仮面ライダーが浸透したバンドリの世界   作:知栄 砂空

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プレバンでジュウガドライバー受注されましたけど、ギミックが面白そうでしたね。

キメラドライバーも意外と楽しそう……。

まぁ、買わないんですけどねw。


第六十三話 リバイス第47話感想!狩崎変身、ジュウガ襲来!!by友希那&蘭

【鑑家 リビング】

 

蘭「……」

 

友希那「……」

 

透哉「……お前ら、いつまで黙ってんだよ……。」

 

蘭「……あたしから先に話していいですか。」

 

友希那「もちろんよ。」

 

蘭「……今回のリバ…「ストーップ!」! な、何ですか!」

 

透哉「何でこんな気まずい雰囲気の中始めようとしてんだよ!もうちょっとタイミングってもんがあるだろ!」

 

蘭「タイミング……。」

 

友希那「……私は別に構わないわよ。どんな雰囲気だろうと、最後まで語り続ける。そうすることで、私達は感想会の新たな高みへ…「俺が構うんだよ!ていうか、感想会はそんな壮大なもんじゃねえだろ!」……ジョークよ。」

 

透哉「ったく。友希那が突然蘭もいっしょに来るって言ったときは、まさかと思ったけど、やっぱりこうなったか。」

 

蘭「何ですか、やっぱりって。」

 

透哉「お前らが会うと、いっつもいがみ合うだろが。」

 

蘭「べ、別にいがみ合ってなんかいませんよ!」

 

友希那「私はただ、美竹さんの言葉に対して自分なりに思ったことを述べているだけよ。」

 

透哉「……一応聞くけど、二人は感想会するために来たってことでいいんだよな?」

 

友希那「ええ。」

 

蘭「まぁ……はい。」

 

透哉「何だよ蘭、歯切れ悪いな。」

 

蘭「……」

 

 

 

 

 

〜10分前〜

 

蘭「……!あれは……」

 

友希那「……」

 

蘭「……あの、湊さん。」

 

友希那「! 美竹さん、いったいどこから……」

 

蘭「いや、そこの路地からですけど。」

 

友希那「……びっくりするから、驚かせないでちょうだい。」

 

蘭「! あたしは別に、驚かそうとしたわけじゃ……」

 

友希那「まぁ、この際何でもいいわ。私、急いでいるから行くわね。」

 

蘭「Roseliaの練習ですか?」

 

友希那「いえ、透哉の家に行くのよ。」

 

蘭「透哉……、! か、鑑先輩ですか!?」

 

友希那「それ以外に誰がいるのよ。」

 

蘭「(……確か鑑先輩と湊さんって、よくあの噂が……。)」

 

友希那「? ……それじゃ、私はこれで…「待ってください。」……まだ何か用?」

 

蘭「……あたしも。」

 

友希那「え?」

 

蘭「……あたしも連れてってください。鑑先輩の家に。」

 

友希那「み、美竹さん……?」

 

〜回想 終了〜

 

 

 

 

 

蘭「(……本来の目的は、あの噂が本当なのか、この目で確かめること。感想会なんてやったことないけど、つぐみが言ってた。感想会は、"感想を複数人でいっぱい、好きなように語れる、とても楽しい時間なんだ"って。だから……あたしでも……。)」

 

透哉「……まぁいいか。とりあえず、始めちゃうか?」

 

友希那「ええ、そうね。」

 

蘭「……きょ、今日の感想会は、何について語るんですか?」

 

透哉「今日は、リバイス47話についてだ。分かるか?」

 

蘭「はい。その回なら、Afterglowのみんなで見ましたから。」

 

透哉「そっか、それなら問題ねえな。」

 

蘭「(……感想会もしながら、あの噂の真相もあばく。湊さんと鑑さんが、……つ……付き合ってるなんて噂は、あたしが、嘘なんだって証明する……!)」

 

透哉「と、その前に冷たいお茶でも飲むか。冷房がついてるとはいえ、喉にも冷たいものを通したいだろ。」

 

友希那「いただくわ。」

 

蘭「じゃ、じゃあ、あたしも。」

 

透哉「おう。ちょっと待ってろ。」

 

蘭「……」

 

友希那「……美竹さんが感想会に興味があったなんて、知らなかったわ。」

 

蘭「あたしをバカにしてるんですか?」

 

友希那「いいえ、違うわ。てっきり、あなたは仮面ライダーとは無縁だと思っていたから……。感想会をしたいと思うほど、美竹さんが仮面ライダー好きだったことが、……少し、嬉しかったの。」

 

蘭「!? う、嬉しい……!?」

 

友希那「ええ。……あなたも思うでしょ?自分と好きなものが同じ人に出会ったら、嬉しく。」

 

蘭「まぁ、なりますけど……。」

 

