仮面ライダーが浸透したバンドリの世界   作:知栄 砂空

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明日からRM5弾が始まりますね!

初日レンコ!はとある事情でできないのですが、いつかレンコはしようと思ってます!

今回の狙いは、デモンズと再録のチェイサーかな〜。




第五十三話 今更だけど超絶バトルの恐竜グリードボコす

【ショッピングモール ゲームセンター】

 

彩「あ〜ん!また負けた〜!」

 

透哉「今回のは……まぁ、運が悪かったな。」

 

彩「うぅ……これで三敗目だよ……。」

 

今俺と彩は、ガンバライジングをしている。

 

この弾はRM4弾。

 

狙いのカードがない……わけではないのだが、それは一旦置いといて、今は普通にゲームをプレイしている。

 

彩はライダービクトリーロードをやっているのだが……さっき言ってた通り、三敗目である。

 

しかも全てあと一歩のところで負けているので、まぁ……ドンマイ、って感じだ。

 

あ、ちなみにライダービクトリーロードというのは、バトルに勝つと、その度にポイントを得ることができ、それに応じて順位が上がっていく、というシステムのモードだ。

 

100位から1位を目指すという目的があり、彩は現在64位だ。

 

そして俺がやっているのは、全国対戦だ。

 

その名の通り、全国のガンバライジングプレイヤーとリアルタイムでマッチングし、バトルするモードなのだが……これがまぁ……強い。

 

運良く勝てることもあるが、そうじゃなきゃたいてい負ける。

 

ちなみに今も、負けている。

 

……あ、必殺技撃たれた。

 

あ、……終わった。

 

彩「透哉くんも負けちゃったね。」

 

透哉「……マジで勝てん……。」

 

最後にちょっとレンコして、今日はもう帰ろうかな……。

 

カードもだぶりばっかだし……。

 

彩「よーし、リベンジだ!四度目の正直……。」

 

彩のやつ、まだやるのか。

 

めげないなぁ……。

 

彩「あ、そういえば今の超絶バトルって、誰がいるんだろう?」

 

透哉「あー、誰だろうな?」

 

超絶バトルというのは、いろんなボスと3VS1でバトルするモードだ。

 

ボスに勝つとチケットをもらえ、獲得したチケット数に応じて報酬をもらうことができる。

 

過去にはこのモードで、まだカード化されていなかったハートやジョーカーが出てきたり、エボルがバトル中にフェーズ2に変身したりと、いろいろとサプライズがあった。

 

どれ、やるつもりはないけど、見てみるか。

 

彩「えーっと、リュウガとクロノスと‥…あ、ヘルライジングもいるんだ。それと……恐竜グ…「恐竜グリード!?」わっ!透哉くん、見てるなら言ってよ〜。」

 

透哉「あ、悪い。……てか、今恐竜グリード出てるのか。」

 

彩「うん、そうみたいだね。……チラッ」

 

透哉「……よし。こいつボコそう。」

 

彩「あー、やっぱり火がついちゃったかー。」

 

恐竜グリード……。

 

今弾のSCRにもなっており、俺が密かに狙っているカードでもある。

 

だが、……それが敵であると分かった今、俺のやるべきこと、やらなくてはならないことは、ただ一つ。

 

……原作再現しつつ、ヤツをボコす!

 

ゴソゴソゴソ……スッ

 

そして、俺がケース取り出したのは、ある二枚のカード。

 

彩「! ……透哉くん、本気だね……!」

 

透哉「……

 

 

 

 

 

ZB2弾のタジャドルとアンクのLRで、恐竜グリードをぶっ倒す!!」

 

以前ましろと中古屋に行った際に、二枚で4000円という当時としては破格の安さで買った、このタジャドルとアンク。

 

持っているカードの中では一番のお気に入りで、スリーブを入れたそのまた上からローダーを入れるという二重保護をしており、使うときは一度ローダーから出してスキャンした後、またすぐにローダーに戻すというやり方を行っている。

 

一度カードをスキャンしてチーム決定すれば、そのカードを使わなくてもゲームがプレイできるので、上記の二枚でプレイするときは、代わりのカードをスキャン場所に置いて使用している。

 

……何でこんな面倒くさいことをやっているのか?

