書き終えた今思うのは、どっちものはずなんだけど、さよひな成分のほうが多いような……。
……たぶん気のせいですよね!!
同じです!!
ガンバライド成分もさよひな成分もきっと同じ比率ですw!!
【透哉の学校】
一斗「ガンバライド、復活するってよ。」
透哉「……は?」
一斗「だから、ガンバライド、復活するって…「いや、それは分かったけど……。は?え、どゆこと?だって今、ガンバライジングが……」いいから黙って話聞け!」
透哉「……わ、悪い。」
一斗「ほら、これ見ろ。」
透哉「んー?何々……?『〝仮面ライダーバトル〟に通りすがる、今再び…スペシャルセットでついに復活!『仮面ライダーバトル ガンバライド 復活BOX』!』……ガンバライド復活BOX!?」
一斗「お前、昔ガンバライドやってたって言ってたからよ。……で、どうなんだ?それ、なんかすげえのか?」
透哉「いや……これは、すごいというか、懐かしいというか……。今日の11:00受注開始か……。……気になる……。」
一斗「……『ピロリン♪』!」
透哉「ん?俺か?……あ、紗夜からメッセージ……。」
一斗「紗夜さんから?」
透哉「えー何々……?『今日の放課後、会えますか?』……今日の放課後……?珍しいな、紗夜からなんて。とりあえず、『別に大丈夫だぞ』と。」
一斗「この時間のメッセージ……。ガンバライド復活関連だったりしてな。」
透哉「いやいや、ガンバライジングはあるにしても、ガンバライドは流石に……え、ない……よな?」
一斗「揺らいでんじゃねえか。」
『ピロリン♪』
『そうですか、良かったです。では放課後、CiRCLEの前で待ち合わせということで』
透哉「いや、でも俺、こいつの口からガンバライドのことについて聞いたこと、一度もないぞ?……でも、もしこいつが、本当にこれについて話したいってことだったら……
……なーんて、考えすぎか。ん?またきてる……。"放課後にCiRCLEの前で待ち合わせ"か。『OK』っと。」
一斗「……」
透哉「……何だよ、一斗。」
一斗「いや……何で今更、ガンバライドなのかなって思ってさ。」
透哉「……確かに。どっかに載ってねえかな……?」
一斗「(ガンバライドは、俺当時やってなかったんだよなぁ。……この発売が、どれだけの人に需要あるのか……。)」
〜放課後〜
【CiRCLE】
透哉「……まだ紗夜は来てないみたいだな。ふぅ、座って待ってるか。」
???「……!あ、透哉くん!」
透哉「? あ、まりなさん、こんにちは。」
まりな「こんにちは♪珍しいね、透哉くん一人?」
透哉「まぁ、今は。」
まりな「今はってこと、誰かと待ち合わせ?」
透哉「はい。紗夜と。」
まりな「あ〜紗夜ちゃんか〜。やっぱりあなたと紗夜ちゃん、仲良いんだ♪」
透哉「やっぱり?」
まりな「最近、CiRCLEでよく話題になってるのよ。Roseliaの湊友希那と氷川紗夜が、ある男の子と何やら秘密の関係に!?みたいな。」
透哉「何ですかそれ……。俺達はただの友達…「そ!だから私言ってやったのよ!」え?」
まりな「その二人と透哉くんは、秘密の関係じゃなくて……
……固い友情で結ばれた関係だってね!」ドヤッ!
