仮面ライダーが浸透したバンドリの世界   作:知栄 砂空

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とうとう今日からMyGO!!!!!の新規イベですね!!

『It’s MyGO!!!!!』以来のMyGO!!!!!の新しい物語!

本日15:00を楽しみに待ちましょう!!(ガチャは引きたい……けど……我慢、かなぁ……。)


第百三十話 愛音と透哉

【RiNG】

 

透哉「……えっとー……」

 

愛音「……」

 

燈「と、透哉さん……あ、あのちゃん……」アワアワ

 

立希「どういう状況?これ……。」

 

透哉「……ど、どうした…「どうしたもこうしたもありません!!」な、何で怒ってるんだよ……!」

 

愛音「鑑透哉さん!!バイトが終わったら、ちょっといっしょに来てください!!」

 

透哉「! ……ごめん。俺、バイトの後は用事が…「関係ないです!!」えぇ!?」

 

……なんか知らんけど、バイト中、羽丘の制服を着たピンクのロングヘアの子に絡まれた。

 

しかも、バイトの後いっしょに来いって言われて……。

 

俺、用事あるのに……。

 

何これ、俗に言う逆ナンパってやつか……?

 

愛音「とにかく!バイトが終わり次第RiNGの外に来てください!いいですね!?」

 

透哉「……わ、分かった……。」

 

燈「あ、あのちゃん……。」

 

立希「……バイト中、なんだけど……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜30分前〜

 

【羽丘女子学園 天文部 部室】

 

燈「……これが、昨日あった、全ての出来事だよ。」

 

愛音「……」

 

燈「……?あ、あのちゃん……?」

 

愛音「……ごめんねともりん。ちょっと頭の中で整理させて。」

 

燈「! う、うん……。」

 

 

 

 

 

そして、愛音が頭の中で整理すること、5分。

 

愛音「……よし。」

 

燈「お、終わった?」

 

愛音「うん、もう大丈夫。……前半はともりんからしたら怖い出来事だったのに、話してくれてありがとう。でも、これで昨日のことは全て理解できたよ。」

 

燈「……あのちゃんに役に立てたのなら、よかった……。」

 

愛音「それじゃあともりん、行こう。」

 

燈「? 行くって、どこへ?」

 

愛音「もちろん……透哉さんのところだよ!」

 

燈「……えぇ!?な、何で……。」

 

愛音「……しいて言うなら、ともりんの話を聞いて、もっとその人のことを知りたくなったから、かな。」

 

燈「……」

 

愛音「そうと決まったらさっそくレッツゴーだよともりん!」

 

燈「! ちょ、ちょっと待ってあのちゃん!今透哉さん、まだバイトが…「待ってろよー、鑑透哉ー!」き、聞こえてない……。あのちゃん、待って……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【RiNG】

 

透哉「……はぁ。」

 

立希「鑑先輩、愛音に何したんですか……。」

 

透哉「何もしてねえよ!てか、あの子とはさっき初めて会ったよ……。」

 

立希「初めて……?あんなに敵意むき出しだったのに?」

 

透哉「ああ。全くの初対面だ。なのに、いきなりあんな……。俺、自分の知らないところで何かやらかしたのかなぁ?」

 

立希「まぁ、それしか考えられませんね。反省して謝ったほうがいいと思いますよ。」

 

透哉「相変わらず辛辣だなお前は……。ところで、立希はあの子と知り合いなのか?」

 

立希「……まぁ、一応。」

 

透哉「そうなのか。……いつもあんな感じなのか?」

 

立希「……いや、自分から初対面の人に喧嘩ふっかけるところは初めて見ましたね。」

 

透哉「そ、そうなの……?……ますます分からん……。」

 

立希「……それより私は、燈がいっしょにいたことのほうが気になりました。」

 

透哉「あぁ、そういえば……。二人共制服着てたってことは、学校の帰りか。」

 

立希「そうなりますね。学校帰りに何かあったか思ったかして、RiNGでバイトしてる鑑先輩のところに向かい、そして喧嘩をふっかけた……。」

 

透哉「喧嘩、とはまた違うような気もするけど……。」

 

立希「……もしかして、原因は燈なんじゃないですか?」

 

透哉「燈!?」

 

