ダンジョンで人理救済するのは間違っているだろうか?~間違いなく間違っている~ 作:気紛屋 進士
戴冠式は土日に動画で確認します。異論は認めない。
シャドウランサーを屠った俺たちは一度休憩することにした。
トネリコは特に疲れてないらしいんだけどキャスニキの疲労がえぐかったからね。
なんてったって三回も宝具ぶちかましたもん。
全部ことごとく見るも無惨に破壊されたけどネ!
まあとにかく俺もそれなりに魔力持ってかれたみたいだし休むのは必要だった。
バーサーカーの対策も必要だし。
シャドウバーサーカー、
真名 ヘラクレス
十二回殺さないと死なず、その強さは確かにトップレベルを誇る。
カルナもカルナでやばかったけど十二回殺さないと死なないって言うのがえげつなく面倒だし、一度でもしくじれば簡単に全滅する恐れだってある。
「アニキ、ヘラクレスになんか弱点とかない? もしくは一撃で命のストックいくつも吹っ飛ばせるような手段とか」
「馬鹿言え、そんな便利なもんあったら俺が先に使ってるわ。弱点については心当たりがないわけじゃねぇが……」
「え?グリム弱点に心当たりあるんですか?一体何が…?」
「嬢ちゃんはともかく坊主だってヘラクレスの死に際くらい知ってるだろ?
ヒュドラの毒だ。」
あー、確かそんな話ありましたねぇ。
「って無理じゃん。ないよそんなもん」
「だよなぁ、ありゃ神代の化け物の一種だ。いくら神達が降りてきてる時代だからってあるわけないよなぁ」
「ヒュドラ……見た覚えも聞いた覚えもないですね……、見たことがあれば何とか魔法で再現したんですが……。」
神秘蔓延る時代の名残りのヒュドラなんてそんなもん今はいないし、その毒なんて危ねぇもん保存しておけるわけが無い。
だいたいヒュドラって蛇だけどワイバーンみたいな亜龍よりもつy……
ワイバーン?
あれ?ダンまちってワイバーン居なかったっけ?
なんか中層……下層だったっけ?
そこで生まれた黒いワイバーンがチビアイズに襲いかかってなかったっけ?
ワイバーンがダンジョンにいるならワンチャン……
ヒュドラもダンジョンにいてもおかしくないんじゃないか?
というわけでやって来ましたダンジョンです!
バベルから入るにはアルトリアとアーチャーが邪魔なのでダイダロス通りの孤児院の所から入ってきました。
オリハルコン製の扉はどうしたって?
キャスター×2の強化魔術によるステータス爆上げのパチモンマッスルパンチ×3に敵うとでも?
でも正直十八時階層から探索始めるとか馬鹿ですわー。
とか思ってた時期が俺にもありました。
「ほいっと。とめどなく来るのは面倒だが割となんとかなるもんだなぁ」
クーフーリンが炎で軽く十体以上のモンスターを片付けながらぼやいた。
「無駄口叩かないでください。使い魔を使ってモンスターとの遭遇をなるべく避けてるとは言え急に湧いてくるモンスターは対処するしかありません。
マスターがやられたら私達は終わりなんですから。」
トネリコが剣と魔法を同時に操りつつ、注意を促した。
そんな俺たちがいるのは現在41階層。
アストレアファミリアの元の最大到達階層だ。
つまり、俺ベルの最大到達階層こえちまったよぉおおおおお!!!!!
サーヴァントが強すぎる。
だって下層ボスだったはずのアンフィスバエナなんて宝具撃つまでもなくトネリコとキャスニキ魔術各3発くらいで仕留めてたしそこに来るまでのモンスターなんて大体素手でぶちのめしてたしここでもほぼ無双だしベルとリューの決死行がなんだったのかと思うくらいにサクサク進んでいる。
「マスター次はどっちですか?」
「え、ああえっと左から二番目……いやあっち!」
俺はサポーターの役割をやっている。地図を持って魔石を集めてポーション投げてと色々な雑用を任されるサポーターだ。
ちなみに地図とポーションとリュックサックはイシュタルファミリアのホームからパクリました。
だって深層探索してそうなファミリア他に知らなかったんだもん!
いやロキとかフレイヤとかあるだろって思ったそこのあなた。
ロキファミリアのホームは俺知らないし、フレイヤファミリアのホームにはシャドウバーサーカーが陣取ってるんですよ?
