ラグナロクが格納されているドッグへ行くとそこにはアークエンジェルと同型で白い部分が黒く塗装された船があった。
あれがアークエンジェル3番艦ラグナロクか。
既に俺達の機体は収容されているらしく船は出撃前の最終調整に入っている。
俺は艦の中に入ると艦橋へ向かう。
そこにはアルヴァスター隊のメンバーである3人のパイロットがいた。
地に付く程長い癖毛の黒髪ロングに赤い瞳に眠たそうな目付きで丸顔気味。
細く華奢な体つきでC程度の胸に括れた腰で身長は164cm。
服装は黒いビキニの上に紺色のジーパン生地のホットパンツ、黒いオーバーニーソックスに黒いクロックス。上から白衣を着ており白衣の左ポケットには複数の筆記具にいくつかの勲章、首から下げた研究所の身分証兼入室パスである名札を付けている。世紀の大発明をしたとは思えない程にラフな格好で誰に対しても態度を変えない自由奔放な性格。
ルリハ・エントゥス。
モルゲンレーテ社の研究員であり今配備されてる機体の開発にも関わっていた天才科学者にしてパイロットの腕もある。
桜色の髪は左耳の上でサイドテールに結って後ろ髪は腰丈のストレート。
赤い瞳にぱっちりとした眼で整った顔立ちの丸顔。
モデルのようなスタイルでE程度の胸に括れた腰で身長は175cm。
服装は白いブラウスにピンク色のリボン、赤いチェックのプリーツミニスカートで黒いハイソックスに茶色いローファー、腰にピンク色の長袖パーカーを巻いており両耳には4つずつピアスをしており首から金色の星型のネックレスをしている。首にはピンク色のヘッドホンをかけており爪は綺麗なピンク色のネイルで彩られている。ラゴウを駆り前線を維持し続けたパイロットとは思えないギャルの様な格好に言動。
彼女こそがロロナ・クライン。
ラクスの従姉妹にあたり、元ザフト所属の軍人だ。
腰までの黒髪ロングストレートに赤い瞳で優しそうな目付きの幼さの残る小顔で童顔な顔立ち。
華奢ながら出るとこは出ており胸はC程度で括れた腰で身長は156cm。
服装はえんじ色のエンパイアドレスでスカートの丈は膝上で裾にはピンク色のフリルが付いている。
靴はドレスと同じえんじ色のヒールの付いたベルトサンダル。
両手首と首に枷とそれに繋がれた鎖の様なアクセサリーを付けていて左手首には包帯を巻いている。
頭には小さな王冠が付いたヘアピンを左耳の上側で留めている。
俺の妹のリノ・アルヴァスターだ。
俺と同じコーディネーターで軍のマスコットの様に扱われてる。
「皆集まってるな。」
俺が言った。
黒髪ウルフカットに赤い瞳、キリッとした目付きでしゅっとした顔立ち。
男にしては華奢な体つきで身長は183cm。
服装は黒いYシャツに緩く結ばれた赤いネクタイ、黒いカーゴパンツで黒い踝丈の編み上げブーツ、軍指定のコートを肩から羽織っておりコートの肩には金色の肩章がついており左胸元には数々の勲章がじゃらじゃらと付いている。
これでも戦果はあげてきたからな。
皆が俺を見て頷く。
「作戦についての話は聞いているな。」
俺が言うと頷く。
作戦に関してはラクスから説明があったはずだ。
機体の説明もルリハが全員にしてくれたとか。
お陰で俺から話す事なんてほぼない。
「今作戦はザフトとの共同作戦だ。
ザフトからはエターナルが合流する予定だ。
向こうの戦力はデスティニー、レジェンド、インパルス、ガイアの4機。どれも向こうのエースらしい。」
俺が言うとラクスが頷いた。
ラクスは相手側と知り合いらしい。
「私も専用機があるのは嬉しいねぇ。
ふふっ、それにインパルスがいるなんて。」
ルリハが言った。
ルリハの機体は『ジェネシスインパルス』。
インパルスの正統後継機として開発された機体だ。
「あーしもバルトフェルドさんのガイア捌き見て見たいなぁ。参考になるだろうし。」
ロロナが言った。
ロロナの機体は『トワイライトガイア』。
クライン派が回収してバルトフェルド用に改修したガイアの後継機としてモルゲンレーテ社の技術を組み込んだ最新型だ。
「リノは、アスランさんと出たかったな。
リノの機体、アスランさんの後継機だから。」
リノが呟く。
リノの機体は『クリスタルインフィニットジャスティス』。
インフィニットジャスティスの後継機として作成された機体だ。
「アスランは軍のトップだからな。
戦場にはあまり出れないよ。」
「映像でしか見たことないから。ジャスティスの動くとこ。」
リノが呟く。
まぁ、そりゃそうか。
「ま、今回はあくまで偵察だ。
怪しい動きが無いか見張るだけ。
だから戦闘にならなきゃそれが好ましいよ。」
「戦闘にならなければ良いと言う任務にエースを投入と言うのは結果がわかってるんじゃないかい?」
ルリハが言った。
まぁ、アスランもイザーク議長も戦闘を想定しての布陣だろうな。
下手すれば俺達のこの戦闘が戦争の口火を切る事になるだろうし。
「姉様、ラグナロクの艦長は姉様が務めるんでしょ?
