っても例によって半端なとこまでしか進みませんでしたが・・・
ハンターとしてデビューしてから1年程で、クリスティアーネ達は大きく活躍して名を挙げてきた。この日も発達した牙と白い体毛から『
「んぅ~!やはりポポのタンシチューは絶品ですね!」
「ハハハ、相当気に入ってるな」
熱々のシチューを頬張り、歓喜するクリスティアーネを見て、朗らかに笑いながら北風みかんのジュースを飲むディノ。その横では同じシチューを頼んでいたナディアが、それをかけた付け合わせのパンにかじりついている。
「そうだ、よろしければこの後、私のホームに来ませんか?うちのキッチンアイルー達の料理も、召し上がってくださいな」
「そう言えば、少し前にアイルー達を雇い入れたと言ってましたね。少し興味がありますし、よろしければ応じさせていただきましょうか」
「ふむ、俺もナディアも、この村に来てからは、専ら
やがて食事を終え、ジュースやミルクで喉を潤しながら談話していたところに、領内の
「ミャミャー!指名の緊急依頼ですニャー!ナディアさんとディノさんはいますかニャー!」
「あら、悪いけど2人共留守よ。さっきまでいたんだけど、同期のクリスティアーネさんに誘われて、ゼークト領に行っちゃったの」
「アニャー!」
慌ててきたのか息を切らし、斜め掛けのポーチから取り出した依頼書を振りかざし、目的の人物を必死に探すアイルーだが、タイミング悪く既に去った後と非情な現実をギルドマネージャーに告げられると、絶叫を発し、バタリと床に倒れ込んでしまう。
「ニャ、ニャらばクリスティアーネさんにも指名が入ってたので、これを一緒に届けてくださいニャ……」
「え、ええ、了解よ。ただ今日のポポ車はもう終わっちゃったから、持ってくのは明日の朝一ね……」
共用の車は、周辺のモンスターをハンター達に排してもらうなどして、道中の安全はある程度確保されているが、それでも夜間は危険を考慮し止められているため、夕方を過ぎた現在は既に便がないとあって、アイルーの休憩も兼ねて、3人への配達は翌朝を待ってからに決められたのだった。