仮面ライダーが浸透したバンドリの世界   作:知栄 砂空

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『ガッチャンコ!』

『ガッチャ!&ゴー!』

『レインボーガッチャード!ガッチャード!ガッチャード!』

燈「……やっぱり、カッコいい……。」

透哉「レインボーガッチャードのベルトの見た目、すげえカッコいいよな。本編とかで観てるときは正直そこまでなのに、おもちゃで観ると全然印象違うんだよなぁ。」

燈「……イグナイターとテンライナー、クロスホッパーも、欲しいな……。」

透哉「もうあまり売ってないもんなぁ。……とうとう燈も、あの店に行くときがきたか。」

燈「あの店……?」

透哉「仮面ライダーのおもちゃを集めたいけど、過去作品のライダーだから買えない、現行作品のライダーだけど人気すぎてもう売ってない……っていう者達の、つよーい味方さ。」

燈「……?」

透哉「ま、この話はまた後々な。とりあえず今は149話!ニジゴンもある形態のために活躍する、あの話をしようぜ。」

燈「あの話……!は、はい!」


第百四十九話 ザ・フューチャー・デイブレイクヤバかった……。あの……うん……いろいろヤバかった……。(訳:超絶神映画だった)

【アパート 透哉の家 玄関前】

 

透哉「え、愛音が来れなくなった?」

 

燈「はい……。なんか、急に用事ができちゃったみたいで……。」

 

透哉「そっか……それは残念だな。」

 

燈「あのちゃん、すごく楽しみにしてたのに……。」

 

透哉「……じゃあ、用事で来れなくなった愛音の分まで、俺達で楽しまないとな。あいつもそれを望んでるだろうし、今度会ったときに今日の土産話、いっぱい聞かせてやろうぜ。もちろん、ネタバレはなしでな。」

 

燈「透哉さん……。はい……!」

 

透哉「よし、じゃあ車のとこ行くか。」

 

燈「よ、よろしくお願いします!」

 

透哉「おう、任せとけ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜その頃、愛音は〜

 

【RiNG】

 

愛音「何で私だけマンツーマンレッスンなの〜!?」

 

立希「この前のライブでお前だけ多くミスしてたからだよ!お前も自覚あるでしょ?」

 

愛音「お前じゃなくて愛音ですー!そりゃああるけど……でも、いつもはこんなことしないじゃん!」

 

立希「私もこんなことしたくないけど……こいつが……」チラッ

 

そよ「あのミス、愛音ちゃんは気づかなかったかもしれないけど、意外と目立っててしかもコソコソ笑われてんだよ?愛音ちゃんはあまり気にしないかもしれないけど、今後一生バンドやっていくならそんな恥ずかしい思い私したくないし、マンツーマンスパルタレッスンくらいしないとやる気も出ないでしょ?ニコッ」

 

愛音「う〜……そよりんの鬼……。」ボソッ

 

そよ「何か言った?」チョウテイオンボイス

 

愛音「! な、何も!?何も言ってないよ!?」

 

そよ「……それじゃあ立希ちゃん、あとはよろしく。」

 

立希「ちょっと!丸投げするつもり!?」

 

そよ「少しだけ外に出てくるだけだよ。またしばらくしたら戻ってくるから。気が向いたら差し入れでも持ってきてあげる。ガチャ」

 

愛・立「「……」」

 

愛音「……ねぇりっきー。私、透哉さんとともりんと映画観る約束があるんだけど……」

 

立希「映画なんていつでも観れるでしょ。はぁ、仕方ない……。こうなったら徹底的にやるから。途中でくたばったりしないでよ。」

 

愛音「え、ちょっと……ほんとにやるの〜!?」

 

立希「うだうだ言ってないでさっさとギター準備して!」

 

愛音「……はぁ、分かりましたー……。」

 

立希「ため息つきたいのはこっちなんだけど。」

 

愛音「(……透哉さん、ともりん、私の分まで映画楽しんできてね。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ショッピングモール 映画館】

 

透哉「とりあえず、チケットは取れたな。あとは時間が近づいてきたら入場するだけだ。」

 

燈「そうですね……。でも、それまでまだ時間が……」

 

透哉「そうなんだよなぁ。流石にもう入るには早すぎるし、どうするか……」

 

 

 

 

 

???「あれ?透哉くんと燈ちゃん!」

 

 

 

 

 