死にに行けと申すか。
というわけで借りパクした地図で深層の途中まではよゆーよゆー。
つまり45階層まではよゆーなのさ!
それはイシュタルファミリアの最大到達階層で地図の最後だからね!
そこからは自力だよ♡
泣くぞ。
いくら自動マッパーが出来るトネリコ居ても泣きたくなるぞ。
大体バフがあって解毒薬もポーションもエリクサーも沢山あるとしてもな!
深層をレベル1で探索とかふざけてやがる。
いやトネリコ達が強いからおんぶにだっこで何とかなっているが欲を言うならもう一人いや二人はパーティメンバーがほしい。
あー、あと1人くらい召喚出来ないかな、サーヴァント。
前衛が貼れるやつ。
トネリコも確かに優秀な前衛してくれていてまじで助かるんだけどこんだけスペック高いなら中衛として起用したい。
一応アニキに打診しておいてみるか?
「アニキアニキ、ひとつ聞きたいんだけどいい?」
「どうした坊主?何聞きたいんだ?」
「英霊召喚しちゃダメかな? 魔力についてはこのめちゃくちゃ貯まる魔石使えばなんとかなると思うんだけど……」
「んー、限界の維持程度なら今の坊主だと三体はギリ行ける……と思うからやってみてもいいとは思うが……いかんせんこの状況じゃあなぁ」
「ルームに入って壁を思いっきり壊せば十数分くらいは稼げると思うんだけど……」
「それならまあいい……か? おい嬢ちゃんはどう思う?」
「マスターを守れる手数はあればある程よいのでいいと思います。ならとりあえずここにいるモンスターを片付けます。」
そうして十数分後、それなりに小さいルームを見つけて入った俺たちは英霊召喚を開始した。
「素に金。 礎にリンゴとの契約と財布との相談。
降り立つ罵倒には言葉のナイフを。四方の門は閉じれず、王冠なぞきえさり、王国はもはや消えた。
閉じぬ(あふれよ)。閉じぬ(あふれよ)。閉じぬ(あふれよ)。閉じぬ(あふれよ)。閉じぬ(あふれよ)。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされぬ刻を忘却する
――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に。
我は友のために善と成る者、
我は己のために悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
我が呼び掛けに答えよ、英霊の影よ―――!」
そうしてやってきたのは槍を持ってる英霊だった。
「……まあ召喚されたからいちおう名乗っておくわ。サーヴァントランサー虞び…「よっしゃktkr!ランサーなら前衛として申し分ねぇやったぜ!」って最後まで言わせなさいよ!大体項羽様はいるんでしょうね?って聞いてるの後輩、後輩?聞いてない?えちょなんか反応しなさい!ねぇねぇってば……」
なんかギャーギャー騒いでるけど気にしない。俺は前衛が手に入ったことに最大の喜びを感じてるのだ。
「ねぇランサー少し聞いていいですか?」
トネリコがランサーに話しかける。
「何よ?」
「どうしてそんな肌を晒してるのですか?」
「そりゃ今の私は水着霊基だから……ってえ?まさかここのカルデア夏イベやってないの?そうなの後輩?」
「夏イベ?カルデア?ここダンジョンだけど?っていうか後輩ってなんで?」
「はぁ?カルデアを知らない?人理保証機関カルデア、私が所属していた、そしてあんたが所属している組織じゃない」
んー、なんだっけ、FGOの主人公が所属している組織だったっけ?
なんでこいつ知ってんの?わからん思い出せん。
「あー、なんかごめんだけど世界線ズレてる感じするね……えっとさっき遮っちゃって悪いんだけど真名教えてくれる?」
「はぁ?私の名前が分からないってわけ?
はぁ、まあいいわ。
改めてサーヴァントランサー虞美人ここに参上しました。
後輩マスターとしてシャッキリしなさいよ?」
あー思い出したわー。
配布クリプターことぐっちゃんパイセンだぁ。
な ん で ダンまち世界にいるんすかねあんたぁああ!?
立香フジマルの英霊召喚はダンまち世界以外の英霊も呼ぶことができます。
さて召喚されたのは水着ぐっちゃん、キャメロットでの活躍が楽しみだね!
(セイバー祭り)
イベント特異点、上位三位を行います。名前は内容大雑把にやってるだけなので悪しからず
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