まぁ詳しくは次の感想回で語るとして。
気づけばガンバライジングは10周年!!
あのジャンプの某バトル漫画のアーケードゲームとためを張れるくらいまで続くなんて、当時は誰が思ったでしょうか!!
……正直僕は、ガンバライドと同じ5年で終わるのかな?とか思ってましたw。
【透哉の学校 校門前】
彩「はぁ……はぁ……はぁ……だ、大ニュース!大ニュースだよ!!」
透哉「……わざわざ、走って来る程にか?」
マジでびっくりした……。
いつも通り校門を出てそのまま真っ直ぐ家に帰ろうとした瞬間、真っ先にこっちに走って来るピンク頭のヤバいやつが見えた。
道行く人は当然のように驚いた顔をしており、あれは完全に、ヤバいやつを見てる目だった。(そいつがアイドルだと気づいて驚いてるという人もいたが)
俺はそいつと同類だと思われたくなかったので、気づかれないように小走りした……のだが……。
この通り、見事に捕まった。
しかも大勢が見てる前で。
腕をガッシリ掴まれてるから、逃げようにも逃げられない。
……要は、詰んだ。
彩「走って来る程だよ!はぁ……はぁ……つ、疲れた〜……。」
透哉「……お前さ、周り見えてるか?」
彩「へ?周り?クルッ」
「ヒソヒソヒソ……」
「ヒソヒソヒソ……」
「クスクスクス……」
「クスクスクス……」
彩「……もしかしなくてもこれ、私が笑われてる?」
透哉「当然。」
彩「……っ〜〜/////!!」
気づくの遅えよ……。
彩「ど、どうしよう/////……。」
透哉「……ったく仕方ねえな。彩、一度手離せ。」
彩「え?」
透哉「いいから。」
彩「……う、うん。……スッ」
よし、これで。
透哉「ガシッ」
彩「え!?」
透哉「これから仕事だってのに、走らせて悪かったな。俺が日直長引いたせいで……。」
彩「え……え?と、透哉く…「いいから、話合わせろ。」ボソッ ! ……う、うん!」
透哉「いっしょに帰る約束してたからって、そんなに走って来る必要なかったんだぞ?」
彩「……だ、だって……いっしょに帰るの、楽し…「次からは、お前を走らせることのないよう、俺が急ぐからよ。だから次いっしょに帰るときは、お前の学校の前で待ってろ。分かったな?」……わ、分かった。」
「……あの彼氏、優しいな。」
「早くいっしょに帰りたくて、あんな急いでたんだ……。一途な彼女さんだなぁ……。」
「彩ちゃんと鑑って、付き合ってんの……?」
「まさか……アイドルだよ?」
彩「……///」
【丸山家】
透哉「……よし。」
彩「ここ……私の家だ……。」
あの後のことを全く考えてなかったので、とりあえず彩の家の前まで来た。
たぶんあれで、勢いよく走って息を切らしてた彩が、俺といっしょに急いで帰るための行動だったと、信じ込ませることができたはずだ。
ちょっと回りくどい方法だったけど……まぁ、アイドルとしての格は守れたんじゃねえか?
あのまま笑われてるってのも、彩らしいっちゃらしかったけど……。
透哉「……で?結局何だったんだよ。大ニュースって。」
彩「あ、うん……。」
透哉「……?何だよ、さっきとだいぶテンションが違うじゃねえか。」
彩「……だ、だって……」
透哉「?」
彩「……私……透哉くんと、付き合ってるって思われて……///」
透哉「……なんだそんなことか。」
彩「そんなこと!?」
透哉「そういうのは、勝手に思わせといたり言わせときゃいいんだよ。」
彩「で、でも、変に噂が広がったりしたら…「気にしなきゃいいんだよ、そんな噂。俺と友希那の周りにも、そんな感じの噂が流れてるらしいけど、別に気にしてねえし。俺も、あいつも。」……でも私、アイドルなんだけど。」
透哉「友希那だってプロだぞ?」
彩「そ、そうだけど〜!……っていうか、透哉くんはそういうの気にしないの?」
透哉「ああ。そんなことよりも気になることがあるからな。」
彩「それって……「お前が言ってる大ニュースのことだよ!」あ。……、……ふふっ♪」
透哉「な、何だよ、いきなり笑い出して。気持ち悪いな……。」
彩「ううん、何でも。……ただ、透哉くんらしいなぁって。」
透哉「何でもじゃねえじゃねえか……。」
彩「……もしものことが起きたときは、責任取ってね、透哉くん。」
透哉「もしものこと……ああ、分かってるよ。」
彩「……よし!なんかいろいろ喋ってたらスッキリした!ちょっと待っててね透哉くん、今、あるものを持って来るから!」
透哉「あるもの……?って、もしかして俺の家来る気か?」
彩「もちろん!」
……ガチャリ
透哉「ったく、しょうがねえやつだな。」
【鑑家 透哉の部屋】
透哉「なぁ彩、そろそろもったいぶらずに教えてくれよ。」
彩「ふっふっふ〜……どうしよっかなぁ〜?」
