本編ではあんな結末になりましたが、ここはコラボ、本編とは全く関係がありません!
気にせずにハッチャケましょう!(←はぁ?)
手に汗握る、欧我と琳の戦いが幕を開けました。
勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか…。
それでは、お楽しみください。
さあ、戦闘開始だ!
…でも、ただ闇雲に向かっても手痛い反撃を食らってしまうだろう。
ここは相手の動きをイメージして。
…よし完了!!いくぜ!!…(※この間0.2秒)
文のスピードを自分に投影させ、地面に突き刺さったレイピアを引き抜いた。
―ガキンッ
俺が突きだしたレイピアを、琳は小刀の刀身で受け止めた。
この状態は、明らかにこちらが有利だ。突きに特化したレイピアの性能、リーチ、そして俺は片手が自由に扱えるが琳は両手がふさがっている。これらを考慮しても、こちらの有利は確実だ。
そして、今までの動きがイメージ通りに動いている。
左手でソードを実体化させた。
「脇ががら空きだよ!」
がら空きになった右脇腹を目がけ、ソードを薙ぎ払った。
「…仕方ない…。」
そう言うと小刀を支える手の力が緩み、ソードから逃げるように思いっきり左に跳んだ。
ザシュッ…
「ぐっ、うっ…」
残念。ここまでイメージ通り。
俺のソードが琳の右脇腹を抉る様に斬り裂いた。斬り口から鮮血が吹き出す。
追い打ちをかけよう!
「まだまだ!」
ソードとレイピアを投げ捨て、一番切れ味が鋭いサーベルに持ち替えた。
さあ、その小さな刀1本でどう受け止める?
「…モード双剣!!」
「っ!?」
なに!?
琳がそう唱えた直後、小刀がまぶしく輝きだし、2本の忍者刀に変化した。
こんなの俺のイメージにない!
これってもしかして…。
「ま…まさか、刀も能力を…!?」
「察しが良いな!あぁ、その通り!この刀“翡翠”は、名も無き職人が命を懸けて造った妖刀(あやかしがたな)!その能力は、『魂を喰らう程度の能力』と、その能力から得た『姿を変える能力』がある!姿は全部で4つあって、あと大剣と太刀がある!」
そんなすごい妖刀を持っていたなんて…。
「いいのか…?手の内を簡単にばらして。」
「別にこの程度なら問題無い!それに…勝負はフェアにってな!」
その直後、俺のお腹に強力な蹴りが叩き込まれた。
「がぁっ…」
体が反応して、衝撃を和らげるために後ろに跳んだ。
「…蹴られる瞬間に後ろに跳ねて威力を軽減させたか…」
危なかった…。
もし確実に決まっていたら立ち上がることはできなかっただろう。
琳は2本の刀を地面に突き刺すと、
「スペルカード!」
スペルカードを発動した。
「剣符『地霊刀』!!」
すると、地面から巨大な剣(幅1m、高さ3m)が俺の周りに6本程現れ、次々と襲い掛かった。
「この程度!」
天子さんの能力を投影させ、両手を地面に叩き付ける。
すると俺の周りの大地が隆起し、壁が出現した。
壁は非常に頑丈で、琳が出現させた剣をすべて弾いた。
「…地霊刀を防ぐって…なんて硬さだ…。」
そりゃあそうだ。この壁は普通の壁じゃない。
「当たり前だ…土はこねて伸ばすと硬くなる。故にこの壁はどんな攻撃も効かない!」
「剣符『地霊刀』12連‼」
すると、琳は再び地面から巨大な剣12本を発生させた。
だが、その攻撃も壁がすべて弾き返した。
今俺の姿は琳から見えない。
今のうちに…。
屠自古さんの能力を投影させ、琳の頭上から雷を落とした。
「あぶなっ!?」
くそっ、避けられたか…。
でも、この状態でも俺の有利は変わらない。
「だから言っただろ?…どんな攻撃も効かないと―」
「―剣符『地霊刀』12連!!」
俺の言葉を無視し、琳は再び巨大な剣を出現させ、壁を攻撃する。
しかし、この攻撃を食らっても壁は崩れなかった。
でも、どうしてさっきから正面の壁ばかりを狙って…。
「何度やっても同じだ。この壁にはどんな攻撃も効かない。」
「あぁ、確かに…“表面に傷を付ける”だけで精一杯だ…!」
「“表面に傷”…まさかっ!?」
まさか琳は、はじめからこれを狙って!?
