仮面ライダーが浸透したバンドリの世界   作:知栄 砂空

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ヴィジョンドライバー、受注始まって約一時間で在庫切れってヤバくないですか……?

デモンズドライバーもそうだったし、やっぱ大量LED発光は強いのか……。

……まぁ、正直ギミックは面白そうだし、システムボイスがS◯Oの声優さんのあの人ですからねw。(それ以外だと鬼◯とか五◯分かな)

絶対将来高くなるな……。


第八十三話 二人になったオーズオタク

〜ある日の深夜〜

 

ましろ「……」

 

『アンク……また会おう。……お前と俺がいる、……明日に。』

 

ましろ「……う、うう……アンク〜……。」

 

ソー

 

ましろの母「ましろちゃん、泣いてるの……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【鑑家 玄関前】

 

ましろ「オーズ、全部見ました……。」

 

ましろが家に来て、発した第一声がこれだった。

 

透哉「ま、マジか……。」

 

ましろをよく見てみると、少しフラフラしていて、今にもよろけそうな感じだった。

 

顔色も悪く、これは……寝不足か?

 

……こいつ、徹夜したのか……。

 

透哉「……お前、昨日何時に寝た?」

 

ましろ「……4:00、です。」

 

透哉「よし、寝ろ。」

 

ましろ「!」

 

透哉「二時間……いや、三時間くらいかな。寝てろ。」

 

ましろ「い、いきなり何を……ね、寝ろなんて言われても、どこで…「俺の家で。」!?」

 

透哉「わざわざ家に帰って寝ろだなんて、そんな鬼畜なことは言わねえよ。布団出してやるから、そこで二、三時間くらい寝…「い、いい、いいですよそんな!私、別に眠くないですし……。帰ろうと思えば、一人でも家に……」……」

 

ましろ「だから……大丈夫、です。それに……透哉先輩の迷惑にも、なります、し……。ヨロッ」

 

ガシッ!!

 

ましろ「ふぇ……?」

 

透哉「お前が俺に迷惑かけてんだよ!!このバカ!!」

 

ましろ「……え?」

 

透哉「……」

 

ましろ「……え……わ、私が……?」

 

透哉「ああ。」

 

ましろ「……で、でも、私…「でもじゃねえ!」ガシッ!! っ!か、肩、痛いです……。」

 

透哉「あ……わ、悪い……。」スッ

 

ましろ「……」

 

透哉「……頼む、寝てくれ。お前に……体を壊して欲しくないんだよ。」

 

ましろ「……「お前が起きたら、飽きるくらい、オーズの話しよう。だから今はぐっすり休め。な?」……透哉、先輩……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【鑑家 透哉の部屋】

 

ましろ「〜〜〜///////」

 

透哉「俺から言っといて言うのもあれだけど……悪いな。布団、これしかなくてさ……。」

 

ましろ「……い、いえ///////……。」

 

ど、どうして……どうして、こんなことに……。

 

……透哉先輩の、布団……。

 

……ってバカバカバカバカバカぁ!!

 

私ったら何考えてるの〜〜!!

 

透哉「……ちゃんと寝ろよな?」

 

ましろ「!! ……わ、分かってます……。」

 

……透哉先輩は、平気なんだ。

 

自分の布団に、女の子が寝ても……。

 

……もしかして、私の前にも、誰かが、ここで……。

 

透哉「じゃあ俺は、下に行ってるから。」

 

ましろ「! ま、待って!ガシッ!」

 

透哉「え?」

 

ましろ「……///!す、すみません///!」

 

透哉「……どうしたんだよ、ましろ。やっぱり、具合も悪く…「ち、違います!」そ、そうか。なら良かった……。」

 

ましろ「……い……」

 

透哉「い?」

 

ましろ「……い……いっしょに……いて、ください//////。」

 

透哉「……でも、俺がいないほうがぐっすり眠…「透哉先輩がいたほうが……!!」え?」

 

