見て分かる通り、タイトルからして不穏な空気が流れてますが……どうも僕は、そういう展開にもっていってしまう癖があるようで……。(いや癖なのか?てかこれ、前にもどっかで言った気が……。デジャヴ……?)
まぁどんな展開になっていくのかは……読んでいけば分かります!
それではクリスマス回前編、どうぞ!
〜AM 8:00〜
【倉田家 ましろの部屋】
『……ピピピピ…カチッ……』
……ムクリ
……とうとう、この日がやってきた。
……とりあえず、朝の準備をしよう。
お手洗いお手洗い……うぅ、寒い……。
【台所】
ましろの母「あら、おはようましろちゃん、早いのね。」
ましろ「うん。今日はちょっと、大事な用事があるから。いただきまーす。」
ましろの母「大事な用事?……!もしかして、ましろちゃんの話によくでてくる透哉くんと、デートだったり?」
ましろ「……///」
ましろの母「……あら?え、まさか……当たっちゃった?」
……ご飯、自分の部屋で食べようかな……。
ましろの母「た、大変!ちょっとお父さん!来てちょうだい!」
ましろ「わ、私、自分の部屋で食べるから!」
ましろの母「え?あ、ちょっとましろちゃん!?お父さん!大変、大変なのよ!ましろちゃんが!ましろちゃんがー!」
もう〜〜///!
お母さんってば〜〜///!
【ましろの部屋】
ましろ「……よし。」
身支度良し、バッグ良し、中身も良し、そして……プレゼントも良し。
……透哉先輩、可愛いって言ってくれるかな?
今日のために気合いを入れて、透子ちゃんにも手伝ってもらいながら選んだコーデ。
特にこの帽子とワンピースは、透子ちゃんおすすめのちょっとお高いお店で自分で選んで買ったものだ。
ちなみに髪型も、いつもと違い編み込みにしている。
これも透子ちゃんに教えてもらったものだ。
……大丈夫。
モニカのみんなも可愛いって言ってくれたし、これで落ちない男はいないって、透子ちゃんが太鼓判を押してくれた。
それに……。
私も、これなら透哉先輩に可愛いって言ってもらえる自信があるし、何よりこのコーデは好きだと、心の底から思える。
そう、誰かに可愛いって思ってもらえるのも大事だけど、自分が着て『あ、これは好きだな』って思えることも大事だって、透子ちゃんに貸してもらった本に書いてあった。
……なんか、改めていろいろ思うと、透子ちゃん様様だなー。
今度、ちゃんとお礼しなきゃ。
……待ち合わせは9:00。
今は8:30だから……うん、丁度いいな。
すぅ、はぁ、すぅ、はぁ……。
……よし、行こう。
【玄関】
ましろ「……それじゃあ行ってきまーす。」
ましろの母「いってらっしゃいましろちゃ……。!」
ましろ「? どうしたの?お母さん。」
ましろの母「……て、天使?」
ましろ「え?」
ましろの父「母さん、俺の髭剃り知らない……。!!」
ましろ「あ、お父さん。」
ましろの父「……め、女神?」
ましろ「へ?」
ましろの父「……この気合いの入れよう……まさかましろ、お前ほんとに……」
ましろの母「今夜はお赤飯ね、お父さん。」
ましろ「……わ、私、行くね?」
ましろの父「ましろ!」
ましろ「もう、今度は何?」
ましろの父「……良い1日にしろよ。」
ましろ「……うん、もちろん。じゃあ、行ってきます!」
ガチャ……。
……ガチャン。
ましろの父「……とうとうあの子も、好きな子とデートをする歳になったか……。」
ましろの母「上手くいくといいわね。」
ましろの父「……ああ。」
〜AM 8:55〜
【駅前】
ちょっと、早く着いちゃったな。
うぅ、寒っ……。
でも、ちゃんとカイロは持ってきたし、温かい羽織ものも着てきた。
いざとなったら手袋とマフラーもあるし、防寒対策はバッチリ!
……これ以上、寒くならなければだけど。
???「おーい!ましろー!」
! この声は!
