【多分3日後】
イストワール「みなさま、少しよろしいですか?」
ズェピア「これは史書殿、いかがなさったかな?」
一誠「いーす…イストワールさん、何かあったんすか?」
冥ネプ「へいいーすん、遂に私達の帰り道を照らしてくれるの!?(わくわく)」
グレイブ「ん? いいぜ」
愛月「どうしたんですか? イストワールさん?」
イリゼ「何か、ご依頼ですか?」
ルナ「それとも、帰り方が分かったとか……?」
イストワール「はい、ルナさん正解です。皆様の次元の座標の特定に成功しました」
ルナ「あ、当たった。やった……って一瞬喜んでいいものか悩んじゃった……」
ピーシェ「おー、さすがいーすん様クオリティ」
ビッキィ「流石です、イストワール様」
ズェピア「ほう、それはそれは。
つまり、いつでも帰還は叶うと?」
グレイブ「3日で全員の次元を特定するとは……すっご」
イリゼ(三日…やっぱりイストワールさんと3って、切っても切れない関係なんだ……)(苦笑)
イストワール「ただ、次元の間をつなげるにはアーティファクトというものが必要でして……」
愛月「アーティファクト? それが必要なんだ」
ルナ「アーティファクト……邪神への攻撃力をあげる道具かな……?」
ズェピア「…ふむ、標のような物かな?」
冥ネプ「繋がり的な?」
一誠「シャドウでバースなテーマの一つじゃないのか」
ビッキィ「……某カードゲームのテーマかな?」
イストワール「はい。次元の軸と繋ぐことができる時空アイテムです」
イリゼ「…え、えっと…マテマテ……あっ…」
【皆に合わせて自分もふざけようか迷ったイリゼ。結局言うも、間に合わず落ち込む】
ズェピア「なるほど、それを手に入れれば我らの帰還は叶うと。
であれば…何をすればいいのかな、史書殿」
イストワール「アーティファクトはある一箇所にあります。ただ、しかし、少し特殊な場所にありましてね。次元が歪んで、モンスターがばっこしてる建物にあるんですよ。なので……」
グレイブ「倒して入手してこいと」
ピーシェ「……ということですね」
ビッキィ「…これはまた骨が折れそうですね…?」
冥ネプ「なるほどっ! じゃあ、いつも通り戦えばいいんだね!」
一誠「得意分野だな!」
イリゼ「…けど、その口振りだと建物の場所も分かってるんですよね? なら、やる事自体は、割と単純…かな」
愛月「でもこの人数だから………結構簡単なのではないかな?」
イストワール「かなり危険なモンスターがいますけどね」
シオリ「なるほど……。ビッキィ」
ビッキィ「はい」
シオリ「あんたの意見を率直に聞きたい。こいつら……あの塔に行って大丈夫だと思う?」
ビッキィ「……問題はないかと。人手は多いに越したことはありません」
モナミ「ほむほむっ」
ビッキィ「ここにほむらちゃんはいませんよ?」
【天然ボケ】
ルナ「もしくは某アトリエのホムンクルスかもしれない」
ズェピア「…私達は合格かな?
同行しても、問題はないかね?」
イリゼ「(心配…してくれたんだよね?)…ありがと、シオリ。でも大丈夫。お世話になってばかりもいられないし、自分達で出来る事はするよ」
【そう言って力こぶを作るジェスチャーをする。…が、袖に隠れている為見えるのは開いている肩と腋だけ】
グレイブ「………こりゃ色々と張り切ってやらねぇとな」
愛月「よーしやってやる」
冥ネプ(どっちかというとやらかさないか不安だったんじゃないかなぁ…)
一誠「やってやるデス!」
ミキ「……まぁ、大丈夫……なのかな」
ビッキィ「大丈夫だよ。…悪い人達じゃないの、知ってるしね……」
ルナ「安心して……というほど私には自分の実力への自信はないけれど、けどきっと大丈夫だよ」
ズェピア「…まあ、これでも実力にある程度の自信はあるので二、三名守りながら戦うことも出来るから安心して欲しい」
グレイブ「実力ならこちらも十分だ。」
愛月「俺もそれなりには戦えるから大丈夫」
イリゼ「…ね? 皆もそう言ってるし、どうかな?」
【皆を見回した後、シオリを見る】
シオリ「……」
ピーシェ「まあ、大丈夫だと思うよ。みんな強そうだし」
シオリ「……そうね」
冥ネプ「やったー許可降りた!
よーし、私達は改めてチームだね!