ましろ「!! ……//////。」

 

透哉「何だよ、変なやつだな。」

 

……もう、無理だ。

 

自分でも驚くほど頑張ったけど、それでも……。

 

……あぁ、ダメだ……もう、限界……。

 

意識が、どんどん……遠く……なっ……て……。

 

ましろ「……zzz……。」

 

透哉「……はぁ、やっと寝たか。さて、じゃあ俺も下に……」

 

 

 

 

 

『……い……いっしょに……いて、ください//////。』

 

『透哉先輩がいたほうが……!!』

 

 

 

 

 

透哉「……ったく。わがままな後輩だな……。」

 

ましろ「zzz……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜三時間後〜

 

……うぅ、うーん……。

 

私……は……いったい……。

 

……あ、そっか……透哉先輩の家で……透哉先輩の布団で、寝てて……。

 

……だんだん、意識が戻ってきた……。

 

……体を、起こしてみよう。

 

ましろ「……ムクリ」

 

……疲れが、取れてる……。

 

心なしか、気持ちも楽になって……体も、自由に動く。

 

……やっぱり、寝たことで、効果が出てきたんだ。

 

……透哉先輩に謝って、お礼言わなきゃ……。

 

たぶん透哉先輩は、下に……。

 

……え?

 

……えぇ!?

 

透哉「zzz……。」

 

な、何で……?

 

どうして透哉先輩が、ここで、寝て……。

 

確か、下に行くって……。

 

……下に行かないで、いっしょにいてくれた……ってこと?

 

私のわがままを……聞いてくれたってこと?

 

…………。

 

……やっぱり透哉先輩は、優しいな……。

 

透哉「zzz……。」

 

……なんかこうして透哉先輩の寝顔を見てると、お見舞いに来たときのことを思い出すなぁ。

 

……もう一枚、撮っちゃおうかな?

 

えーっと、スマホスマホと。

 

……すみません透哉先輩。

 

もう一枚だけ、写真に撮らせて…「うぅ、うーん……?」!! お、起きちゃった!?え、このタイミングで!?

 

透哉「……おうましろ、起きたか。」

 

ましろ「……」

 

透哉「どうだ?よく眠れたか?」

 

ましろ「……は、はい。とても……。」

 

透哉「だろ?だからすぐ寝ろって言ったんだよ。」

 

ましろ「……そ、そうですね。」

 

……まぁいっか。

 

とりあえず、今ある一枚だけで。

 

ましろ「……あの、透哉先輩。」

 

透哉「ん?」

 

ましろ「……何で……いっしょに、いてくれたんですか?」

 

……ん?

 

あれ?

 

私、謝ったり、お礼を言おうと思って……。

 

……あれ?

 

ましろ「……/////!?す、すみませんすみません!!今のは忘れて…「お前がいっしょにいてくれって言ったんじゃねえか。」……え?」

 

透哉「……」

 

ましろ「……そ、それだけ、ですか?……それだけで、いっしょにいてくれたと……。」

 

透哉「ああ。」

 

ましろ「……そ、そう、ですか…。」

 

……やっぱり、優しいよ、透哉先輩は。

 

ううん、もう優しすぎるくらい……。

 

香澄さん達とは、また違う優しさ……。

 

……私は、そんな透哉先輩が……。

 

透哉「よし。じゃあさっそく、オーズについて語り合「あ、それともう一つ。」ん?」

 

ましろ「……どうして透哉先輩も、寝てたんですか?」

 

透哉「……あー……それはだなー……。」

 

ましろ「?」

 

透哉「……動画見てたら、寝落ちしちゃってな。」

 

ましろ「あぁ、なるほど……。」

 

そっか、寝落ちか。

 

私も、たまにあるもんなぁ。

 

その度に、お母さんに怒られてるけど……。

 

透哉「(……寝ているましろを見てたら、俺も眠くなって、気づいたら寝てた、なんて、バカすぎて言えねえよな……。)」

 

