【ライブ会場 楽屋】
パレオ「今日のパスパレちゃんのライブも、すーーっごく可愛かったです!!日菜ちゃんのギターソロカッコよかったし、イヴちゃんの合いの手の掛け声も可愛かったです!!千聖様は今日も今日とて美しかったし、麻弥ちゃんが機材解説してるのも面白可愛かったし、あとそれから…「あ、ありがとうパレオちゃん!続きはまた後で聞いてもいいかな?」はい!もう何時間でも語り続けますよ!!」
彩「あ、あはは……。」
透哉「あの彩が、押されてる、だと……。」
パレオ「ところで、他の四人はどちらへ……?」
彩「千聖ちゃん達なら、それぞれのファンの子達に会いに行ってるよ。」
パレオ「それぞれの……ファン……?」
透哉「プラス、知り合いだよな。日菜は紗夜、千聖は花音や薫、確かイヴは燐子で、麻弥はますき…「彩ちゃんも!!」!?」
彩「ふぇ?」
パレオ「彩ちゃんも、ファンの子達に会いに行ってください!パレオのことは気にせず、いろんな人に…「ちょっとストップストップ!」?」
彩「……大丈夫だよ、パレオちゃん。もう既に、ファンの子に会ってるから。」
パレオ「……それはいったい、どういう…「お前のことだよ、パレオ。」私の……。!!」
彩「パレオちゃんも、私のファンの一人だもん。でしょ?」
パレオ「……わ、私……私……」
彩「ん?」
透哉「パレオ?」
ガシッ!
彩「え?」
パレオ「これからは一生彩ちゃんに着いていきます〜〜!!透哉さん!チュチュ様のこと、よろしくお願いします!!このパレオ、例え火の中水の中!何があっても身を挺して彩ちゃんをお守り……」
透哉「ちょーっと待てパレオ!暴走!暴走してるから!」ガシッ!
パレオ「は、離してください透哉さん!パレオには、彩ちゃんをお守りするという使命が〜〜!!」ズルズルズル
彩「……」ポカーン
パレオ「すみません、取り乱しました……。チュチュ様のことを透哉先輩にお願いするなんて、私はとんでもないことを……」
彩「まぁまぁ、私も透哉くんも気にしてないから。ね?」
透哉「あ、ああ。」
気にしてない……まぁ、うん、そうだな。
……というわけで、今更だが説明をしておこう。
現在俺とパレオがいるのは、あるライブ会場の楽屋だ。(ちなみに外)
楽屋と言っても、テントが張ってあり、その中に長テーブルとイスが置いてあるだけだが。(あとテーブルの上に飲み物とお菓子)
……待機所?のほうがいいか?
まぁ、それはどっちでもいい。
先ほど、この楽屋の隣にあるステージで、パスパレの単独ライブがあった。
俺とパレオは二人で来ていて、辺りを見渡してみると顔見知りのやつもちらほらいた。
観客席も満員で、みんな思い思いにペンライトを振ったり、歓声をあげたりしていた。
パスパレ本人達も何度もファンサをしていて、隣にいるパレオはそれを受けて涙を流して感動していた。
人数も、盛り上がりも、演出も、……流石人気アイドルのライブ、という感じだった。
そして二時間くらいのライブが終わった後、突然彩から楽屋に来てくれとメールが来た。
一般人だから立ち入り禁止なのではないかと思ったが、どうやらスタッフさんにOKが出たらしい。(マジかよ……)
それを聞いたパレオはめちゃくちゃ戸惑っていたが、面倒だったので無理矢理引っ張って連れてきた。
そしたら案の定暴走した。
たのバラTVをスタジオで、観客として見たときも思ったけど、ほんとにパスパレファンだよなこいつ。
透哉「……そうだ彩、そろそろ教えてくれねえか?俺達をここに呼んだ理由。」
パレオ「!」
彩「あ、そうだね。忘れてた。」
いや呼んだ本人が忘れるなよ……。
彩「……ねぇ二人とも。」
透・パ「?」
彩「一昨日のリバイス、見た?」
透哉「! もち…「もちろんです!朝7:00に起きていろいろ支度をし、リバイスが始まる9:00までリアタイ待機してました!」お、おう……。」
こいつ、リアタイ視聴組だったのか。
彩「それじゃあできるね!リバイス第41話の感想会!」
あ、なるほどそういうことか。
パレオ「! ま、まさか、透哉さん達が毎週やっているという、あの感想会に、このパレオも参加できるんですか……?しかも、彩ちゃんといっしょに……。」
彩「もちろん!感想会に、参加資格なんてものはないからね!誰でも自由に参加できる、それが感想会だよ!」