友希那「私もそうなのよ。特に仮面ライダーなんか、Roseliaの湊友希那を知っている人からしたら、それを私が好きだとはまず思わない。別に隠しているわけではないけど、そのことを知ったら幻滅する人も、もしかしたらいるかもしれない。」

 

蘭「そ、そんなこ…「だから私は、透哉のように、気軽に好きなことについて語れる人がいるのが嬉しいの。透哉以外にも、これまでいろんな人と語ってきたわ。それらの時間全てが、私にとってはかけがえのないものなの。そして今、あなたともその時間を過ごそうとしている。」……湊さん。」

 

友希那「美竹さん。感想会、有意義な時間にしましょう。」

 

蘭「……」

 

透哉「お待たせ、友希那、蘭。」

 

友希那「ありがとう、透哉。」

 

蘭「! あ、ありがとう、ございます。」

 

透哉「おかわりもあるからな。喉乾いたらどんどんついで飲んでくれ。」

 

蘭「(……まさか、あんなことを湊さんに言われるなんて……。ライブのときや、この前海で会った湊さんとは、また違う……。仮面ライダー好きとしての湊さん、か。)」

 

透哉「……なぁ蘭。」

 

蘭「……!な、何ですか?」

 

透哉「お前、好きなライダーはいるのか?」

 

蘭「え?す、好きなライダー、ですか?」

 

透哉「ああ。ちなみに俺はオーズ、友希那はジオウだ。」

 

蘭「……あ、あたし、は……。」

 

透・友「……」

 

蘭「(ど、どうしよう、あたし、そこまで詳しくないんだけど……。)」

 

友希那「……透哉、その話は後にしましょう。美竹さんも、困っているみたいだし。」

 

蘭「!」

 

透哉「え?あー……まぁ、突然聞かれても困るか。悪かったな、蘭。」

 

蘭「い、いえ……。(まさか、あたしが仮面ライダーにそんな詳しくないこと、バレてる……?)」

 

透哉「そしたらじゃあ……気が向いたときにでも教えてくれよ。」

 

蘭「は、はい。」

 

友希那「それじゃあ透哉、そろそろ感想会を始めましょう。美竹さんも、早く語りたいとうずうずしているようだし。」

 

透哉「え、そうなのか?」

 

蘭「!? ちょ、湊さん!?」

 

友希那「安心して、美竹さん。私は今日の感想会で、あなたの仮面ライダー好きをどんどんアピールしていくつもりだから。」

 

蘭「(……たぶん、バレてないな。あたしの好きな仮面ライダーは……の話題を一旦阻止した目的、たぶんこれだ……。まぁ、モカとリサさんの企みに気づかないくらいだし……。)」

 

透哉「よし分かった!今日は蘭に、どんどん話を振っていくことに…「そこは自重しなさい。」じょ、冗談だよ……。みんな平等に、な?」

 

蘭「お、お手柔らかにお願いします……。」

 

 

 

 

 

透哉「今回は、なんといってもジュウガだよな!」

 

友希那「狩崎が変身した、仮面ライダージュウガ。やっぱり、ものすごい強さだったわね。インビンシブルジャンヌとエビリティライブを、いとも簡単に……。」

 

透哉「技も、多彩だったよな。あのバイスタンプ……ジュウガバイスタンプか。それにレックスからブラキオまでの10種のバイスタンプの動物のレリーフがあるだけあって、いろんなバイスタンプの力を技として使ってたもんな。」

 

友希那「10種のバイスタンプといえば……変身するときも、レックスやブラキオなどの動物がエフェクトで出ていたわね。本当に狩崎は、あの10種がお気に入りなのね。」

 

透哉「……お気に入りか。まぁ、そうだな。……蘭はどう思った?仮面ライダージュウガを見て。」

 

蘭「! あ、あたしは……まぁ、カッコいいなとは、思いました。金と黒の組み合わせって、だいたいはずれないですよね。」

 

透哉「そうだな。ジュウガって名前も、クウガのクがジュウになってジュウガになってるって説があるし、ほんとクウガリスペクトしてるよな。変身ポーズも、手を十字にクロスさせて、漢字の十に見立ててる感じがするし、その後の手を斜めに突き出すポーズもクウガっぽいし……クウガ好きすぎじゃね?狩崎。」

 

友希那「ジュウガは、狩崎の趣味が全面に押し出されている仮面ライダーと言えるわね。」

 

透哉「確かにな。……蘭は他に、何か話したい話題あるか?」

 

蘭「は、話したい話題……?うーん……。あ、一輝さんの記憶、とかですかね。」

 

透哉「……なるほど、早くもそこに触れてくるか。」

 

蘭「! な、何か、まずかった…「いえ、問題ないわ。いずれ話さなくてはならなかったことだもの。」……」

 

透哉「ヤバいよな……いや、今回はほんとにヤバい。」

 