立希「先輩が燈に何かひどいことをして、それを愛音が聞き、一発ガツンと言うためにRiNGまで押しかけてきた……。違いますか?」

 

透哉「……別に俺、燈が嫌がるようなことは何も…「自分はそう思ってても、本人はそう思ってないかもしれないでしょ!」……それは、確かに……。」

 

立希「……そうだ、きっとそうですよ。鑑先輩が燈に何かしらの嫌がらせをしたから、愛音が喧嘩ふっかけに来たんですよ!」

 

透哉「……つまりは、やはり俺の…「間違いありません。絶対それです。」……」

 

立希「……鑑先輩。」

 

透哉「ん……?」

 

立希「バイト、今すぐ早引きしてください。」

 

透哉「なっ!いきなり何を…「凛々子さんには私から言っておくんで、今すぐ、速やかに早引きしてください。」いやだから何で……」

 

立希「先輩が燈に何かしたからこうなったと知って、私が黙ってると思います?愛音ならまだしも、先輩が燈に嫌がらせした、というのが本当だったら……先輩と縁切りますから。っていうか、二度と顔を見せないでください。」

 

透哉「……俺、泣いてい…「勝手に泣いてどうぞ。私、他人のふりしますから。」……」

 

……何で俺が、ここまで言われなきゃならねえんだ……。

 

燈に嫌がらせ……何かひどいこと……そんな記憶全くない……。

 

確かに昨日、喫茶店に呼んだり家に招いたりしたけど、燈は全然嫌がってなんて……。

 

 

 

 

 

『自分はそう思ってても、本人はそう思ってないかもしれないでしょ!』

 

 

 

 

 

……まさか、そうなのか?

 

燈のやつ、本当は……。

 

……。

 

透哉「……立希、後のことは任せたぞ。」

 

立希「了解です。さっさと行ってきてください。」

 

透哉「っ……。見てろよ立希!俺が無実だって、すぐに証明してやるからな!!」タッタッタッタ

 

立希「……期待しないで待ってますよ。

 

 

 

 

 

……ったく、愛音のせいで人手減っちゃったじゃん……。明日の練習、あいつ用に超難しいパート作ってくるか……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【RiNG 外】

 

愛音「自分で指定しといて言うのもあれだけど、やっぱり外はまずかったかな〜……。最近寒くなってきてるし……。」

 

燈「……」

 

愛音「……ともりん、もしだったら帰っててもいいんだよ?これは私が勝手にやってることだし……。」

 

燈「ううん、大丈夫……。あのちゃんといっしょに、待つよ。(それに、透哉さんとは……。)」

 

……ヒュ~

 

愛音「うっ、寒〜!……外にいるのやめて、中入っちゃお…「ねぇ、あのちゃん。」ん?」

 

燈「……何で、突然透哉さんのところに来たの?」

 

愛音「……だから言ったでしょ?ともりんの話を聞いて、もっと透哉さんのことを知りたくなったから、って。」

 

燈「本当に、それだけ……?」

 

愛音「本当にそれだけだよ。」

 

燈「……そっか。」

 

愛音「……。あーあ、透哉さん、早くバイト終わらないかなー。」

 

 

 

 

 

ガー

 

透哉「! 二人共、マジで外にいたのか……。」

 

燈「! 透哉さん……!」

 

愛音「え、何で?バイト、まだのはずじゃ……」

 

透哉「あー……まぁ、いろいろあってな。早引きさせてもらったんだ。それより、中のほうがよかったんじゃねえか?寒かっただろ。」

 

愛音「だ、大丈夫ですよ。こんな寒さ大したこと…ヒュ~! うっ、寒っ!」

 

透哉「……どこが大したことねえんだよ……。」

 

愛音「あ……///。」

 

透哉「それに、俺も寒いのは苦手だから、できれば中にいたい……。なぁ、話なら、2階のカフェテリアでもいいか?」

 

愛音「……そう、ですね。そうしましょう……。」

 

透哉「おう。燈も寒かったろ。中に入って、何か温かいのでも飲もうぜ。」

 

燈「は、はい!」

 

愛音「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【RiNG カフェテリア】

 

沙綾「はいどうぞ、コーヒー1つに、ミルクティー2つになりまーす。」

 

透哉「サンキュー沙綾。ほら、燈。」

 