パレオ「誰でも、自由に……。……分かりました。」
透哉「?」
パレオ「このパレオ、僭越ながら、リバイスの感想会に参加させていただきます!」
彩「そうこなくっちゃ!透哉くんもほら、準備して!」
透哉「わ、分かったよ。……あとさ、彩。」
彩「ん?」
透哉「お前、衣装着ながら感想会するのか?待っててやるから、向こうで着替えて…「感想会が終わったら、私もみんなのとこ行くんだもん!だからこれでいいの!」そ、そう……。」
パレオ「感想会に参加させてもらえるだけでも嬉しいのに、衣装を着てる彩ちゃんとそれができるなんて!こんなこと滅多にありませんよ!パレオ、感激です〜!!」
確かに、衣装を着ながら感想会ってレアだな……。
彩「私も、そんな風に言ってもらえて嬉しいよ!ありがとう、パレオちゃん♪」
パレオ「!!?? ……わ、私、もう一生分の運をここで使ってしまったみたいです……。」
透哉「パレオ、それは少し大袈裟だ。ポン ……彩、これじゃちっとも話が進まねえ。お前から何か、話を切り出してくれ。」
彩「わ、分かった!えーっと……あ、次回、新しい仮面ライダー出るね!たぶんあの、バトルファミリアのビジュアルに載ってた青いライダー!」
透哉「お、そうだな。あと、ジャックリバイスの色違いみたいなやつも。」
彩「予告や仮面ライダーweb見るに、あの青いライダーが五十嵐元太で、ジャックリバイスみたいなのがベイルかな?パレオちゃんはどう思う?」
パレオ「え!?わ、私ですか!?私は……」
透哉「……思ったことを、そのまま言えばいいんだよ。」ヒソヒソ
パレオ「と、透哉さん……。」
透哉「深く考える必要はないんだ。だから……な?」
パレオ「……わ、私は……いえ、私もそう思います!次回は、パパさんとベイルの対決がメインですし、ジャックリバイスのような見た目はベイルが何かしらの力でパワーアップしたのかもしれません。」
彩「そっか……うん。パレオちゃんの意見、とても参考になったよ!ありがとう♪」
パレオ「い、いえ、そんな……。」
透哉「パレオ。」
パレオ「?」
透哉「グッ(サムズアップ) その調子だ。」
パレオ「……はい!」
彩「となると、狩崎さんのお父さんは、玉置くんと同じ変身失敗パターンになるのかな?」
透哉「うーん……それが一番自然だよなー。」
パレオ「も、もしくは、まだ明かされていない新ライダーになる、とか?」
透哉「お、それもまた面白そうだな。」
彩「パレオちゃん、ナイス考察!」
パレオ「あ、ありがとうございます!」
透哉「あとは、次回の戦いの行方だな。ベイルを倒すのか、倒さないのか。また、五十嵐元太はどうなるのか。そして、ジャックリバイスみたいなやつと青いライダーの答え合わせ。さらにもう一つ、狩崎真澄の変身、だな。」
パレオ「はい!」
彩「いろいろ、見所があるな〜。次回が楽しみだよ〜!……そしたら次は、今回の話について話していこっか。」
透哉「話したいことはいっぱいあるけど、とりあえず……デモンズ軍団か?」
彩「そ、そこからなんだ……。」
パレオ「しかし、意外にも強かったですよね!デモンズ軍団!流石、デモンズドライバーの量産型だけあるなって思いました!」
透哉「最初に変身した二人も……そりゃあ、強いよな。あの二人だもん。」
彩「最初に……あ、そういうことか。」
パレオ「? あの二人が、どうかしましたか?」
透・彩「いや、何でも。」
パレオ「……何か隠してるような気もしますが、彩ちゃんに免じて触れないでおいてあげます。」
透哉「そ、そうか……。」
彩「(別に、触れても何も問題ないんだけどな……。)あ、アルティメットリバイとバイスが、とうとう明石長官と戦ったよね!しかも……」
透・彩「強かった!」
透哉「いやー、しっかり圧倒してたなー。先週、ジャンヌとアギレラとオーバーデモンズの三人がかりであれだけ苦戦してたのに、アルティメットリバイスは苦戦のくの字もなかったもんな。」
パレオ「ほんとですね!そのとき以外にも、大量のギフジュニアなどを範囲攻撃で一掃したりと、いろんな技を持っていますよね!」
透哉「そうだな〜。バトルだと、アギレラとホーリーライブの空中戦も良かったよな。」
彩「互角の戦いを繰り広げてたよね!アギレラの針?でホーリーライブを追いかけてる技、カッコよかったな〜。」
