透哉「な、何だ?燈。」
燈「私とうとう……これ、ガッチャしました……!」ドーン!
透哉「こ、これは……ガッチャードライバーか!そっか……とうとう手に入れたんだな……。」
燈「はい……!ガッチャードを見始めてから……透哉さんの家で遊ばせてもらってから、ずっと自分でも買って遊びたいなと思っていたので、ようやくです!……もう、ガッチャード終盤になっちゃってますけど……。」
透哉「いやいや、そんなの関係ねえよ。どんな時期であっても、欲しいものが手に入ったときの感動と言ったらもう……!とにかく、これからは自分のガッチャードライバーで、自分の好きな時に、自分の好きなだけ、自分の好きなように遊べるんだ!そう考えただけでもワクワクが広がるだろ?」
燈「自分の……私だけの、ガッチャードライバー……。は、はい!ワクワク、します……!」
透哉「はは、だよな。んじゃあ、いつものやった後にちょこっと開けて遊んでみるか。動作確認の意味も込めてな。」
燈「はい……!えっと……それでは……」
透哉「ガヴの話をするつもりがそこまでいかなかった第147話……」
透・燈「「スタート!!」」
【アパート 透哉の家 リビング】
透哉「今年も……この時期がやってきたな!」
彩「イェーーイ!!」
友希那「……近所迷惑じゃないかしら?」
透哉「心配すんな。このアパートのリビングは防音設計になってるから、今ぐらいの声の大きさなら全く問題なしだ。」
燈「そ、そうなんですか……?す、すごい……。」
彩「私も初めて聞いたよー。何で言ってくれなかったの?」
透哉「……誰も、聞かなかったからだ。」テイオンボイス
友・燈「「……」」
彩「……似てるー!」
透哉「だろ〜?チェイスと言えば、のうちの一つだからな〜。」
燈「え、えっと……「こほんっ!」!?ビクッ!」
透・彩「「!」」
友希那「……あなた達、私が何を言いたいか、分かるわよね?」
透哉「……お、俺、ちょっと追加のお菓子持ってくるな。」
彩「わ、私も手伝うよ。」
スタスタスタ……
燈「……」
友希那「……高松さん。」
燈「! は、はい……!」
友希那「こうして二人だけで話すのは初めてよね。」
燈「そ、そう……ですね……。」
えっと、確か……友希那さん、だったかな……?
Roselia……さんの、ボーカルだっけ。
……正直、ちょっと怖い……。
上手く言えないけど……なんというか、迫力?がすごくて……なんか、オーラがあって……すごく、厳しそうで……。
友希那「……この前は、ごめんなさい。」
燈「え……?」
友希那「お花見のときよ。戸山さんがみんなで写真を撮るからって私達を呼んでくれていたにも関わらず、気づかないで勝手に話を進めて……本当にごめんなさい。深く反省しているわ。」
燈「も、もう大丈夫ですから……。えっと……か、顔、上げてください。」
友希那「……いつの間にか、透哉に似てしまったのよね。自分の好きなもののことになると、周りが見えなくなるくらい話に夢中になってしまう……。」
燈「……」
友希那さんも、なんだ……。
透哉さんに、似てしまった……。
……みんな、透哉さんに感化されて、夢中語りを……?
……やっぱり、透哉さんって……すごいんだな……。
燈「……私は、それが……羨ましいって、感じます。」
友希那「羨ましい?」
燈「みんなそれぞれ、自分の好きなものがあって……それについて、時間を忘れるくらい語れて……。透哉さんもこの前、それが自分の癖だって……いつか直したいんだって言ってましたけど……私には、それが眩しくて……尊敬で……羨ましくて……。」
友希那「……」
燈「だから……いつか私も、みんなのように……透哉さんのようになりたいって、思ってます……!自分が胸を張って、本当に好きだと思えるものに出会って……それについて、周りが見えなくなるくらい語れて……みんなと、楽しく共有できる、そんな時間を……毎日を送れるように……。」
友希那「……そう。……それが、高松さんのガッチャなのね。」
燈「! ……はい!これが……私の目指す、ガッチャです……!」
透哉「ただいまー。これだけあればかなり持つ……っておぉ?なんか良いことあったか?」
燈「と、透哉さん……!」
友希那「どうして、そう思うのかしら?」
透哉「だって今のお前ら、なんかすっきりしたような顔してるからさ。」
友希那「ふふ、そうね。……高松さんのガッチャを聞いて、私も今まで以上に、自分の好きなものへの感心を深めようと思えたから、かしらね。」
彩「燈ちゃんのガッチャ……?」
透哉「……そっか。」
友希那「高松さん……高みで待っているわ。」