透哉「ん?……あ、お前ら!」

 

燈「! あ、彩さん!……と、確か……」

 

紗夜「Roseliaの氷川紗夜です。こうして会うのは、お花見のとき以来ですね、高松さん。」

 

燈「は、はい……!お、お久しぶりです、紗夜、さん……。」

 

透哉「お前ら2人がこんなとこにいるなんて珍しいな。今日はどうし……って、まさか!」

 

彩「お、流石透哉くん!察しがいいね〜!」

 

燈「?」

 

透哉「そっかそっか、お前らも目的は同じだったわけだ。」

 

彩「お前ら"も"?……あ!そういうことか!」

 

燈「目的は同じ……。! それって……」

 

透哉「そう、そういうことだ。」

 

紗夜「なるほど、あなた達も……

 

 

 

 

 

仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイクを観に来たんですね。」

 

透哉「ああ!……ちなみに、時間帯はいつなんだ?」

 

彩「あと30分後の回だよ。」

 

燈「お、同じ、です……!」

 

彩「おー!時間までいっしょだ〜!」

 

紗夜「そんな偶然あるんですね……。」

 

彩「日菜ちゃんだったら、『なんかるんっ♪てする!』とか言ってたんだろうねー。」

 

透哉「? 何で日菜なんだ?」

 

紗夜「最初は、私と日菜と2人で来る予定だったのですが、仕事が入ってしまい来れなくなったんです。その代わりに、たまたま予定が空いていた丸山さんを呼んだと後に連絡が来て、それは丸山さんに悪いからやめてと言おうとしたのですが、そのときにはもう遅くて……」

 

透哉「そ、そうか……。」

 

彩「まぁ、日菜ちゃんから突然連絡が来たときはびっくりしたけど、私も丁度観たかったし、紗夜ちゃんも私といっしょでもいいって言ってくれたから、2人には感謝してるよ!」

 

紗夜「改めて謝らせてください。日菜がとんだご迷惑を…「いやいや、もういいって紗夜ちゃん!今から楽しい楽しい映画なんだから、そんなことはきれいさっぱり忘れようよ!」し、しかし……」

 

透哉「紗夜。ポン」

 

紗夜「鑑さん……?」

 

透哉「お前も映画、楽しみだったんだろ?日菜もそれを分かってて、行けなくなった自分の代わりに彩を呼んだんだと思うぞ。1人で観るより、2人で観た方が絶対楽しいしな。」

 

紗夜「……」

 

燈「……あ、あの……」

 

紗夜「?」

 

燈「私達も……ほんとは、あのちゃんもいっしょに、観る予定だったんですけど……急な用事で、来れなくなっちゃって……。でも、だからこそ……あのちゃんの分まで楽しもうって、さっき透哉さんと、話してて……」

 

紗夜「そうだったんですか……。」

 

燈「だから……さ、紗夜さんもいっしょに、楽しみませんか……?が、ガッチャードの映画、絶対、面白いですから……。」

 

紗夜「……あ…『ピロリン♪』! ……日菜から、メッセージ?」

 

 

 

 

 

日菜『おねーちゃん!彩ちゃんといっしょに、あたしの分まで映画楽しんできてね!お仕事終わって帰ったら、今日のこといーっぱい聞かせてね!』

 

 

 

 

 

紗夜「……もう、日菜ったら。仕事中じゃないの……?」

 

燈「……」

 

紗夜「ありがとうございます、高松さん。丸山さんと鑑さんも、ありがとうございます。……みんなで楽しみましょう、映画。今日来れなかった2人のためにも。」

 

彩「紗夜ちゃん……。うん!もちろん!」

 

透哉「しかし残念だな。せっかく4人いるのに、観る場所は別々だもんな。」

 

紗夜「? 私達、まだ席取ってないですよ。」

 

透哉「え?」

 

彩「紗夜ちゃんと日菜ちゃん、2人で映画観に行くときは現地で席取る派なんだって。」

 

透哉「そうなのか……。あ、じゃあ尚更早く席取らねえとじゃねえか?俺達の隣、もう埋まっちまってる可能性あるぞ?」

 

彩「え?……よく考えたらそうじゃん!紗夜ちゃん、早く席取ろ席!」

 

紗夜「わ、分かりましたから、押さないでください……!」

 

燈「あ……こ、これ、私達の席の番号、です。」

 