透哉「今回は変身しなかったけど、さくらと光のシーンも良かったよな。久々の道着姿で、二人で稽古するとこ。さくらから牛島パパの眼鏡を受け取り、もっと強くなると決意する光。」
パレオ「牛島家で残っているのは、光くんだけですものね。オーバーデモンズとして、そして牛島家最後の一人としての、これからの活躍を期待したいです!」
彩「そうだね!私も同意見だよ、パレオちゃん!」
パレオ「……しかし、一輝さんの記憶も、どんどん消えていってますよね。」
透哉「テーブルにめちゃくちゃ並べられてたもんな。一輝だけが消えた写真が。」
彩「変身するたびに、記憶が消えちゃうもんね。このままいくと、最終回とかでは、家族のことも忘れちゃうのかな……?」
透哉「……」
パレオ「……せめて家族のことだけは、忘れないでほしいですよね。」
彩「……うん、せめてね。」
透哉「……よし!今回の感想会はこんなものかな。どうだ彩?後でライブの打ち上げに、俺の家行くか?」
彩「行きたい!あ……でもこの後、一回事務所に戻らなきゃで……」
透哉「ならその後でいいよ。みんな集まれる時間になったら、連絡をくれ。パレオといっしょに、準備して待ってるからさ。」
パレオ「ま、待ってください透哉さん!話が進みすぎですよ!だいたい、感想会は?あんな終わり方で、いいんですか?」
彩「いいんだよ、パレオちゃん。ていうかたぶん……わざとあんな終わり方にしたんだと思うよ。」ヒソヒソ
パレオ「! わ、わざと?」ヒソッ
彩「うん。あのまま終わってたら、私達の気分は下がったままだったでしょ?そうならないように、すぐに明るい話題を出して、気持ちを良い方向に持ってく。それが、透哉くんの狙いだったんだよ。」
透哉「狙いって……まぁ、間違ってはないけど。」
パレオ「……彩ちゃんは、透哉さんのこと、よく分かっていらっしゃるんですね。」
彩「昔からの友達だからね。これくらいの想像はつくよ。」
透哉「……それでパレオ、お前も来るよな?パスパレの打ち上げパーティー。」
パレオ「し、しかしそんな、パスパレちゃんがみんな揃うパーティーなんて、パレオには恐れ多い…「大丈夫だよ。パスパレ以外のやつも来るから。」そういうことじゃないです!……というか、来るって断言してますけど、事前に約束したわけじゃないんですよね?」
透哉「ああ。……でも、あいつらのことだから、たぶん二つ返事で来ると思うぞ?」
パレオ「……」
透哉「お前は、来たくない…「行きたいです!!」……じゃあ来いよ。きっと楽しいぜ。パスパレのみんなが来るまで、飾り付けやら食べ物の準備やら、いろいろ手伝ってほしいこともあるしな。」
パレオ「……ほ、ほんとに、私なんかが行っても、いいんですか?」
彩「いいに決まってるよ!むしろ来て欲しい!ね、みんな!」
パレオ「み、みんな……?……!!」
透哉「お、お前ら、いつの間に。」
千聖「私達の知らないところで、随分話が進んでいるわね。」
イヴ「話は聞かせてもらいました!」
日菜「あはは!今の忍者っぽーい!」
麻弥「事務所に行く前に、ますきさん達にも話してきますね。きっと喜ぶと思いますよ!」
パレオ「……」
透哉「で、お前はどうする?パレオ。」
パレオ「……い、行きます!行かせてください!!にゅ、入場料は!?観覧料はいくらですか!?」
透哉「そんなものねえよ!?無料に決まってんだろ!」
パレオ「で、ですが、パスパレちゃんの打ち上げパーティーという、需要ありまくりの大それた超豪華パーティーに、無料で入るなんて、恐れるに値する……」
透哉「お前、ヤクザのパーティーじゃねえんだからよ……。」
彩「あー、また始まっちゃった……。パレオちゃんの暴走……。」
千聖「ここまで熱烈なファンは、今まで見たことないわね……。」
日菜「でも、本当にパスパレが好きなんだなーって気持ちが伝わってくるよねー。」
イヴ「はい!これからも頑張ろうと思えます!」
麻弥「フヘヘ、確かに。」
パレオ「な、ならいっそ、会員限定のパスポートを作って……」
透哉「それも却下だ!!」
アルティメットリバイスがほんとに強くて安心しました!
ギフを倒せるくらい強いのかどうかは分かりませんが……。(互角くらいではあってほしい……)