ウオォォォォ!!!

 

アギトダァァァ!!!

 

蘭「闇の中〜♪見つめてる…♪手を伸ばし…♪つかみ取れ…君求める物……」

 

 

 

 

 

蘭「Here we go,Count ZERO♪仮面ライダー……」

 

『『『AGITO!』』』

 

蘭「いま君がいないと…♪Get on!」

 

パチパチパチパチ……!!

 

パチパチパチパチ……!!

 

ワァァァァァ‼︎!

 

アフターグロウーーー!!!

 

蘭「ありがとうございました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……アーイ!』

 

アーイ!!

 

『バッチリミナー!バッチリミナー!バッチリミナー!』

 

彩「変身!」

 

『カイガン!オレ!……レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ!ゴースト!』

 

彩「命、燃やすぜ!」

 

イェーーーイ!!!

 

ゴーストォォォ!!!

 

彩「涙が溢れるのは〜♪君が傍で♪微笑むから〜♪抱きしめたくなるのは〜♪君が傍にいるから♪」

 

 

 

 

 

彩「花よ鳥よ風よ♪月よ儚き命よ♪」

 

『『『我ら思う故に、我らあり♪』』』

 

彩「人生は誰も皆♪一度きりさ〜♪……思いのままに♪」

 

パチパチパチパチ……!!

 

パチパチパチパチ……!!

 

フォオオオオ!!!

 

パスパレーーー!!!

 

彩「ありがとうございました!Pastel✽Palettesでした!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜♪♪

 

コ、コノイントロハ……。

 

モシカシテ……!

 

『……ジオウ!』

 

〜〜♪♪

 

友希那「……変身。」

 

『ライダータイム!!仮面ライダージオウ!!』

 

友希那「なんか……行ける気がするわ!」

 

ウオオオオ!!!

 

ジオウーーー!!!

 

友希那「…… Yeah……Woo……。」

 

〜〜♪♪

 

友希那「一瞬で掴み取るのさAre you ready?新しい歴史はそこにFeel it!Feel it!絆(ひかり)を糧に加速して……」

 

 

 

 

 

友希那「過去の意思は嘘では欺けない♪感じろそうNexus Future♪」

 

『『『Now,Over "Quartzer"』』』

 

友希那「目映い世界〜♪魅せて♪最高の1秒までも♪最大の加速かけろ♪遮る全てを超えて♪……Yes, my lord…♪Yes, my lord…♪You're my king♪」

 

パチパチパチパチ……!!

 

パチパチパチパチ……!!

 

hoooo!!!

 

ロゼリアーーー!!!

 

友希那「ありがとう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……〜〜♪♪

 

オ、オー?

 

コノキョクハ……。

 

こころ「変身!」

 

〜〜♪♪

 

こころ「しゃっ!行くわよ〜!」

 

ワァァァァァ!!!

 

リュウキーーー!!!

 

こころ「朝焼けに包まれて走り出した♪行くべき道を♪情熱のベクトルが僕の胸を♪貫いてゆく♪」

 

 

 

 

 

こころ「愛よ照らせ♪この空の果ても♪真実を惑わせる♪鏡なんて……」

 

『『『割ればいい』』』

 

こころ「愛を抱いて♪いま君のために♪進化するタマシイが♪願っていた未来を呼ぶ〜♪」

 

〜〜♪♪

 

〜♪

 

パチパチパチパチ……!!

 

パチパチパチパチ……!!

 

イェーーーイ!!!

 

ハロハピーーー!!!

 

こころ「みんなーー!!最っ高に楽しかったわーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……〜〜♪♪

 

コ、コレハ……!

 

キターー!!

 

『ブレイブドラゴン!かつて全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた』

 

〜〜♪♪

 

ましろ「変身!」

 

『烈火抜刀!〜♪ブレイブドラゴン!烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時真紅の剣城が悪を貫く!』

 

ましろ「物語の結末は……私達が決める!」

 

ウオォォォ!!!

 

セイバーーー!!!

