ダンジョンで人理救済するのは間違っているだろうか?~間違いなく間違っている~ 作:気紛屋 進士
オッス、オラ立香フジマル。FGOのぐだ男に転生したいって神様に言ったらなぜかダンまち世界に転生された男。
なんやかんやでオラリオに来て殴られ眠って起きたら炎に囲まれていてやっべなってフジマルだぁ!
なにこのテンション誰ですか。
あー、孫○空っぽくいこうとしたけど失敗したー。
もうだいたい15年以上前から一切見てないキャラクターの性格なんて正確に覚えているわけないんだよなぁ。
キャストリアはまあアーサー王物語関係でなんとか思い出せたけど。
そうこのダンまち世界※。
アーサー王物語があり、マハーバーラタがあり、ギルガメッシュ叙情詩があり、古事記があり、アルゴナウタイがあり、ローマ神話があり、その他諸々の世界史や伝説があるのだ。
おかげでFGOとか一部だけだけど好きなキャラを覚えてられたよ!
なんかケルト神話が諸々パルゥム関連になっていて全員合法ショタロリ化してたり、牛若丸がぽんぽこりんではなくコンコンになってたりするけど大筋は同じようなお話ばっかだ。
いやぁたまたまベルのじーちゃんがヘラクレスのお話でベル君にヤンデレは恐ろしいだぞー講座をやっていたおかげでこの世界にもギリシャ神話があることが確定しました。
そのあとはじっちゃんの本の山から神話だの英雄神話だの引っ張りだしーの知識の補完したぜ。もう忘れかけてるがな!(意味ない)
まあそんな事はさておいて俺の今の状況を説明しよう。
燃えるオラリオ、俺一人!武器なし防具なし、敵山ほど居てスニーキング中!
んー、さっきみたいなこと考えてる暇じゃなかったな。
どったらええんじゃろ?
武器なしだとスニーキングするほかないしこの服ポッケなんてないし
しっかしあの骸骨なんかどっかで見た記憶あるんすよねぇ、オラリオの燃え方も。
まあとりあえず敵にばれない程度に走り回りますか。
-カランッ-
なんかお約束のようにアルミ缶蹴っちゃって音がなったと思ったら骸骨どもが一斉にこっちむいたんですけど!? ふぁ!? え!?なに!?武器なしで戦えというのですか?というかなぜアルミ缶が!?
まあいい、よーしやってやりますやってやりますよぉ!
「「ケタケタケタ」」
最初は剣持ち2体ですか。
武器がない俺がこいつらを倒すには直接殴ったりタックルしたりしなければなりません。
まあどっちみち近付かなければ話にもなりません。
クラウチングスタートの形を取り、足に力を込めて一気に骸骨に肉薄しそのまま力を込めて………
「全力で逃げるんだよぉおおおおお!」
骸骨2体を抜き去り、そのまま逃げ去った。
ふ、所詮は骸骨。足の速さはゾンビ以下よのぉ!
わぁーっはっはっは!わーっはっはっはっは!わーっはっは…-ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!!-はい?
走りながら後ろを見ると山のように骸骨が走って来ていた。
しかもその音に釣られて横から前から全方向から骨が集まってくりゅううううう!
ヤバいヤバいヤバいヤバい。
え?これ武器なしで倒すのが正解ルートだった?
「んなこと考えても意味ねーだろぉおお!」
考えるのは逃走することだけ、どっか骸骨のポップが少ない方面はないか……
バベル方向が若干マシか?
なら
「足場無き道も飛べば同じ、牛若丸ごっこじゃああああい!」
アルフィアおばさんいわくレベル1上位の身体能力で前方の骸骨の頭を蹴って飛び蹴って飛び、バベルへと向かう!
これは完璧!……って、
「思ったより飛んでて壁にぶつかるぅうううううう!」
思いっきり飛び過ぎた?
いやあれくらいの感覚ならあんなに飛ばないはず……
つまり体のスペックが上がってる?