燈「た、高み……?」
彩「ねぇねぇ!私も聞きたい!燈ちゃんのガッチャ!聞かせて聞かせて!」
透哉「待て待て待て。それより今日はあのことを話すために集まったんだろ?」
彩「え〜?だって友希那ちゃんと燈ちゃんだけずるいじゃ〜ん!」
透哉「後でゆっくり聞かせてもらえばいいだろ?」
燈「え……?」
彩「……ま、それもそっか。というわけで燈ちゃん、後で絶対聞かせてね!」
燈「え、いや、あの……。……透哉さん。ジトー」
透哉「うっ……。(こ、今度何か埋め合わせしてやるから、な?)」
燈「(……絶対ですよ?)」
友希那「どうして目と目で会話してるのよ。」
透哉「さ、さあ!今年もこの時期がやってきたなぁ!」
彩「うん!やってきたね!」
友希那「それ一番最初に行ったわよね……?」
……友希那さん……話してみると、案外優しい人、かも……。
それに彩さんは……すごく、元気で……みんなのムードメーカー、みたいな感じがする。
あ、あのちゃんと、気が合いそう……。
! ていうか、この前いっしょに写真撮ったりしてたんだっけ。
私から見ても、話しやすい人だし、仮面ライダーのこともいっぱい知ってそうだから……今度透哉さんとあのちゃんと、4人で話してみよう、かな……。
透哉「いや、だから改めて言葉をだな……ん?燈、どうした?顔がにやけてるぞ?」
燈「……え?」
彩「ほんとだー!なんか嬉しいことでもあったの?」
友希那「自分の夢を人に話せたことへの喜び、かしら。」
透哉「うーん……。あ、お前らと話してるこの状況に喜んでるんじゃねえか?ほら、よく考えたらお前らってプロだろ?」
彩「あー……そういえばそうだったね。」
友希那「今この場で、プロの湊友希那は完全に捨てていたから、忘れてたわ。」
透哉「えー……。」
……あ……。
そういえばこの2人って、プロだった……。
……でも、それを感じさせないくらい、普通に話せてる……。
これは強がりとかそういうのじゃなくて……な、何だろう……?
……もしかして……落ち着く、のかな……?
この人達といると……。
……。
燈「……ふふっ。」
彩「あ、笑った……。」
友希那「ますます謎だわ……。」
透哉「そんなにか……?いや、てかそれより……そろそろ本題に入ろうぜ……?」
彩「令和6作目の仮面ライダー、その名は……仮面ライダーガヴ!!」
友希那「ガヴ……これはまた、予想外のライダーが出てきたわね。」
透哉「な〜。今回はお菓子モチーフか……もうこの時点で面白そうだよな!」
彩「うん!お菓子って言ったらいろいろあるし……なんなら無限にあると言っても過言じゃないよね!」
透哉「無限……かどうかは分からないけど、ポテチ、チョコレート、キャンディ、マシュマロ、クッキー、ガム、ラムネ……今思い浮かんだだけでもいっぱいあるよな。」
友希那「せんべいやまんじゅう、ようかんなどの和菓子もお菓子としてカウントするのなら、無限とは言わなくても膨大な数のお菓子が出てくるのは確実でしょうね。」
透哉「まぁな。……燈はどう思う?ガヴのこと……燈?」
燈「……」
彩「燈ちゃん?大丈夫?」
燈「! す、すみません……!少し、ぼうっとしちゃって……」
友希那「何か考え事かしら?」
燈「……新しい仮面ライダーが始まるってことは……ガッチャードが終わっちゃう、ってこと、ですよね……?」
透・彩「「っ!……」」
友希那「……ええ、そうね。」
燈「それを考えたら……少し、寂しいなって、思って……。私、ガッチャードに……ライドケミートレカに出会えたから……。この、ホッパー1に出会えたから、仮面ライダーにも出会うことができたので……えっと……」
透哉「きっかけを作ってくれたガッチャードが終わっちまうのは寂しい、か。」
燈「は、はい……。」
彩「……そうだよね。燈ちゃんは、仮面ライダーのバトンタッチを経験するの、初めてだもんね。」
友希那「その気持ちは、この時期になると、仮面ライダーを観ている者全員が経験せざるを得ないもの。それが思い入れのあったライダーならば、尚更……。」
透哉「それが、燈の場合は今回のガッチャードか……。」
燈「……」
彩「……燈ちゃん。」
燈「?」
彩「確かにガッチャードのTV放送は終わっちゃうけど、でも、ガッチャードが終わるわけではないよ。」
燈「終わるけど、終わるわけではない……ですか……?」
彩「うん。だって、本編が終わってもその年の冬にガヴ&ガッチャードの映画があるはずだし、その後もVシネがある……もしかしたらその後の映画にガッチャードがレジェンドライダーとして参戦する可能性だってあるし、ガッチャードっていう仮面ライダーを好きだって気持ちは、ずっと心に残ってるから。だから……自分が覚えている限り、ガッチャードは終わらないよ。」
