それに合わせての『Y.O.L.O!!!!!』の3Dライブ実装ってことでしょうかね。
さて、誰に歌わせようかな〜。
【アパート】
燈「……あの、透哉さん……ここって……」
透哉「俺の家があるアパートだ。」
……透哉さんの、家……?
燈「……と、透哉さん……何で、ここに……」
透哉「ん?だから言ったろ?良いものを見せてやるって。」
……その良いものが、透哉さんの家にあるってこと……?
……透哉さんは優しい人だから、あまり心配はしてないけど……これってつまり、男の人の家に入る、ってことだよね……。
燈「……」
透哉さんに着いていき、たどり着いた場所は、なんと透哉さんの家だった。
こうなってしまった経緯は、30分前に遡る……。
〜30分前〜
【喫茶店】
透哉「なぁ燈、燈はもう、好きなライダーっているのか?」
燈「え?好きなライダー、ですか……?」
透哉「ああ。ちなみに俺はオーズだ。知り合いには、ジオウ好きだったり、W好きだったり、龍騎好きだったりするやつがいるけど……あ、好きなライダーが多くて一つに決めきれないってやつもいるな。」
燈「……」
透哉「あ、ライドケミートレカを集めてるくらいだから、やっぱりガッチャードとか…「す、すみません……。」え?」
燈「……」
透哉「……あ……。わ、悪い、まだ仮面ライダーにはまったばかりなのに、突然そんなこと聞かれたら困…「あ、いや、そういうわけじゃなくて……」? 違うのか?」
燈「……ライドケミートレカを集め出して、バインダーやスリーブも買って……眺めたり、並べたり、スリーブやバインダーに入れたりするのは、すごく、楽しいんですけど……だから、仮面ライダーも好きなのかと言われると、それは少し、違うというか……」
透哉「……」
燈「もちろん、カッコいいとは思います……。ガッチャード、ギーツ……クウガ、アギト、ファイズ、響鬼、電王、ディケイド、オーズ、ウィザード、鎧武、ビルド……。他にもいっぱいいて……どれもカッコいい、面白いんだろうなとは思うんですけど……好きかどうかと言われたら……まだ、よく分からなくて……。」
透哉「……」
燈「ご、ごめんなさい!せっかく聞いてくれたのに、こんな……答え方で……。い、意味分かんないし……変、ですよね……?」
透哉「……」
燈「……」
透哉「……よし、分かった!」ガタッ!
燈「!」
透哉「燈、これから時間あるか?」
燈「じ、時間……ですか?」
透哉「ああ。なんか用事とかあるんなら、別にいいんだけど……」
燈「い、いえ、特に用事は…「そっか。じゃあ、ちょっと着いてきてくれるか?」……え?そ、それって……どこかに行く、ってことですか?」
透哉「ああ。そこで俺が、良いものを見せてやるからよ。」
燈「良いもの……。それって、いったい……」
透哉「行ってからのお楽しみだよ。どうだ?ちょっと気になってきただろ。」
燈「……まぁ、はい……。」
透哉「よし、じゃあ決まりだな。すみませーん!お会計お願いしまーす!」
こうして私は、透哉さんとあるところへ行くことになった。
良いもの……話の流れからして、仮面ライダーの何か?
……分からないけど、気になりはする……。
……ん?
燈「! と、透哉さん!私、自分の分は自分で…「ん?あぁ、いいっていいって。」で、でも……」
透哉「まだ高一なんだから、黙って奢られとけって。」
燈「……」
学年は、関係ない気がするけど……。
燈「あ、ありがとうございます……。」
透哉「おう。」
【アパート】
そのような出来事が喫茶店内であり、今に至る。
燈「……あ、あの、透哉さん……」
透哉「ん?」
燈「わ、私……その……」
透哉「……」
……やっぱり、やめておこう。
燈「……すみません。やっぱり、何でもないです……。」
透哉さん、どうしてかは分からないけど……私のため?にここに連れてきてくれたんだろうし。
それなのに、男の人の家入るの初めてです、なんて言ったら…… 変に気使わせちゃう、よね。
それに、言い方によっては、気分を害させちゃったり、遠回しに嫌だって言ってるようにも聞こえるだろうし……。
燈「……」
透哉「……今日は、やめとくか。」
燈「え?」
透哉「驚かせてやろうと思って、目的地が俺の家だって言わなかったけど……普通に考えて、会ってまだ数時間の男の家になんて、入りたくねえよな。」
燈「……ち、違っ……そういうことじゃ……」
透哉「知り合いにそういうの気にしないやつが多いからか、ちょっと軽率になってたよ。悪かったな、燈。」
燈「……わ、私……は……」
透哉「さてと、じゃあこれからどうするかなー?……やっぱあそこかな。いや、この際あいつん家行くってのも……あ、でもそれじゃあ今の二の舞に…「わ、私は!!」!? ……燈?」
燈「……私は……別に、嫌じゃ、ないです。」
透哉「……」
燈「確かに、男の人の家に入ったことなんてないし、緊張も、するけど……透哉さんなら、大丈夫です……。」
透哉「……燈。」
燈「だから……えっと……よ、よろしくお願いします!……で、いいのかな……?」
透哉「……ありがとな、燈。」
燈「? 何で、ありがとう……?」
透哉「特に深い意味はねえけど、ちょっと言いたくなってな。……よし、じゃあ気を取り直して、家に入るか。……本当に、いいんだな?」
燈「は、はい!」
透哉「……分かった。」
そう言うと透哉さんはポケットから鍵を取り出し、それをドアの鍵穴に差し込んだ。
差し込んだ鍵を90°回してから、最初の位置に戻すと、ガチャッと鍵の開いた音がした。
そして透哉さんがドアを開けると……。
???「みゃ〜。」
みゃ〜?
