22話の感想回です!
そして、言いたいことはただ一つ!
ジャックリバイス意外とカッコよかった!
【氷川家】
透哉「お邪魔しまーす。」
紗夜「ええ。」
今日は珍しく、私の家での感想会だ。
日菜は今日仕事だし、両親も出かけている。
なので今、家には私と鑑さんの二人だけだ。
……ちなみに今の発言に、他意はない。
透哉「お前の家に来るのは久しぶりだな〜。確か、日菜に呼ばれたとき以来か?」
紗夜「そうですね。あのときの日菜は……何だったんでしょう……。」
透哉「聞いても教えてくれなかったし、監視カメラとかも探したけど結局なかったんだろ?ほんと不思議だよな〜。」
紗夜「不思議すぎて逆に怖いですよ……。」
透哉「へぇ〜。」
紗夜「! な、何ですか?」
透哉「お前でも、"怖がる"ことがあるんだな。」
紗夜「……喧嘩売ってます?」
透哉「売ってねえ!売ってねえからその拳しまえって!」
紗夜「……私も人間です。当然、怖がることもありますよ。」
透哉「ふーん……。……ちなみに、何が…「さ、早く感想会しますよ。リビングに行きましょう。」……あ、ああ。」
透哉「……そういや、こうして紗夜と二人での感想会って、初めてだな。」
紗夜「そう……かもしれませんね。意外にも……。」
言われてみれば、確かにそうだ。
二人でいることは何度かあったものの、感想会をやったことはなかった。
……意外と今日は、革命的な瞬間なのかもしれない。
透哉「そんじゃ、早速始めるか。まずはなんと言っても、ジャックリバイスだよな!」
ついに始まった、初の二人での感想会。
これは、いつも以上に気を引き締めなくては。
紗夜「そうですね。たびたび不調だったバイスのコンディションを、高水準で維持できると言われ渡されたローリングバイスタンプ。戦っている中、再びバイスが苦しみだし、使ってくれとお願いされため、バイスを助けるためにそれを使ってジャックリバイスになったのですが……まさか、ここでOPのあのシーンを持ってくるとは……。」
透哉「そうだよな。一輝とバイスの立場が逆になるような過程を経て、ジャックリバイスになってたもんな。二人にはならず、バイスが変身した仮面ライダー、って感じだったよな。」
紗夜「ええ。戦い方も、普段のバイスにより荒々しさが増したような戦い方になっていて、ところどころ黒い血のようなものが弾け飛んでいましたね。」
透哉「黒い血……。まるでゴーストみたいだったよな。」
紗夜「ローリングバイスタンプも武器として使いながら、必殺技はローラーを通って加速しキックと……。そして変身を解いた後は、バイスが立ってるのみで、一輝はいなかった……。」
透哉「大二もびっくりしてたよな。で、バイスの不気味な笑いで、22話は終了と。……なぁ、一ついいか?」
紗夜「はい、何ですか?」
透哉「……思ったより、ジャックリバイスカッコよくてびっくりしたんだけど。」
紗夜「……は、はぁ。」
透哉「いやさ?ローリングバイスタンプの箱にジャックリバイスいたけど、全身はなかったじゃん?だから、正直最初見たときは、ふーん程度に思ってたんだよ。でも今回の22話、いざ蓋を開けてみたら、めちゃくちゃカッコよかったんだよ!俺びっくりしてさ!え、ジャックリバイスこんなカッコよかったのか!?って。」
紗夜「な、なるほど……。」
透哉「いやー、でもまさか、バイスが一人で仮面ライダーになるとは思わなかったな〜。」
紗夜「それに関しては、私も同意見です。暴走フォーム……もとい乗っ取りフォームのジャックリバイス、今後どのような展開になっていくのか、期待ですね。」
透哉「ああ。……あとフォームで言うと、ネオバッタだな。」
紗夜「しっかり映画と繋がっていましたね。ジョージ・狩崎が、50年先取りして作ったと言ってましたね……。」
透哉「そういうとこは、流石ジョージ・狩崎だよな……。あと、俺が個人的に嬉しかったのは、ネオバッタ以外のスタンプも使ってくれたことかな。」
紗夜「メガロドンと、コングですね。だいたい中間フォームが出てくると、こういう類いのフォームは使われなくなることが多いですしね。」
透哉「そうなんだよ!まぁとは言っても、今回のメインはネオバッタなんだけどな。」
紗夜「しっかりゼロワンのような戦い方をしていましたね。必殺技も、ゼロワン特有の文字が出る演出になっていたりして、いろいろ凝ってましたね。」
透哉「ああ。いや〜、良かったよ、ネオバッタ!」
紗夜「フォームに関しては、これくらいですね。あとは、内容でしょうか。」
透哉「お笑いコンビの空気階段のもとに襲撃予告が来て、それを送った犯人を見つけ出すってのが、だいたいの流れだったよな。今のとこ、怪しいのはパブロフの犬か。」
