東方妖怪喰   作:t1

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ちょっと遅くなりました。すいません。


諏訪大戦

どうも赤流です。

 

1か月後に八坂と俺の横でのんきに昼寝をしている諏訪子が己の国の信仰をかけて一騎打ちをすることになりました。

正直なところ諏訪子の今の力じゃ八坂には勝てないだろう。

諏訪子の神力はかなりあるほうだと思うが、俺が御柱を食ったときに手に入った神力がかなり多かった。あんな量を御柱に込めておきながら八坂自身の神力は諏訪子と同じ位ってことは諏訪子勝ち目なくね?

食って無くすようなことがことができる俺ならともかく、避けるか迎撃しなければならないとなると結構厳しい戦いにはなるだろう。

戦いの経験が俺くらいあるようなら力はあまりなくても避けれるだろうが、俺は力がない最初の頃なんて毎日、食うことができるか、殺されるか、つまりお互い生死をかけた戦いをしてたからな。

毎日そんなことしてるやつなんてそうそういないだろ。

そういえば俺の寝てた時間って1億ほどだったらしいね。昨日月夜見に聞いたわ。

 

~昨日~

 

「神奈子と一騎打ちするんだって?神奈子は強いぞ?」

「御柱食ってわかったさ。あと一騎打ちは諏訪子だからな、俺じゃない。」

「知ってるって。で?俺らが月に行ったあの後なにしてたんだ?1億年も会えなかったんだ、つもる話もあるだろ?」

「はぃ?1億?」

 

つい最近まで寝てたんですが?

俺が最近まで寝ていたことを月夜見に話す。

すると月夜見はあの爆弾のことを忘れていたのか、あぁと呟き、

「赤流なら問題ないと思ってたんだけど…」

「急すぎなんだよ。妖怪全員殺して、臨戦態勢解いてたんだよね。最後のロケットが月に向かってったからさ…安心しきってたらこれだもんな。辛い。」

「あー…なんか永琳は心配してたんだよな…」

 

月夜見。その発言は俺のことをあの爆弾を見といて心配していなかったということになる。どういうことだ。

 

「赤流と一番一緒にいたから赤流がそうやって安心して臨戦態勢を解いちゃうってこともわかってたのかもな。」

「永琳は?お前がここにいるってことは永琳もいるんじゃないのか?」

「いや、永琳はまだ月にいるよ。輝夜っていう月のお姫様が誕生してね。その世話をしているからたぶんしばらく地上には来れないんじゃないかな。」

「そうか…」

 

結構残念。俺にとってはあまり久しぶりじゃないけど永琳にとっては1億年もあってなかったことになってるんだもんな。会って少しでも永琳の不安を取り除いてやりたいな。

 

そのあと月夜見から月の生活についていろいろ聞かされた。月がめっちゃつまらんから地上に降りて、そんときに信仰を集めてる八坂と会って、手伝うようになったとかそんな話。

 

そんなことより一騎打ちだよ。まず諏訪子を起こすか。

 

「諏訪子、起きろ。」

 

体をゆすってやる。

 

「んぅ~?何?もうおひるごはん?」

「違う。これから俺が1か月後の一騎打ちのため諏訪子を鍛えることにした。」

「なにそれ?」

「お前昨日説明しただろうが。」

 

諏訪子の頭をつかむ。そのまま力を入れていく。

 

「え~っと…痛い痛い!!思っ…思い出した!思い出したから!」

 

手を放してやる。諏訪子が両手で頭を押さえてうずくまってる。

 

「うぅ~…それで?鍛えるってなにするの?」

「これから毎日俺と戦う。」

「それだけ?」

「それだけだ。」

「なーんだ、もっと大変なことするのかと思ってたよ。いつやるの?」

「今からだ。終わりは俺が今日はおしまい、というか、諏訪子が俺に触れるか。この二つのどちらかだ。」

「わかったよ。じゃあ人とか妖怪がこないような場所があるからそこに行こう。」

 

 

というわけで沙苗に一言言ってからその場所に行く。

 

 

 

 

 

