作者が見た強めの幻覚、あるいはウマ娘短編集   作:海月くらげ

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夏ということで怖い話でも

2021/8/26 もし良かったらアンケートに答えていただければ助かります


ギャグ:怖い話とウマ娘

 夏の夜、それは他の季節とは違う抗いがたい魔力を放っている。祭りであったり、花火であったり、はたまた庭先でやるバーベキューだったり、他の季節でもできないことはないがそれでもやはり夏にやるそれらは別格の楽しさである。

 

 だからこれに惹かれるのもきっとその魔力のせいだろう。

 

 その日、チームスピカの面々は集まって怖い話をしていた。きっかけはゴルシが合宿中に突然「怖い話やんね?」と言いだし、ダイワスカーレットがそれとなく断ろうとしたところウオッカが煽り、売り言葉に買い言葉。結果、チーム全員が巻き込まれる形となった。

 

「おっしゃ!これでゴルシちゃんの話は終わりだ!」

 

「なんなんですの!?『幽霊が壁からデデンデンデデン』とは!」

 

「寺生まれのTさんが溶鉱炉に親指を立てながら沈んでいくシーンは涙無しには見られませんでしたね」

 

「そんなシーンありませんでしたわよウオッカ!?」

 

 ちなみにスカーレットはウオッカの隣で腕を組んで頷いている。そんな様子をサイレンススズカは苦笑いしながら見ていた。

 

「最後はスペちゃんだね!うんと怖いの頼むよ!」

 

 トウカイテイオーに呼ばれたスペシャルウィークは(ウマなのに)トリということで若干緊張気味ながら「あまり怖くないかもいれませんが」と注釈を入れて話し始めた。

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ミ タ ナ ?

 

 

 

 これは私が最近仲良くなったトラックの運転手さんがお盆に実際に体験した話だそうです。その運転手さん、1歳ほどになる息子さんがいるみたいで、運転手さんのお父さんとお母さん、息子さんを連れて納骨堂にお参りに行ったそうです。

 

 閃光をしっかり上げてお参りを終え、さあ帰ろうというところで運転手さんのお父さんが急に「ちょっと他のところも見て回ろう」と言いだしたそうです。突然のことで運転手さんのお母さんと少し呆れていましたが、まあちょっとくらいいいだろうと思い、歩き出したお父さんについて行ったそうです。

 

 ある程度見て回っていると、抱いていた息子さんがそれまでぐずっていなかったのに急に泣き出してしまったそうです。急にどうしたのかなと思っていると運転手さんのお父さんが「よし、ぐずってるし帰ろう」と言って足早に歩き始めました。その突然の行動に「一体なんなんだ」と思いながら後を追います。

 

 車に戻った後、「なんで急に帰ろうって言いだしたの?」と聞いたら運転手さんのお父さんは

 

「ぐずりだした時、後ろから俺たちのじゃない裸足で『ペタペタ』って歩く音が後ろからついてきた」

 

 と言ったそうです。

 

 

 ミ ツ ケ タ

 

 

 ________________

 

「うーん…なんかあんま怖くねーな」

 

「体験した話って言ってたしそういうものじゃないかな」

 

 特段怖いというわけでもないため、どこか煮え切らない様子の一同。スペシャルウィークは話し選びダメだったかなあと思っていた。そこへスピカのトレーナーがやってくる。

 

「おーい、怖い話もいいが明日も早いからそろそろ寝ろよ」

 

「「「「「「「「はーい」」」」」」」」

 

 

 そんなこんなで怖い話はお開きとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゴルシちゃん「ん?何か違和感が…」





ちなみにですがこの怖い話は私が赤ちゃんの頃に体験ものです。
ガチの実体験です、母親から聞きました。

実体験はあと数個ありますが、それはまたの機会に

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