ましろ「透哉先輩!」
透哉「はぁ、はぁ、はぁ……わ、悪い、遅くなった。」
ましろ「お、遅くなったって……まだ集合時間前ですよ?」
透哉「え?……あ、ほんとだ。駅前に着いたらもうお前が立っていたから、てっきり集合時間になってたのかと……」
ましろ「あはは……。」
透哉「しかし、びっくりしたよ。3日くらい前だっけか?急にましろから、『クリスマスの日空いてますか?』って連絡くるんだもん。」
ましろ「あのときは……ほんとに、急ですみません。」
透哉「あぁいや、いいんだ。……でも、誘ってもらえてよかったよ。」
ましろ「え……?」ドキッ
透哉「お前が今日誘ってくれなかったら、一斗と2人で映画行くはめになってたからさ。」
ましろ「あ……あー、なるほど……。」
透哉「そういう意味でも、今日はありがとな。」
ましろ「い、いえ……。私の方こそ、ありがとうございます。」
やっぱり、そう上手くはいかないか……。
相手は超がつくほど鈍感な、透哉先輩だもんな……。
……でも、今日はそんな透哉先輩を、私が意識させてやるんだ!
後輩としての倉田ましろじゃなく……1人の女としての、倉田ましろを!
透哉「よし、それじゃあ行くか。……っつっても、どこ行くか…「透哉先輩!」ん?」
ましろ「クルンッ♪……」
透哉「……?」
ましろ「ど、どうですか?」
透哉「え……ど、どうって?」
うぐっ……や、やっぱり気づかない……。
ましろ「……ふ、服装ですよ。今日のために選んできたんです。髪型も、いつもとは違う感じにしてて……」
透哉「……あ、そ、そうなのか。なるほどな。確かに、いつもと比べたら雰囲気が若干……」
じゃ、若干なんだ……。
結構変えてきたと思うんだけどな……。
……メイク?とかもちょっとだけど、頑張ったし。
な、なら……。
ましろ「……か、可愛い、ですか……?」
透哉「え?」
ましろ「……///」
透哉「……ああ、可愛いと思うぞ。」
ましろ「! ほ、本当ですか!?」
透哉「ああ、本当だ。クリスマスだから、いつも以上に気合い入れておしゃれしたんだろ?その服も、髪型も、似合ってるよ。」
ましろ「っ〜〜////!!」
合ってはいるけど、ちょっと違う……けど、なんかもう……どうでもよくなっちゃった。
だって……可愛いって……似合ってるって、言ってくれたんだもん///。
若干言わせちゃった感は否めないけど……でも、すごく……すごく嬉しい/////!!
単純な女って思われても、別にいい。
嬉しいものは……嬉しいんだ///。
透哉「……だ、大丈夫か?ましろ。」
ましろ「は、はい……大丈夫です……。」
透哉「(とてもそうは見えないけど……。てか、なんか顔赤くね?まさか、熱があるんじゃ……)なぁ、まし…「透哉先輩!私、最初に行きたいところあるんです!」え?い、いやでも……」
ましろ「時間も迫ってるので、早く行きましょう!」
透哉「わ、分かった。分かったから押すなって……。(うーん……気のせいか?)」
〜AM 9:30〜
【ショッピングモール 映画館】
透哉「時間って、映画のことだったのか。ってことは、MOVIEバトルロワイヤルでも見るのかな?」
ましろ「お待たせしました透哉先輩!買ってきました!」
透哉「お、サンキューましろ。……?この映画は……」
ましろ「今話題の恋愛映画です。今日は先輩と、これを見たくて……」
透哉「へぇ、恋愛映画か……。ましろ、こういう映画にも興味あったんだな。」
ましろ「ま、まぁ……。」
透哉「俺、恋愛映画ってあまり見ないから、ちょっと楽しみだな。」
確かに……先輩ってあまり、こういうの見なそう……。
まぁ、それは私もなんだけど。
正直に言うと、本当は仮面ライダーが見たかった……けど、今日は我慢!
いっしょに恋愛映画を見て、そういう雰囲気にさせる!
それが私の狙い!