1時ごろから修行が始まりまして、現在8時くらいです。

諏訪子は最初っから神力全開で俺に触れようとしていたが、3割ほどの妖力を開放している俺には届かない。というか3割じゃなくても大丈夫だったかも。

諏訪子の攻撃は単調なものばかりで、フェイントとかもない。

数々の戦いをこなしてきた俺にとってはまるで赤ちゃんの攻撃から避けているようなものだ。

俺は妖力を棒状に集め、それを諏訪子に向かって投げる。という作業をしていた。

一回に投げる量は50個くらいですけどね?それを連続で。一つ一つに妖力はあまりこめていないが、触れればそこから神力を吸い取るものだ。神力を吸い取る速度はかなり遅いが、たくさん触れてしまうとそれだけ高速で神力が吸い取られてしまうということです。

最初は鉄の輪でしのぎながら攻撃もしてきたが、途中から避けるだけで精いっぱいになっている。

そんな感じで7時間も妖力を飛ばしていると諏訪子が神力を使い果たしたのか、気を失ってぶっ倒れた。

さすがにやりすぎたかも?

 

 

諏訪子を担いで神社まで帰ります。沙苗には心配されたけど、

 

「これくらいやらなきゃ八坂には勝てない。わかってくれ。」

 

と沙苗の肩を両手でつかみできるだけ真剣な顔で言うと真っ赤になって

 

「わかりました!だから離れてください!近いですって!」

「あ…ごめん…嫌だった?ごめんよ…もうしないから…」

 

と寂しそうに言う。このときにちょっと下を向くのがポイント。

 

「いや!嫌というわけじゃないんですが!えっと…その…もっとしてもいいんですが…いやいまのはちがくてっ!あー…私はもう寝ます!おやすみなさい!」

 

といって寝てしまった。超かわいい!沙苗の照れてる顔めっちゃかわいいから。これを見るために沙苗をよくからかうよ。でも諏訪子がいる時にやると沙苗と諏訪子から殴られる。沙苗はわかるがなんで諏訪子まで。

 

とりあえず諏訪子を寝かせよう。諏訪子の部屋に諏訪子を寝かせて俺も自分の部屋に行き、就寝。

 

こんな感じで2週間も経つと50個の妖力棒をよけながら反撃してくるのがあたりまえになってきた。諏訪子も戦い方をわかってきたのか、フェイントを入れてくるようになった。初めてフェイントされたときは焦ったね。諏訪子はフェイントしてこないとばっかり思ってたから…初めて最初の場所から動いてしまったのがその時だった。

俺が最初の場所から動いてなかったのは諏訪子も気付いていたようで、かなり喜んでいた。

だがその喜びも最初だけで俺もフェイントを入れたり、妖力棒の強弱をつけたりしているとすぐにへばってしまった。

 

そんな感じで今日。明日はあの約束から1か月。

諏訪子と八坂神奈子の一騎打ちの日である。

俺と諏訪子の模擬戦も明日が一騎打ちということで諏訪子の神力が半分以上残っている状態で切り上げて諏訪子と神社に向かっている最中である。

こんな早く終わったのは初めてかもな。

 

「ねぇ赤流…」

 

諏訪子が小さい声で話しかけてきた。

 

「どうした?」

「私…明日勝てるのかな?結局赤流には一回も触れることができなかったし、最初の場所から動かすこともできる日もあればできない日もあったしさ…」

「自分の力を信じろ。諏訪子。お前は十分強くなってる。1か月前の諏訪子と今の諏訪子が戦ったら今の諏訪子がその場から動かずに勝てるさ。それくらい強くなってるよ。」

「でも…」

「戦う前から負けることなんて考えてれば負けるに決まってる。勝つ気で挑め。

そんな不安なら一つ助言をしてやるか。八坂との戦いは全ての攻撃にフェイントを入れろ。そしてフェイントを入れようとして最初の攻撃をしたときの注意が次の攻撃に少しでも移っているようだったらそのままフェイントせず攻撃をかましてやれ。それからはまたフェイント入れていく。それを繰り返していれば八坂のペースもかなり崩れるだろうさ。」

「わかった…明日はこの1か月赤流に教えてもらったことすべてを生かして戦って、そして勝ってくるよ!」

「その意気だ。がんばってこい。」

 

 

その日は沙苗と諏訪子、俺でひさしぶりに昼から好きなことをして遊んでいた。

 

