大人ピーシェが頑張る話。合同コラボ   作:ほのりん

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4.ファーストラウンド

【塔の中に入ると、どうやら情報通りエレベーターがあるようだった。あまり使われた形跡はないが、至るところに痕跡がある】

ピーシェ「さて…いきま──」

【その瞬間、少女たちの目の前にウルフ型のモンスターが10体ほど現れた。】

ピーシェ「と、さっそくな」

 

グレイブ「あいつらって強いのか?」

 

イリゼ「どうしよう、モンスターよりエレベーターの方がずっと気になる…」(汗)

 

ビッキィ「それは気にしてはいけない」

 

シオリ「いえ、そこまで強くないわ」

 

ズェピア「…人数にたいしてモンスターが少ないからかな…緊張感がない…」

 

ルナ「さて、頑張ろう、相棒」

月光剣『Yes, master.』

 

ビッキィ「はっきり言って雑魚です」

 

グレイブ「なるほど。」

 

愛月「『シャドー』、出てきて」

【愛月は手持ちのモンスターボールからヤミラミの『シャドー』を繰り出した】

 

冥ネプ「よーし、雑魚ならやってやんよー!」

 

一誠「よーしこのイッセーさんがぶっ飛ばしてやるぜ! 

ふっ、俺一人で十分だ(慢心)」

 

ビッキィ「………!」

【ファイティングポーズで構える】

 

イリゼ「…こほん。向こうが本格的に動き出す前に、一気に叩こう!」

【抜剣からの突進】

 

ルナ「遅れは取らないよ!」

【続くように突進】

 

ビッキィ「いきます!」同じく突進

 

モナミ「さて! いっくよー」

【その刹那、モナミはいつの間にか片手剣を持ち、斬りかかる。

が。イリゼ達の攻撃は違和感を覚えるほどスルリと避けられる】

モナミ「ちっ!」

【間髪入れずルナに反撃してくるウルフに、軽くモナミは受け流す。】

モナミ「……こいつら、なんかへんだ」

 

ビッキィ「!? ………手応えを感じない………!?」

 

愛月「『シャドー』GO!」

【様子を見ながら指示を与える】

 

ルナ「うぅ……初めて戦うタイプの敵か……」

 

グレイブ「……?」

 

ズェピア「ふむ、位相がずれているのかな、これは?」

 

イリゼ「これは…誰か、魔法とか炎とか、そういう攻撃出来る人いる!? モナミも言ったけど、何かおかしい…!」

 

ビッキィ「………なんだこいつら…ほんとにモンスターか…?」

 

ルナ「雷だったら使えるけど……試してみる?」

 

愛月「だったら『レオン』!」

【愛月はピカチュウの『レオン』を繰り出した】

 

イリゼ「そうだった…! ルナ、愛月君、お願い!」

 

シオリ「せぇやっ!!」

【シオリはすぐに大剣を取り出し、片手でフルスイングする。】

シオリ「っ」

【しかし、その攻撃は受け止められ、シオリは壁までふっとばされる】

 

ルナ「女神様の御心のままに! 月光剣!」

月光剣『はい』

 

ビッキィ「…シオリ先輩!?」

 

愛月「わかった! ルナちゃん行くよー!」

 

ルナ「うんっ、合わせていくよ! 新技、プラズマレイン!」

 

愛月「『レオン』いっけ──!!!」

【十万ボルト】

 

イリゼ「……! 二人共気を付けて! すぐ防御出来る位の状態で!」

【反撃に備えて二人の近くへ】

 

ピーシェ「集中してください! こいつら、ふつうとちがう!」

【再びの刹那、ピーシェは拳で何度も何度も殴る。】

ピーシェ「ちっ当たらん」

 

ビッキィ「…攻撃が当たらないんじゃわたしは役に立たないじゃないか…!」

 

グレイブ「少し下がるか」

 

【同時の雷攻撃は、うまく2体にヒット。しかし撃破にまでは至らず……

その刹那、2匹のウルフはルナと愛月自身に攻撃を仕掛ける。】

 

ビッキィ「っ! 二人とも危ない!」

【全力ダッシュ】

 

グレイブ「『ファング』! 2人を守れ!!!」

【グレイブはガブリアスの『ファング』を繰り出し、指示。『ファング』は指示通りビッキィと共に二人を守った】

 

イリゼ「危な…危なっ! むしろここは私も防御に入ると危ない!」

【ビッキィと『ファング』に反応して急ブレーキ】

 

愛月「危なかった〜ありがとうビッキィさん、『ファング』。」

 

ビッキィ「…二人とも怪我はない?」

 

ルナ「ありがとう、ビッキィ。おかげで怪我はないよ。『ファング』もありがとう」

 

愛月「僕も大丈夫♪」

 

