あいつと言ったらあいつです。
【RiNG エントランス】
〜1時間後〜
燈「あ、ありがとうございました……。」
凛々子「お疲れ、燈ちゃん。その様子だと、満足いく練習ができたみたいだね〜。」
燈「え……そう、見えます?」
凛々子「見える見える!今の燈ちゃん、とても楽しかったって顔してるもの!」
燈「そう、なんですね……。ふふっ。」
凛々子「ふふふ♪……それでどうする?次の予約、とってく?」
燈「あ……はい。じゃあ、えっと……「おぉ!!キターーー!!!」!?ビクッ!」
「見ろよ!!出たぜ!!」
「おぉやったじゃねえか!!」
「お、見ろよ俺も出たぜ!!」
「うおおナイスっ!!今日の俺達はついてるな!!」
燈「……あの人達、昨日の……」
凛々子「燈ちゃんにぶつかってきた子達ねー。最近ここを利用してるみたいなんだけど、まぁ見ての通り騒ぎ放題でね。注意しても注意しても聞かないから、もうそろそろ出禁にしようかなって、オーナーと相談中なんだよ。」
燈「で、出禁……。」
凛々子「そ!だって見てよ、他の子達の迷惑そうな顔。みんな音楽がやりたかったり、好きでここに来てるのに、あの子達はカードゲーム?ここは遊び場じゃないんだよ!」
燈「……楽器、持ってない……。ってことは、ほんとに……」
凛々子「うん。ただ来て、あんな感じでカードゲームだけしてる、迷惑客。」
燈「……」
凛々子「まぁでも、燈ちゃんは気にしないでいいよ。あと数日したら、出禁にするつもりだから。」
燈「は、はぁ……。」
……あの人達がいるところ、入口に近い……。
また昨日みたいにぶつかられたら嫌だし、気をつけて帰ろう。ジャラン
凛々子「あれ?燈ちゃん、それって……」
燈「え?あ……キーホルダー、です。」
凛々子「このカード、この前燈ちゃんがもらっていったカードだよね?」
「「「……?」」」
燈「はい。あれからすごく気に入ってるので、こうしてキーホルダーにしてるんです。」
凛々子「へぇ、すごい。今こんなことできるんだー。」
燈「前にあのちゃんといっしょに行った雑貨屋さんに売ってたグッズで、お守りにしてて……。」
凛々子「ふふっ、よほど気に入ったんだね。すごくいいよそれ、似合ってる♪」
燈「あ、ありがとうございます……!あ、あと……ガサゴソ……」
凛々子「?」
燈「あの、これ……」
凛々子「……わぁ〜。もしかしてこれ、このキーホルダーにしてるカードと同じ種類の?」
燈「はい。ライドケミートレカって言うんです。」
「「「!?」」」
燈「仮面ライダーガッチャードっていう、ヒーローものの番組があるんですけど、それに出てくるカードで……」
「……今あのガキ、確かに……」
「あぁ、言ったよな。"ライドケミートレカ"って。」
「でも、あんな気弱そうなガキが持ってるのなんて、どうせしょーもねーノーマルカードだろ……。」
凛々子「すごい光ってる!何、これ?」
「「「……ん?」」」
燈「オースリー?トリプルオー?読み方は分からないんですけど……とにかくすごいキラキラしてて、カッコよくて……お気に入りのカードの一つなんです。それとこれが、ビートルXっていうカードで、これも……」
「……おい、今のって……」
「ああ……。話が本当なら、あのガキが持ってるのは……」
「それに、ビートルXって……。」
「……やっちまうか。」
凛々子「へぇ、すごいな〜。もう完全にハマっちゃってるね、燈ちゃん。」
燈「自分でも、ここまでハマるとは思ってなくて……。でも、見てて楽しいし、こうしてバインダーに入れてるだけでも楽しくて……。このライドケミートレカは、私の大事なコレクションです。」
凛々子「燈ちゃん……。うん、大事なものができるって、とても素敵なことだよ。その気持ちを、これからも大切にね。はい、見せてくれてありがとう、燈ちゃん。」
燈「私も……ありがとうございます。」
「(今だ!)」
ドンッ!