 

~翌日~

 

 

 

「じゃあ行ってくるよ、沙苗。」

「いってらっしゃいませ。諏訪子様、赤流様。」

「俺は先に行って戦場になる場所の様子を見てくるよ。」

 

赤流がその場から飛んでいなくなる。

 

「じゃあ私も赤流について行くとするかね。」

 

諏訪子も赤流の飛んで行った方向に飛んでいく。

 

「たとえどんな結果になろうとも、私が信仰する神が諏訪子様。あなた一人だけです。」

 

沙苗のつぶやきはそのまま誰にも聞かれることなく消えていった。

 

 

 

 

 

 

「いすぎだって…なんで一騎打ちなのにこんなにたくさん神がいるんですかね?」

 

赤流が戦場に着くと八坂が戦場の真ん中に立っていた。しかしその後ろには大和の神がおそらく200人くらいいた。

 

ちょっとたって諏訪子が八坂の前に現れる。

 

「やあ、大和の神よ。私は洩矢諏訪子。信仰を渡す気はない。欲しければ私に勝つことだ。」

「私は八坂神奈子だ。そんなことは1か月前に赤流という名の男と約束したばかりだわ、まさか忘れるとでも?」

「そんなことはどうだっていいさ、始めようじゃないか?」

「いいだろう。月夜見!」

「わかった。両者準備はよろしいか?…それでは始め!!」

 

 

 

 

「始まった…か。」

 

俺が諏訪子より先に戦場に向かったのは隠れるためです。そう。俺は隠れています。別に深い意味は無いんだけど、大和の国にあんな神がいたからあれだけいるならまたあんな神がででくるかなーと思いまして。

もちろん力は隠してますよ?

 

 

 

 

神奈子が御柱を数本諏訪子に向かって飛ばす。

諏訪子はそれをなんなく避けて反撃する。

諏訪子は赤流に言われた通りしっかりフェイントをいれて攻撃していくがなかなか当たらない。神奈子がこれまでにほかの国の信仰を戦って取ってきたため、自然とついた戦闘能力である。

 

「これは赤流と修行してなかった私だったら負けていたかもね…」

 

ぼそっと、誰に聞こえないくらい小さく諏訪子はつぶやいた。そのあとに

 

「赤流のため!沙苗のため!そして私の国の人々のため!私は負けるわけにはいかない!!」

 

大きく叫ぶ。

 

「そうか!しかし私も負けるわけにはいかないんでね!そう言われても手加減なんてしないよ!?」

「あたりまえだ!お前なんかには負けない!」

 

 

そうしてしばらく経ち、お互いに少し疲労が見えてきたところで、諏訪子がフェイントをいれ攻撃をしようとする。

すると赤流に教えてもらった通りに、神奈子がフェイントだと思い込みカウンターを決めようと注意が少しフェイントに対して注意が少なくなっていることに諏訪子は気付く。

 

「そこだぁぁぁぁぁ!!」

「なっ…!」

 

そのまま諏訪子の鉄の輪が神奈子に直撃する。

 

「やっとまともな攻撃が入ったね。だけど全力を込めさせてもらったよ。絶対あたると思ったからね。これで戦えても十分に動くことはできないだろう。」

 

諏訪子は神奈子の吹っ飛んで行った方向を見る。まだ土煙が立っている。

その土煙から高速で飛んでくるものが煙の中から出てくる。

 

「やみくもに突っ込むだけの攻撃?あきらめたの……なに!?」

 

突っ込んできたのは神奈子ではなく神奈子の御柱であった。

御柱を出すにはそれなりの集中力と神力が必要だから、大ダメージを与えたであろう神奈子には使えるはずないと思っていた。

諏訪子はギリギリでその御柱を避ける。

 

「危なかったぁ…ぐっ!?」

 

後ろからなにかが諏訪子の体に向かって飛んできた。

そして諏訪子はそのまま地面に向かって飛んでいき、墜落。

背中を強打した諏訪子は呼吸が上手くできなくなる。

力を振り絞り後ろを見てみると、諏訪子がいた場所には御柱が1つ浮かんでいた。

 