ましろ「あ、先輩。ポップコーンとか食べますか?まだ映画まで時間ありますし、もしだったら私…「あ、それなら俺もいっしょに……」い、いえ!大丈夫です!私に任せてください!」
透哉「え……でも、チケット代もお前に出してもらっちゃったし、ポップコーンと飲み物くらいは…「今日は!私に全部任せてください!というわけで、先輩は椅子に座って待っててください。」……わ、分かった。」
ふぅ、なんとかなった。
……今日は私が先輩をエスコートするんだ。
私から誘ったクリスマスデートだし……先輩にはもっとリラックスしてほしい。
この後のプランもしっかり考えてあるし、最後には……。
……よし!
まずはポップコーンと飲み物を買ってこよう。
うーん、どれがいいかなー?
透哉「……」
〜映画鑑賞中〜
ましろ「うぅ、うう……」
透哉「だ、大丈夫か?ましろ。」
ましろ「す、すみません……。思ってたより、すごく、良い映画で……。とても、感動して……。」
透哉「まぁ、気持ちは分かるよ。」
恋愛映画って、初めて見たけど……あんな切ないものなんだ……。
でも、ちゃんと最後はハッピーエンドで……。
雰囲気作りのために選んだ映画だったけど、あれにして正解だったなぁ。
……ん?
雰囲気作り?
……!!
そうだよ!
私、先輩と恋愛的な雰囲気になるためにあの映画選んだんだよ!
完全に忘れて、普通に映画楽しんでた……。
透哉「……なんかお前、顔色悪いぞ?そこにベンチがあるから、ちょっと座るか?」
……だ、ダメだダメだ。
こんなので弱気になっちゃ。
まだ時間はある。
次のプラン……ランチで挽回するぞ!
ましろ「透哉先輩!お昼ご飯食べに行きましょう!」
透哉「え、昼ごはん?……まぁ、確かにちょっとお腹空いてきたな。」
ましろ「私、良い店知ってるんです!きっと先輩も気にいると思いますよ。」
透哉「そ、そうか。……あー、なぁ、まし…「それじゃあ、さっそく行きましょう!」……あ、ああ。(やっぱ今日のましろ、なんか変だ……。)」
〜PM 12:20〜
【ショッピング お洒落なパスタ屋】
透哉「……ヤベェ、めちゃくちゃ迷う……。」
ましろ「ゆ、ゆっくり決めていいですからね?特に急いだりしてないので。」
透哉「ああ、そうしてくれると助かる……。」
良かった。
先輩、ちゃんと気に入ってくれたみたいだ。
……まさかここまで迷うとは思わなかったけど。
ちなみに現在、私達がメニューを見てから20分経っている。
私は5分くらいで決められたが、先輩は残りの15分、ずっとメニューと睨めっこしている。
……先輩の意外な一面、発見しちゃったな。
透哉「……これに、するか……いや、でもやっぱこっちも……。あーー、決まらねえ……。」
……あと5分はかかりそうだなぁ。
〜ランチ中〜
透哉「ごちそうさま!」
ましろ「美味しかったですね、透哉先輩!」
透哉「ああ。まさかこんな店があったなんてな。今度、彩達も連れて来てみるか。」
ましろ「……そ、そうですね。」
透哉「えーっと、お会計は……」
スッ
透哉「ん?」
ましろ「私が払っておくので、先輩は先に外に出ていてください。」
透哉「い、いや、そんなわけにはいかねえよ。むしろ、俺が全部…「大丈夫ですので!」!」
ましろ「大丈夫ですし、何も問題ないので。私に全部、任せてください。」
透哉「……分かったよ。」
……これでいいんだ。
今日は私が、先輩をエスコートして……。
……エスコート……できてる?
……で、できてるよね!
映画館もこの店も、どっちも私が案内して、先輩の分のお金も、私が……。
これは、私がやりたくてやってるんだもん。
先輩には変に気を遣ってほしくないから、無理言ってお願いして、私が全部……。
……無理?
あれ……?
……私、無理してるの……?
