透哉「お、ガッチャードとブンブンジャーの映画の前売りじゃねえか。無事買えたんだな。」
燈「はい……!あのちゃんといっしょに、買いに行きました……。」
透哉「そうか、愛音もいっしょに……。じゃあ、映画見に行くときは、三人で行くか。」
燈「三人で……。は、はい!是非、お願いします……!」
透哉「そんなかしこまるなって。ほら、今日はディケイドライバーで遊ぶんだろ?待ってろ、今用意するから。」
燈「ありがとうございます……。あ、えっと……145話、始まります……。」
【アパート 透哉の家】
透哉「春映画じゃねえか!!」
燈「……え?」
彩「ほんとにね〜。話したいことはいっぱいあるけど……とにかく今日のガッチャードを見て言えることは、すっっっごく面白かった!!」
透哉「想像の10倍……いや、それ以上だったよな。ほんと……やってくれたなぁ!の一言に尽きるな。」
彩「エボルトもびっくりだね!」
燈「……」
透哉「ははは、そうだな。……燈はどうだった?今日のガッチャードは。」
燈「……えっと……さっき言ってた、春映画っていうのは……」
透哉「ああ、昔は毎年やってたんだよ。ディケイド……いや、キバか?そのときくらいから春にも映画をやってて、俺達はそれを春映画って呼んでるんだ。まんまだけどな。」
彩「春映画の特徴はなんといっても、ヒーローの垣根を超えたクロスオーバー作品であること!冬映画のように前作、現行ライダーだけじゃなくて、それより前の昭和、平成ライダー、そしてスーパー戦隊、ときには宇宙刑事ともコラボしたこともある、まさに夢のような映画なんだよ!」
燈「す、スーパー戦隊……宇宙、刑事……?」
透哉「まぁ、そこら辺はまた今度詳しく説明するとして……とりあえず、多くの作品の仮面ライダーがコラボする夢のようなクロスオーバー映画って思っとけばいいよ。」
燈「多くの作品の仮面ライダーが、コラボ……。じゃあ、今回のガッチャードを見て、透哉さんが春映画って言ったのは……」
透哉「ダークキバ、エターナル、グレアっていう過去のダークライダーが出てきて、かつレジェンドがケミーライドした姿とは言えクウガ〜ディケイドまで出てきた。さらにゼインまでもが参戦して、昭和ライダーであるスーパー1のカードを使った……ほんとにこのてんこ盛り感は、春映画に通ずるものがありすぎるよ。」
彩「いやー、ゼインは私もびっくりしたよ〜。まさか出てくるとは思わなかったし、しかもスーパー1のカードを使うしで、昭和ライダーのカードも使えるの!?って二度びっくりしたもん……。」
透哉「アウトサイダーズでは、主役ライダーの最強フォームのカードしか使ってなかったもんな。ゼイン、ディケイドやジオウ、レジェンドに負けず劣らずのライダーかもな。」
燈「……なんか、いろいろありすぎて……頭が、混乱する……。」
透哉「確かに、燈のような最近仮面ライダーを見始めたっていうやつがあれを見たら、まず混乱するだろうな……。あ、じゃあ、ガッチャードだけに焦点を当てるとどうだ?」
燈「ガッチャード……。す、すごかったです!いろいろと、熱い展開がありすぎて……。宝太郎さんがみんなの声援を受けて立ち上がるところとか、エター、ナル?とプラチナガッチャードのキック対決とか……。」
彩「分かるよ〜!あの声援は、仮面ライダーと言えば!だよね〜。ていうかあのシーンって……もしかしてAtoZのオマージュだったりする!?」
透哉「あー……かもな。しかも、敵エターナルだしな。あの展開は、ほんと見てて熱かったなー……。」
燈「あと、まさかのラケシスがヴァルバラドになったり、マジェードが操られたり、クロトーの強化版がさっそく乱入してきたり……仮面ライダーヴァルバラドとヴァルバラドのW必殺だったり……!まるで……映画を見てる気分でした。」
透哉「そう!そうなんだよ!しかも久々のクロスエックスレックス、さらにアイアンガッチャードも登場して、なんとファイヤーガッチャードのアントレスラーが登場したりと、さっきのWヴァルバラドしかり、ほんとにサプライズの連続だったよな〜。マジ、今回のガッチャードに関してはいくらでも語り続けられる自信ある。」
彩「ラケシス、最初はいつか裏切るのかなって思ってたけど、この感じだと意外と最後まで裏切らなさそうだよね。鏡花さんに頼まれたからとは言え、ちゃんと人々を守ってたし、スパナとも息のあったコンビネーション技を撃ち込んでたし……。でも何にしろ、やっぱりヴァルバラドへの変身は熱かったね!レプリケミーカードのマッドウィールを使ってたからちょっと違う色合いになってたし……ていうかあんなの見せられたらヴァルバラッシャーとレプリのマッドウィール欲しくなるじゃん!」