「かっ…ひゅー…なぜ………どうして…」

「お前の鉄の輪の攻撃は強烈だったよ。もし鉄の輪がそんな状態じゃなければ私が負けていたね。」

 

諏訪子は目だけを動かし鉄の輪のほうを見る。

すると錆でボロボロになっていた。

 

「お前さんの負けだ。」

 

神奈子は言う。

 

そうだ。もう動けない。私は負けたんだ。

 

そう思うと涙が溢れてきた。

 

「私の……負けだ………」

 

そのとき諏訪子の目に映ったのは、私に向かって大丈夫か?と心配しながら歩いてくる神奈子と、その後ろに神奈子を今にも殺そうとして刀を振りかぶっている神だった。

 

その神が刀を振り下ろす瞬間に諏訪子は目をつぶったが、神奈子の悲鳴は聞こえない。代わりに聞こえたのは血が噴き出る音。

まさか声を出すとかそれ以前に一太刀で殺されてしまったのか、とおそるおそる目を開けると、私のほうではなく、その神がいたほうを向いている神奈子と、首がなくなって血が噴き出ている刀を振りかざしていた神と、九つの頭をもつ蛇の上に乗る赤流だった。

 

 

 

 

 

 

諏訪子と神奈子の戦いは神奈子の勝利ということで終わった。

赤流がおつかれ、と一言かけに行こうとすると赤流の読み通り神奈子を殺そうとする神が出てきた。

赤流は月夜見、天照、スサノオはなにしてんだ?と思いながら助けに行く。

 

蛇を具現化しそのまま首を食らわせる。

首を食い終わると残りの八つの頭が体を貪る。

実は説明してなかったけど頭の数が増えるごとに蛇もおっきくなっていく。

二つ、三つ程度じゃあんまり変わらないけど。

今の九つだと一つの頭で大人の人間を丸のみできるくらい?の大きさだ。

八つで残りの神の体を貪るとなると早い者勝ちみたいな感じで地面に残りの八つの頭が突っ込んでいく。

結構すごい光景だよねこれ。

 

大和の神たちの方を見てみると月夜見たちのような上の方にいる神がそこそこ強いであろう神の大群に取り押さえられてた。

他の神はこちらを見て驚いている神と、月夜見たちが取り押さえられているのを見て驚いているかのどちらかだ。

とりあえず月夜見たちを捕まえてる神を食います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー神奈子もやっぱり鍛えてたの?やっぱ時間足りなかったかなー。あと1年あれば勝てたかもなー」

「あんな修行1年もしてたら私死んじゃうよ!?」

「いったいどんな修行してたんだ…?」

 

と赤流と諏訪子の修行が気になる神奈子

 

「神奈子もやってみる?」

「いや、私は遠慮しておこう。」

「ま、あれは対神奈子用の修行だったしね。1か月で神奈子とあそこまで戦えるようになったのは神奈子戦しか想像せずに修行したからね。普通に修行すればこんなうまい具合に上達はしないよ」

 

こんな感じで大和の神々と諏訪子、赤流、沙苗で宴会を開いています。

 

 

 

あのあとは悪いことしてた神食って、月夜見、天照、スサノオを叱ってました。

月夜見たちは決着がついてホッとしていたところを急に取り押さえられたらしい。

今回はみんな安心していた所を狙われるな。諏訪子もさ。

まぁ助かったからいいけど。

俺も安心していた所をやられたからなぁ、爆弾に。

だから臨戦態勢はいつでもとれるようにしている。

だから神奈子襲撃の時も助けられたわけですね。

よかったよかった。

 

あの反逆神共は神奈子たちが力をつける前に消滅させて、好き勝手しようとしていたらしい。

まぁそれも確かな情報じゃないんだけどね?

天照の推測です。

 

「前々からあまり私たちに反発的だった神たちがいたんですよね…だからその神たちがこの注意が薄くなるこの瞬間を狙っていたのかもしれません。」

 

ということである。

 

まぁその反発神共はだいたいいなくなったんでこんな風にみんな安心して宴会が開けるわけだけど。

 

この1か月諏訪子の修行で酒をのんでいなかったから止められなさそうだ…




ボルテの東方の曲をUC埋めしたいけど1切り大量生産しまくりでテンションダダ下がり。
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