紗夜「ありがとうございます。それではチケット、少し借りますね。さぁ、行きましょう丸山さ…「急げー!」ちょ、ちょっと待ってください!」

 

スタスタスタスタ

 

透哉「……あ。なんか、流れ的にいっしょに観ることになったけど、良かったか?」

 

燈「も、もちろんです……!あのちゃんがいたら、あのちゃんもきっと、そうするだろうし……」

 

透哉「ははっ、だな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ショッピングモール 映画館 劇場内】

 

彩「良かったね!丁度透哉くんの隣が2席空いてて!」

 

紗夜「結構埋まっていたので、ギリギリでしたね……。危なかったです。」

 

透哉「それだけみんな、今回の映画が楽しみってことだよな。な、燈……燈?」

 

燈「……」ウズウズウズ

 

彩「……燈ちゃん、どうしたの?」

 

透哉「これは……カードを見たくてたまらないって顔してるな。」

 

紗夜「そうなんですか?」

 

燈「……これは……映画を観た後のお楽しみに、取っておこう……。」スッ

 

彩「あ、しまっちゃった。」

 

透哉「後での楽しみに取っておくみたいだな。」

 

紗夜「高松さんの考えていることが、手に取るように分かるんですね……。」

 

透哉「いやいや、今のは声に出てたから……」

 

燈「……?どうか、しましたか……?」

 

透・彩・紗「「「い、いや(い、いえ)、何もないぞ(ないよ)(ないですよ)?」」」

 

燈「? ……ジー……。! と、とうとう、暗く……!」

 

透哉「ほ、ほら、映画始まるぞ。集中だ集中。」ヒソヒソ

 

彩「そ、そうだね!よーし……。」ヒソヒソ

 

紗夜「……私も集中、しないとですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜映画鑑賞中〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ショッピングモール フードコート】

 

彩「うぅ〜……良い映画だったよ〜……。」

 

紗夜「劇場を出てからずっと泣いていますね……。」

 

彩「だって〜……!宝太郎が〜……!りんねが〜……!」

 

透哉「相変わらず感受性高えな……。」

 

燈「……わ、分かります、彩さん……。」

 

彩「燈ちゃん……。」

 

燈「今回の映画……予想はしてましたが、すごく、面白かったです……!辛い場面もあったけど、感動したところもいっぱいあって……ガッチャードも、デイブレイクも、みんなカッコよくて……ほんとに……ほんとに、すごく面白かったです……!!」

 

透哉「……ああ、俺もだ!」

 

彩「ねぇねぇ何から話す!?やっぱり映画限定フォームのミラクルガッチャードとシャイニングデイブレイク!?それともあのサプライズについて!?あ……ちょっと話すの辛いけど、未来の世界での今までとか……」

 

紗夜「少し落ち着いてください。(というかいつの間にか泣き止んでいるわね……。)」

 

透哉「とりあえず順々にだな。時間はたっぷりあるんだし、それぞれ話したいことを話したいだけ話していこうぜ。」

 

彩「話したいこと……それがいっぱいあるから困ってるんだよ〜!」

 

燈「た、確かに……迷う……。」

 

紗夜「……では、私からいいですか?」

 

透哉「お、珍しいな。何から話すんだ?」

 

紗夜「私が最初に話すトピックは……ガヴについてです。」

 

透哉「おー、さっそくガヴかー。」

 

彩「ガヴ……。カッコよかったんだけど……ちょっと不穏だったよね……。」

 

透哉「彩もそう思うか?いや、あれは思わざるを得ないか……。」

 

紗夜「ええ。変身するときに苦しむような描写があったり、目が光ったり……。先行登場ですし、本編とは多少変わったりするかもしれませんが、それでも不穏なことには変わりないですね。」

 

燈「不穏……何か、リスクがあったり、とかですか?」

 

燈哉「まぁあれ見る限り、その可能性はまずあるだろうな。ベルトも、肌に直接付けてたし。」

 

彩「それ!私もびっくりした!服のチャック開けたところからベルトが出てきて、『え!そういう感じなんだ!』って!」

 

紗夜「個性的な服ですよね。……個性的すぎる気もしますが。」

 

彩「あはは、分かる……。」

 

透哉「……とりあえず、不穏うんぬんは置いとこうぜ。一番大事なのは、ガヴの活躍だからな。」

 

紗夜「……ええ、そうですね。」

 