燈「うっ!」
バサッ!
凛々子「燈ちゃん!」サッ!
「ってえな〜。またお前か!気をつけろっつったろうが!」
凛々子「燈ちゃん大丈夫?怪我はない?」
燈「は、はい……痛っ……!」
凛々子「! どれ?……血が出てる、倒れた拍子に擦りむいたんだ……。ちょっとあなた達!!」
「あ?何だよ?」
凛々子「燈ちゃんに謝りなさい!」
「何でだよ、ぶつかってきたのはそ…「明らかにあなた達からぶつかってきたでしょ!」は?何を根拠にそんなこと言ってんの?」
凛々子「なっ……!あなた、本気で言ってるの……?」
「お、何だこれ?」
燈「! そ、それは……!」
「おぉ、これライドケミートレカじゃん。」
「え、マジ?……ってか、オーズのパラレル持ってんじゃん!」
「ビートルXってやつも持ってんぞ!」
燈「あ、あの……」
凛々子「ちょっとあなた達!それは燈ちゃんの大事なものなの!返しなさい!」
「お、っと。そんなわけにいくか……よ!」ドンッ!
凛々子「きゃっ!」ドサッ!
燈「り、凛々子さん!」
「俺にぶつかってきた落とし前はつけてもらうからな?」
燈「お、落とし前……?」
「そうだなー。……じゃ、このバインダーごともらってくわ。」
燈「え?」
「え、この二枚だけじゃないのかよ?」
「取り出すの面倒だからな、このままもらっていけばいいだろ。」
燈「ちょ、ちょっと待って……。それは、私の……」
「あぁん!?」
燈「!!」ビクッ!
「言ったよな?これは落とし前だって。お前が、俺に、ぶつかってきたことの!」
燈「……そ、それは……そっちが、ぶつかって……」
「あぁ!?聞こえねえよ!!」
燈「……うっ、うぅ……」
凛々子「ちょっとやめなさいよ!!1人の女の子にそんなことして……恥ずかしくないの!?」
「はっ!知るか!そもそも俺は、こんな気弱で陰キャくさくてちんちくりんなやつがいっちばん大嫌いなんだ!!こうして見てるだけでも腹が立ってくる!!」
燈「うっ、うぅ、ああ……」
「そうやってすぐ泣くのを見るのも実に不愉快だ!だからこんなやつは……こうして脅して、物奪って、放っとけばいいんだよ!!」
「あははは!!」
「相変わらずの外道だなお前は!!はははは!!」
「だろ!?わっはっはっは!!」
凛々子「……ひどい……。ううん、こんなの、ひどいなんてもんじゃない……。」
燈「ぐすっ……うぅ、ううう……」
「あっはっはっは!!これで一万は軽いな!!」
「さっそく帰って売ろうぜ!!」
「いやー楽しみ楽しみ!!」
「「「ぎゃはははは!!」」」
……私は……何も、できなかった……。
大事なものが、盗られるのに……。
知り合いを、傷つけられたのに……。
……言い返したかったのに、言いくるめられて……。
……泣くことしか、できない……。
……嫌だ……嫌だよ……。
離したくない……離れたくない……。
せっかく、出会えたのに……。
新しい私の、大切なものに、出会えたのに……。
こんなところで、お別れなんて……終わりだなんて……。
絶対……絶対に……。
嫌だ……。
燈「……か……か……して。」
「……ん?」
凛々子「……燈ちゃん?」
燈「それは……私の……大事な……」
「こいつ、また何かぶつぶつ言ってるぞ?」
「知ったことかよ。なぁ、行こうぜ?」
「……そうだな。さっさと帰…「バッ!」! ……どけよ。」
燈「……嫌だ。」
「じゃあ殴るぞ?」
燈「……嫌だ。」
「……ならどけ…「嫌だ!」っ!このガキャあ!俺をいらつかせやがって!」
燈「それは……そのカードは私の……大事な、ものだから……。返してくれるまで……嫌だ!」
凛々子「燈ちゃん……。」
「……ぷっ、あはははは!!」
「何言ってんだこいつ!体めっちゃ震えてるくせに!」
燈「……」
「……なら、本当に殴るぞ?」
燈「……」
「女でも、容赦しねえからな?俺は。」
燈「……」
「……スッ」
「! お、おい、本当に殴るのかよ……?」
「お、女だぜ?一応……。」
「知ったこっちゃねーよ!!」
凛々子「!! 燈ちゃん避けて!!」
燈「……っ!」
「何やってんだよあんたら。」
……え?