なんで?
その、姉様って争い事に先陣切るタイプじゃないよね?」
ロロナが言った。
確かに、ラクスが艦長だと聞いた時は驚いた。
「そうですわね。
今回の艦長職、私から立候補しましたの。
これでもエターナルの艦長をしていた時期もありましたから。
この艦はエターナルとアークエンジェルの技術を使用した艦ですし、エターナルの艦長経験が役に立てばと思いまして。」
ラクスが言った。
「この艦には奥の手があります。その奥の手を使うかの決断も、私が。」
ラクスが言った。
リノとロロナが俺を見る。
2人は奥の手を知らないんだったな。
「リノ、ミーティアを知ってるな?」
「うん。アスランさんとキラさんが機体に接続して使用した拡張兵器?だよね。」
「あぁ、その認識で間違いはないよ。
このラグナロクは基本的にアークエンジェルの後継機として作られているが、唯一、エターナルの技術が用いられた点がある。
それが、ミーティアだ。
エターナルはミーティアを艦砲として使用できるのだが、それをこの艦にも搭載している。
まぁ、この艦に配属されているのはミーティアじゃないけどな。」
俺が言う。
「もしかして、艦の側面についてたあの赤い奴?」
「あぁ、アブソリュートミーティア。ミーティアの改良型だ。
俺達の機体に接続可能なミーティアで普段は砲塔として使用する。
しかし、必要とあらば俺達の機体に接続して拡張装備として使用可能だ。」
「ですが、先の大戦でもミーティアの活躍はかなりのもの。
それ故に、易々と手の内を明かせません。
それに、アブソリュートミーティアは現状ルリハさんしか整備が出来ない状態です。
ですから、彼女の負担を減らす意味でもあまり使うのは好ましくないですね。」
ラクスが言った。
アブソリュートミーティアは改良を施したは良いが整備がかなり難しくなっている。
故に、ルリハから私以外触るなとお触れが出てるのだ。
「つまり、あれに頼らず己の実力でって事でしょ?
あーしに任せなって。
あーしだってただラゴウ乗り回してた訳じゃないんだよ?」
ロロナが言った。
「ロロナが一番心配です。
そうやってすぐに調子に乗るから。」
「でも、あーしの実力は姉様が一番理解してるでしょ?」
ロロナがそう言って微笑む。
従姉妹と言っても遠縁の2人だがオーブで出会ってから一気に仲良くなった。
それこそ、本当の姉妹の様に。
「ラグナロクスタンバイをお願いします。」
のんびりと駄弁っていたらアナウンスが流れる。
「さて、行きますわよ。」
「あぁ、総員配置につけ!」
俺が言うと皆があわただしく発進の準備を進める。
オズ・アルヴァスター
性別:男
年齢:24
所属:オーブ軍准将 アルヴァスター隊隊長
所属艦:アークエンジェル3番艦 ラグナロク
機体:プリズムストライクフリーダム
若くして准将まで登り詰めたエースパイロット。
キラがラクスと結婚してからはキラが担っていた准将の位を譲り受けた。
最初はオノゴロ島所属だったが曹長への昇進と共にヘリオポリスに異動となった。
その後ヘリオポリスでの功績が認められ三尉になるもそれとほぼ同時にヘリオポリスがザフトの襲撃に合う。(アニメ版SEED1話)
その際は市民の誘導を行い自身も最後に地球へと降下。
オノゴロ島に戻り市民誘導の際の功績を認められ二尉へ昇進。
オーブが攻められた時はMSを駆り最前線で戦う。
その功績により更に昇進し、一気に二佐に。
ヤキンドゥーエ戦には参加しなかった。
ユウナ・ロマ・セイランとカガリの結婚式に護衛として出席。
フリーダムがカガリを拐うのを目撃。
キラにカガリを託し自身は一度退役する。
退役後はアークエンジェルの動向を追いつつ傭兵として活動。
カガリがオーブの代表に就くと共にオーブ軍に復帰し、すぐにアルヴァスター隊隊長として小隊を任せられる。
その後はオーブの為に機体を駆り、汎用機とは思えない功績を上げたがキラ、アスランの活躍の影に隠れ、それを知る者は上層部のみ。
しかし、その功績を認められ一佐に昇進。
キラがラクスと結婚する際に准将に昇進した。
13歳になる10歳下の妹がおり妹と2人暮らし。
両親はオーブが襲われた際に死んでおりそれからは妹を一人で育ててきた。
キラに引けを取らない程の操縦技術を持ち、第二のスーパーコーディネーターとキラやアスランに言われている。
この作中ではストライクフリーダムの改良型であるプリズムストライクフリーダム(プリズム)のパイロットとして選ばれ、ラグナロク計画に参加(1話時点)