ドスジャグラス討伐を成し遂げて以降、クリスティアーネは各地で様々な大型モンスターを相手にフルミナントソードを振るい、成果を上げてきた。今日も砂中を泳ぎ回る生態から、『
「お、お嬢様!お久しぶりです!日々お耳にする数々の活躍に、このエレオノールも我がことの如く歓喜するとともに、1日でも早く追いつかんと身を引き締めております!」
「まぁ、エレオノール!私の後を追って、ハンターとなるべく領を出たとは聞いてましたが、貴女もミナガルデに来ていたのですね!」
クリスティアーネと大差ない身長に、長さこそ同様ながら、色は対照的とばかりに輝く銀髪を、かつて彼女も纏ったバトルシリーズに包み、ボーンスラッシャーを背負った、親し気ながらも恭しい話し方の少女。
2つ下の『エレオノール・アネッテ・ハーグルンド』は、ゼークト家臣下の出身で、フルフル討伐から間もなく、自身を追ってハンターを目指したと聞いていた。
「は!属する訓練所こそ違えど、やはりお嬢様に続くなら、同様にミナガルデで経験を積むべきかと思いまして……と、申し訳ありませんお嬢様。どうやら呼ばれているようですので、これにて」
「かまいませんよ。いつか貴女とも肩を並べて戦えること、期待してますから」
「っ……!はい!必ずや……必ずやいつかお嬢様に追いついて見せます!では!」
別れ際の激励に、思わず身を震わせたエレオノールは、それに応えてみせると宣告して、駆け出していく。
「駆け出しなどと甘えている場合ではありませんね……エレオノールの汚名にならぬよう、私も更なる精進を必要とせねば……とりあえず今日は、部屋に戻って食事にしましょうか……」
その姿に気を引き締めねばと思ったクリスティアーネだったが、先程つい恥ずかしさに集会所を飛び出してしまった際、食事をとり損ねていたことを思い出し、弾みだした足取りが一転して重くなりながらも戻ると、買い溜めていた食材を適当に調理して食し、床に就いた。
翌日クリスティアーネが受けたのは、沼地でのショウグンギザミ狩猟。かつてアカシ達が幼体に当たるガミザミを仕留め、その帰りに見かけたのは、彼女の記憶にも残っているが、アダイト達が試験で遭遇したダイミョウザザミと比べ、気性が荒く攻撃的な上、天敵が少ないのか結構な数が見掛けられており、ギルドの方でも明言こそされていないが、積極的な狩猟が暗に推奨されている。
「ここに来るのも久しぶりですが、相変わらず雨と湿気が酷いですね……視界と足元に注意して戦わねば……」
対照的な夜の様子を知らなければ、止むことなどないのではと錯覚するほど降り続ける雨に、来て早々辟易しつつも、クリスティアーネはかつてドラコ達とドスゲネポスを倒したことを思い出しながら、再び足を踏み出していく。
この後の展開としては時系列的にディアブロスまでもうしばらくかけるか、さっさとダイジェストするか・・・どうしよ