ましろ「……!と、透哉先輩!そ、それ……」

 

透哉「え?あぁ……お前に、遊ばせてやろうと思ってな。よっと。」

 

ましろ「そ、そんながさつに……!」

 

透哉「これくらい大丈夫だって。ほら。」

 

……そう言って、透哉先輩が渡してきたもの。

 

それは……。

 

 

 

 

 

……CSMオーズドライバーだ。

 

しかも、箱や袋に入っているわけじゃなく、そのまま、バックルとベルトのところを持って渡してきたのだ。

 

透哉先輩は大丈夫と言ったが、私は心配でならなかった。

 

だって……CSMだよ?

 

大人の変身ベルト……仮面ライダーの玩具の中でもトップレベルの高級品と言っても過言ではない、あのCSMだよ!?

 

そんなものをこの人は、こんな直で……。

 

……それとも、CSMを持っている人の多くはこれが普通なの?

 

触り慣れてるからこれくらい大丈夫だろうという浅はかな考えを、CSMを持っている人はだんだんするようになるの?

 

透哉「……ましろ?」

 

ましろ「……!す、すみません……ちょっと、考え事を…「ほら。」ズイッ あ、ちょっ……!」

 

透哉「考え事なんか、それで遊んでればすっきり…「いきなり渡さないでくださいよ!!もし落ちたりしたらどうするんですか!!」わ、悪い……。」

 

全く……。

 

……ん?

 

……、……!?

 

わ、わわ、わた、私……い、今、し、CSMを……さ、触って……!

 

透哉「どうだ?カッコいいだろ。」

 

ましろ「……は、はい。とても……。」

 

……これが、CSMなんだ。

 

やっぱり、高級感がすごい……。

 

しかも、バックルにはCSMのタカ・トラ・バッタのメダルがはまっている。

 

か、カッコいい……。

 

劇中そのまんまのコアメダルだ……。

 

透哉「ちなみに、これがDX版な。」

 

ましろ「! あ、ありがとうごさいます……。おぉ……!」

 

これが、DXとCSM……。

 

……オースキャナーもだけど、コアメダルも全然違う。

 

ちゃんと劇中通りになってるんだ……。

 

透哉「DXだとクリアだった部分が、全部銀になってるんだよな。あと、バックルのメダル入れるとこあるだろ?ここの上の部分が、黒から銀に変わってたりな。」

 

ましろ「あ、ほんとだ。ちゃんと劇中通りになってるってことですよね。」

 

透哉「そういうことだな。……てかましろ、そろそろ布団から出ろよ。」

 

ましろ「え?……///!す、すみません!透哉先輩の布団なのに、私…「そうじゃなくて。」え?」

 

透哉「布団に入ったままだと、遊びにくいだろ?」

 

ましろ「……は、はい!……あの、透哉先輩。ほんとに、遊んで…「いいに決まってんだろ。遠慮なんかしないで、好きなだけ遊べ。」……はい!あ、ありがとうございます。」

 

透哉「ああ。その代わり、もう夜遅くまで夜更かしなんて、するんじゃねえぞ?」

 

ましろ「き、気をつけます……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして私は、透哉先輩の布団で仮眠をとった後、CSMオーズドライバーで遊ばせてもらうことになった。

 

ちなみに布団は、透哉先輩が片付けてくれた。

 

もちろん私が片付けると言ったが、『お前は客だろ』の一点張りで、押し切られてしまった。

 

客……うん、まぁ、客といえば客か。

 

……今のところほぼ寝に来たようなものたけど。

 

……というような細かいことは置いておいて。

 

私はさっそく床に置いといたオーズドライバーを手に取った。

 

……やっぱりなんというか、高級感あるなぁ。

 

DX版のオーズドライバーも比較用に出してくれたので比べてみるが……。

 