燈「彩、さん……。」
透哉「……少し、論点がずれてる気がするって思うのは俺だけか……?」コソコソ
友希那「私も正直思うところはあるけれど……ここは黙っていましょう。」コソコソ
透哉「お、おう……。」
燈「……自分が覚えている限り、ガッチャードは終わらない……。じゃあ、ガヴが始まったとしても……ガッチャードのことを、応援してていいんですか……?」
彩「もちろん!ガヴはガヴで応援して、ガッチャードもガッチャードで応援……そして、好きでいていいんだよ!透哉くんだってほら、ずっとオーズが好きだから、CSMはもちろん、真骨頂も他のライダーはあまりないけどオーズは揃えてるし、食玩やレジェンドアイテム、クリアファイルとかもオーズを中心に集めてるし……」
燈「! た、確かに……。ベルトを飾ってる棚の隣に、オーズだけの棚がありました……!」
彩「そうでしょ?そうやって1人のライダーのグッズを集めるっていうのも、応援に繋がるんだよ!」
燈「なるほど……!じゃあ私の場合は……ライドケミートレカを集めることが、ガッチャードを応援しているってことに繋がるんですね……!」
彩「うん!応援にも繋がるし、集めれば集めるほど、そのライダーが好きなんだって証になるから!ちなみに、燈ちゃんはあとどんなライドケミートレカを持ってないの?」
燈「私は……えっと……」ガサゴソ
透哉「……」
友希那「……」
燈「セイゾンビと……ニジゴンの片方と、レジェンドライダーだと……クウガ、アギト、響鬼……」
彩「なるほど〜。私、一期系だと電王だけ持ってないんだよね〜。二期はドライブとビルドで……。」
燈「電王……あ、確か私、電王二枚あって……」
彩「え、そうなんだ。! じゃあ私の龍騎と交換しない!?」
燈「こ、交換……?」
彩「そ!お互いダブってるカード同士の交換!どうかな?」
燈「ダブってるカード同士……。そっか、そういう集め方も、あるんですね……。」
彩「そうなんだよ〜。カード集めって、本当に奥が深いんだ〜。」
燈「それじゃあ……これ、電王……です。」
彩「わっ、ありがとう〜!じゃあ私からは……はい!龍騎!これで交換成立だね!」
燈「あ、ありがとうございます……!クウガから龍騎が揃った……!メ、キラキラ」
透哉「……なぁ、二人とも……。ガヴの話……。」
友希那「透哉、諦めましょう。今二人は、二人だけの世界に入ってしまっているわ……。」
透哉「えぇ……。」
彩「お〜!これがオーズのパラレル……!透哉くんから聞いてはいたけど、実物はこんなにカッコいいんだ〜!」
燈「透哉さんに教えてもらった……ローダー?だっけ……。これに入れて、普段は飾ってるんです。私の……お気に入りの一枚だから……!」
彩「ローダーか〜。ローダーはカードを集めてる人からしたら必須級のアイテムだからねー。」
燈「あとは……カードが入りきらなくなったので、二冊目のカードファイルを買ったり、透哉さんに薦められて、ゴージャスカグヤファイルを買ったり……」
彩「ゴージャスカグヤファイル買ったんだ!あれ最後まで迷ったんだけど、結局買わなかったんだよね……。」
燈「プレミアムバンダイ?で初めて買い物……というか、ネットで買い物をしたのが初めてで、いろいろ不安とかありましたけど……あれは、テレビで出たときかから、いいなぁと思ってたので……。透哉さんが教えてくれなかったら、発売してることすら、知らなかったかも……。」
友希那「……あなた、高松さんにいろいろと吹き込みすぎじゃない?」
透哉「いや……喜ぶかなと思って……。」
友希那「……まぁ、それで高松さんが満足しているならいいけど。」
透哉「だ、だよな。」
前書きで透哉が言ってた通りガヴの話をするつもりがそこまでいかなかったので次回に続きますw。
で、一気に話変わるんですが、今年はもうガルパでMyGO!!!!!の箱イベはやらないそうです……。(そういうことでいいんですよね……?)
ということはつまりどういうことか……。
こっちでMyGO!!!!!のストーリーを進めればいいということだ!!(違う)
まぁなんにせよ箱イベがないというだけで混合イベにはちょくちょく出てきてくれるようで、MyGO!!!!!のその後の話は来年のAve Mujicaのアニメで描かれるみたいなので、気長に待ちましょう。
いやぁしかし……予告不穏でしたね……。
あれ、本当にバンドリですか……?