透哉「……それはそれで、どうなんだろう……。」
紗夜「でも、変な噂されるよりははるかにましです。」
透哉「! い、いたのか紗夜……と……
……日菜?」
日菜「やっほー透哉くん!元気ー?」
透哉「お、おう……てか、何で日菜まで?」
紗夜「もともとこの待ち合わせを提案したのは日菜なんです。」
日菜「朝にあんな情報見ちゃったらねー。すぐにおねーちゃんに連絡して、透哉くんに放課後会えるか聞いてもらったんだー。」
透哉「あのメッセージは、日菜経由だったわけか。……ん?でもお前、俺の連絡先知ってるじゃねえか。なのに何でわざわざ……」
日菜「いやー、あのときはほんとびっくりしたから、そこまで頭が回らなかったんだよね〜。おねーちゃん経由で連絡してもらおうっていう考えしか、思いつかなくてさー。」
透哉「……」
まりな「……わ、私、お邪魔みたいだから、ここで失礼するね〜。」
紗夜「あ、すみませんまりなさん、少しよろしいでしょうか?」
まりな「! な、何?」
紗夜「スタジオの予約なんですが、明日の分を入れてもよろしいでしょうか?」
まりな「え?……あ、あースタジオの予約ね!OKOK!じゃあ予約の申請するから、ちょっと着いてきてくれる?」
紗夜「はい。お手数おかけます。鑑さん、日菜、少しだけ待っててもらえる?」
日菜「うん、いーよー。」
透哉「お、おう。」
スタスタスタ……
日菜「……おねーちゃん、相変わらず真面目だなー。」
透哉「……なぁ、日菜。」
日菜「ん?なーに?透哉くん。」
透哉「さっきからお前が言ってた、あんな情報、あのときって、まさか……」
日菜「もう、何とぼてけんのー?そんなの、あれしかないじゃん!」
透哉「だ、だよな!やっぱり、あれだよな!」
日菜「そうそう!あれしかないよ〜!」
透哉「そりゃそうだよな!あれしかないもんな〜!」
紗夜「(二人とも、あれあれうるさいわね……。)」
【氷川家】
紗夜「鑑さんの家ではなく、ここなのね……。」
日菜「え〜?別にいいでしょ〜?ねぇ、透哉くん。」
透哉「あ、ああ。俺は構わないけど……」
日菜「だってさ!おねーちゃん!」
紗夜「はぁ、分かったわよ……。しかしあなた、すごく上機嫌ね。」
日菜「そりゃそうだよ!だって久しぶりに、おねーちゃんとあの話ができるんだもん!」
紗夜「……まぁ確かに、最近は全然だったわね。」
透哉「なぁ、紗夜?」
紗夜「何ですか?鑑さん。」
透哉「日菜にも確認したんだけどさ……あの話って、あれのことなんだよな?」
紗夜「……鑑さん。」
透哉「ん?」
紗夜「"あれ"ではなく、もう少し言葉を明確にして発言してください!」
透哉「! な、何怒ってんだよ紗…「いいですね!?」……は、はい。」
日菜「カリカリしてるねーおねーちゃん。」
紗夜「……あなた達、自覚がないの?」
日菜「へ?」
紗夜「……まぁいいわ。それで、今日は何の話をするために集まったのかしら?」
日菜「そんなの決まってるよ!ガンバライドだよ!」
紗夜「でしょうね。」
透哉「やっぱそうだよな。」
日菜「だってそれしかないじゃん!もうほんっっとーにびっくりしたんだから!SNS見てたらいきなり"ガンバライドがついに復活!"って出てさ!え〜!?って、つい大声挙げちゃったよ〜!」
紗夜「……日菜。それ、本当にやったの?」
日菜「? うん。だって本当にびっくりしたんだもん。麻弥ちゃんや他のみんなは、何事!?って言ってたけど、みんなには何でもないよって言っといた…「日菜、後で話があるから、私の部屋に来なさい。」え!?おねーちゃんの部屋に行ってもいいの!?やったー!ありがとおねー…「真面目な話よ。というか、説教よ。」……は、はい……。」
透哉「……」
紗夜「鑑さんも、昔はガンバライド、やっていたんですか?」
透哉「あぁもちろん!フォーゼ弾の最初のほうまではやってたぞ!」
紗夜「なるほど……。確か私も、フォーゼ弾まではやっていた気がします。ウィザード弾からは、キッパリやらなくなってしまって……。」
透哉「あー……。やっぱそこで、やる人やらない人の差が結構出始めたんだなぁ。」
紗夜「仮面ライダーバトルとして初めて、ICカードが導入されましたからね。当時は賛否両論も多かったのでしょう。」
透哉「今ではもうすっかり当たり前だけどな、ICカードは。……いやー、話してるとやっぱ懐かしいなぁ。」
紗夜「ふふ、そうですね。あの頃の思い出が蘇ってくる気がします。」