 

ましろ「The saber in your hand♪Is a pen to write it down♪Words to save this world♪誰にも見られず咲く花は無償の愛♪」

 

 

 

 

 

ましろ「ALMIGHTY♪本に書かれた知恵と勇気を掴んで〜♪ ALMIGHTY♪信じた方へ♪動かせるさ未来〜♪」

 

『『『人はいつも〜♪物語を〜♪産み出すのさ〜♪』』』

 

ましろ「The saber in your hand♪Is a pen to write it down♪Words to save this world♪」

 

パチパチパチパチ……!!

 

パチパチパチパチ……!!

 

カッコヨカッターーー!!!

 

モルフォニカーーー!!!

 

ましろ「あ、ありがとうございました!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……〜〜♪♪

 

マ、マジデ!?

 

コノキョククルノ!?

 

『レックス!』

 

レイヤ「はぁ……。っ!」

 

〜♪

 

『Come on!レ!レ!レ!レックス!……Come on!レ!レ!レ!レックス!』

 

レイヤ「変身!」

 

『バディアップ!オーイング!ショーニング!ローリング!ゴーイング!仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』

 

レイヤ「みんな!一気に……いや、一緒に行くよ!」

 

フォオオオオ!!!

 

リバイスーーー!!!

 

レ・チュ「「Dealing with the devil♪〜〜♪♪No one can ever know♪」」

 

チュチュ「悪魔の囁きがCalling♪」

 

レイヤ「手には負えない現実♪追い詰められEdge of a cliff♪神にも見放されし♪心のスキ狙われ魔が差し♪」

 

 

 

 

 

レイヤ「禁断の力さえも味方につけて〜♪」

 

『『『No one can ever know♪』』』

 

チュチュ「護りたい♪今生きる時代♪」

 

レイヤ「君のために強くなる〜♪」

 

『『『Wo-Oh Wo-Oh just Revice』』』

 

レイヤ「真に戦うべきものは何?」

 

『『『Wo-Oh Wo-Oh just Revice』』』

 

レイヤ「探し続け♪」

 

レ・チュ「「Dealing with the devil♪」」

 

パチパチパチパチ……!!

 

パチパチパチパチ……!!

 

デュエットサイコウーーー!!!

 

レイズアスイレーーーン!!!

 

レイヤ「ありがとうみんな。RAISE A SUILENでした!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透哉「……よし。」

 

これで、全バンド終わったか。

 

いやー……どれも良かったなぁ。

 

ポピパは電王の明るさと合ってたし、Afterglowもアギトの渋さと意外と合ってた。

 

パスパレもある女性グループがゴーストの曲をカバーしてたのもあってマッチしてたし、Roseliaはジオウのそこそこある英語の歌詞にマッチしてた。

 

ハロハピは元気な龍騎って感じでそれも意外とありだったし、モニカはセイバーの物語感ある曲調に合ってたし、RASもリバイスのデュエットで歌う部分をまんま再現してて良かったし……。

 

……もうこの時点で大成功だろ、このライブ。

 

観客もめちゃくちゃ盛り上がってて、毎回最高潮なんじゃないかって気さえしてた。

 

俺このライブ、一生忘れねえわ……。

 

 

 

 

 

まりな「! いたいた!透哉くーん!ちょっと来てー!」

 

 

 

 

 

ん?まりなさん?

 

来てって、いったいどこに……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【CiRCLE前 ステージ裏】

 

香澄「あ、透哉先輩!どうでした?私達のライブ!」

 

透哉「お、おう、めちゃめちゃ良かったよ。変身のキレも良かったじゃねえか。」

 

香澄「えへへ〜。いろいろ研究しましたからね〜。」

 

そうだった。

 

普通に考えて、来てって言われて行くとこなんてステージ裏しかねえわ。

 

友希那「透哉、あんな後ろにいて、私達のライブ見えたの?」

 

透哉「もちろん、バッチリ見えたさ。……本当なら、最前線くらいで見たかったけどな。」

 

彩「前のほうで撮影してたら、他の人に迷惑かかっちゃうもんね。仕方ないよ……。」

 

蘭「それで、録画のほうはちゃんとできてるんですか?」

 

透哉「おう、それはもちろん。ほら。」

 

蘭「……ほんとだ。ちゃんと綺麗に撮れて……ん?」

 

透哉「? どうした?」

 

こころ「途中から、ステージが遠くなっちゃってるわね。」

 

透哉「え!?ちょ、ちょっと見せてくれ!……」

 

……途中からズームされてねえ……。

 

それも、『Climax Jump』の途中から……。

 

って、それはもう途中じゃなくて最初のほうじゃねえか!