透哉「……クラスのやつらに今日お前がバカみたいに走ってたこと言…「わーー!!嘘嘘嘘ー!!教える!教えるからぁ!!」最初からそう言えばいいんだ。」
彩「もう〜。……ほんとに言わないでよ?」
透哉「言わねえよ。んなことしたら、さっきの俺達の行動が無意味になっちまうだろ。」
彩「あ、そっか。えへへ……。」
透哉「……で?朝言ってた大ニュースって、何のことだ?今度は焦らすのなしだからな。」
彩「分かってるって〜。んーとー……」
彩が家に入って取って来たあるもの。
それが何なのか、未だに分かってない。
なぜならそのあるものは……彩のバッグの中に入っているからだ。
いっしょに遊びに行くときなどによくこいつが使っている、出かける時用の肩がけバッグ。
彩は学校に持って行ってる鞄を置いて、代わりにそれを持って家から出てきた。
最初はバッグを取りに行ったのかと思ったが、聞いてみるとどうやら違うらしい。
そして彩は、何かを企んでるような顔で、このバッグの中にわざわざ取って来たあるものが入っていることを告げた。
正直そのときの顔は少しムカついたが、大ニュースに免じて、こらえてやった。
あれだけ自信満々に、そして大きな声で、急いで走って来るほどの大ニュースらしいのだ。
さぞ俺が驚くようなことなのだろう。
彩「……あった!これだよこれ!最初見たとき、思わず声出ちゃったもん!!」
しかも、思わず声を出すほどなのか。
どんどんハードル上げてくなぁ。
透哉「……とりあえず、スマホの画面を見せてくれねえか?じゃないと分からねえよ……。」
彩「あ、そうだね、ごめんごめん。……そしてこれが、透哉くんもびっくり仰天間違いなしの、大大大ニュースだーー!!」
大が増えちゃったよ……。
えーっと、何々……?
透哉「……『【10th Reborn LR 大投票】ガンバライジング10周年企画第1弾!新レアリティ「10th Reborn LR」の収録カードを決める投票企画の開催が決定!』……へぇ〜……。」
彩「どう?透哉くん!驚いた!?驚いたよね!?」
透哉「……驚いたか驚かなかったかで言えば、驚いたけど……ちょっと、大袈裟すぎねえか?」
彩「そ、そんなことないよ!だって10周年だよ10周年!!ガンバライドだって5年だったのに、その2倍!しかもリミックス弾以降もちゃんと続くらしいし!それになんと言っても投票企画!これはもうやるしかないでしょ!!」
透哉「うん、分かった、分かったからとりあえず落ち着け。あと、その企画の詳細を見せてくれ。投票っつっても、何を決めるために投票するのかってのが、見出しだけじゃイマイチ分からない。」
彩「あ……そうだよね。じゃあ、はい。」
透哉「サンキュー彩。」
彩からスマホを受け取り、画面をスワイプしたりしながら情報の出所を探す。
出所って言ったら、やっぱり公式サイトだよな。
公式サイトへのURLは……これか。
〜詳細確認中〜
透哉「……なるほど、これは面白そうだな。」
今回の10th Reborn LR 大投票、これは、RM(リリリミックス)弾を除いた今までの弾……つまり無印弾からZB(ズバットバットウ)弾までを対象に、それぞれの弾ごとに一枚ずつLRが選出され、カードデザインはそのままにステータスとアビリティが一新。
そして、10th Reborn LRとして生まれ変わるという、夢のような企画だ。
これは確かに……大ニュースだな。
彩「ね?透哉くん。面白そうでしょ?」
透哉「ああ。ちょっとこれは、予想以上だったよ。」
彩「そっか〜、気づけばガンバライジングも10年か〜。そう考えると長いな〜……。」
透哉「鎧武の頃からだもんな。懐かしいな〜。一番最初にガンバライジングしたとき、LRのディケイド当てたな〜……。」
彩「私は、ガンバライジングで最初に出たLRが、鎧武だったよ。……自分の好きなカードが、強くなって復活するかもしれないんだ。そう考えると、なんか感慨深いね。」
透哉「だな。……今回は前半ってことで、無印弾、K(バッチリガイガン)弾、BM(ボトルマッチ)弾、BS(バーストライズ)弾のカードから投票できるんだな。」
彩「その四つの弾だと、何だろうな〜。うーん……悩む……。」
透哉「……必殺技も、ステータスに入るのか?」
彩「あ……どうなんだろう。でも、"カードデザインはそのまま"って書いてあるから、必殺技も変わるのかも!」
透哉「もしそれで、メモリアルフィニッシュとかになったらめちゃくちゃ良くねえか?」
彩「確かに!もし仮に1弾の鎧武が選ばれたら、メモリアルフィニッシュで、1話でビャッコインベスを倒しちゃった技になったりするのかな?」