透哉「……」
「またのご来店をお待ちしております!」
カランコロン
えーっと、先輩は……。
あ、いたいた。タッタッタッタ
透哉「……「透哉先輩!」……ましろ。」
ましろ「お腹いっぱいになりましたね!それじゃあ次、次のとこ行きましょう!今日は私が先輩を…「ましろ。」? どうしたんですか?透哉先ぱ……い?」
透哉「……」
……なんか透哉先輩、怒ってる?
すごく、険しい顔してる……。
……流石にさっきのは、あからさますぎたかな……。
ましろ「お、お代ならほんとに大丈夫ですよ。私、今日のためにいっぱい…「お金の問題じゃねえよ!」!」ビクッ!
透哉「映画館でのチケットとか、ポップコーンと飲み物代とか、さっきのランチ代とか……そういうことを言いたいんじゃねえ!……お前のほうだよ!問題は!」
ましろ「え……?」
「え、何あれ……?」
「喧嘩?」
「まさかの、こんなとこで修羅場か……?」
ましろ「! あ、あの、透哉先輩、話なら、別のところで…「今日のお前はおかしい!断言してやるよ!」……」
透哉「頑なに俺がお金を出すのを遠ざけたり、顔が赤かったり顔色が悪かったり、具合悪そうなのに大丈夫の一点張りだし……」
ましろ「ぐ、具合なんて、悪くないです!それは先輩の誤か…「誤解だとしても、苦しそうなのは間違いねえだろ!」!?」
透哉「お前が俺を店から追い出した後……お前、なんか苦しそうな顔してたぞ?映画館でも、俺を遠ざけたお前は……明らかに何か、無理してる感じだった。」
ましろ「私、無理なんて全然……。むしろ、先輩もエスコートするために必死に……っ!」
透哉「エスコート?」
ましろ「あ、いや……今のはちょっと、口が滑ったというか……」
透哉「……なるほど、そういうことか。」
ましろ「え?」
透哉「要は、俺の真似をしたかったんだな。」
ま、真似……?
先輩、何言って……。
透哉「確かに、いつもは俺がお前を案内したり、先導したりしてたもんな。中古屋行ったときも、前にショッピングモール行ったときも。お前も、そういうのに憧れてたんだな。」
……違う。
そんなんじゃない。
私はただ……。
透哉「それならそうと言ってくれりゃいいのに。何も、奢ることまで真似する必要はねえだろ。……まぁ、奢られる側ってのもたまには新鮮だなとは思ったけど。苦しそうにしてたのも、普段の俺はどうお前を先導してたか、それに悩んでたからってことだろ?」
違う……。
違う違う違う!
私は……私はただ、先輩に楽しく過ごしてもらおうと……。
だから、こんなとこで時間を潰してる場合じゃない。
まだ映画見てランチして、それしかやれてない。
まだやりたいこと、行きたいところがいっぱいあるのに、こんなところで……。
透哉「ましろ、無理に俺を真似ようとするな。お前は2年も後輩なんだから、お前らしい形でいいんだよ。俺はいつまでも付き合うからさ、今度はお前の……ましろのやり方で俺を……
「もうやめてください!!」
! え……?」
ましろ「……」
透哉「お、おい……お前、何で泣いて…「良いこと言ってる風ですけど、全部間違いです!どうして私が、先輩の真似をしなくちゃいけないんですか!それに何のメリットがあるんですか!!」め、メリットって……」
ましろ「透哉先輩に楽しんでほしい。楽しい時間を過ごしてほしい。そのためにいろいろ調べて、今日のプランも一生懸命考えて、準備して……。なのに先輩は、知ったような口ぶりで意味の分からないことをべらべらと。……先輩なんかに!今日私がどんな気持ちで先輩を誘ったのか、エスコートしてたのか、準備してたのか!いくら考えたって分からないですよ!!」
ダッ!
透哉「お、おいましろ!」
タッタッタッタ……
先輩の……透哉先輩の、馬鹿……。
もう、知らない……。
透哉先輩なんて……。
……クリスマスデートなんて……告白なんて……知らない……!!
透哉「……」
ガヤガヤガヤ
「何だ何だ?」
「男の子と女の子が喧嘩したんだと。」
「なんかすげえもん見ちゃったな……。」
「ドラマのワンシーンみたいだ……。」
……ましろが……あんなに、怒るなんて……。
……俺、あいつを傷つけるようなこと、言ったのか……?。
……エスコート、とか言ってたよな?