ビッキィ「それはよかった…!」

【ほっと胸をなでおろす】

 

ズェピア「ふむ…これならばどうかな。そら、嵐だ。」

【ウルフ五体程を巻き込もうと悪性情報を嵐として具現化させる。無論、他のメンバーを巻き込まないように】

 

【突然の竜巻により、すべてのウルフはふっとばされた。】

 

イリゼ「わぁお…屋内で嵐とは……」

 

シオリ「…すごいわね、あいつ」

 

グレイブ「Wow…とんでもないなズェピアさんは」

 

ビッキィ「…やっぱりすごい、あの人」

 

ズェピア「さて…では、次に行こうか?」

 

冥ネプ「活躍の機会がぁ!?」

 

一誠「すごいや…」

 

ビッキィ「…よくわたしあれに突っ込んだな…」

 

グレイブ「『ファング』! 戻れ」

愛月「『シャドー』、戻って。」

【グレイブ、愛月はそう言い、二体をモンスターボールへと戻した】

 

ピーシェ「さて……これは…、なかなか」

 

ズェピア「ただの有象無象ならばこれでいいのだが、この先がどうかは…さて。

細心の注意を払おうか。」

 

イリゼ「…けど、これはちょっと幸先悪いね…今出てきたのが、特別強いだけなら良いんだけど…」(って、ズェピアさんと似たような事言ってしまった…)

 

モナミ「アイツらはあそこまで強く無いはず……、どうして…」

 

ビッキィ「まずいな…物理全振りのわたしは役に立たないぞ…?」

 

冥ネプ「威力が必要なのか、物理が効かないのか…だね。分からないや。」

 

一誠「となると、この空間がおかしいのか?」

 

イリゼ「エレベーター…ちゃ、ちゃんと機能するのかな…? 乗ったら落っこちたりするんじゃ…」

 

グレイブ「恐ろしい事言うなよイリゼ」

 

冥ネプ「もしかしたら挟まれてそのまま上へ~とか!」

 

ビッキィ「大丈夫ですよ。…多分」

 

ピーシェ「それに関しては大丈夫ですよ。数年に一度点検はしてますので」

 

愛月「怖い〜」

 

ルナ「ネプテューヌも怖いこと言わないでよ……!」

 

イリゼ「そっか、点検してるなら良かっ…やっぱここ管理されてるの!?」

 

ビッキィ「…今更だけど点検されるダンジョンって何…?」

 

モナミ「うん、あるていどはね?」

 

一誠「え、何? 数年に一度なの? 

き、機械なんだぞ…! もうちょっと…」

ズェピア「頭おかしくなるんじゃないよ一誠君。」

 

ルナ「…そうか、ここはアトラクション型のダンジョンだったのか」

【やや斜め上に発想になる】

 

ビッキィ「その発想はなかった」

 

グレイブ「アトラクション?」

 

イリゼ「後、ちゃんとしたエレベーターでも、全員一度に乗ったら重量オーバーならないかな?」

 

ピーシェ「その時はついてきたあなた方のせいですので」

 

冥ネプ「乗ってから考えよーよー!」

 

ルナ「大丈夫私は軽い私は軽い……」

【ぶつぶつ】

 

グレイブ「いざとなったら俺が残るから、ここに」

 

ビッキィ「そうだね、まずは乗ろう」

 

イリゼ「え、えぇー…普通に二組に分かれるじゃ、駄目…?」

 

ビッキィ「(駄目だ、体重には自信がない…)」

 

愛月「大丈夫かな〜?」

 

ズェピア「分かれてもいいが、その場合先に向かった者が戦う形になるのかな、先程を考慮すると」

 

【話し合いの結果、一度に全員が乗れそうであれば乗る、という結論に収まり、そうこうしている間にエレベーターの扉は開いた】

 

愛月「あっエレベーター開いた~早く乗ろうよー」

【そう言って1番先に乗る】

 

ビッキィ「あ! 愛月、そんなに慌てないで!」

【愛月に続く形で入る】

 

一誠「よっしゃ乗るぜ~」

【ビッキィと愛月と同じく】

冥ネプ「ぎゅうぎゅうにならない?」

ズェピア「…」

【困った表情のネプテューヌと難しい顔をするズェピア】

 

ルナ「えっと、じゃあ失礼しま~す……」

 

イリゼ「…わっ、中も明るい…電気通ってるんだね…」(汗)

 

ピーシェ「まぁ、多少はね?」苦笑い

 

グレイブ「乗るか……」

愛月「じゃあ~上の階に行こ~」

【愛月は何処までもお気楽】

 

ビッキィ「………なんだろう……すごい嫌な予感がする……」

 

イリゼ「そういう発言はフラグだよ……」

 

【そうして全員を乗せたエレベーターは、上へと上っていった】

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