……うん、大きさは同じだけど、ベルトもバックルもオースキャナーも、あ、このメダルをしまうやつもかな。

 

DX版とぱっと見は同じに見えるけど、細かいところが全然違う。

 

透哉先輩が言った通り色、質感、そしてCSM特有のボタンの数やベルト。

 

ベルトに関しては、細かいどころか全くの別物だ。

 

CSMのベルトは全て、帯を使って腰回りの大きさを調節できるようになっているため、大人が着けるというのが大前提になっている。

 

まぁ、大人の為の変身ベルトだもんね……。

 

さらにはこのオースキャナー。

 

DX版ではクリアだった箇所が銀の塗装?になっていたり、側面の黄色がより明るくなっていたりなど、より劇中感がアップしているのはもちろんのこと、電源の位置が変わっていたり、セリフボタンや三つのモードに切り替えることができるスイッチが追加されていたりと、見た目も中身もかなりグレードアップしている。

 

……見てるだけで楽しい……。

 

これがCSMなんだ……。

 

……あれ?

 

透哉「……」ガサゴソ

 

ましろ「透哉先輩、何してるんですか?」

 

透哉「ん?あぁ、ちょっとな。……お、あった。よっ、っと。」

 

ましろ「! て、手伝います!」

 

透哉「お、悪いな。」

 

透哉先輩は棚から二つの箱を取り出した。

 

一つは両手でしっかり持たないといけないくらい大きなダンボールの箱、もう一つは前述の箱より一回り小さく、高さも3cmくらいしかない小さなダンボールの箱だ。

 

最初は何だろうと思ったが、先輩を手伝おうと小さいほうの箱を持ったときに、私は全てを察した。

 

ましろ「! 透哉先輩、もしかしてこれって……」

 

透哉「気づいたか?……よし、じゃあ開けてみてくれ。」

 

ましろ「え……い、いいんですか?」

 

透哉「もちろんだ。とりあえずそれ置いてさ。こっちまず開けてみろよ。」

 

ましろ「……は、はい。」

 

透哉先輩が棚から取り出した箱、これの正体は……

 

 

 

 

 

CSMだ。

 

とは言っても、ベルトはここにあるので、ベルト以外の付属品が入っているのだろう。

 

もちろんそれも気になるが、CSMを開けるにあたってはずせないものが一つある。

 

それは……箱だ。

 

CSMは箱も最高なのだ。

 

高級感はもちろん、各ライダーごとにいろんな工夫がされている。

 

確かデンオウベルトだとイマジンが箱にいたり、ホッパーゼクターだと蓋を取るとキックホッパー(リバーシブルでパンチホッパーにすることも可能)がベルトを装着しているようなデザインになってるんだっけ。

 

オーズドライバーは……あえて見なかったんだよね。

 

なぜかというと、透哉先輩が持っていることを知っているから。

 

透哉先輩ならいつか見せてくれる、という勝手な思い込みがあったから、あえてレビュー動画も公式サイトも見なかった。

 

もちろん、10thも出るよーという発表を見たり聞いたりしただけで、詳しいことは知らない。

 

……はずだったけど、いきなり透哉先輩がみんなに緊急招集をしたから、発表当時の情報はまぁまぁ知っちゃったんだよね。

 

別に、知って何か悪いってことはないけど……。

 

でも、その後にたびたび更新されてたフナセンさんのブログは全然見てないし、ほとんど知らないに等しいよね!?

 

……あのとき、欲望に負けて買わなくてよかったぁ……。

 

……でも、今こうして、見せてもらっている。

 

私の勝手な思い込みだったけど、結果的に見ることができてるから、結果オーライかな。

 

……と、ちょっと語りすぎてしまった。

 

そろそろ開けさせてもらおうかな、CSMオーズドライバーの箱を……!