え……猫?
透哉「ただいま、すあま。良い子にしてたか?」ヒョイ
すあま「みゃ〜!」
透哉「おい、くすぐってえって……。」
透哉さんに"すあま"と呼ばれたその猫は、抱き抱えられると透哉さんの顔をペロペロ舐め始めた。
帰ってきたのが、嬉しかったのかな……。
透哉「紹介するよ。俺の家族の、すあまだ。」
すあま「みゃ。」
燈「! た、高松燈です……!よ、よろしく……ね。」
すあま「……みゃっ!ピョン」
燈「わっ!」
と、飛び乗ってきた……!
透哉「おいすあま、危ねえだろ……って、お前そんな人懐っこいやつだったっけか?」
すあま「みゃ〜ん♪」スリスリ
燈「……ふふっ。」
楽奈ちゃんがいたら、喜びそうだな。
透哉「……最近、抱っこも好きになったみたいでさ。たまに今みたいに抱き抱えてやったりしてるんだけど……抱っこしながら他の人に飛び乗ったのは、初めてだな……。」
燈「そう、なんですか……?……ナデナデ」
すあま「みゃ〜……。」
透哉「完全に燈に懐いたな、こいつ。」
燈「ふふ、可愛い……。」
透哉「……んじゃあ、そいつを抱っこしたまま上がってくれ。バッグは俺が持ってくよ。」
燈「あ……ありがとうございます。」
透哉「おう。」
燈「えっと……お、お邪魔します……。」
透哉さんの猫……すあま、ちゃん……を抱っこしながら、私は人生で初めて、男の人の家に足を踏み入れた。
でも、まさか家に上がる前に、猫を抱っこすることになるとは思わなかったな……。
【アパート 透哉の家 リビング前】
透哉「この部屋の先に、お前に見せたかった良いものがある。」
燈「この先……ですか……。」
透哉「ああ。それじゃ、開けるぞ。」
燈「……ゴクリ」
すあま「みゃー……。」
透哉「……さぁ燈、これを見て驚くがいい!!」ガチャ
燈「……
んー……?」
すあま「みゃー?」
透哉「あ、いけね、電気電気……」
パチッ
ま、眩しいっ……。
すあま「みゃっ!」タンッ
あ、降りちゃった……。
……?
……!!
透哉「どうだ?すごいだろ。」
燈「……す、すごい……!」
透哉さんが開けたドアの向こうの部屋は、いわゆる普通のリビングだった。
ただそのリビングには、ある人が……仮面ライダーを知っている人が見たら、驚かざるを得ないようなものがあった。
そう、私のような、昨日今日仮面ライダーを知ったばかりの人でも。
燈「……あの、この棚に飾ってあるのって……」
透哉「ああ、ベルトだ。クウガ〜響鬼は持ってないから、カブトからだけどな。このカブトゼクターは2009年くらいのときのレジェンドライダーシリーズのやつで、デンオウベルト、キバットベルトはDX、ディケイドライバーはCSMver.2で、ダブルドライバーはDX、オーズドライバーもディケイドと同じCSMで、フォーゼドライバー、ウィザードライバーは……」
……すごい早口で喋ってるから、何言ってるのかちょっと分からないけど……これだけは分かる。
……すごい、と……。
この部屋に入り、すぐ目につくところ……入り口の正面の壁沿いに、それはある。
木製のしっかりとした白い棚が二つ置いてあり、それぞれの棚に……多くの仮面ライダーの、ベルト?が飾ってある。
ベルトの他にも、フィギュアやカード、ベルトじゃないおもちゃも飾られていて、なんというか……仮面ライダーのための棚、という感じだ。
しかもおもちゃやフィギュアは棚の上にも飾られていて、そのスペース以外にもこの部屋のところどころに仮面ライダーのグッズが置いてある。
……透哉さんが、こんなに仮面ライダーが好きだったなんて……。
透哉「すげえだろ。リビングを、半分仮面ライダー部屋、半分リビングみたいにしてるんだ。」
仮面ライダー部屋……。
確かに、この部屋を一言で表すにはぴったりの名前かも……。
燈「……あの……この、ベルトって……」
透哉「変身ベルトだよ、仮面ライダーの。」
燈「変身、ベルト……。あ、ガッチャードがつけてる、オレンジ色のですか?」
透哉「そうそう。仮面ライダーはみんな、こういう変身ベルトをつけて、仮面ライダーに変身するんだよ。まぁ、一部例外もいるけど。」
燈「……そうなんですね……。これをつけて、仮面ライダーに……」
確かにヒーローって、みんな変身して悪者と戦うイメージある……。
それが仮面ライダーだとベルトなんだ……。
……こうして見るとすごく圧巻で……カッコいいかも……。
……!