俺の真似をしてた……ってわけじゃなかったのか……?
あとは……楽しい時間がどうとか……。
『今日私がどんな気持ちで先輩を誘ったのか、エスコートしてたのか、準備してたのか!いくら考えたって分からないですよ!!』
今日、どんな気持ちで……。
今日……。
……クリスマス?
……ん?
何か、落ちてる……。
ましろが落としていったのか……?
……スッ
紙……?
何であいつ、こんなもの……。
ピラッ
『 クリスマスデート計画表
・映画見に行く←今話題の恋愛映画
・お洒落な店でランチ
・ゲームセンター
・雑貨屋さんor本屋さん(猫カフェとかもあり?)
・いろいろ
最後にイルミネーション、そして大きなクリスマスツリー見る!
目標:透哉先輩を楽しませる!
そして、私も楽しむ!
最後の最後に
透哉先輩に告白!!
』
透哉「……」
……俺は、なんて馬鹿なことをしたんだ……。
あいつなりにいろいろ計画してたのに、あんなこと言われたら、傷つくに決まってる……。
……知らなかったなんて、ただの言い訳だ。
俺の言葉は……あいつの気持ちを……
踏み躙ったんだ……。
透哉「……くそっ!!」
タッタッタッタ……
タッタッタッタ……
はぁ、はぁ、はぁ……。
……随分遠くまで……逃げて来ちゃったな。
……こんな……こんなはずじゃ、なかったのに……。
うぅ、ぐすっ……。
……ごめん、透子ちゃん、みんな。
私のために、いろいろ手伝って、くれたのに……。
……全部、台無しにしちゃった……。
こんなんじゃ……イルミネーションなんて……。
クリスマスツリーなんて、見に行けないし……。
……ましてや告白なんて……。
……できないよ……。
ごめん……。
本当に……こめん……。
???「あれ、ましろちゃん?」
ましろ「! ……え?
……彩さんと、花音さん……?」
彩「ましろちゃん、まさか泣いてるの!?」
花音「い、いったい何があったの!?」
……こんなところで、二人に会うなんて……。
『彩先輩なんか昔からの仲らしいし、心の奥では透哉先輩を好きかもしれないよ。』
『もちろん、それは湊さんや氷川さん、松原さんも例外じゃないわよね。』
……ついてないな、ほんとに。
透哉「はぁ、はぁ、はぁ……」タッタッタッタ……
『プルルルル……プルルルル……プルルルル……プルルルル……』
……くそ、出ねぇ。
こうなったら、手当たり次第探すしかないか。
でも……こんな広いショッピングモールの中で、あいつ1人を探すなんて……。
……いや、絶対に見つけるんだ。
そして、あいつに謝る。
……謝るなんてぬるい言葉じゃ、許してくれないかもしれないけど……。
とにかく今は、あいつと話をしたい。
そのために、なんとしてもあいつを……。
???「! きゃっ!」
透哉「え?うわっ!」
ドサッ!
いててて……。
???「い、いきなりぶつかってきて何なんですか!!」
透哉「ご、ごめんなさい!急いでたもんで、つい……」
???「しっかり周りを見て歩きなさい!……って……」
透哉「ほ、本当にすみませんでした!……ん?」
透・???「……!!
さ、紗夜(か、鑑さん)!?」
???「……あら、透哉。」
透哉「え?……!!
ゆ、友希那!?……お前ら、こんなとこで何を……」
紗夜「それはこっちのセリフです。」
友希那「私達がショッピングモールにいたら、何が不都合でも?」
透哉「い、いや……。」
まさかこんなとこで、友希那と紗夜に会うなんて……。
タイミングが良いのか、悪いのか……。
ちなみに作中でのましろちゃんの髪型と服装は、アニメイトワールドフェア2021のましろちゃんをイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。
そして……
この後19:00にクリスマス回後編投稿されますw。
前編は不穏な感じで終わりましたが、後編ではしっかりハッピーエンドなのでそこはご安心を。