透哉「それが、実際蘇るんだよな。この……復活BOXで!」
紗夜「本当に衝撃でしたし、びっくりしましたよ……。この情報を見てから、数秒後に日菜から電話がきたんですから。」
透哉「あ、びっくりってそっち……。」
紗夜「も、もちろん、復活BOXにもびっくりしましたよ!?」
透哉「分かってる、分かってるよ……。……で?」
日菜「……」ズーン
透哉「……こいつ、このままいさせるつもりか?」
紗夜「知りませんよ。日菜には、当分の時間反省を…「でも、日菜も楽しみにしてたんじゃないのか?この時間を。」……そ、それは……」
透哉「後は後、今は今だよ。ほら、声かけてやれよ。泣いて喜ぶぞ、きっと。」
紗夜「それは、少し大袈裟では……?」
透哉「いいから、行ってこいよ。」ポン
紗夜「……はぁ。分かりましたよ。……」
日菜「……」ズーン
紗夜「……日菜。」
日菜「! ……おねーちゃん……。」
紗夜「……今は、いっしょに話しましょう。あなた、楽しみにしていたんでしょ?この時間を。」
日菜「……怒ってる?」
紗夜「っ!も、もちろん怒ってるわよ!クラスの人達に迷惑かけて、姉として恥ずかし…「紗夜。」! ……す、すみません。」
日菜「……」
紗夜「……分かった。怒ってない、怒ってないわよ。」
日菜「え……?」
紗夜「次から気をつけると約束したら、もう説教なんてしないから。だから……ほら、話しましょう?……ガンバライドについて、いろいろと、昔話を……。」
日菜「……」
紗夜「……わ、私も、楽しみにしてたのよ///!まさか、ガンバライドが復活するなんて思わなかったから……。内心とても嬉しかったし……白金さんにも、顔がにやけてると言われたわ。自分でも気づかないうちにそうしてたみたいで、少し恥ずかしかったわ……。」
日菜「……」
紗夜「私もあなたと同じなのよ。とても衝撃的でびっくりしたし、同時にとても嬉しかった。懐かしい気持ちにもなったし、早くこのことについて話したいという思いが強かった。連絡は、日菜に先を越されたけど……私も、あなたに連絡するつもりだったのよ?……私達は姉妹、しかも双子だから、考えが似てしまうのは当たり前、なのかしらね。」
日菜「……うぅ、ぐすっ、おねーちゃん……」
紗夜「だから……ほら、いつまでもそこで縮こまってないで、こっちに来て私達と…「おねーーちゃーーーーーーん!!!!!!」きゃあっ!ちょっと日菜!」
日菜「ごめんなさーい!!ほんとにごめんなさーーい!!!」
紗夜「もういいわよ……。そ、それより、早くどいてくれないかしら……。」
日菜「あ!ご、ごめん!」
紗夜「ふぅ。……全く、急に抱きつかれたらびっくりするじゃない。」
日菜「いやー、つい嬉しくて〜。」
紗夜「……もう、日菜ったら。いいわ。今だけは許してあげる。」
日菜「ほんと!?じゃあもうちょっと抱きついても…「それとこれとは別よ!」え〜?今良いって言ったのに〜。」
透哉「……なぁ、二人とも……。もう、いいか……?」
紗・日「……あ。」
透哉「何だよその"あ"って。絶対お前ら俺のこと忘れてただろ。」
紗夜「いえ、忘れてたわけではないのですが……」
日菜「ちょっと存在を忘れかけてただけだよ〜。」
透哉「やっぱり忘れてたんじゃねえか!!」
日菜「それにしてもすごいよね〜。第2弾のカード全種類が付いてくるって。」
透哉「無視かよ……。」
紗夜「それプラス、新規デザインのカードが9種も付いてくるのよね。ガンバライドが稼働終了して八年、まさか令和のこの世に、八年越しに新規デザインのガンバライドカードが作られるなんて、誰も予想していなかったでしょうね。」
透哉「まぁ、確かにな。」
日菜「それに、ディケイドのデザインの9ポケットバインダーも付いてくるんだよね!いやー……復活BOX、欲しいな〜。」
透哉「どうやら今回の復活BOXは、CSMディケイドライバーver.2の発売記念に出たらしいな。……あれよりは、確かに安いしな。」
紗夜「それくらいなら、貯金を使ってもいいんじゃない?」
日菜「ふっふっふ……甘いよおねーちゃん。この先いつ、どんなものが発売するか分かんないんだよ?お金は有限なんだよ。本当に自分が欲しいものが出たときに、初めてそれが使えるんだよ。復活BOXは欲しい、欲しいけど……ここは我慢するよ!」
紗夜「……日菜にしては、まともなこと言うじゃない。」
日菜「こう見えてもあたし、生徒会長だからね!」