紗夜「……マネージャー……」
透哉「え?」
紗夜「空気階段のマネージャーですよ。彼女も、怪しい人物の候補に入るんじゃないですか?」
透哉「マネージャーかー。でもあの人は一人、デッドマンは二体だし……。あ、マネージャーと、パブロフの犬のどちらかが犯人、ってのはどうだ?」
紗夜「まぁ、なくはなさそうですが……。」
透哉「流石に、空気階段自身が犯人ってことはないよな。じゃあとりあえず、俺の予想はパブロフの犬にしとくよ。お前の予想が、マネージャーとパブロフの犬のどちらか、ってことだよな?」
紗夜「……ええ、まぁ。」
透哉「それから……あ、フリオ!じゃなくて、玉置!」
紗夜「アギレラにクビにされて、さくらのもとに泣きついてましたね。」
透哉「あれは見てて、可哀想だな〜って思ったなー。確かに、玉置は人間に戻ったから、守れる力もないけどさ。クビにすることはないんじゃねえかな〜。」
紗夜「……玉置を、危険な目に合わせないようにするため、わざとああ言ったのでは?」
透哉「え?」
紗夜「ギフを取り戻したい。あのアギレラが、ただそれだけの理由でオルテカと手を組むとは思えません。何か考えがあり、それに玉置を巻き込まないために、わざとあのような言い方をして自分から彼を遠ざけたのではないですか?……あくまで、予想にすぎませんが。」
透哉「……そうだ。きっとそうだよ!そっか、そういうことか!いやーなるほどな〜。」
紗夜「……あのー、鑑さん?」
……完全にそうだと思い込んでしまった……。
あくまでも予想だと言ったのに……。
透哉「ありがとうな、紗夜。おかげでもやもやが晴れたよ。」
紗夜「……い、いえ。」
でもまぁ、鑑さんが良いのなら……。
透哉「……?何か良いことあったのか?」
紗夜「え?ど、どうしてですか?」
透哉「だって今お前、にやけてるから……。」
紗夜「に、にやけ……?……!?」
い、いつの間に……!?
私、どうしてにやけてなんか……。
透哉「まぁいいや。」
紗夜「え?」
透哉「とりあえず、この感想回を終わらせようぜ。まだ話したいこと、二つくらいあるしさ。」
紗夜「……そ、そうですね。取り乱してしまい、すみません……。」
透哉「え、いつ取り乱してたんだ?」
紗夜「! な、何でもありません!こっちの話です!」
透哉「ふーん……。で、話したいことっていうのが、カゲロウのことなんだよ。」
紗夜「カゲロウ……。そういえば、最初のほうに少しだけ出てきましたね。」
透哉「ああ。まさか出ると思わなかったから、ちょっとびっくりだったな。」
紗夜「鏡の中に現れたんですよね。そして、ヒロミさんのことで悩んでる大二に、"代わってやろうか?俺とお前は二人で一つだろ?"と声をかけて。」
透哉「大二は当たり前のように拒否してたけど……次回、カゲロウ出るんだよな。しかも変身もするみたいだし。」
紗夜「倒れているさくらの隣で変身するようですね。カゲロウも、仲間になるということでしょうか?」
透哉「どうなんだろうな……。でも、そうなったらまぁ、熱いよな。」
紗夜「ええ。……流れで、次回予告についても話しましょうか。」
透哉「そうだな。えーっと次回は……あれだ。バイスが遊びまくるんだ。……ん?いいんだよな?それで。」
紗夜「あ、合ってると思いますよ……。」
透哉「……毎回この時期は暴走フォームが出てたから、その次の回はだいたい重い回なんだけど……今回はなんか、優しいな。」
紗夜「ですね……。ですが、次回がそうなだけで、その次の回がどうなるかは、まだ分かりません。ジャックリバイスもまだ一回出ただけですし、今後何かしらのデメリットが出てくるのかもしれません。ローリングバイスタンプの出所も謎ですし……。」
透哉「あぁ、そっか。ジョージ・狩崎じゃなかったんだよな。となると……誰がローリングバイスタンプを作り、何の目的で一輝に渡したんだ……。」
紗夜「考えられるのは、ウィークエンドですかね……。まだ謎が多い組織でもありますし。」
透哉「だなー。……よし、今回はこんなもんかな。」
紗夜「ええ。……」
透哉「さてと、じゃあこれからどうしようか……。どっか中古屋でも…「鑑さん。」ん?」
紗夜「……」
透哉「……?何だよ、うつむいて。考え事か?」
紗夜「……スッ……スタスタスタ」
透哉「……え?」
そう、他意はないのだ。
日頃の感謝を伝えるために用意したものであって、決してそういう意味ではない。
全く……羽沢さんにからかわれてから、変に意識してしまうようになってしまった。
……日菜が漁りでもしなければ、確かここら辺に……。ガサゴソ
……!あった!