 

友希那「何一人ツッコミしてるのよ。」

 

レイヤ「ライブに興奮しすぎて、間違ってズームアウトしちゃったのかもしれませんね。」

 

透哉「……そうかもしれねえ……。まりなさんに怒られる……。」

 

彩「だ、大丈夫だよ!まりなさんはそんなことで怒ったりしないよ!……たぶん。」

 

ましろ「透哉先輩、元気出してください!もし怒られたら、私もいっしょに怒られますから!」

 

透哉「ましろ……。お前ってやつは……。」

 

レイヤ「え、それでいいんですか……?」

 

こころ「流石ましろ!優しいのね!」

 

ましろ「えへへ……。」

 

 

 

 

 

まりな「みんなー、そろそろ出番だよー。」

 

 

 

 

 

透哉「! ま、まりなさん!……す、素直に言うしかない、よな……。」

 

香澄「透哉先輩!頑張ってください!」

 

透哉「……あ、あの、まりなさん……。」

 

まりな「ん?どうしたの?透哉くん。」

 

透哉「えっと……その……さっきまで撮ってた、ライブ映像なんですが……」

 

まりな「?」

 

透哉「……途中から、ズームアウトになっちゃってて……」

 

まりな「ズームアウト?どれどれ……?」

 

透哉「……」

 

彩・ま・友・香・蘭・こ・レ『……』

 

まりな「……なーんだ、そういうこと。」

 

透哉「へ?」

 

まりな「大丈夫、全然問題ないよ。だって……もう1人撮影をお願いしてるから。」

 

透・彩・ま・友・香・蘭・こ・レ『……え?』

 

まりな「ステージの前のほうのみんなの邪魔にならないところで、凛々子ちゃんにもお願いしておいたんだ。もし透哉くんの撮影が失敗したときのためにね。」

 

 

 

 

 

凛々子「……イェイ♪」ピース

 

 

 

 

 

透・彩・ま・友・香・蘭・こ・レ『……』

 

まりな「しかし、まさか本当に失敗しちゃうとはねー。ま、それだけライブに夢中になってたってことか。というわけでみんな、最後のステージ、楽しんできてね!」

 

彩・ま・友・香・蘭・こ・レ「……」

 

透哉「……はぁ〜、何だよもう〜。」

 

蘭「まぁ、とりあえず良かったじゃないですか。」

 

レイヤ「まりなさん、透哉先輩が撮影失敗するって予測してたってことですよね?」

 

彩「そうだね〜……。今回は、まりなさんに一本取られたね、透哉くん。」

 

透哉「ああ……。意外にもまりなさん、用意周到だった……。」

 

友希那「でも、あなたもあなたよ。しっかり任された仕事を全うできないなんて、社会に出たら通用しないわよ。」

 

透哉「ぐふっ!」

 

香澄「あ〜!透哉先輩が心にダメージ受けてる〜!」

 

よりにもよって、友希那に言われるなんて……。

 

40分前の自分をぶん殴ってやりたい……。

 

こころ「透哉、元気出してちょうだい!失敗してしまったのなら、次失敗しないように気をつければいいのよ!」

 

ましろ「こころさん、相変わらずポジティブ……。」

 

香澄「……こころんの言う通りですよ!いつまでも落ち込んでたら、楽しめるものも楽しめないですよ!」

 

彩「! そうだよ透哉くん!次が、スペシャルカバーライブ最後の曲なんだよ!」

 

ましろ「みんなでいっしょに盛り上がれる曲なので、透哉先輩にも楽しんでほしいです!」

 

透哉「……盛り上がれる、曲……?」

 

友希那「そうよ。仮面ライダー好きなら知らない人はいないわ。」

 

蘭「なんなら、仮面ライダーを知らない人でも一度は聞いたことあるんじゃないですか?」

 