透哉「(あー……そういやこいつ、羽丘の生徒会長だったな……。よくこいつが生徒会長で、羽丘が学校崩壊しないよな……。)」
日菜「あー!今透哉くん、失礼なこと考えてたでしょ!!」
透哉「何で分かんだよ!」
日菜「分かるよ!透哉くんの思惑なんて、顔見ただけでバレバレなんだからね!」
透哉「顔……。俺の顔にその失礼なことが書いてあったのか?」
日菜「? 顔に文字なんて書いてあるわけないじゃん?変なの〜!」
透哉「……こいつ、ムカつく……。」
紗夜「(確かに鑑さんは、たまに分かりやすいときがあるかもしれないわね……。)」
日菜「よし決めた!じゃあ今から、ガンバライドについての思い出を一人一つずつ言っていこう!」
透哉「おいおい、唐突だ…「まずは透哉くん!」しかも俺からかよ……。まぁいいけど。」
紗夜「(いいんですか……。)」
透哉「ガンバライドの思い出かー。……やっぱり、あれかな。」
日菜「何々ー?」キラキラシタメ
透哉「確か、最初の第4弾が稼働してるときだったかな。数回プレイしてたんだよ。そしたらカードをなくしちゃってさ。そのときは、父さんと母さんがいっしょにいたんだけど、みんなで探すはめになっちゃって……。」
紗夜「……十中八九あなたが悪いですね。」
透哉「うぐっ!で、でも、あのときはまだ子供だったからさ。……で、三人で筐体の周りを必死に探してたんだよ。あまり人もいなかったから、筐体の下とかも覗いたりしてさ。そしたらだ!」
日菜「お、いよいよだね?」
透哉「筐体の下も探そうと思って、覗いてみたら……なんとそこに……
……ブレイドキングフォームのLRが落ちてたんだよ!!」
日菜「LRが落ちてたの!?すごーい!!」
透哉「一部剥がれてたけどな。」
日菜「あ……あー……」
紗夜「ふと探してみたらカードが落ちているというのは、あるあるでしたね。しかし、それがまさかのLRとは……。」
透哉「しかも前弾のブレイドキングフォームだぜ?あのときは、子供ながらめちゃくちゃ喜んでた記憶があるなぁ。」
日菜「いやー、一人目から面白い話だったねー。それじゃあ次、おねーちゃん!」
紗夜「私!?……私の、ガンバライドでの思い出……。」
日菜「何でも!何でもいいからね!」
紗夜「……そうねぇ。……
……あなたと初めてガンバライドをしたとき、かしら。」
日菜「……え?」
透哉「(ん?この流れは……。)」
紗夜「確か、私達が初めてガンバライドをしたのは、第6弾だったわね。日菜が"Wがいるからやりたい"って言い出したから、お母さんが私とあなたに一回ずつ、ゲームをやらせてくれたのよ。」
日菜「……うん、覚えてる。」
紗夜「丁度二台並んでたから、それぞれ私と日菜がそこでやったの。そして初のガンバライド、最初に出たカードが……
……まさかのLRのWだったのよね。
……しかも二人とも。」
日菜「……うん、うん…「二人とも!?」!」
紗夜「え、ええ。」
透哉「同時にゲームをやって、出たカードが同じLRのW!?……いやどんなミラクルだよそれ……。」
紗夜「確かに、あのときは純粋に喜んでいたけど、今考えたら信じられない確率よね。……信じられなくはないけど、奇跡には違いないわね。」
透哉「すげえなー……。それは思い出になるわー。」
紗夜「あなたの話も、良い思い出だと思うわよ。……さて、それじゃあ最後は日菜だけ…「いっしょ。」え?」
日菜「いっしょだよ。おねーちゃんと。」
紗夜「いっしょって……何が?」
日菜「思い出!私が言おうとしてたガンバライドの思い出も、おねーちゃんと全く同じものだったんだよ!」
紗夜「……そうだったの。」
透哉「マジか。」
日菜「おねーちゃん!やっぱりあたしとおねーちゃんって、双子の姉妹だから考えることが同じなんだね!」
紗夜「それは……時と場合による……って、あなたどこ行くの?」
日菜「もちろん、カードを探してくるんだよ!たぶん、押し入れの奥にしまったと思うから!」タッタッタッタ
紗夜「え?ちょっと日菜?別に今じゃなくても……行ってしまったわね。」
透哉「……お前らって、ほんと仲良い姉妹だよな。」
紗夜「……そう見えますか?」
透哉「ああ、見える見える。誰から見てもお前らは、仲の良い、双子の姉妹だよ。」
紗夜「……そう。……なら、良かった。」
日菜「どこにしまったっけなー?LRのW……。……!!あった!あったよおねーちゃーん!!」
復活BOX、マジで欲しいです。
でもお金がないです。
悲しい……。