燈「活躍……。あ、そういえばガヴは、ヴァルバラドのピンチに登場しましたね。」

 

彩「そうそう!しかも今回は変身前の姿……つまり変身者が出てきたんだよね!」

 

透哉「ああ。めちゃくちゃ珍しいよな。映画だと……弦太郎以来か?」

 

彩「弦太郎……ってことは、オーズの夏映画以来ってこと!?まさかの約10数年越しに新ライダーの変身者が夏映画に登場するっていう、すごいことを成し遂げてるんだね!ガッチャード!」

 

紗夜「まぁ、スーパーヒーロー戦記のときのリバイスエピソードゼロを、『夏映画に新ライダーの変身者が登場した事例』に含めるかどうかによって、また話が変わってきますが……」

 

彩「あー……。あれは……どうなんだろう……。」

 

燈「何か、他と違うんですか……?」

 

透哉「リバイスは……ちょっとややこしいというか、何というか……なんだよなー。」

 

燈「?」

 

彩「この話は……続けたら論争が起きるね……。」

 

紗夜「そうですね……。一旦、保留にしておきましょうか。」

 

透哉「そうだな。今回のメインはガッチャードだもんな。……燈には、今度詳しく話してやるからな。」

 

燈「は、はぁ……。」

 

彩「……よし!話を戻そう!えーっと……そう!ヴァルバラド!というかスパナ!助けてもらったときにグミももらって、それをエンディングのときに食べてたのが良かったよね〜。」

 

透哉「夏祭りで食べてたよな。たぶんだけど、そのグミ誰からもらったんだ?みたいなこと、誰かに言われてんだろうな。」

 

彩「あーありそう!やっぱり錆丸先輩や蓮華お姉さんあたりが言うのかな?あ、それかやっぱり鏡花さんとか?」

 

紗夜「ふふっ、妄想が膨らみますね。」

 

燈「あ……あと、パンチングミも、使ってましたね……。」

 

彩「使ってた使ってた!それからなんか……攻撃?ジャンプ?どうだったかちょっと覚えてないけど、エフェクトみたいなの出てたよね。エグゼイドの『HIT!』や『MISS!』みたいに、グミの文字?みたいなのが。」

 

燈「で、出てました……!お菓子モチーフのガヴっぽくて、面白かったです。」

 

透哉「確かにな。……不穏なところは多少感じるけど、カッコよかったし演出も良かったから、素直に楽しみではあるよな、ガヴ。」

 

彩「うん!」

 

紗夜「そうですね。」

 

透哉「……じゃあ、次は誰が…「あ、あの……。」お?」

 

燈「……私、いいですか……?」

 

透哉「燈か。もちろんいいとも。な?」

 

彩「異議なし!」

 

紗夜「高松さんは、何について話したいのですか?」

 

燈「私は……ミラクルガッチャードと、シャイニングデイブレイク、です……!」

 

透哉「おー、とうとう映画限定フォームきたな。」

 

彩「どっちもすっっっごくカッコよかったよね!」

 

紗夜「変身音も、映画館ならではの迫力がありましたね。」

 

燈「ホッパー101と、ギガントライナー……そして、シャイニングホッパー1と、シャイニングスチームライナー……どっちもホッパー1とスチームライナーがベースになってるのがいいなぁって思いましたし、そのカードに変化する演出も良かったです……。特に、シャイニングホッパー1とシャイニングスチームライナーが……」

 

彩「あれは良すぎるよ〜……。デイブレイクのザ・サン……もとい未来のりんねだよね。その力でシャイニングホッパー1とシャイニングスチームライナーが生まれるっていう……だからシャイニングなんだーって、だからシャイニングデイブレイクの胸のところがザ・サンっぽいんだーって、すごく納得したもん!」

 

透哉「映画を観る前と観た後じゃ、シャイニングデイブレイク、そしてデイブレイクのザ・サンの見方が180度変わるよなー。俺、デイブレイクのカードセットちょっと欲しいもん……。」

 

燈「わ、私も……あのセット、欲しいなぁって思ってて……。でも、その……」

 

透哉「大丈夫だ燈、言いたいことは分かる。俺も同じだ。」

 

彩「あはは……。あ、あと、ミラクルガッチャードとシャイニングデイブレイクの並び、カッコよかったよね!」

 