 

パカッ

 

ましろ「で、出た!オーズが割れたタカメダルに手を伸ばしている、超エモエモの蓋……。」

 

透哉「お、お前も分かるか〜。何度見ても最高だよなぁこの蓋。しかも見てみろよこの周り!いろんなメダルがあるんだぜ!」

 

ましろ「ほ、ほんとだ!知らなかった…「さらに!」まだ何かあるんですか!?」

 

透哉「もちろん!箱の裏を見てみろよ。」

 

ましろ「箱の……裏……? !! あ、アンク〜!!」

 

透哉「アンクがいるんだよな〜。さらにさらにだ!」

 

ましろ「こ、これ以外にも、まだ……?」

 

透哉「蓋を、開けてみろよ。」

 

ましろ「蓋……。この蓋を、開ける……。パカッ ! これって……」

 

透哉「オーズの全てのコンボに関するデータが書いてある、ブックレットだよ。まぁ、これはまた後で見るとして……この下だよ、見てほしいのは!」

 

ましろ「この下……。ん?何かいる……。!?

 

 

 

 

 

た、タジャドル!!!」

 

透哉「そうなんだよ!!タジャドルがいるんだよ!!しかもライダーズクレストまであってさ!!最高じゃねえか!?カッコよすぎじゃねえか!?」

 

ましろ「は、はい!私、オーズ本編やオーズ関連の映画を全部見て、一番好きなコンボに落ち着いたのがタジャドルなんです!相棒であるアンクのメダルを使ったコンボってだけでも熱いのに、最終回であんな登場の仕方されたら……もう好きにならないわけがないじゃないですか!!」

 

透哉「だよなだよな!マジでめちゃくちゃすっっっげー分かる!!」

 

ましろ「あとあと!タジャドルと言えば平ジェネFAINALにも出てきましたよね!それだけでも最高なんですけど、映司が!!アンクが!!本っっ当にカッコよすぎて!!!アンクの復活もなるほど〜って納得できたし、あのガタキリバも出てきて……あ、そうそう!映司がタカ・トラ・バッタのメダルをスキャンしてから『変身!』って言うまでに、三秒くらい間があるんですよね。あれがまた良くて!!」

 

透哉「分かるぞましろ!FINALの変身はあの間があってこそだもんな!ちなみにCSMでも、あの変身を再現できるんだぜ!」

 

ましろ「え、そうなんですか!?」

 

透哉「あぁ!まず、メダルを入れるだろ?スキャナーでスキャンするだろ?DXだともうその時点で変身音が鳴るんだけど、CSMは違う!スキャナーのトリガー?をメダルをスキャンした後も押し続けると、その間変身音が鳴らないんだ。で、トリガーを離すと、変身音が鳴るんだ!」

 

ましろ「……つまり、任意のタイミングでオーズに変身できるってことですか!?」

 

透哉「そういうことだ!すぐ変身するのも良し、FAINALみたいに間を空けて変身するのも良し、もうこの時点ですごいだろ!?」

 

ましろ「はい!本当にすごいです!!」

 

透哉「でも、それだけじゃないのがCSMだ。CSMには定番のセリフやBGMはもちろん、恋愛コンボや古代オーズへの変身、将軍と21のコアメダルでの全コンボ同時変身、さらにヒビ割れたタカメダルも入ってるから、最終回タジャドルにも変身できるし、財団X製のコアメダルでFAINALでのスキャン音が違うバージョンのタトバ、ガタキリバ、タジャドルにも変身できる!そして何と言っても、新造コアメダル!!MOVIE大戦MEGA MAXのワンシーンにチラッと出てきた未来の新造コアメダルがなんとCSMで商品化!!TVや映画、小説、どこにも露出したことのない新たな未来のコンボ五種に変身できるんだ!!もちろん変身音も新規だぞ!変身以外にも、すげえ機能がいっぱいあって、とても一日じゃ遊べきれないんだ!さらにさらに、これらに加えてタジャスピナーもあるし、グレードアップした10thもあるだろ?絶対無理だって!一日どころか、三日あっても遊びきれねえって!!」