 

そんなの決まってんだろ。

 

カードを傷つけたくないからだよ!!

 

……さて、ではそろそろいくか。

 

チャリン

 

彩「……ところで透哉くん。タジャドルとアンクと……もう一枚は何で誰でいくの?」

 

透哉「そこなんだよな〜。タジャドルとアンクの最強コンビに並ぶもう一人のライダー、その枠に合うようなライダーカードがなかなか思いつかなくてな……。」

 

出来ればパンチ、キックアイコンで統一したいし、そうなるとより候補は狭まる……。

 

うーん……タジャドルとアンクともう一人……合いそうなやつ……。

 

彩「……」

 

ガコンッ

 

彩「……!やった!グリスのSRだ!地味に狙ってたんだよね〜。」

 

グリス?

 

……、……!!

 

透哉「それだぁ!!」

 

彩「え!?な、何が……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩「絶対傷つけないでよ〜?」

 

透哉「大丈夫だって。スキャンしたらすぐ返すからさ。」

 

悩んだ結果、今回のチームは、タジャドル、アンク、そして……

 

 

 

 

 

50th弾のリバイバルエディション、グリスブリザードだ。

 

そう、このカードは以前に彩とのレンコ対決で、彩が当てたものだ。

 

まさかあのときのカードを、ここで使うことになるとはな……。

 

タジャドル、アンク、グリスブリザード。

 

全て超エモいメモリアルだし、綺麗に炎と氷で並んでいる。

 

……これだ。

 

この超エモエモチームなら、全っ然負ける気がしねぇ!

 

透哉「ほんとサンキューな彩。これで心置きなく恐竜グリードをボコすことが…ガコンッ お。」

 

彩「透哉くんは何が出るかなぁ?LRだったりして。」

 

透哉「はは、そんな都合のいい話、あるわけが……」

 

 

 

 

 

『RM4-015 LR 仮面ライダーホーリーライブ』

 

透哉「……」

 

彩「……」

 

 

 

 

 

透・彩「あったあああああ!!!???」

 

透哉「う、嘘だろ!?まさか、ほ、ほんとに、出るなんて……」

 

彩「わ、私も、冗談のつもりで言ったのに……」

 

ほ、ホーリーライブのLRが……出てしまった……。

 

……ホーリー、ライブ……。

 

……ホーリーライブか。

 

透哉「好きな人には申し訳ないけど……ちょっと、微妙だな……。」

 

彩「で、でも!変身音は好きだし、大二も嫌いじゃないよ!……ただ、最近戦績が……あまり、よくないだけで……」

 

透・彩「……」

 

……どうすりゃいいんだよ、この空気……。

 

彩「……ほ、ホーリーライブは一旦置いといて!本番はこれからだよ!」

 

透哉「そ、そうだな!恐竜グリードをぶっ倒すんだもんな!」

 

こいつのことはまた後で考えるとして……よし!

 

超絶バトル選んで、恐竜グリード選んで……。

 

難易度は……"むずかしい"でいいか。

 

透哉「彩は、またライダービクトリーロードなのか?」

 

彩「ううん、今回は私も超絶バトル!相手は……ヘルライジングにしよう!」

 

透哉「え、マジ……?」

 

彩「え、何で?」

 

透哉「バトル中、心が痛くなったりしそうじゃね?」

 

彩「……確かに。……で、でも!ヘルライジングになった或人を止めるためって考えれば!そうだよ!今回はこっちがエデン側なんだよ!」

 

透哉「エデンはまた、ちょっと違うんじゃねえか……?」

 

彩「……こ、細かいことはいいの!えっとじゃあ……このゼロツーのLRで、或人を止めるよ!……イズじゃないけど。」

 

透哉「ゼロツーイズは高いもんなー……。お、カードスキャンだ。」

 

彩「あ、タジャドルとアンクとグリスブリザードの演出見たい!」

 