燈「あ、ありがとうございます。」

 

愛音「……」

 

沙綾「ゆっくりしていってくださいね♪」

 

透哉「おう、お前も頑張れよ。……さてと、じゃあ冷めないうちに飲もうぜ。」

 

愛音「……あの、お金…「そんなのいいって。俺の奢りだ。」で、でも……」

 

燈「私も……昨日奢ってもらったばっかりなんですけど……」

 

愛音「え、そうなの?」

 

透哉「昨日は昨日、今日は今日だろ。些細なことなんだし、素直に甘えとけって。」

 

愛音「些細、かなぁ……。」

 

燈「……美味しい……あったまる……。」

 

透哉「な〜。やっぱ寒い時期はあったかいのが一番だよな〜。」

 

愛音「……それじゃあ……いただきます……。」

 

透哉「ああ。」

 

……なんか、思ってたのと違う……。

 

ともりんの話を聞いて、まぁ、優しい人ではあるんだろうなとは思ったけど……本当に、優しい……。

 

何か裏があるんじゃないかとも思ったけど……そういう感じにも見えないし……。

 

燈「そういえば透哉さん、この後……」

 

透哉「お、そうだな。じゃあ……」

 

口調とかは、男の人によく見られるような感じのそれなんだけど、喋り方が、優しく、丁寧で……語りかける、っていうか、寄り添う感じの喋り方で……。

 

私が思ってた、10倍くらい柔らかい雰囲気……。

 

ともりんも、心なしか楽しそうに喋ってるように見える……。

 

透哉「……なぁ、飲まないのか?冷めちまうぞ?」

 

愛音「え?あ……。も、もちろん飲みますよ!ゴクゴクゴク……」

 

透哉「お、おいおい、そんな一気に……。」

 

愛音「……美味しい……。それに、あったまる……。」

 

透哉「……ははは、燈と同じこと言ってるな。」

 

愛音「え……そ、そうだっけ?」

 

燈「うん……。」

 

……あと、他の人のことをよく見てる……。

 

やっぱりイメージだけじゃ、人は分からないもんだなぁ。

 

透哉「あ、そういえば、自己紹介がまだだったな。」

 

愛音「! そ、そうでしたね。」

 

透哉「さっきから透哉さん透哉さんって呼んでたから、分かってるだろうけど、一応な。……鑑透哉だ。よろしくな。」

 

愛音「……千早愛音です。ともりんとは、バンド仲間で……」

 

透哉「燈と?ってことは、MyGO!!!!!か。」

 

愛音「! 知ってるんですか!?」

 

透哉「あ、いや、知ってるって言っても、名前だけな?昨日燈から教えてもらったんだ。ライブはまだ見たことないけど、いつかは見てみたいと思ってる。」

 

愛音「あ、なるほど、ともりんから……。じゃあ、今度ライブあるので、そのとき見に来てください。」

 

透哉「ああ、絶対見に行くよ。」

 

ともりん、もうMyGO!!!!!のこと話してたんだ。

 

……絶対見に行く、か……。

 

……ライブまでに、もうちょっと上手くできるよう練習しとこ。

 

透哉「それで、あの……ち、千早、さん?」

 

愛音「? 何で苗字なんですか?」

 

透哉「い、いや……いきなり名前で呼ぶのは、軽率かなぁと……」

 

……そんなことまでこの人は……。

 

愛音「別にいいですよ。むしろ、苗字で呼ばれたほうがちょっとムズムズするっていうか……。とにかく、ともりんや沙綾さんを名前で呼ぶなら、私も名前で呼んでくださいよ。そのほうが統一感があってよくないですか?」

 

透哉「……君がそう言うなら…「あ、もしかしてこのこと、ともりんにも言われました?」!ギクッ!」

 

燈「すごいあのちゃん……!何で分かったの?」

 

愛音「いやぁ、なんとなくねー。……透哉さん。」

 

透哉「ん?」

 

愛音「呼び方のくせって、直らないものですよ。名前で呼んでれば名前で、苗字で呼んでれば苗字で呼んじゃうものです。透哉さんは前者ってことでしょ?」

 

透哉「まぁ、そうだな。」

 