透哉「はは、ほんとにな〜。」
燈「あと……宝太郎さんがみんなの声援を受けて、もう一度立ち上がって変身するときに、いろんなケミーが出てくるとこが、カッコよかったです……!」
透哉「あれな〜。レスラーGやサボニードル、ジャングルジャン、ズキュンパイア、他にもいろいろな。あの演出はカッコよかったし……さらに言うと小ネタがあるんだぜ?」
燈「小ネタ?あの演出に、ってことですか……?」
透哉「おう。」
彩「はいはーい!私言いたい!」
透哉「よし、じゃあ任せたぞ彩。」
彩「あのね、まずWには、ガイアメモリっていう変身アイテムが…「あ、この前透哉さんに、遊ばせてもらいました。」え?」
透哉「……よ、っと。これだな。」
燈「はい。……『サイクロン!』、『ジョーカー!』。あと、確か……ヒート、メタル、ルナ、トリガー、ファング、エクストリーム、ですよね。」
彩「……う、うん。」
燈「二つのメモリを使っての変身、楽しかったです……♪」
透哉「シンプルだけど楽しいんだよな、ダブルドライバー。」
彩「……ずるい。」
透哉「へ?」
彩「私も燈ちゃんといろんなベルトで遊びたい!私も燈ちゃんに仮面ライダーのこといっぱい教えてあげたい〜!」
透哉「な、何だよいきなり……。これからいくらでも遊んで教えりゃいいだろ。」
彩「ごめん燈ちゃん!」ガシッ!
燈「え……!?」
彩「私、燈ちゃんのことをちょっとだけ見くびってる気持ちがあったみたい……。本当にごめんね……。」
燈「い、いえ……私は別に…「これから何か分からないことがあったら、何でもこの彩お姉さんに聞いてね!何でも答えてあげるから!!」は、はぁ……。」
透哉「お前はいつ燈のお姉さんになったんだよ……。」
燈「(ま、ましろさんのときも、思ったけど……彩さんも、透哉さんみたい……。いや、むしろ、こっちのほうが……。)じゃ、じゃあ、一つ、いいですか?」
彩「もちろん!それでそれで?」
燈「ケミーがいっぱい出てきたときの演出の小ネタって、何ですか?」
彩「……え?」
燈「……」
彩「……そ、そうだね。まだ話途中だったね。あはは……。」
透・燈「「……」」
彩「こほんっ。……Wの映画、『AtoZ/運命のガイアメモリ』にはね、T2ガイアメモリっていう本来のガイアメモリとは違うメモリが出てくるんだ。その数、AからZの26種類!今回のガッチャードでも使ってたけど、なんとエターナルはその26本のT2ガイアメモリを使って必殺技を放つんだよ!それだけでもすごいのにエターナルメモリにはある能力があって……って、話が逸れちゃってるね……。気を取り直して本題に入るね。今言ったAからZのT2ガイアメモリを使っての必殺技、それに対してプラチナガッチャードはキック技で対抗、そのときにいろんなケミーが出てきたけど、なんと……なんと、そのケミー達は……
……AからZの頭文字から始まる26種類なんだよ!すごくない!?Aならアントルーパー、Kならカマンティス、Mならメカニッカニ、Tならトライケラ、っていう風に、26本のT2ガイアメモリと対になるようにちゃんと26種類のケミーが選ばれてたなんて……。まぁ、Qから始まるケミーだけが唯一いなくて、それだけは名前にQが入ってるヒーケスキューになったみたいなんだけど……そうだとしても、これを考えた人はほんとに天才だよ!戦兎もびっくりの大天才!!ね、二人もそう思うでしょ!!」
透・燈「「……」」
彩「……?どうしたの?二人とも……。」
透哉「いや……前置き長えよ!」
彩「え!?」
透哉「見ろ!燈混乱してるじゃねえか!今の前置き、絶対今じゃなくてよかっただろ!」
彩「だ、だって〜!T2ガイアメモリの説明は必要でしょ〜!?」
透哉「それはそうだけど……だとしても、長えし早口だしで燈からしたら何言ってるか分かったもんじゃねえだろ。」
彩「なっ……!そ、それなら透哉くんだって人のこと言えないじゃん!」
透哉「と、燈にはちゃんと分かりやすく説明してるって!」
彩「え〜ほんとかな〜……?燈ちゃん、どうなの?」
燈「え!?あ……えっと……。」