透哉「……もしかしてそれって、映画のあの曲じゃ、ないよな……?」

 

レイヤ「ふふっ、大正解です。」

 

こころ「透哉もいっしょに歌いましょう!」

 

透哉「……そうだな。撮影が上手くいかなかったらくらいで落ち込むなんて、俺らしくない!よし!最後の最後まで、テンションフォルテッシモで応援するぞー!」

 

ましろ「ふふっ♪それでこそ透哉先輩です!」

 

 

 

 

 

有咲「おーい香澄ー!」

 

香澄「あ、有咲!みんなも!」

 

りみ「香澄ちゃん、何かあったの!?」

 

沙綾「なかなかステージに戻ってこないから、心配して見に来たんだけど……」

 

たえ「……大丈夫、っぽい?」

 

彩「ごめんねみんな、心配かけて。」

 

友希那「すぐに戻るわ。」

 

紗夜「全く、人騒がせなんですから。」

 

蘭「人騒がせの発端は鑑先輩ですけどね。」

 

透哉「え、俺!?」

 

紗夜「……そうなんですか?」

 

花音「まぁまぁ紗夜ちゃん、今は抑えて、ね?」

 

レイヤ「……よし。それじゃあ花ちゃん、行こうか。」

 

たえ「うん。楽しもう、レイ。」

 

香澄「最後に、最っ高のライブにしよう!」

 

こころ「ええ!笑顔いーっぱいのステージにしましょう!」

 

有咲「おい2人とも!時間遅れてるってこと忘れんなよな!」

 

沙綾「あはは、みんなに謝らないとだねー。」

 

りみ「蘭ちゃん、思い出に残るライブにしようね。」

 

蘭「もちろん、そのつもりだよ。」

 

 

 

 

 

透哉「……じゃあ俺も、観客席に…「透哉先輩。」ん?」

 

彩・ま・紗・友・花「「「「「……」」」」」

 

透哉「……何だよ、お前ら……。」

 

彩「ステージに戻る前に……この6人で、円陣したいなって。」

 

透哉「え、何で6人……?」

 

花音「だって、ずっと一緒だったでしょ?私達。」

 

友希那「これまでありがとう……そして、これからもよろしくという想いを込めての円陣よ。」

 

紗夜「このライブを開催できたのは、鑑さんのおかげでもあります。だから……この6人で。」

 

透哉「いや、俺はただ、仮面ライダーの曲をカバーするのはどうかって提案をしただけで…「その後も、バンドごとに集まってカバーする曲を決めるとき、全てのバンドの話し合いに参加したり、演出のためのベルトを探し回って集めたり、チラシ配りも積極的に手伝ってくれたり……透哉先輩には、本当にいろいろ助けてもらいました。」……」

 

ましろ「だからこれは、35人……いや、37人のライブです。私達以外のみんなも、透哉先輩に感謝してるんですよ。」

 

透哉「ましろ……。」

 

彩「だから透哉くん!円陣、やろう!」

 

透哉「……ああ、分かった。」

 

彩「やったー!じゃあみんな、手をパーの形にして、真ん中のほうに……」

 

ましろ「……」

 

紗夜「……」

 

友希那「……」

 

花音「……」

 

透哉「……」

 

彩「……よし。それじゃあ行くよー!せーのっ……!」

 

透・彩・ま・紗・友・花『We Love……MUSIC!!&仮面ライダー!!』

 

 

 

 

 

香澄「……」

 

有咲「……私達も、加わんなくてよかったのか?」

 

香澄「うん。だって、あの6人は特別だから。それに……」

 

有咲「それに?」

 

香澄「私達も、心の中で円陣組んでるよ!透哉先輩と美咲ちゃん、そしてまりなさんも入れた、38人で!」

 

有咲「……あははっ。だな。」

 

 

 

 

 

彩「それじゃあ……行ってくるね!」

 

紗夜「行ってきます。」

 

友希那「行ってくるわ。」

 

花音「行ってくるよ!」

 

ましろ「透哉先輩……行ってきます!」

 

透哉「ああ……行ってこい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンコール!アンコール!