紗夜「変身した直後のシーンですよね。映画で一度に2人のライダーが一斉に限定フォームになるというのは珍しいですし、特に今回はどちらもガッチャードですから、統一感という意味でもすごく画面映えしていましたね。」

 

燈「は、はい!それから、2人+マジェードの3人でギガントライナーに乗って、そこからいざ最終決戦!って感じで敵に向かっていって……途中ちょっとピンチになるんですけど、そのときに2人のケミーカード達が人々の手に渡って、それを持ちながらみんなが仮面ライダーを応援して……っていう展開が、すごく、熱かったです!」

 

透哉「そうだよなぁ、非常に分かるよ。本編でも、みんなが仮面ライダーを応援するってシーンはあったけど、それを映画でもやってくれるんだもんなぁ。……仮面ライダーに限らず、人々がヒーローを頑張れ!って応援するシーンは、ヒーローショー並みの臨場感が出てすごい好きだし、胸も熱くなって……これこそヒーローだ!って気持ちにさせてくれるんだよな。」

 

彩・紗「「透哉くん(鑑さん)……。その気持ち、非常〜〜に分かるよ(分かります)……。」」

 

燈「わ、私も……ガッチャードから、仮面ライダーを観始めて……まだまだ勉強中だし、そんなに偉そうなことは言えない、ですけど……分かります……。みんながヒーローを応援して、それにヒーローが応える……それが、ヒーローなんだなって……。」

 

透哉「燈……。ああ、そうだな。」

 

彩「……あ、ちなみに燈ちゃんは、今回の映画で、みんなみたいに何かカードを手に持ったりしたの?」

 

燈「私は……この、ホッパー1を、手に持ちました……。」

 

紗夜「キーホルダーにして、いつもカバンにつけているホッパー1ですね。」

 

燈「はい……。これは……このカードだけは、少し特別で……。私の中に、ガッチャードの……仮面ライダーのきっかけをくれた、1枚だから……。あのとき、あの場所で……あのタイミングで出会わなかったら、今私は……ここには、いなかったはずだから……。」

 

彩「燈ちゃん……。」

 

紗夜「……運命の出会い、ですね。」

 

燈「! ……はい!運命の……出会い、です!」ニコッ

 

透哉「……よし。それじゃあミラクルガッチャードとシャイニングデイブレイクの話も一区切りついたな。次はどっちが…「はい!」ま、そうなるか。」

 

彩「私がずっと話したかったのは……もちろん、今回のサプライズについて!」

 

紗夜「サプライズ……なるほど、あれですか。」

 

燈「映画館の中が、ざわめいてましたよね……。」

 

彩「だってもう……ほんっっっとにびっくりしたもん!!ドレッドルーパーの数の多さにレジェンド……カグヤ様も苦戦して、とうとう変身解除しちゃって……それでも負けじと落ちたカードを拾うんだけど、なんとそれが切られちゃうの!レジェンドに変身するためのカードが真っ二つに切られて変身できなくなっちゃったカグヤ様は大ピンチに陥っちゃって……。どうなっちゃうのかなぁ……ってハラハラしながら観てたら、突然音が聞こえてきて、それが……

 

 

 

 

 

『アタックライド ブラスト』

 

 

 

 

 

って!!もうその時点で映画館内がえ?え?ってなってたよね!それでドレッドルーパーがその攻撃を受けて、さらに謎のオーロラカーテンが出てきてそれにカグヤ様も吸い込まれて……。まさか……まさか……と思いながら観てて、出てきたのが……

 

 

 

 

 

まさかの士!!あのディケイドの!!門矢士が出てきたんだよ!!もうほんっっっっっっとにびっくりじゃない!?こんなの予想できるわけないじゃん!!だってガッチャードの映画だよ!?オールライダー大集合映画とかじゃないんだよ!?それなのにまさかあの士が通り過ぎるなんて……!!平ジェネFOREVERに良太郎が出てきたとき以来の衝撃だったねあれは……。」

 

燈「……」ポカーン

 

透哉「俺達の言いたかったこと、全部言ってくれやがったな。」

 

紗夜「それだけ、興奮が大きかったということですね。」

 

彩「ずっと憧れてた士に再び会えて喜んでるカグヤ様も良かったし、顎クイしたり写真を渡して激励する士も良かったし、士との再会によってまた一つ成長したカグヤ様もカッコよかったし……なんといっても変身カードがマーベラスレアになったのがすごい……っていうかそこで出してくるんだー!ってなったよね!」