「「「ん?」」」
凛々子「……!き、君は……!」
???「……」
「……何だよてめえ、ヒーロー気取り…「透哉くん!」透哉?」
透哉「……」
立希「! 燈!……お前ら、燈に何してんの。」
凛々子「立希ちゃん!」
……立希ちゃんと……誰?
確か凛々子さんは……"透哉"って……。
透哉「……はぁ。ほんと、どこ行ってもいるのな、こういうやつらは。……立希、危ないからお前は下がって…「嫌です。燈は私が命をかけてでも助けるんで。」……じゃあ頃合いを見て助けてくれ。」
「……透哉……。聞いたことあるぞ?確か……」
透哉「……」
「多くの女を手玉に取ってるモテ男だってな。」
透哉「ガクッ! な、何だよその噂!!」
立希「え……?鑑先輩、嘘でしょ……?」
透哉「違えって立希!誤解だ!そんな根も葉もない噂信じるな!」
……女を、手玉に……?
え……もしかしてあの人、私も……。
透哉「ち、違う!俺はただお前を助けに来ただけだ!だから大丈夫だ、な?」
燈「……」
凛々子「透哉くん、無理しないで!」
透哉「大丈夫ですって。俺、何回かこういう場に鉢合わせたことあるんで。」
「何が大丈夫なんだ?このモテ男さんよ〜。」バキッ、ボキッ
「女からモテるのが噂なんて、ムカつくやつだな〜。」
「ボコボコにしてやんよ〜。」
透哉「……来いよ。クソ転売野郎。」
プチンッ
立・凛「!」
い、今ので完全に、怒らせちゃった……。
「死ねやごらあああああ!!!」
あ、危ない……!
透哉「おっと。」スッ
え?
「なっ!……うわっ!」
ドガシャンッ!
立希「うわっ、もろにカウンターに激突した……。」
透哉「こう見えて反射神経だけはいいんだよ俺は。」
「こ、こうなったら……」
「このちっこい女を……」
え……?
立希「! お前ら、燈に近づく……な!」ドスッ!
「うおっ!」
「!! て、てめぇ、男の弱点を簡単に…「うるさいっ!」ドスッ! ぎゃっ!」
燈「……「燈、こっち!」た、立希ちゃん……ありがとう。」
「あ……あああ!!」
「うっ、くっ、くくっ……。」
透哉「……立希のやつ、容赦ねえな……。」
「く、くそがああ……。」
透哉「!」
「この俺を……怒らせやがってえええ!!」
透哉「げっ!カウンターを乗り越えてきやがった!」
「このクソ野郎があああ!!」
透哉「だから俺には……スッ、当たらねえって……スッ、言ってんだ……」
ガクッ
透哉「あれ?」
「! おりゃあ!」
透哉「! ぐはっ!」バコッ!
立希「!」
凛々子「透哉くん!」
ドサッ!
透哉「ってえ!くっそ、何でこんなとこで寝てやがんだ……。」
立希「……あ、私のせいだ。」
燈・凛「……」
「ふぅ……ふぅ……」
ガシッ!