 

アンコール!アンコール!

 

アンコール!アンコール!

 

透哉「うーん……どこで見よう…「透哉くーん!こっちこっちー!」あ、凛々子さん。スタスタスタ……」

 

凛々子「……もしかして、場所を探してるの?」

 

透哉「はい。もう撮影するわけじゃないので、どこか見やすいところに行こうかと……」

 

凛々子「だったらここで見ればいいよ。ほら、前の方だからすごい見やすいし、応援するにはうってつけだよ!」

 

透哉「おぉ……ほんとにいい場所ですね、ここ……。ところで凛々子さんは、最後のステージも撮影するんですか?」

 

凛々子「もちろん!最後までしっかり撮影するよ!」

 

透哉「ははは……。お、明るくなった。」

 

キャアァァァ!!

 

ワァァァァァ‼︎

 

凛々子「さぁ始まるよ!最後のステージが!」

 

透哉「……はい。」

 

 

 

 

 

香澄「みんなー!アンコールありがとう〜!」

 

彩「みんなの声、ちゃんと届いてたよー!」

 

こころ「笑顔もいーっぱい!溢れてたわ!」

 

蘭「それにしても、すごいライブでしたね。」

 

友希那「そうね。貴重な体験をさせてもらったわ。」

 

レイヤ「ちょっと緊張したけど、みんな盛り上がってくれてて嬉しかったな。」

 

ましろ「はい!機会があれば、またやりたいです!ステージの変身も、楽しかったですし!」

 

彩「私も私も!ノールック変身、上手くいって良かった〜!」

 

蘭「レイヤとか、一番大変だったんじゃない?」

 

香澄「あー、確かに!」

 

レイヤ「もちろん、すごく難しくて大変だった。だから、いっぱい練習したよ。」

 

友希那「決まった場所にセットする系は難しいわよね。私や倉田さん、丸山さんと弦巻さんがそうよね。」

 

こころ「あたしは、花音にコツを教えてもらったわ!」

 

ましろ「私は、モニカのみんなに、練習を手伝ってもらいました。」

 

彩「私もましろちゃんと同じかなー。友希那ちゃんは?」

 

友希那「独学よ。」

 

彩「え?」

 

友希那「私は、独学でノールック変身をマスターしたわ。」

 

蘭「マジですか……。」

 

友希那「マジよ。ジオウ好きを舐めないてちょうだい。」

 

蘭「いや、別に舐めてませんけど。」

 

香澄「まぁまぁ2人とも〜……。というわけで、そろそろ最後の曲にいこっか。」

 

ましろ「! つい、話が弾んじゃいましたね……。」

 

こころ「最後はみんなで、盛り上がるわよー!」

 

レイヤ「あはは……ほどほどにね。」

 

香澄「……皆さん!今日は仮面ライダー スペシャルカバーライブに来てくれて、本当にありがとうございます!!これからもみんなといっしょに、ガールズバンド、そして仮面ライダーへのキラキラドキドキを分かち合っていきたいです!!今日は本っ当に!ありがとうございましたーー!!」

 

ワァァァァァ!!!

 

ウオォォォオ!!!

 

フォオオオオ!!!

 

イェーーーイ!!!

 

hoooo!!!

 

タノシカッターー!!!

 

アリガトウーー!!!

 

ダイスキーー!!!

 

香澄「次が最後の曲です!みんなで盛り上がりましょう!!」

 

彩・ま・友・香・蘭・こ・レ『P.A.R.T.Y.!!』

 

 

 

 

 

みんなでいっしょに盛り上がれる曲……。

 

仮面ライダー好きなら知らない人はいない……。

 

なんなら、仮面ライダーを知らない人でも一度は聞いたことある……。

 

やっぱこの曲だったか。

 

凛々子「この曲、ほんとに盛り上がるよね〜!聞いてるだけで体が勝手に動いちゃう!」

 

透哉「動いたら、カメラブレますよ?」

 

凛々子「大丈夫!多少は手ブレ補正ついてるから!」

 

透哉「多少じゃないですか……。」

 

 

 

 

 

『Everybody♪シャッフルしよう、世代♪連鎖するスマイル♪』

 