透哉「全部じゃねえか!まぁいいけどさ。」

 

『レジェンドカードスキャン!』

 

 

 

 

 

彩「! すごい!星五つだ!」

 

透哉「ああ。まさかだったな……。」

 

ガンバライジングではチームが揃うと、相性?みたいなのが星の数で表される。

 

詳しいボーナス?とかはよく分からないが、星の数が多いほど相性が良く、良いチームなのだと認識しておけばいいだろう。

 

タジャドルとアンクとグリスブリザードで星五つか。

 

……マジで負ける気がしねえわ。

 

『ちゃんと今日の分のアイスよこせ。』

 

『分かってるって〜!』

 

透哉「……マジ、最高かよ……。」

 

彩「そっか、映司とアンクの掛け合いがあるんだ。いいな〜。バックで『Time judged all』が流れてるのもいいよね〜。」

 

透哉「……グッ!(サムズアップ)」

 

『いつかは来ると思ってました……。』

 

『何が起きようとあなたを倒してみせる!』

 

『私の邪魔をしないでください。』

 

彩「と、とうとうバトルが始まるね……。」

 

透哉「絶対ぶっ倒す!……ていうか彩、お前自分の大丈夫か?」

 

彩「え?……わあああ!!カードスキャンが終わっちゃううう!!えーっとー……」

 

透哉「やれやれ……。」

 

 

 

 

 

〜ラウンド1〜

 

透哉「よし、バトルスタートだ……ん?」

 

『消えなさい。』

 

彩「あ、相手のボスアビリティ発動だって。」

 

透哉「それがどうしたよ。」

 

『みんなは、俺が守る!はぁっ!』

 

彩「そうだ!これがあるんだった!」

 

透哉「ボスアビリティなんか封印してやったぜ。ざまあみやがれ!」

 

彩「(なんか今日の透哉くん、テンション高いな……。あ、オーズだからか。)」

 

タジャドルで恐竜グリードを蹴り飛ばすっていうこの構図もカッケーな〜。

 

 

 

 

 

彩「透哉くん、テクニカルゲージすごい上がってるー!」

 

透哉「アンクがテクニカルゲージを上げてくれるアビリティを持ってるからな。そして……ここだ!」

 

彩「パーフェクトだ!透哉くんすごい!」

 

透哉「俺にかかれば、こんなの朝飯前さ。さてと、必殺技は誰で撃とうか…「グリス!グリスにしよう!」グリス?まぁ、いいけど。」

 

彩「この技カッコいいよね!左手のアームで相手を掴んで、何度も何度も回した後に投げつける!」

 

透哉「言っちゃえば、フェニックスロボの技の流用だけどな。」

 

彩「そういうことは言わないの!」

 

まぁ、カッコいいことには変わりないけどな。

 

 

 

 

 

〜ラウンド2〜

 

彩「すごい!ゲキレツアイコン揃った!」

 

透哉「すげえだろ。これがこのチームの力よ。」

 

彩「(実際は運なんだけど、それは黙ってたほうがいいのかな。)あ、バーストできるよ!誰をバーストさせるの?」

 

透哉「そりゃあもちろん、タジャドルに決まってんだろ!」

 

『バーストチャンス!』

 

カードを裏返してと。

 

『これで決める!』

 

『アンクと俺で、あなたを倒す!』

 

彩「『Time judged all』がまた最初からになったね。」

 

透哉「見てろよ彩!タジャドルのバースト技、マジでカッケーから!瞬き禁止だぞ!?」

 

彩「分かってるよ〜。」

 

 

 

 

 

〜技発動中(『ロストブレイズ』)〜

 

 

 

 

 

『アンク!』

 

透哉「……このBGM止まってからのアンク!がいいんだよ!!」

 

彩「やっぱり、いつ見ても再現度高いよね。このロストブレイズ。」

 

透哉「しかも、アンクでロストブレイズ撃ったら最後のセリフ変わるしな。このタジャドルとアンクは、力の入れようがマジで…「あ、耐えた。」なんだと!?……いい度胸してんじゃねえか。だったら、次のラウンドで終わらせてやるよ!」

 

彩「(次のラウンドも何も、次が最後のラウンドなんだけどね。)」

 

 

 

 

 

〜ファイナルラウンド〜

 

透哉「おっしゃ!余裕でAPバトル勝ってやったぜ!そしてテクニカルゲージも……」

 

……ここだ!