 

透哉「そうそう、まさかのマーベラスレアの登場にはほんとびっくりしたよな〜。ライドケミートレカ限定かと思ったら映画でちゃんと登場するっていう……あれは映画観たらみんな欲しくなるよな〜。」

 

紗夜「さらに、クウガ、電王、W、オーズを召喚するときのカードもマーベラスレアに変化していましたね。」

 

透哉「そうなんだよ!レジェンドだけじゃなくレジェンドライダーまで……!マーベラスレア、ますます揃えたくなったぜ……。」

 

彩「うんうん、ほんとにね〜。」

 

燈「……び、びっくりの、連続でしたね……。」

 

彩「ね〜。もう驚きすぎて、心臓がいくらあっても足りないくらいだったよ〜。」

 

燈「(……今度、ディケイドのこと勉強しよう……。)」

 

透哉「……でも俺、一つだけちょっと『ん?』ってなったとこがあってさ。」

 

彩「え!?な、何……?」

 

透哉「それが、召喚されたライダーが必殺技を撃つところなんだけど……」

 

紗夜「(……もしかして……)」

 

透哉「クウガ、電王、Wはいいよ。いいんだけどよ……

 

 

 

 

 

何でオーズだけオーズバッシュだったんだ……?」

 

彩「……あー……」

 

紗夜「(やはりそういうことですか……。)」

 

透哉「マイティキック、分かるな。俺の必殺技Part2、これも分かるよな。ジョーカーエクストリーム、うん、分かる。……オーズバッシュ。……いやそこはタトバキックだろ!ってなったのは俺だけじゃないはずだ!何だ?本編で唯一敵を倒したことない技だから却下されたのか?いや、だとしてもマイティキック、俺の必殺技Part2、ジョーカーエクストリームときたらそこはタトバキックの流れだろ!オーズバッシュは……なんか、ほら、違うじゃん!いや、いいんだけど!いいんだけどさ……そこだけ、心がもやもやして……」

 

 

 

 

 

燈「入場者特典、まさかの二つもらえて、びっくりしました……!」

 

紗夜「2弾の特典だけもらえると思っていたのが、1弾もいっしょにもらえて、お得でしたね。(おそらく余っていたからでしょうけど。)」

 

彩「そうだね!予定が合わなくて行けなかったりして、貰い損ねちゃった人とかからしたらすごくラッキーだよね!(そのことを口に出さないの、ナイスだよ紗夜ちゃん。)」

 

燈「はい……!えーっと、今回の入場者特典のカードが……」

 

紗夜「……丸山さんは、今回二回目なんですよね?」ヒソヒソ

 

彩「うん。だから今回もらった1弾のほうは、未開封で取っとくつもりだよ。」ヒソヒソ

 

燈「1弾のほうが4種で……2弾のほうが3種、ですね。」

 

彩「うん!前者が、ホッパー101、ミラクルガッチャード、ガヴ、ブンブンで、後者がシャイニングホッパー1、レジェンドのマーベラスレア、ヤルカーだね!」

 

燈「ミラクルガッチャード、カッコいい……!ブンブン……って、ブンブンジャーに出てきたロボット、ですよね?」

 

紗夜「そうですね。ブンドリオ・ブンデラス、略してブンブン。主人公の自宅のガレージに居候しながらブンブンジャーの皆さんのサポートをしている、車型宇宙人、でしたよね?」

 

彩「うん、そうだよ!ブンブンカレーが得意料理なんだ〜。そしてこっちのヤルカーは、サンシーターっていう三人組のうちの……1人?1匹?1台……?まぁいいや。で、エイリアンなんだけど、これが可愛くて……」

 

燈「彩さん……ブンブンジャーも、詳しいんですね……。」

 

彩「えへへ、妹がブンブンジャー好きで、よくいっしょに見てるんだ。」

 

紗夜「そうなんですね。ふふ、微笑ましいですね。」

 

 

 

 

 

透哉「……聞いてねえし……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透哉「こほんっ!……最後は俺か。」

 

彩「最後じゃなくて、"とりあえずは"最後ね!」

 

透哉「分かってるよ……。俺が話したいのはずばり……ガッチャードデイブレイクだ。」

 

彩「デイブレイク、すっっっごくカッコよかったね!」

 