「んなことどーでもえーんじゃが歯ぁ食いしばれよ俺ぇ!」
そして俺はそのまま建物の壁にぶつかり、壁をぶっ壊した。
腕が痛いと叫ぶ間もなく先までいた場所に現れた現象に息をのむ。
先まで走っていた道そしてそこにいた山のような骸骨が光に包まれ消えたのだ。
理解ができない。
突如光が現れたこともそうだし、たかが光で骸骨が一部骨だけ残して灰を出さず消えるなんていうことが。
「は? ま、魔法? あんな魔法ダンまち世界であるわけが……」
そこまでいった時ちりっと脳裏に稲妻が走った。
ダンまちの魔法は基本的にガンダムユニコーンのザクスナのように長時間継続して放たれることはない。
エンチャント系なら除くが魔物を灰も残さず消し去る光を纏える武器なんてまず存在しないだろう。
だけど俺はダンまちとは関係ないところで幾度もそのような魔術を使う世界があったように思う。
聖杯を巡る幾つもの戦いでそれを見た記憶がある。
ここはダンまち世界でありえないはずの仮定になるけどあの光は
そんな疑問を抱えてふっ、と笑う。
だって先も言ったようにありえないのだから。
いくらこの世界にアーサー王物語があったって、魔術と呼ばれるものはなく、近代サーヴァントに至っては存在しない者の方が多いし、神の解釈も存在も思いっきり違う、これはただの願望、前世の俺の夢の名残。
「しっかし、エクスカリバーじゃねえとすっとありゃ確認できてねえモンスターか精霊ってことになるな。精霊ならともかくモンスターだったらやべえから逃げだすとす…」
「そんな必要はないぞ人間」
体が凍りついた。
光に包まれた道を通らないように家の壁の反対側を壊そうと後ろから手頃な瓦礫を拾おうとしたら目の前に人影がいたのだ。
そしてその人影の姿には見覚えがあった。
「しかしあの魔術王とやらこの世界の人理焼却は完璧だとか言っていたが早速燃やせていない相手が存在してるではないか、は、所詮異界より来た存在。
下界の奇跡を予想できないのは当然か?
それはそうとして運よく焼却を免れた人間、名前を聞こう。
わたしが手ずから殺す最後の人間になるのだから。」
「人の名前聞くときは自分から名乗りあげるもんじゃねーのか、アーサー王?いやアルトリア・ペンドラゴン?」
「ッ!? 貴様なぜわたしの名前を!?」
黒騎士が顔を驚愕に歪ませる。
「んなもん、あんな魔剣いや聖剣の一撃見せられたら伝説とかかじってるやつならわかるに決まってんだろ、確信得るために鎌はかけたがな。いやーまさかさっき否定したばっかの仮定があってたなんてなぁ。」
いやぁ久々に見たらやっぱりえぐいっすわー。あれ超える無銘剣エアってなにもんなんですかね?
「……思ったより賢いのだな貴様」
「賢いってわけじゃねえよ。直感直感。で、なんで死んだはずのアーサー王が生きてるわけ? あれか、部下に取りに行かせた聖杯で不死者にでもなったわけ?」
「その物言いだと人理焼却がなされるまでに2度行われた聖杯戦争のことは知らないようだな」
え?この世界聖杯戦争あったんすか!?聖杯戦争のことはそれなりに知っていますけど。
「はぁ?聖杯戦争? なんだそれ?」
でも知らない振りをするんだよぉ!一般ピーポーだから見逃してやるルートを目指…あれ?そもそも確認せずに俺を殺そうとしていた相手がんなこと考えるか、考えないな!
やっべ、選択肢ミスった。このまま殺され…
「ふ、なら冥土の土産に教えてやるとしよう、聖杯戦争とそれに纏わる全てを。今起こっている事態の真相を。それまで少し延命させてやる。」
なかったぁあああああ!
こうして俺は黒セイバーことセイバーオルタことアルトリア・ペンドラゴン・オルタ(剣)に話を聞くことになったのだった。
※この作品のみの設定です。
この世界の聖杯戦争について、
聖杯戦争の知識は肌の茶色で白髪の謎の男によって描かれた一冊の魔術書に記されていました。
ヘラとゼウスの2強時代に一度、黒竜討伐失敗直後に一度行われております。
2強時代はゼウスとヘラのファミリアを打倒を目指した魔法国(※魔法大国アルテナではない)の魔術師が神代や古代の英雄七騎を用いて倒そうとするも、離反したキャスターがその当時オラリオで活動していたオーディンファミリアに強力し、聖杯戦争なのに一陣営に六騎ものサーヴァントがいるのはおかしいとし、ルーラーを召喚、キャスターとルーラーで他のサーヴァントを討つも最後に生き残ったセイバーの自滅覚悟の宝具オーバーロードにより、勝者無しにて終了、この後オーディンファミリアはオラリオを追い出される。魔術書は原本は消えたがコピーが取られていたためそれが第二次聖杯戦争へとつながることになる。
イベント特異点、上位三位を行います。名前は内容大雑把にやってるだけなので悪しからず
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