透哉「うっ!」
「さっきはよくもやってくれたなこいつ……。覚悟はできてんだろうなぁ?」
透哉「や、ヤベぇ……。」
立希「鑑さん!」
凛々子「透哉くん!」
な、殴られちゃう……!
燈「……と……透哉、さん……!」
立希「(! 燈……?)」
「くたばれえええ!!」
透哉「……」
バンッ!
「警察だ!!」
「暴力団はどこにいる!!出てこい!!」
凛々子「!?」
燈「え?な、何……?」
立希「……間に合った……。」
「なっ!何でサツが……!」
「おいお前、いったい何をしている!」
「今すぐその子から離れて大人しく手を上げろ!!」
「や、ヤベぇ……おい、なんとかずらかるぞ!おい、早く起きろ!!」
「う、うぅ……」
「痛ぇ……。」
「逃げられると思うなよ!お前達は完全に包囲されている!」
「よし、あの3人を捕まえろ!!」
「く、くそがあああ!!」
透哉「……た、助かった……。パタリ」
【RiNG カフェテリア】
凛々子「二人とも!さっきは本当にありがとう〜!」
燈「助けてくれてありがとう、立希ちゃん。そして……ありがとう、ございます。透哉……さん。」
透哉「おう。とりあえず、無事で良か……痛たたた!もうちょっと優しくしてくれよ立希!」
立希「あれだけカッコつけて行ったのに結局殴られるとか、カッコ悪すぎません?」
透哉「いやだって、あんなとこに仲間が倒れてると思わなくて……。てか、お前がもうちょい気をつけてくれればあんなとこで躓くことなか…「あんな状況で気をつけるも気をつけないもないでしょ。」ポンポン 痛え痛えって!」
立希「男なんだから少しは我慢してくださいよ!情けないですね!」
透哉「男でも痛いものは痛いんだよ!」
凛々子「……意外と仲良いんだね、二人とも。」
立希「……別に。先輩なので。」
透哉「いや、バイト歴ではお前の方が先輩だろ。」
立希「……そうでしたね。……はい、終わりましたよ。」
透哉「サンキュー立希。」
……あの3人は、警察によって連れて行かれた。
本当なら事情聴取?をするみたいなのだが、透哉……さんと立希ちゃんが断ったため、警察の人達はそのままRiNGを後にした。
……それにしても、まさか警察沙汰になるなんて……。
透哉……さんが騒ぎを聞きつけて、立希ちゃんがそのときすぐに警察を呼んでくれたおかげで、なんとか事なきを得たらしいのだが、その二人がいなかったらと思うと……。
……本当に二人には、感謝しかない……。
凛々子「あ、そうだ燈ちゃん。あれ、バインダー無事だった?」
燈「え?あ、はい。……ちゃんとここに。中身も、全部あります。」
ライドケミートレカのバインダーも、なんともなくて良かった……。
さっき確認したら、折れたりもしてなかったし……。
……。
立希「? どうしたの?燈。」
燈「……これが原因で……あの人達に、絡まれたんだなって、思って……。」
立希「! そんなこと……!」
凛々子「そうだよ!悪いのは全部あの子達!燈ちゃんには何も……」
燈「……私が、持ち歩いたりしてたから。調子に乗って凛々子さんに見せたりしたから……。私なんかが、ヒーローものに手を出したりした…「それは違うぞ。」!」
透哉「仮面ライダーが好きな女の子なんて、俺の知り合いに山ほどいる。今の時代、男女なんて関係ないんだ。だから、"私なんか"なんて言うな。それに、凛々子さんの言う通り、あの3人のほうが10000対0で悪い。いや、悪いなんて言葉じゃ済まない。あいつらはクズだ、人間のゴミだ。てかそれ以前に、あいつらは転売ヤーだ。転売ヤーなんてマジで滅べばいいんだ!!」
凛々子「透哉くん、口が悪いよ……?」
透哉「! す、すみません……。」
