作者が見た強めの幻覚、あるいはウマ娘短編集   作:海月くらげ

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いつも誤字報告助かっています。
投稿する時はいつも言い知れぬ不安に襲われてドキドキしてます。

突然ですがみなさんはシャドウバースのキャラクターの中で誰が好きですか?
私はベルフォメットが初登場の頃から大好きです。スキン早く当たってくれ

あとメジロドーベルとサンタビワハヤヒデが当たりました。半年ぶりに星3キャラが当たりました。


ギャグ(多分):シャドバとクロスさせたかったやつ

「もしもし、こちら府中警察署です…ええ、はい、お久しぶりです。今年もこの時期が来ましたね…はい、宜しくお願いします」

 

***

 

 ここは日本中央トレーニングセンター学園。通称中央トレセン学園とも呼ばれるウマ娘の育成機関。「トゥインクル・シリーズ」などのレースで活躍することを夢見るウマ娘が日本全国から集まる中高一貫校。「Eclipse first, the rest nowhere.(唯一抜きん出て並ぶ者なし) 」を校訓とし、エリート達が鎬を削る世界。

 

 そこへ一台の車がやって来る。車種は黒のスカイライン。守衛の人といくつかやりとりした後中へと入り、駐車場に車を止める。中から出て来たのはひとりのウマ娘。黒いスーツに黒いトレンチコートを羽織った葦毛のウマ娘で、顔立ちは整っているが目つきが多少悪く、さらに少しばかり歳を取っているように見えるためか厳格そうな印象を受ける。

 

 彼女はここへ何回も来ているのか特に感慨もない様子で上司に目的地に着いたことを連絡すると、静かな学園内をゆっくりと歩き出した。

 

 

***

 

「お久しぶりです。たづなさん」

 

「お久しぶりです、ヴィンセントさん」

 

 ヴィンセントと呼ばれた葦毛の彼女は応接室で理事等秘書の「駿川たづな」と対面していた。ヴィンセントは前置きも早々に鞄から書類を取り出し手渡す。内容は「不審者対応訓練」と書かれていた。

 

「そちらから特に要望がなかったので、例年通りやらせていただきたいと思います。午前中に不審者に扮した警官が忍びこみ教員もしくはトレーナーの方が抑え込む。その間に晴れていれば校庭へ、雨ならば体育館へと避難し2、3お話しさせていただきます。時間と希望者があれば、身の守り方のほうも」

 

「はい、それで構いません」

 

「わかりました。それでは日時の方を決めましょう」

 

***

 

「それではこういう感じで行きましょうか」

 

「はい、わかり…」

 

「…このたわけが!ゴールドシップ!!」

 

「げぇ!見つかった!逃げるんだよォー!!」

 

 どこからかそれを叱る声と、逃げ出す足音が聞こえる、どこぞの黄金船が何かしらやらかしたのだろうか。ドタドタと走る足音が通り過ぎた後、しばし二人は沈黙し、その後たづなは苦笑いをし、ヴィンセントは小さく笑った。

 

「あはは、すみません」

 

「いえ、しかし懐かしいですね」

 

「ええ、そうですね」

 

「何がだ?」

 

「それは私が…!?」

 

 いつの間にか先ほど追いかけられていた黄金船「ゴールドシップ」がヴィンセントの隣に座ってお茶菓子を食べていた。これには二人はさすがに驚きを隠せず思わず扉を見る。が、特に開けられた形跡がなかった。

 

「それで、おねーさん何が懐かしいんだ?まさか火星人に追いかけられた時にサンダーロアして次元の超越した時のことか!?くそ!たこ焼きの具材にしてやるぜダイオウイカ!」

 

「…ええと…」

 

「お?アタシか?アタシの名前はゴールドシップだぜ!ゴルシちゃんって呼んでくれよな!ヴィンセント警部!」

 

 この世に生まれてだいぶ経つが、どこか圧倒されるような感覚をゴールドシップに覚えたヴィンセントであった。

 

「それで、ゴールドシッ『ゴルシちゃんだぜ!』…ゴルシちゃん。何が懐かしいか、ですか。そうですね…私、ここのOGなんですよ。ここにいた時は風紀委員長をしていましてね」

 

「へー…風紀委員長…」

 

「本当に懐かしいですね、「風紀委員長『ピースキーパー』ヴィンセント」、「生徒会の権力の象徴『カオスルーラー』アイシィ」、「不良学生の頂点『カースドクイーン』ナハトナハト」。あの時はみんなやんちゃでしたからね」

 

「私はただ学園内の治安を良くするために動いていただけですよ。特に何か問題ごとを起こす生徒もいませんでしたから、そこはナハトナハトの手腕がなせたものでしょうね」

 

「え?なに?ここだけ漫画の世界?」

 

「とにかく、風紀委員長なんてものをやっていたので、アナタとアナタを追いかける誰かのやりとりが懐かしいなと」

 

「なるほどな〜、でもな〜」

 

 ゴールドシップは何か言いたげにヴィンセントを見る。その目は挑発しているようにも、何かを期待しているようにも見える。

 

「まあ、あまり強く見えないとは思いますよ。引退して何年も経ってますから相応に衰えているでしょうし。

 

 でもまあ、可愛い後輩の頼みですからね、では-

 

 『少し黙れ』

 

 瞬間、襲いかかるプレッシャー。まるで空気自体が質量を持って押しかかってくるような重圧をゴールドシップは感じた。呼吸をするのも辛くなるようなその中で、ヴィンセントが呟いたように一言も喋れなくなっていた。

 

「どうでしょう、ご期待には…応えられたようですね」

 

 ゴールドシップはにっこりと笑っていた。

 

「うおおおおおおお!やっぱりおねーさんスッゲーな!なあ今からでも一緒に走ろうぜ!あの夕日に向かって!太陽に吠えたくなるくらいにさあ!」

 

「私はまだ仕事中です」

 

「その前にゴールドシップさん、今は授業の時間のはずですよね?」

 

「あ、やべ」

 

 

***

 

[ピースキーパー]ヴィンセント

CV.(お好きな方)

 

かつてのトレセン学園で風紀委員長を務めていた。

現在は府中警察署で警部をしている。

 

固有スキル[ジャッジメントワード]

レース中盤、少しの間自分以外のスキルの発動を無効化する

 

 

 




・サンダーロア
 ドラゴンクラスの2コススペル

・次元の超越
 ウィッチクラスの20コススペル。みんなのトラウマ。もう一回自分のターンができる。本来は他のクラスのカードは混ぜて使うことができないが、ゴルシなら平気でクラス混合デッキを使ってきそう。なんなら1ターン目に次元の超越撃ってきそう。

・たづなさん
 ヴィンセントたちのことを昔から知っていそうな雰囲気を醸し出している。

・ゴルシちゃん
 なんとなく強そうだなぁと思った先輩がいたので実力見せて♡とおねだりしたら片鱗を見せてくれてウッキウキ

・ヴィンセント
 ウィッチクラスのフォロワー。こいつを軸でデッキを組むくらい好きだった。

・アイシィ
 シャドバでのフルネームはアイシィレンドリング。ネメシスクラスのフォロワー。
 好んで使ってた。

・ナハト・ナハト
 ロイヤルクラスのフォロワー
 無課金にはデッキ組むのは無理だった。でも好き



コメントくれたらテンション上がります

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