 

透哉「っしゃ!パーフェクト!」

 

彩「……今日の透哉くん、ほんとにテンション高いね……。」

 

透哉「そりゃあ、タジャドルアンクで原作再現しながら恐竜グリードぶっ倒せるんだから、テンションだって上がるだろ!」

 

彩「……ふふっ♪」

 

透哉「? 何だよ、彩。」

 

彩「本当に好きなんだなーって思ってさ。オーズ。」

 

透哉「……何当たり前のこと言ってんだよ。」

 

『バーストチャンス!』

 

透哉「オーズが好きなのはもちろんだけど……」

 

『くどい!』

 

『どんな危険だろうが、冒す価値はある。』

 

透哉「仮面ライダー自体も、このガンバライジングも……仮面ライダーに関わるもの全て、俺は好きだぞ。」

 

彩「うん、分かってる。だって私もだもん♪」

 

透哉「……だろうな。」

 

 

 

 

 

〜技発動中(『ロストブレイズ』)〜

 

 

 

 

 

『お前が掴む腕はもう、俺じゃないってことだ。』

 

彩「……最高すぎない?」

 

透哉「最高なんだよ。」

 

彩「……とりあえず、これで倒したね!」

 

透哉「いや、まだだ。」

 

『……全てが醜く変わる前に。』

 

彩「そっか、超絶バトルは倒しても一回だけ復活するんだもんね。」

 

『ここはやるしかない!』

 

透哉「ああ。だからとどめに……。」

 

『くどい!』

 

『邪魔すんじゃねえぞ。』

 

『くらえ!』

 

彩「超絶クライマックスキック!』

 

『『『はああああああ!!!』』』

 

透哉「これで終わりにしてやる!くたばれ!!恐竜グリードおおおお!!!」

 

 

 

 

 

彩「99999ダメージ!これで……!」

 

透哉「ああ。恐竜グリード撃破だ!』

 

『アンク。お前の手を掴んだのは、絶対間違いじゃなかった。……絶対。』

 

透哉「ふぅ〜……。……最っっ高に楽しかった〜!」

 

彩「いやぁ〜、熱いバトルだったね〜!」

 

透哉「ああ!これだからガンバライジングはやめられねえんだ!……んで?お前はどうだったんだ?ヘルライジング、倒せたのか?」

 

彩「……また負けたよ〜!」

 

透哉「おいおい……。」

 

彩「あともうちょっとだったのに〜!悔しい〜!」

 

透哉「……まぁ、ドンマイ。」

 

彩「……でもいいや。透哉くんの熱いバトル見れたし♪なんか満足しちゃった♪」

 

透哉「それでいいのかよ……。」

 

彩「いいの♪……ねぇ、帰り、山吹ベーカリー寄ってかない?新商品が出たんだって!沙綾ちゃんに教えてもらっちゃった♪」

 

透哉「ああ、いいぞ。……カード、忘れんなよ?」

 

彩「分かってるよ〜!……また今度、ガンバライジングやりに来ようね!」

 

透哉「だな。次やるときは、RM5弾かな。」

 

彩「えへへ、楽しみだなぁ〜。」

 

 

 

 

 

彩「あ、後でちゃんとグリスブリザード返してよ?」

 

透哉「分かってるよ……。」




突然ですが、皆さんのお気に入りのカードは何ですか?

僕は断然、タジャドルとアンク!と言いたいところですが、BM1弾のタジャドルも好きですし、超魔進チェイサーや初めて自力で当てたGLRのラビットドラゴンもお気に入りです!

……結局、お気に入りのカードって一枚に絞れないんですよねw。

今までゲットしたカード一枚一枚に、思い出というものがあるので。
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