 

ましろ「……」

 

透哉「……?ましろ、どうした?」

 

ましろ「あ、いや……。その……」

 

透哉「?」

 

ましろ「透哉先輩の熱弁が、すごくて……圧倒されちゃって……。や、やっぱり、一日二日でオーズを見ただけじゃ、先輩には敵わないなって……。」

 

透哉「ましろ……。

 

 

 

 

 

……当たり前だろそんなの。」

 

ましろ「!」

 

透哉「本物のオーズオタク舐めんじゃねえぞ?こちとらオーズ放送当時から追っかけてるんだ。メダル争奪戦も実際に経験してるし、映画も全部リアルタイムで見に行ってる。悪いが、お前と俺とじゃ経験と歴が違うんだ。オーズ愛で、俺に勝てると思うな!はーっはっはっは!!」

 

ましろ「……」

 

透哉「(……さぁ、どう反論してくる?ましろ。)」

 

ましろ「……

 

 

 

 

 

……二歳歳下の後輩にそんなマウントとって、楽しいですか?」

 

透哉「え?」

 

ましろ「流石に大人気ないと思います。失望しました、私。」

 

透哉「え、ちょ……ましろ?」

 

ましろ「もう私、先輩とは話したくないです。それどころか、会いたくもないです。顔も、見たくありません。」

 

透哉「……えっと、その……わ、悪…「今更謝ったって遅いですよ。……それじゃあ私、帰りますね。二度と会うことはないでしょう。」わ、悪かった!俺が言いすぎたよましろ!」

 

ましろ「さようなら、透哉先輩。」

 

透哉「ま、待て!まし……」

 

バタンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透哉「(……さ、流石にそんなこと、ない……よな?……ヤベェ、今思い返したら、ちょっと言い過ぎたかもしれん……。今すぐにでも、謝ったほうが……)」

 

ましろ「透哉先輩……。」

 

透哉「! ま、ましろ!あの、俺……」

 

ましろ「……

 

 

 

 

 

……うぅ、ぐすっ……。」

 

透哉「!!」

 

ましろ「ひどいです、透哉先輩……。そこまで、言わなくても……。私……私はただ、先輩と、楽しく語りたかった、だけなのに……。うぅ……。」

 

透哉「……す、すまん。泣かせるつもりはなかったんだ。その、なんというか……ちょっと、愛が溢れちゃったっていうか……」

 

ましろ「……もう、知りません。」

 

透哉「え?」

 

ましろ「透哉先輩のことなんて、もう知りません!!」

 

透哉「お、おいまし……」

 

バタンッ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透哉「(……なんてことになったら、俺、相当のクズじゃねえか……。……よし、謝ろう。最悪の結果にならないうちに。)」

 

ましろ「……透哉先輩。」

 

透哉「(! 来た!)」

 

ましろ「……

 

 

 

 

 

……わた…「俺が悪かった!!」ドゲザ! えぇ!?」

 

透哉「言い過ぎた……流石に言い過ぎたよ……。うん、今のは俺が100%悪い。だから何度でも謝る!本当に!本当に悪かった!!ましろ!!」

 

ましろ「ちょ、ちょっと先ぱ…「変にマウントとったり、お前の頑張りを否定するようなことを言ったり……マジで大人気ねえなって思ったし、どうしようもねえクズだなって思って……。お前と張り合おうとして、ついあんなこと言っちまった……。経験とか歴とか、そんなのどうでもいいのに……。お前を、不快な気持ちにさせちまった……。」……」

 

透哉「だから頼む!俺を見限らないでくれ!お前は、俺が初めてまともに話せた後輩なんだ!いつも頼ってくれて、慕ってくれて、長ったらしい話もちゃんと聞いてくれて、どんな些細なことでも付き合ってくれて……俺を、本当の先輩にしてくれた。」

 

ましろ「……」

 