透哉「おぉ……。劇中での出来事を考えると心が痛いけど、技が実装って点を考えればめちゃくちゃありだな。なら1弾のディケイドが選ばれたら、メモリアルフィニッシュでクウガからキバまでの各FFRの技か?」
彩「うわぁ〜、それ面白そう〜!」
透哉「なんかそう考えると、いろいろ夢が広がるなぁ。」
彩「……今言ったのはもしもの話だから、必殺技は変わらない可能性もあるけど、それはそれでまたいいよね。昔よく使ってたこのカードのこの技が、強くなって生まれ変わったカードとして使えるっていうのは。」
透哉「そうだな。……それこそ、さっき俺と彩が言ったような、思い出のカードがそれになったら、めちゃくちゃエモいし嬉しいと思うぞ。」
彩「……ね?バッチリ大ニュースだったでしょ?」
透哉「ああ。間違いなく、大ニュースだよこれは。」
彩が急いで走ってでも、早く見せたかった理由が分かったよ。
……前半は、無印、K、BM、BSかぁ。
その中で好きなLRと言ったら……。
彩「……悩んでるね?」
透哉「! ああ、まあな。」
彩「そんな透哉くんに、私のLRコレクションを見せてあげよう!」
透哉「え?……あ、ああ。」
彩「何でテンション低いのーー!?」
透哉「いや……俺が悩んでるって言って、そこからじゃあカード見せてやる、までの流れがちょっと意味分からなくてな‥…。」
彩「カードを見れば、少しは候補が見つかるかもしれないでしょ?」
透哉「あ……そういうことか。」
彩「そういうこと!というわけで〜……ガサゴソ
……はい!」ドーン!
……なるほど。
取りに行ったのはカードケースだったのか。
そして彩はカードケースから束を取り出して、それを床に置いた。
その束の一番上にあったカードは……。
透哉「……先頭は、さっき言ってた鎧武か。」
彩「うん!……いや、じゃなくて、並べるの手伝ってよ。」
透哉「あ、並べるんだ。」
彩「そのほうが見やすいでしょ?」
透哉「まぁ……確かに。」
彩「それじゃあはい、半分渡すね。」
透哉「おう。」
〜カード並べ中〜
彩「できた〜!いやー、こうして見ると爽快だね〜。」
透哉「だな〜。……だけど、少なさはちょっと否めないよな。」
彩「うぐっ!だ、だってLRだよ!?最高レアリティなんだよ!?出にくいんだよ!?」
透哉「分かってる分かってるよ。あ、でも、少ない分、並べやすくはあったぞ。」
彩「……それ、褒め言葉のつもり?」
透哉「い、一応……。」
彩「……まぁいいよ。許してあげる。カードをバカにしたわけじゃないからね。」
透哉「あ、ああ……。」
カードをバカに、か。
前に中古屋でオリパ買って、こいつがLRの龍騎サバイブ(K4弾)を当てたときを思い出すな。
あのときはメカニカルの龍騎サバイブのLRが出たばっかの時だったから、こいつが昔のやつ当てたとき思わず、"古っ、弱そう"って言っちゃったんだよな……。
そしたら彩が、"古くて何が悪い。こんなにカッコいいのに。強い弱いなんて関係ない。今この場で出てきてくれたことに感謝しなきゃ。"って、めちゃくちゃ怒って……。
それ以来、俺もカードをバカにするようなことはやめたし、オリパ買って古く、そんなに強くないカードが出ても、コレクションが増えたと思うようにしている。
透哉「うーん……この13枚の中に候補か……。それなら、この龍騎サバイブとかぴったりなんじゃねえか?丁度カイガン弾だし。」
彩「うん……それもいいと思うけど……。! カチドキアームズ!4弾のカチドキアームズなんていいんじゃない?確か、初のトリッキータイプのLRだったよね?」
透哉「あー……そうだったっけな。」
彩「そうだよー。4弾からトリッキータイプが登場したんだよ。」
……言われてみればそうだった気もするな。
確か……トリッキーレアってのがあったような気がする……。
彩「それからねー……あ!ナイトローグ!初めてBM弾をやったときに出たんだ!あとは……チェイサーマッハ!はリバイバルで前きたから……。うーん……あ、じゃあBS1弾のゼロワンとか!それから……」
……俺も、自分のカード出そうかな。
えーっと、確かここに……。ガサゴソ
彩「……!滅(BS2)!滅はどう?カッコいいし、人気ライダーだし!」
透哉「ちょっと待ってろ彩、今俺のカードも出すから。」
彩「本当!?うん!絶対そのほうがいいよ!」
……てか、普通にネット見て持ってないかつ欲しいカードから選べばいいんじゃ……。
そのほうが、もしそのカード選ばれたとき、より欲しい!ってなると思うんだけど。
彩「透哉くんのカードには、どんな候補があるかな〜♪」
……ま、こいつが楽しいなら別にいいけど。
今回の話書いてたら、久々にオリパ買いたくなりましたw。