「あぁ、どんな強固な守りでも、一点集中には脆いだろ?」
その声とともに、壁に強烈な一撃を叩き込まれた。
ドスッ!…ミシミシミシ…
壁にひびが入る音が響き、壁がどんどん崩れていく。
「スペルカード!風神符『風牙拳』!!」
琳は風で足場を作り、それを踏み台にして俺の懐に突っ込んできた。
琳の拳には圧縮れた風が渦を巻いていた。
こうなったら、新たに真似た能力を使ってみよう。
なぜか次々と技のイメージが浮かんでくる…。俺に適合しているということか?
「壁符『ツイスター・ザ・ウォール』!!」
自分の周りに旋風を巻き起こし、琳の攻撃を防いだ。
「マジかっ!?…まさか風で防がれるって…」
うん、いい感じ!
じゃあ次のスペルカード、行くよ!
「魔符『渦巻く嵐』!!」
緑色の竜巻を琳に対して垂直になる様に発生させて、琳を突き飛ばした。
「グオッ…」
そろそろ気づいたかな?
この風には俺の妖力を組み合わせた特別品だ!
風を操ることができる琳でも飛ばすことができる!
「これはまた厄介な…」
そうだろう。
じゃあ今度はこっちの番だ!
ん?
地面にしゃがんでいるけど、いったい何をしているのだろうか。
「仮剣『ライトニングブラスト』!!」
屠自古さんの能力を投影させ、右足に雷を集中させる。
琳は翡翠を太刀にして地面に突き刺すと、その刀身を左手で握りながら俺の蹴りを右腕で受け止めた。
圧縮された雷は琳の体の中で一気に放電した。
「ぐっ…」
…なかなかやるな。
刀の刀身を使って雷を地面に逃している。
普通は思いついてもできるようなもんじゃない。刀身を握りしめるなんてな…。
やっぱり、琳はかなりの実力者だ。
「あと…いつまで俺の腕にいる気だ…?」
っ!?
何だろうこのデジャヴ…。
琳に右足首を掴まれ、激痛が走る。まだあの時の傷が治っていなかったのか!?
そのまま地面に投げ捨てられ、背中を地面に打ち付けた。
琳はその隙をついて刀を地面から抜いて鞘に戻し、太陽を背にする様に飛び上がった。
くそっ、こうなったら幽々子さん、あなたの技を真似させてもらいます!
「それなら…冥風『死蝶の舞』!!」
スペルカードを発動させ、目の前に小さな竜巻を3つ程発生させる。
そして両手の平から青い蝶を大量に出現させた。
竜巻によって回転させ、遠心力とスピード、威力を増した蝶を、弧を描きながら飛ばした。
「おいおい…マジか…」
琳はその攻撃を避けたり、刀で斬り裂いたりしている。
しかし、いつまでこの状態を続ける気だ?
「避けてばかりして、少しは攻撃したらどうだ?」
太陽の光がまぶしくて琳の表情が見えない。
「…装填完了…」
不意に、琳の声が聞こえてきた。
「完了って、一体何を―」
「灼熱『サンライトスパーク』!!」
琳が突きだした右腕から、直径が3mもあるオレンジ色のレーザーが打ち出された。
もしかしてあそこを動かなかったのは太陽の光を吸収するために!?
こうなったらおれも極太のレーザー光線をお見舞いしてやる。
行くよ、魔理沙さん!
「恋符『マスタースパーク』!!」
マスタースパークは琳の放ったレーザー光線と衝突した。
拮抗しているから、威力は互角のようだ。
次の瞬間、激しい爆発が巻き起こり、その衝撃によって後ろに飛ばされた。
ここで出てきた欧我のスペルカードは、ほとんどが光様のオリジナルです。
いやぁ、かっこいいスペカを思い付いちゃうなんて羨ましいです。
あ、読んでて「ん?」と思ったあなた、鋭いです。
ここでの欧我君は、本編では真似ていない技を真似ています。
それは、幽々子さんの技「蝶を作り出す」ことです。
読んでて、これはこうしたほうが良いかな?と思ったので、勝手ですがそうさせてもらいました。
次の章で決着がつくらしいので、もう少しお待ちください。