透哉「お前は……俺の……初めての後輩なんだ!絶対に失いたくない、一人の後輩なんだ!!だから……頼む!!こんなバカでアホで、クズな俺を、許してくれ!!あんなこと、二度と言わないから!お前をバカにするようなことは、絶対!二度と!!一生の……一生のお願いだ!!ましろ!!この通りだ!!」

 

ましろ「……

 

 

 

 

 

……そこは、一人の"女の子"じゃなくて、"後輩"なんだ。」ボソッ

 

透哉「え?」

 

ましろ「……私、何とも思ってませんよ。」

 

透哉「……それは、いったいどういう……」

 

ましろ「マウントをとった、私を頑張りを否定した、ですっけ。……そんなこと分かってますから、いちいちそれで泣いたり怒ったりなんてしませんよ。」

 

透哉「……でも、俺は……」

 

ましろ「まぁ、確かにちょっと言い過ぎじゃないかとは思いましたけど。」

 

透哉「うっ!」グサッ!

 

ましろ「……でも、それだけ透哉先輩のオーズへ対する愛が強いってことは、もう分かりきってますから。今更ですよ。」

 

透哉「……」

 

ましろ「経験と歴が雲泥の差なのは百も承知ですし、オーズ愛で透哉先輩に勝てるとは1mmも思ってません。……でも……

 

 

 

 

 

……それでも、透哉先輩の好きなものについて、私も語りたかったから。透哉先輩と、好きなものを共有したかったから、徹夜してまでオーズ関連を見漁ったんです。」

 

透哉「……ま、ましろ……」

 

ましろ「だから透哉先輩、もっと教えてください、オーズのこと。当時のこととか、好きになったきっかけとか……細かいことも全部知りたいです!」

 

透哉「……ああ。……あぁ、教えるとも!そんなの、なんべんだって教えてやる!俺のオーズ愛を、全てお前に叩き込んでやる!」

 

ましろ「ばっちこいです!」

 

透哉「……なぁ、ましろ。」

 

ましろ「何ですか?」

 

透哉「最後に一つ、お願いしていいか?……俺のこと、許すって言ってくれないか?」

 

ましろ「許す……ですか?」

 

透哉「だが、無理にとは言わない。俺が言い過ぎたことは事実なんだ。お前じゃなければ、普通に見限られて、二度と顔を合わせなくなる、なんてことも大いにある。それぐらいひどいことを、俺は言ったんだ。だから……」

 

 

 

 

 

ましろ「許しますよ。」

 

透哉「……え?」

 

ましろ「許します。当たり前じゃないですか。あんなことを言われたくらいで、私と先輩の絆は引き裂けないですよ。」

 

透哉「……まじろ……。」

 

ましろ「もう、泣かないでくださいよ。」

 

透哉「! ば、バガ!泣いでねえよ!ごれば……そう!汗だ汗!冷や汗みだいなものだ!」

 

ましろ「ふふっ♪そういうことにしといてあげます♪」

 

透哉「……お、俺、ちょっとトイレ行ってくるよ。あ、CSM、好きに遊んでていいからな!」

 

ドンドンドンドン!!

 

ましろ「……逃げるように、降りてっちゃった。」

 

泣き顔、そんなに私に見せたくなかったのかな?

 

もう、透哉先輩ったら。

 

……。

 

 

 

 

 

『お前は……俺の……初めての後輩なんだ!絶対に失いたくない、一人の後輩なんだ!!』

 

 

 

 

 

……透哉先輩、そんなこと思ってて、くれたんだ……。

 

……///。

 

嬉しいなぁ///……。

 

絶対に失いたくない、後輩かー。

 

嬉しくて、顔がニヤけちゃうよ///……。

 

えへへ……♪




あれ?僕、二人がCSMオーズドライバーを遊びまくる的な話を書いてたような……。

どうしてこうなったw ……。





……ちなみにこれの続きはいずれ更新しますw。
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