香澄「Let's Party♪エンジョイしなきゃもったいない♪」

 

友希那「だって、人生は一回〜♪」

 

 

 

 

 

……親の声より聞いた曲。

 

その言葉が一番当てはまると言っても過言ではないよな。

 

ジオウの夏映画、『Over Quartzer』の主題歌。

 

まさにお祭り曲といった印象だから、同じくお祭り映画であったジオウの夏映画とベストマッチだ。

 

また、平成ライダーを象徴する曲とも言えるし、映画の内容が内容だからか、聞くと必ず『平成』というワードが頭に思い浮かぶ。

 

……きっと、この会場にも既に平成が溢れているのだろう。

 

……ほんと、今考えても"平成が溢れる"ってパワーワードすぎるな……。

 

 

 

 

 

彩「誰もが持ってるやさしさ遺伝子♪時に見失い♪」

 

蘭「傷つけ合っても絆にチェンジ♪」

 

こころ「人類、皆(みな)きょうだい〜♪」

 

『Everybody♪絶対的存在♪全員、何(なん)かの天才♪』

 

ましろ「Let's Party♪先輩、後輩と乾杯♪」

 

レイヤ「ライバルも逸材〜♪」

 

 

 

 

 

香澄「めぐり逢い♪」

 

蘭「ずっと続く世界♪」

 

彩「偶然なんかじゃない♪」

 

友希那「Let's Party♪」

 

こころ「点が繋がり合い♪」

 

ましろ「線になる♪」

 

レイヤ「一切〜♪」

 

『『『Hey!!!!!!!』』』

 

彩・ま・友・香・蘭・こ・レ『Everybody♪シャッフルしよう、世代♪連鎖するスマイル♪Let's Party♪エンジョイしなきゃもったいない♪だって、人生は一回〜♪』

 

『レインボーは空だけじゃない♪胸にも架かるぜ〜♪』

 

彩・ま・友・香・蘭・こ・レ『どんなミラクルも起き放題♪ユニバース・フェスティバル〜♪』

 

〜〜♪♪

 

〜〜♪♪

 

香澄「今日は本当の本当の本っっ当に!!」

 

彩・ま・友・香・蘭・こ・レ『ありがとうございましたーーー!!!』

 

〜〜♪♪

 

〜♪

 

…… パチパチパチパチ……。

 

パチパチパチパチ……!!!

 

パチパチパチパチ……!!!

 

パチパチパチパチ……!!!

 

パチパチパチパチ……!!!

 

 

 

 

 

透哉「……やっぱいつになっても、平成は終わらねえんだな。」パチパチパチパチ!!

 

みんな、最高のライブだったぜ。

 

そして、貴重なライブを見せてもらったよ。

 

……ありがとう。




やっぱり、仮面ライダーと言えば一番盛り上がるのはあの曲ですよね!

他の曲にする案もあったんですが……それはどちらかというとしんみり系なので、やはり最後は盛り上がる系だよなと思い、結局あの曲になりましたw。

さて、話は変わり、前書きで説明していた"良い機会"についてですが……。





次回から『仮面ライダーが浸透したバンドリの世界』は、新章、というかシーズン2に突入します!

普通シーズン2とかって学年が変わったりするときに始まるもんだろ、とか思われそうですが(実際僕も思いました)、ここでは僕がルールなので!

……というのは冗談で、単純にキリがいいし、2期とか2章とかよりは語呂がいいかなぁと思い、シーズン2というふうにしましたw。(ガルパでもシーズン1、シーズン2とかってなってるしね)

バンドリのキャラが仮面ライダー関連でわちゃわちゃする、という根本は変わりませんが……しいて言うなら、あるものが変わります。

あるものが変わって、前のあるものがもう今後一切なくなるということはないので、そこはご安心ください。(ただ、前のあるものの頻度は当分減ります。てかあるものあるものうるせえな……)

というわけで、次回の更新は……。





16日、10:00予定です!

まぁこの日付でお察しの方もいるかと思いますが……その方も、そうでない方も、シーズン2の投稿を、楽しみにしていただけたら嬉しいです!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。