……羽沢さんといっしょに作った、手作りのチョコレート。
紙袋にしまってあり、中には1円玉くらいの大きさのチョコがいくつか入った袋が、ラッピングされて入っている。
ラッピングとは言っても、市販で買った袋に少し文字を書いて、それをリボンで結んだものだが。
……このチョコレートを渡す。
今日鑑さんを家に呼んだのはこれが目的でもあったのだ。
あとは……どうやって渡すか。
シミュレーションは何度かしたが、まだこれだ、というものはない。
今、現在進行形で鑑さんも待たせてしまっている。
どうする……どうする氷川紗夜……。
透哉「なぁ、紗夜。」
紗夜「きゃっ!」
透哉「! な、何だよ……。」
紗夜「それはこっちのセリフです!いつからそこに……」
透哉「いや、たった今来たとこだけど……。」
紗夜「そ、そうですか。」
……チョコのことは、バレてはいないらしい。
とは言いつつ、ずっとこうしていてるのでは埒があかない。
ここはもう……難しく考えず、サッと渡すべきか……。
透哉「……何か、怒ってる?」
紗夜「? いえ、特に怒ってはいませんが……。」
透哉「そうか?……ならいいんだ。いきなり立ち上がって無言で歩いて行ったから、何か怒ってんのかと……。」
紗夜「……はぁ。あなた私に、何か怒られるようなことをした覚えがあるんですか?」
透哉「いや、心当たりないけど……。もしかしたらと思ってさ。」
紗夜「全く。……ふふ。」
透哉「っ!な、何がおかしいんだよ!」
紗夜「いえ。……はぁ、考え事をしていたのが、馬鹿らしくなってきました。」
透哉「え、やっぱり考え事してたの…「はい。」ん?」
紗夜「チョコレートですよ。……一日遅れてしまったけれど、バレンタインの。」
透哉「バレンタイン……。え、俺に?くれるのか?」
紗夜「あなた以外に誰がいるんですか?……日頃の感謝の気持ちです。どうぞ受け取ってください。」
透哉「マジか……。いや、ありがとう!まさかお前からもらえるなんて、思ってなかったよ!」
紗夜「そ、そうですか。……」
無事に渡すことができた。
……そうか、これで良かったのか。
いつも通りの、接し方で。
透哉「おー!お前のチョコも美味そう〜!」
紗夜「ありがとうございます。……?」
ん?
今、何か違和感が……。
……私のチョコ"も"と聞こえたような……。
紗夜「……あの、鑑さん。」
透哉「ん?どうした?」
紗夜「違ってたら、申し訳ないのですが……私の前にも、誰かにチョコ、もらいました?」
透哉「あぁ、もらったぞ。」
紗夜「!? だ、誰にですか!?」
透哉「え?うーん……彩だろ?ましろだろ?友希那だろ?あとリサからももらったし、香澄に、透子に……あ、あと花音と千聖からももらったな。」
紗夜「……」
う、嘘でしょ?この人……。
……気が、遠くなりそう……。
透哉「? おーい、大丈夫かー?」
紗夜「……です。」
透哉「え?」
紗夜「チョコレート没収です!!」
透哉「はああ!?ちょ、何でだよ!」
紗夜「何でもです!いいから早くチョコを渡しなさい!!」
透哉「お前がくれたんじゃねえかああ!!」
紗夜「没収と言ったでしょう!?」
透哉「だから何でだよおおお!!!」
〜翌日〜
【鑑家】
透哉「あー、ん。……これで、紗夜のチョコもなくなったな。」
ふぅー。
みんな、友チョコをくれるのは嬉しいんだけど……量がな……。
流石に10人近くともなると……食べるのも時間かかる……。
紗夜の分を食べ終わったってだけで、まだもらった分の四分の三残ってるからな……。
透哉「……あとは、明日だな。」
えーっと、今は……10:00か。
風呂入って、ちょっと動画見て、寝るか。
……よし。
そうと決まったら、まずは風呂に…『ピロリン♪』ん?メッセージ……花音から?
えーっと、何々〜?
花音『夜遅くにごめんね?明日の放課後、いっしょに行きたいところがあるんだけど、いいかな?そこでついでに、約束のものも買ってもらいたいし。』
約束のもの?
……何かあったかな?
『ピロリン♪』お?
花音『龍騎』
……あー、思い出した。
そういや、いつかに約束してたな。
……何でそんな約束をしたのかは覚えてないけど……。
ま、明日は暇だし、付き合ってやるか。
透哉『分かった。明日の放課後な?』
花音『うん!楽しみにしてるね♪透哉くん♪』
……なんか、上手く手玉にとられた感じするけど……。
まぁいいや。
えーっと、財布財布……。
ジャックリバイスの装動出たら買っちゃいそうだな……。
ってぐらいマジでカッコいい……。(まだ言ってる)