チーム・サティスファクションだよ!」
一誠「ランサーズじゃダメなんですか姉ちゃん!」
ビッキィ「あ、わたしはサティスファクションで」
グレイブ「俺、ランサーズ」
愛月「サティスファクションで」
ルナ「チーム名いるの……?」
イリゼ「……えっ、突っ込みは!? 待って、皆の次元じゃこういう時チーム名決めるのが普通なの!?」
ズェピア「…要らないね、特に…」
【苦笑しながら、そう言う】
グレイブ「いやノリに合わせてみた」
ビッキィ「同じくです」
モナミ「満足満足」
冥ネプ「いやー、だってどうなるか分からないなら考えても仕方ないじゃん?
だからほら、もう皆で頑張ろ~とねぷ子はねぷ子は思ってみたり!」
イリゼ「あ、そ、そうなの…凄い、ある意味皆心強いよ…ほんとある意味……」(汗)
愛月(何かしらのネタなのかな?)
ピーシェ「ルナは大丈夫? 怖かったら待ってていいんだよ?」
ルナ「…怖くはないよ。だって、心強い皆がいるから。それに、私もちゃんと毎日成長してるんだからね」(もっとも、記憶喪失で力を失った私の成長は、どちらかというと戻ってる感じかなぁ……)
ピーシェ「……では、行きますか」
ビッキィ「はい。了解です」
ズェピア「ああ、もう突入可能なのか…」
イリゼ「…え、早速? えぇと…準備は特に必要ないの…?」
グレイブ「おっしゃ、いっちょやったるか」
愛月「頑張ろ」
ルナ「準備もそうだけど……えっと、結局どこなのか聞いてないような……」
冥ネプ「え、ドッキリみたいな感じで着いたら教えます、じゃないの!?」
ルナ「えっ? あ、そうなの……!? ご、ごめん今の発言なしで!」
ピーシェ「いやそんなことないから!」
イリゼ「いやいや、ネプテューヌの発言を真に受けちゃ駄目だってルナ……」
一誠「三分経って、到着したのがこちらになります、は無いのか?」
イリゼ「そして薄々感じてたけど、一誠君はしっかりした弟っぽく見えて、やっぱりネプテューヌの弟なんだね! ネプギアとはある意味逆なんだね…!」
シオリ「今から向かうのはスペクトラルタワーっていう塔よ」
ビッキィ「……どんな場所でしたっけ?」
グレイブ「スペクトラルタワーか………なるほど」
愛月「しっかり書いておこ」
一誠「いやーそれほどでも。
ほら、俺と姉ちゃんのいる世界ってシリアス跋扈してるからこれくらい出来ないと…呑まれるっ」
ズェピア「…まあ、取りあえず他の皆が問題ないのなら向かおうか」
モナミ「スケベタワーは、まあ基本はただのダンジョンだよ。百階建てくらいだけど」
イリゼ「ぶ……ッ!? す、スケっ…!?」
冥ネプ「え、なに? これから私達はゲヘヘな塔に行ってあんなことやこんなことに耐えながら進まなきゃ行けないの?」
ルナ「本当にただのダンジョン……? 肉な壁とかがあるんじゃ……?」
グレイブ「なんか俺の世界にもあったな………百階だてくらいの建物」
ビッキィ「百階建て!? ……エレベーターとかは…ないか」
【スケベタワーはスルー】
愛月「階を上がる事に敵の強さもあがるかな?」
シオリ「いや、あるわよ? エレベーター」
イリゼ(そしてグレイブ君はこれをスルー…やっぱり君は、メンタル面が凄まじいよ……)
ビッキィ「ダンジョンなのにっ!?」
ズェピア「最近のダンジョンは親切設計だな。一度行った階に行ける仕様か…」
ビッキィ「……コホン。…そのエレベーターはちゃんと動くんですか?」
シオリ「……まっ、動くことを祈るのね」
──―
──
スペクトラルタワー。
どこか古代的で、古めかしいという言葉が似合いそうなその建物は。100階はあるだろうか。蔦が窓に張り付いており、人が住んでいないのがわかる。
ピーシェ「つきました」
イリゼ「…えぇ、っと…これはまた、随分と雰囲気のある塔だね……」
ズェピア「これはなんとも。」
冥ネプ「ズェピアさんの住処!?」
ズェピア「は?」
グレイブ「でっかいな~この塔」
愛月「はぇ〜」
ルナ「たかーい……」
ビッキィ「……相変わらず大きいタワー。」
シオリ「さて、ここには化け物がうようよ居るわよ、覚悟はいいわね」
グレイブ「当然!」
イリゼ「勿論!」
愛月「うん!」
一誠「なんだ…倒せばいいんだな! いつものことだな!」
冥ネプ「モンスター○ンターだぁ!」
ビッキィ「腕がなりますね」
ルナ「全力出すよ!」
ピーシェ「よろしい、では参りましょう」
ビッキィ「はい、イエローハート様」
ズェピア「若い者は元気があって素晴らしいね。」