これ、ガッチャードのベルトだ。
カードや、おもちゃ屋さんに飾ってあったパネル?でちらっと目にすることはあったけど、これだけ間近で見たのは初めてだな……。
透哉「……仮面ライダーのベルトをこんなにまじまじと見るのは初めてか?」
燈「は、はい……。ずっと私、ライドケミートレカに夢中だったので、それ以外のものは、全然……。だからベルトのことも、あまり……。」
透哉「……自分で調べたりもしなかったのか?仮面ライダーのこと。」
燈「……ら、ライドケミートレカのことだけ、少し……。」
透哉「……そうか。」
……と、透哉さんの声色が、さっきと違う……。
もしかして……怒ってる……?
私が、全然仮面ライダーのこと知らないから……?
……確かに、透哉さんは仮面ライダー部屋を作るくらいの仮面ライダー好きだし……。
……それに対して、私は……。
透哉「……燈。」
燈「! は、はい……。」
透哉「……これは、
教え甲斐があるな!」
燈「……え?」
透哉「燈、俺が仮面ライダーのこと、いろいろ教えてやるよ。いろんな作品があったり、いろんなライダーがいたり、いろんなベルト、アイテムがあったり、それ以外にもフィギュアやカードなど、いろんなグッズがあったり!!」
燈「……」
透哉「今言ったように、仮面ライダーの世界は広いんだ。ライダーのことを今よりもーーーっと知る事ができれば、燈もきっと、仮面ライダーを好きになるぞ!!まさに、俺の知り合いがそうだったからな!!」
燈「……」
透哉「……と、燈?……あ、ごめん。俺、1人で勝手に盛り上がって…「ふふ。」?」
燈「ふふっ、ふふふ♪」
透哉「お、おい、何だよ、何笑ってんだよ……。」
燈「す、すみません。……心配する必要、なかったなって。」
透哉「え?」
そうだよね。
透哉さんが、今更そんなことで怒るわけないよね。
……じゃなきゃ、私と凛々子さんを助けてくれたり、喫茶店で優しく接してくれたり、家に上げてくれたり……私のために、ここまでしてくれないよね……。
透哉「……燈?えっと、どうし…「透哉さん。」! な、何だ?」
燈「……仮面ライダーのこと、いろいろ、教えてくれませんか?私……ライドケミートレカ以外のことも、いっぱい、知りたいです……!」
透哉「……お、おう!もちろんだ!!それじゃあさっそく……。まずはやっぱり、ベルトの紹介かな。燈的に……最初はガッチャードライバーがいいか。よっ、と。ほら、燈。」
燈「! あ、ありがとうございます……!……これが、ベルト……。」
透哉「分かるぞ燈、その気持ち。初めてベルトを持ったときって、感動するよなぁ。特にCSMなんか格別で、家にオーズドライバーが届いて開けて、初めてCSMというものを持って、触って、遊んだときの感動は一生忘れられねえよ……。もちろん、それはCSMじゃなくてDXにも言えるし、ベルトだけじゃなくてフィギュアとかにも言えるんだ。特にこのオーズの真骨頂!初めてのフィギュアーツ兼真骨頂だったから、もう買う前からワクワクが止まらないわけよ!で、予約して発売日に取りに行き、帰ってきていざ開封、ってなったその瞬間……まず最初に箱のカッコよさに見惚れちゃってよ〜。もう箱のこの顔のアップの時点でオーズなんだよ!スーツなんだよ!本物なんだよ!もうそこに本物のスーツのオーズがいるんだよ!!いや〜……あの瞬間は感動ものだよほんと……。で、満を持して箱を開けると……」
……相変わらず、早口で喋ってるから、何言ってるか分かんないけど……これだけは分かる。
……本当に、仮面ライダーが好きなんだなぁって。
……私もいつか、ここまで本気で、"仮面ライダーが好き!"って言えるようになる日がくるのかな?
流石に、ここまでじゃなくても……あのちゃん、立希ちゃん、そよちゃん、楽奈ちゃん……MyGO!!!!!のみんなと同じくらい、大切な存在に……。
……なれるといいな。
と、特訓前のイラストにさよひな入れてきたって、か、必ず心が揺さぶられるわけじゃないんだからな!?(ちょっと欲しい……)
あとりみりんの特訓後がまぁ……なんというか、すごかったですよね。