透哉『分かるぞ燈、その気持ち。初めてベルトを持ったときって、感動するよなぁ。特にCSMなんか格別で、家にオーズドライバーが届いて開けて、初めてCSMというものを持って、触って、遊んだときの感動は一生忘れられねえよ……。もちろん、それはCSMじゃなくてDXにも言えるし、ベルトだけじゃなくてフィギュアとかにも言えるんだ。特にこのオーズの真骨頂!初めてのフィギュアーツ兼真骨頂だったから…(以下略)』
燈「……」
彩「……透哉くん?」ジトー
透哉「……よ、よし、感想会に戻るぞー。あー……そうだレジェンド、今度はレジェンドについて語ろう。」
彩「完全にブーメラン……。」
燈「……ふふっ。」
彩「? 燈ちゃん?」
燈「あ、ごめんなさい……。あの……やっぱり、面白い人だなって。」
彩「……ふふ♪分かるよ、燈ちゃん♪」
透哉「いや、正直俺さ、ちょっとレジェンドに変身してゴージャスディケイドにケミーライドして戦って、最後にレジェンダリーレジェンドになって終わりかと思ってたんだよ。……見事にその予想を裏切ってくれたよな。それもすっげえ良い意味で。」
彩「ゴージャスディケイドになるのは分かってたけど、まさかクウガから順番にフォームチェンジしてくれるなんてね〜!しかもちゃんと必殺技付きで!個人的には電王の『カグヤ様の必殺技、ゴージャスバージョンPart2』とキバのダークネスムーンブレイクが特に好きだったなぁ。」
透哉「俺はもう……フォームチェンジラッシュが見れたってだけで大満足だよ!」
彩「透哉くんはフォームチェンジラッシュ大好きだもんね!」
透哉「おう、大好物だ!燈はどのケミーライドが好きだった?」
燈「私は……全部……カッコいいと思いました……!動いてるところ、テレビで初めて見ましたけど……みんな、キックの仕方とか、武器とか、必殺技の出し方とかが、すごく個性的で……。ああいうの、もっと見たいなって……見てみたいなって、思っちゃいました……♪」
透・彩「「……」」
燈「……あ、あの……二人とも……?」
透哉「そう言われたら、あの映画をおすすめするしかないな。」
彩「ないね。今回ハマったなら絶対あれもハマるもんね。」
燈「あ、あれ……?」
透哉「そう……」
彩「その映画とは……」
透・彩「「平ジェネFOREVER!!」」
燈「!?」
透哉「もうほんと、何回同じこと言ったか分からないけど……マジであの映画好きなんだよなぁ。」
彩「でも、仕方ないよね。本当に良い映画なんだもん。そういうのって、何回でも喋りたくなるって言うけど、ほんとその通りだよね!」
透哉「まず、舞台設定が良いんだよなぁ。詳しくは言えないけど、それのおかげですごい感情移入できるんだよ。」
彩「分かる!もう……言っちゃえば私達なんだよね!私達の世界に仮面ライダーが…「おっと彩、その先は言うな。」! そうだった!危ない危ない……。」
燈「……?」
透哉「……とにかく、俺が言いたいのは、お前には平ジェネFOREVER、『平成ジェネレーションズFOREVER』をおすすめしたいってことだ。」
燈「平成、ジェネレーションズ……。」
透哉「まぁ、FOREVERに限らず、平ジェネシリーズは全部おすすめだけどな。その中でも、FOREVERはちょっと別というか……仮面ライダーが好きな人なら絶対見てほしい一作、って感じだな。」
彩「クウガ〜ディケイドはもちろん、W〜ジオウも出てくるからね〜。登場シーンも熱い、バトルシーンもとてつもなくカッコいいから見応え抜群!最後のあのシーンなんてもう……」
透哉「悪いが、これ以上はネタバレになっちまうから言えねえ……。実際は自分の目で見て確かめてくれ!」
燈「……」
彩「……あれ?ところで私達、何の話してたんだっけ?」
透哉「え?いや、それはほら……平ジェネの話……だっけか?」
燈「あ、えっと……ガッチャードの……」
透哉「あ、そっか!ガッチャードか!」
彩「だ、だいぶ話が逸れてたね……。」
透哉「相変わらず、俺達の悪い癖だな……。えーっと、次回は確か……」
燈「(……なんだか透哉さんと彩さん、似たもの同士、みたい……。仮面ライダーが本当に大好きなんだなって、すごく、伝わってくる……。平成、ジェネレーションズか……。今度、あのちゃんといっしょに見てみようかな。)」
もう34話放送してんのに今更33話の感想回かよ、と思われるかもしれませんが……まぁ、そこはいろいろと察してください……。
あと、この回はどうしても書きたかったんですw!
34話、そして35話も上記の理由で、遅くなったとしても絶対更新しますので、気長にお待ちください。(早く更新できるよう努力はします)