友希那「ついに、親である元太や幸美のことまでも忘れてしまったものね。それを知った家族もショックを受けていたし、観ていた私達もショックだったわ。」

 

透哉「あのママさんでさえ、受け入れられない状態だったもんな……。バイスだけが変身して戦えば、少しは記憶の消滅を押さえられると思って一輝を変身させなかったのに、それも意味ないっていう……。バイスが変身しても、記憶はなくなる……。」

 

蘭「……本当に、辛いですよね。自分の親のことを忘れてしまうなんて。このままじゃ、いずれ……。」

 

透哉「一輝達からしても、俺達からしても、この問題をどうにかしたい、どうにかして欲しいって気持ちはあるけど……手段が、思いつかないよな……。」

 

友希那「一つあるとしたら、バイスとの契約を断ち切ることだろうけど、それも無理……。なら、バイスを倒す?……そんなことしたら一輝も死んでしまうし、何よりバイスを倒すなんて選択、今の一輝にはできないわよね。」

 

透哉「バイスは、もう相棒だもんな。……今後の展開、どうなっていくんだろうなー……。」

 

蘭「……ギフを倒し、新たな日常が始まるってなった矢先に、こんな問題が出てくるなんて……。」

 

友希那「ほんとに、その通りね。」

 

透哉「……次回でまた、一輝とバイス変身しちゃうらしいし、そこで今度はさくらと大二の記憶が消える……なんてことにならなきゃいいけど。」

 

友希那「それだけは絶対嫌よ。そんな悲しい展開、見たくないわ。……どうやら次回で、ジュウガこと狩崎と決着がつきそうな雰囲気よね。そしたらもう、本当に戦わなくて済むんじゃないかしら。」

 

透哉「そう、上手くいくといいけどな……。」

 

蘭「……」

 

友希那「……今日の感想会、ここまで空気が重くなるとは思わなかったわ。今日はこの辺で、お開きに…「すみません……。」美竹さん?」

 

蘭「あたしが……記憶の話題を、出したばっかりに……。」

 

友希那「そ、それは…「それは違うぞ、蘭。」! ……」

 

蘭「え?」

 

透哉「仮面ライダーには、面白い話や展開がめちゃくちゃ熱い話があるけど、中には今回みたいな、展開が重かったり、辛かったりする話もある。だから、感想会は=楽しいだけじゃないんだ。それは分かるよな?」

 

蘭「……はい。」

 

透哉「そのものを観て、自分が感じ取ったこと、思ったこと、考えたこと……それらを全部さらけ出し、複数人と共有し、語り合う、それが感想会なんだ。お前が今回出してくれた話題も、話を語るうえで絶対にかかせない重要なものだ。……正直俺も友希那も、いつその話題を出そうか、迷ってたんだ。空気が重くなるのは想定済みだったけど、お前がいるのもあって、ちょっと躊躇してたっていうか……少し、頃合いを……な?」

 

蘭「そうだったんですか……。」

 

透哉「でも、お前からその話題を出してくれたから……よし、話すか、って気持ちになれたんだ。……ナイスだったぜ、蘭。ありがとな。」

 

蘭「……そんな、お礼を言われるほどのことじゃ…「私からも言わせてちょうだい、美竹さん。ありがとう。」……///」

 

透哉「? お前、顔赤く…「暑いからです!!」そ、そうか。あ、なら水飲め!な?ほら、つぐぞ?」

 

蘭「……お願いします。」

 

友希那「……どうだったかしら、美竹さん。感想会、楽しかったかしら?」

 

蘭「……実際に話したの10分くらいですけど、それだけでも感想会って言うんですか?」

 

透哉「いいんだよ、長くても短くても。時間なんてどうでもいいんだ。他の人といっしょに語る、それに意味が…「そこまでよ、透哉。あなたはいちいち説教がましいのよ。」べ、別に、そんなつもりは……。てか、お前の人のこと言えないからな……?」

 

蘭「……はは。」

 

透・友「!」

 

蘭「感想会、悪くないです。」

 

透哉「……そうか。それなら良かったよ。」

 

友希那「またいつか、いっしょに感想会しましょう。」

 

蘭「はい。そのときは、Afterglowのみんなで。」

 

友希那「Roseliaのみんなもね。」

 

透哉「……お前らってよくいがみ合ってるイメージだけど、意外と仲良いんだな。」

 

蘭「! ま、まぁ……そこそこ、ですかね。」

 

友希那「Afterglowはライバルなのだから、当然よ。」

 

透哉「そ、そうなのか。」

 

蘭「(……今度、Afteglowのみんなともやってみようかな、感想会。あと、何か忘れてるような気もするけど……気のせいか。)」




マジ今後リバイスどうなるんですかね……?

一輝の記憶とか一輝の記憶とか一輝の記憶とか……。

このままじゃハッピーエンドになる未来が見えないんですけど……。
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