愛音「だから今後初めて会う人達も、透哉さんの好きに呼んであげたらいいんじゃないかなって。それで嫌な気する人は……あまりいないと思いますし。」

 

透哉「そ、そうか……。分かった、肝に銘じておくよ。」

 

愛音「肝にって……。そこまで大層なことでもないと思いますけど。」

 

燈「……ふふっ。」

 

透・愛「「?」」

 

愛音「どうしたの?ともりん。」

 

燈「あのちゃん……楽しそうに話してるなって。」

 

愛音「え?……そう、見えた?」

 

燈「うん。」

 

……ともりんには、楽しそうに見えたんだ。

 

……確かに、透哉さんと話すうちに、良い人だなって、面白い人だなって思いはしたけど……。

 

……ん?

 

あれ、私って、透哉さんと……。

 

……!!

 

そうだよ!

 

違う違うじゃん!

 

私、こんな感じで透哉さんと話しに来たわけじゃないじゃん!

 

そうだよ、思い出せ私。

 

ここに来たのは、透哉さんを……透哉さんの本性を、暴くために……。

 

透哉「……愛音、どうした?」

 

愛音「! な、何でもないですぅ!」

 

透哉「!? な、何怒ってんだよ……。」

 

……そうだ、これは罠だ。

 

いつの間にか透哉さんのペースにはまってたんだ、私。

 

そのせいで、透哉さんは優しいと、面白いと、良い人だと思い込んでた……。

 

そしてそれを、信じ込ませようとしてた……。

 

……違う、そうじゃない。

 

私は透哉さんと、……透哉さんをそう信じ込むために話をしに来たんじゃないの。

 

……そうだ、次は私の番。

 

今度は私のペースに透哉さんをはめて、そして透哉さんの男としての本性を……。

 

よし、だんだん思い出してきたぞ、当初の目的を……。

 

燈「……あの、透哉さん。」

 

透哉「ん?どうした?燈。」

 

燈「この後なんですけど、ゴニョゴニョゴニョ……。」

 

透哉「……!それいいな!そうしよう!」

 

すぅ、はぁ、すぅ、はぁ……。

 

よし、ここからは私のターンだ。

 

愛音「あの、透哉…「愛音!」!」

 

透哉「今からちょっと出かけねえか?」

 

愛音「……へ?」

 

燈「3人で、ショッピングモール……。今から行こう、あのちゃん……!」

 

愛音「……しょ、ショッピング、モール?」

 

透哉「よっしゃ!そうと決まったらさっそく行くか!」

 

燈「はい!あ、ちょっと待ってください、今日は遅くなるって家に連絡を……」

 

愛音「ちょ、ちょっと待ってよ!どういうこと?」

 

透哉「どうもなにも、3人でショッピングモール行こうってだけだよ。」

 

愛音「いや、でも何で突然……」

 

燈「あのちゃんは、行きたくないの……?」

 

愛音「! い、いや……別に、そういうわけじゃ、ない、けど……」

 

透哉「じゃあ決まりだな。」

 

燈「はい……!あのちゃん、行こう?」

 

愛音「……う、うん……。」

 

どうして、こんなことに……。

 

私の、当初の目的が……。

 

……いや、待てよ?

 

でも、これはこれでありかも。

 

確か透哉さんは仮面ライダー好き。

 

どうにかして仮面ライダーのところに透哉さんを誘導すれば、本性を現すかも。

 

自分の好きなものの前に行けば、きっと透哉さんだって……。

 

……よし、作戦変更。

 

ショッピングモールの、仮面ライダーのところで、透哉さんの本性を暴く!

 

そしてともりんを……鑑透哉という男の魔の手から救出する!!




ギーツケミーの声優さんがVtuberの人に決定したことについてなんか炎上?してましたが、別に僕は良いんじゃないかなと思ってます。

今までいろんな俳優さん、声優さんが仮面ライダーを演じられてきて、そこにとうとうVtuberが加わるということで。

それは仮面ライダーの新たな可能性の扉が開いたということですので、僕は全然大歓迎です。

Vtuberの人が演じるギーツケミーの活躍も楽しみですし、映画自体も非常に楽しみです。

とりあえず僕は……ギーツケミーとバッタケミーがいっしょにいるカードが可愛過ぎるのでめちゃくちゃ欲しいです……。(買えや)
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