紗夜「本編での活躍も良かったですが、これまでの境遇を知れたり、現代宝太郎、りんねとの絡みを経て成長した姿を見れたりしたことで、より感情移入しやすく、そして……カッコよさにも磨きがかかっていましたね。」

 

透哉「……今一瞬、もうちょっとカッコいい言い方ないかって考えただろ。」

 

紗夜「……気のせいですよ。」

 

彩「(絶対図星だ……。)」

 

燈「予想はしてましたけど……やっぱり、すごく辛い過去、でしたね……。」

 

透哉「そうだな……。あれだけ苦しい過去を経験してたら、死に場所を探したくもなるか……。」

 

彩「オロチ事変のときに右目に怪我をして、その後に仲間も次々と殺されて……それでも20年間戦い続けてきたんだもんね。……私だったら、そんなの耐えられないかも……。」

 

紗夜「しかも、あの宝太郎がケミーに冷たく接したり、ずっと近くにいたりんねの声が全然届かなかったりと、かなり追い詰められていたのだということがよく分かりますよね。」

 

彩「過去の自分にいっしょに戦おうと促されるも、帰れと突き離したり、怒鳴ったりね。グリオンとの戦いでピンチになって一度戦うと決めるもまた諦めかけたりして……まるで宝太郎じゃないみたいで、すごく観てて辛かったな……。」

 

透哉「ああ……。」

 

燈「……でも、宝太郎さんやりんねさんの説得、そして……未来のりんねさんの声を聞いたことで、復活した……。」

 

彩「あそこはもう、観てて熱かったよね!『諦めるな!一ノ瀬宝太郎!』って現代の宝太郎が未来の宝太郎に言うのがまず熱かったし、自分がなぜ錬金術師になろうと思ったのか改めて思い出すのも熱かったし、りんねの声が届いて、ホッパー1とスチームライナーにいっしょに戦ってくれって言ったところなんか、過去の……本来の宝太郎が戻ってきたって感じで、すごく感動したし……あ、思い出しただけで涙が……」

 

透哉「変身ポーズも、現代宝太郎と同じ……原点回帰的な感じで戻ったの良かったよなぁ。そこからイグナイターはめてファイヤー化して、りんねといっしょにグリオン……仮面ライダードラドに立ち向かっていって……」

 

彩「あそこのファイヤー化したところなんて本編の初登場思い出しちゃったよ!超〜〜カッコよかった!!」

 

紗夜「今回の映画を観て、デイブレイクのことがもっと好きになったという人も、多いでしょうね。」

 

燈「ま、間違いないです……!」

 

透哉「ちなみに俺は、完全にデイブレイク好きになったぞ。」

 

彩・紗「「だろうね(でしょうね)。」」

 

透哉「か、被せてきやがった……。」

 

燈「……ふふっ♪」

 

透哉「……よし、それじゃあここからは、各々好きに語る時間だ。さぁお前ら、どんどん言いたいこと言ってけ!」

 

彩「よし来た!じゃあまず、夏祭りでのミナト先生と鏡花さんの関係についてだけど……」

 

紗夜「意外なところからいきますね……。では私は……ヘルクレイト、ラキネイレス、アルザードについてを……」

 

透哉「あいつらか……。やなやつだったよなぁあの仮面のやつら……。」

 

燈「じゃ、じゃあ私は……えっと……」

 

透哉「燈、焦んなくて大丈夫だ。落ち着いて、な?」

 

燈「……は、はい。……!あ、じゃあ……ブンブンジャーのこと、ちょっと、話したい……かも……。」

 

透哉「いいじゃねえか。んじゃあ俺は……」




昨日僕も二回目観に行ってきたんですが……マジで最高ですねあの映画……。

デイブレイクカッケーしレジェンドの演出最高だし未来の宝太郎が昔みたいに戻るの熱いしりんね周りの話感動するし……最後主題歌流れるとこでマジ泣きそうになりましたし(神曲すぎるでしょほんと……。)、直近の夏映画の中で一番好きかもしれませんw。

てかたぶん僕、自分が思ってる以上にガッチャードはまってますわw。

円盤出たらたぶん買うな。

てかデイブレイクのベルトとカードセットとアーツ欲しい……。

ほんとデイブレイクカッコ良すぎるでしょ……。(DAIGOがマジでHTRでしたもん……。)





HTR……宝太郎
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