燈「……「凛々子さん、ちょっと来てください!」!」
凛々子「え、どうしたの?」
「カウンターにあったものがないんですよ〜!いっしょに探してください!」
凛々子「わ、分かった!ごめん、呼ばれたから私行くね。3人はもうちょっとここで休んでていいから。」
立希「は、はぁ。」
透哉「分かりました……。」
凛々子「あ、最後に立希ちゃん、透哉くん、本当にありがとね!よし、行くよ!」
「はい!」
タッタッタッタ……
透哉「……相変わらず忙しいんだな、凛々子さん。」
立希「鑑さんも、仕事戻っていいんですよ?」
透哉「この子を放っといて行けるわけないだろ。」
燈「……」
立希「いや、私がいっしょにいるんで別に…「お前らを置いて俺だけ仕事に、なんてできるかよ。」……はぁ。」
透哉「ため息が露骨だなおい……。」
燈「……あ、あの……。」
透哉「ん?」
燈「……た……高松燈、です。改めて……さっきは本当に、ありがとうございました。」
透哉「そんな何度も言わなくていいって。それより…「燈のお礼を素直に受け取らないつもりですか?」いや、でもさっき……」
立希「さっきはさっき、今は今でしょ!燈からのお礼なんて何度もらっても…「た、立希ちゃん、別に大丈夫だから。」え?……まぁ、燈が言うなら……」
透哉「何なんだよお前は……。」
燈「……あの……透哉、さん?」
透哉「ん?何だ、燈。」
立希「! ちょっと鑑先輩!ナチュラルに燈を名前呼びし…「立希ちゃん。」っ!……燈は、いいの?」
燈「うん……。私は、大丈夫……。」
透哉「……」
燈「……透哉、さん。実は私……」
透哉「ん?」
燈「昨日、こんなのを拾ったんですけど……警察の人に、渡し忘れて……」
透哉「これは……メモか?いや、暗号?」
燈「それが、私にも分からなくて……」
立希「これを、いつどこで拾ったの?」
燈「昨日、スタジオの予約を取ってるときに……あの人にぶつかって、そのときに……」
立希「ぶつかった!?あの人って、まさかさっきのあいつ?」
燈「コク」
立希「燈にぶつかるなんて……絶対許さない……。」
透哉「別に、もう済んだ事なんだし…「そういう問題じゃないでしょ!」えぇ?」
立希「そっか、あいつらなんか見覚えあると思ったら、昨日燈を迎えに行ったときにいたやつらだ……。あのときに燈にぶつかってたんだ……。」
透哉「……なぁ、燈。」
燈「?」
透哉「こいついると話進まねえから……悪いけど、この話また後ででもいいか?」
燈「後で、ですか?」
透哉「ああ。今日仕事早引きするから、そしたら時間見つけて、どこかで二人だけで落ち合おう。立希には悪いけど……。」
燈「……分かりました。」
透哉「悪いな。じゃあさ……連絡先だけ、交換してもいいか?」
燈「あ、はい。えっと……」
透哉「……よし、じゃあ俺の画面を……」
立希「って、何こそこそやってるんですか?」
透哉「! な、何もやってねえぞ!?」
立希「そんなわけないでしょう!燈、この人に何された?」
燈「……大丈夫。何もされてないよ。(なんとか交換できた……。)」
立希「そ、そう?……ジー」
透哉「ほ、ほんとに何もやってねえって!燈も言ってるだろ?」
立希「……チラッ」
燈「コクコクコク」
立希「……なら、いいですけど。」
透哉「ふぅ……。(とりあえずごまかせた、か。……ん?)」
燈「……」
透哉「(燈からさっそくメッセージ?)」
燈『よろしくお願いします。』
透哉「……」
燈「……ペコリ」
透哉「……ははっ。」
透哉『ああ、よろしく。』
ましろちゃんと言い燈ちゃんと言い、なぜ結局こうなってしまうのだろう……。
ごめんましろちゃん、燈ちゃん……。
そして透哉、お前……ほんと男だな。