ウマ娘プリティダービー《Unusual world line》   作:K.T.G.Y

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いざ、世界へ!

チーム・カノープスが躍進した一年。

あれから月日は少しだけ流れた……。

 

キングヘイローは高松宮記念で見事2連覇を達成。

しかし脚を痛め、暫くは調整期間に充てることになった。

元々短距離から長距離まで幅広く走っていた彼女の脚は少しずつおかしくなっていたのだ。

だが、キングはこの程度では動じない。必ず復活してみせるとメディアを前に固く誓い、地道なリハビリを始めた。

 

ハルウララは年明けすぐに東海ステークス、根岸ステークスを連闘。2着、1着と健闘し、フェブラリーステークスに照準を定める。

だが、勝負を掛けた決戦で惜しくも3着に敗れる。またしてもライスシャワーに勝ちを届けることは出来なかった。

それでも彼女はくじけない。元々1から出直しを誓った身だ。これしきのことでへこたれてはいられないとメディアの前でも明るい表情を見せた。

負けの悔しさを知ったからこそ、分かることもある。そのひたむきな姿は、いずれ満開の桜を咲かせるだろう。

 

 

4月。トレセン学園にも多くの新入生が入学してきた。

シンボリルドルフ会長の新入生への挨拶はいつも通りだったが、シンザン特別トレーナーによる言葉は辛口だった。

半分近くが中等部初年度のうちに学園を去り、高等部に進学するころには残ってるのは3割程度だ、と。

この道は厳しい、それでも覚悟があるなら付いておいで、と結んで壇上を去った。

 

各チームも青田買いに余念がない。有名なチームは既に小学部の時代から優秀な人材に目を付けてはスカウトに勤しんでいる。

特に特待生は引く手数多だ。何処も喉から手が出るほど欲しい逸材とあって、勧誘に積極的である。

こうして新入生の半分には早期からトレーナーが付き、もう半分はトレーナーが付いてくれることを願って自主トレに励む。

とはいえスタートは皆一緒。模擬レース、そして選抜レースで結果を残せなければ未来はない。

 

昨年、シンザンが目を付けた3名は見事メイクデビュー戦で勝利を収めた。流石の手腕である。

 

 

一方、カノープスはというと……、

「うちは基本、積極的な勧誘はしません。大所帯になっても、私じゃあ持て余してしまうでしょうし」

と南坂トレーナーはそっけない。

しかしターボやタンホイザが新人ほしいーと駄々こねたので、

メンバー全員のサインと写真が描かれた張り紙を学園中に貼ったところ……、

「頼もう!」

「!?」

「カノープスの部室はここですか?」

「急に訪ねてきたあなたは誰!?」

「今年の特待生枠で入学しました、ジェンティルドンナです! 是非入部をお願いします!」

とくれば、更に、

「ツイスターランって言います。カノープスはシンザンさんと繋がりが大きいと聞いて入部を希望しにしました」

「ネイチャービートっス。よろしくお願いしまス」

「ファルコンウィングでーす! よっろしくー!」

とひっきりなしに入部希望者が現れ気が付けば総勢10名。

南坂トレーナーは慌ててポスターを回収した。

「ツインターボさん、有馬の走り見たっス。自分、感動したっス。師匠と呼ばせてください」

「いいぞ。ターボ頑張るから! 新人に負けないくらい頑張るから!」

「さあ、皆さん是非特待生に選ばれたわたしの実力見せてあげますから、練習場に行きましょう」

「おっ、張り切ってるねー。わたしも負けないようにしなくちゃ」

 

わいわい。がやがや。

 

「……なんだか胃がキリキリしてきました」

 

 

一方で、チーム・スピカも強力な新人2人を入部させた。

長らくテイオーとマックイーンの追っかけをやり、メンバーとも面識のあったキタサンブラックとサトノダイヤモンドである。

「カノープスに負けてられねえぞ! みんな、気合を入れろ!」

「はい!」

「あ、だが新人二人はまずは体作りからな。テイオー、よろしく頼む」

「はーい。それじゃ、しばらく二人はボクが面倒見るね」

「はい。テイオーさん、よろしくお願いします!」

「あの……マックイーンさんは?」

「あ、マックイーンならこの後様子を見に顔を出すって言ってたよ」

「やった!」

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

はてさて、途端に騒がしくなったカノープスだが、実は年明け既に活動を開始していた。

マチカネタンホイザは日経新春杯に出場し、貫禄の1着。ターボに負けてられないとばかりにGⅠを狙いに行くつもりだ。

ツインターボは京都記念を大逃げで完勝。有馬記念の勝利がまぐれでないことを見せつけた。

イクノディクタスも中山記念に勝利。更に得意の連闘で弥生賞を2着、金鯱賞を1着で終え、狙うは4月の大阪杯だ。

 

シンザンの指導も力が入る。GⅠは一握りではなく一つまみの才能を持つ者だけが取れる栄冠。

だがその差が決して夢物語でないと言うなら、練習と結果でそれを証明して見せろと檄を飛ばす。

 

そして遂に迎えたGⅠ大阪杯。イクノディクタスは3番人気ながら虎視眈々と上位を狙う。

この日、イクノは絶好調で大阪杯を迎えた。脚の状態も上半身もすこぶる良い。だが、この状態で敗北すれば、GⅠという夢は遥か遠くに行ってしまう。

(ネイチャもタンホイザもターボも、結果を出した。カノープスで結果をまだ出していないのはわたしだけ。勝ちたい。もう善戦で終わるのは御免です!)

 

レースの前日、イクノはシンザンからアドバイスを貰った。走る事すらままならなかったかつての自分を思い出せ、と。

 

……そうだ。自分は学園に入学したものの、怪我で学園を去るつもりだった。しかし諦めたくはなかった。

練習場を走って練習する他のウマ娘たちを見ながら、悔しくて拳を握りしめたあの日。そしてターボとの出会いと約束。蹄鉄師への相談。

また走れる。やり直せる。あの時に感じた充実感と流した涙の味は、決して忘れてはいない。

仲間と出会い、トレーナーと出会い、師に出会った。自分は恵まれている。こんなにも多くの人に支えられてきたんだ……。

 

『さあ、勝負どころの最後の直線! 先に抜け出すのは誰なのか!?』

 

(その恩を返せずして、何がチームの一員だ。今、わたしは全てを出し切る用意がある! この直線、必ずハナに立って見せる!)

 

『内側から来たのはイクノディクタス! イクノディクタスだ! 一気の末脚! 後続も追いすがるが伸びは今一つか!?』

「いっけえーイクノー!」

「頑張れイクノー!」

「もう少しだよイクノー!」

カノープスのメンバーも必死に応援する。勿論その声はイクノにしかと届いている。信頼を寄せているチームメイトの声。これを聞いて燃えない筈がない。

 

「勝つのは、わたしです!」

 

『イクノディクタス、今1着でゴーーーーール!!!! 大阪杯、勝ったのはイクノディクタス! 桜舞い散る阪神競馬場で遂にGⅠという満開の桜を咲かせました!』

 

ワアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!

 

「やったなーイクノー!」

「おめでとうイクノー!」

「記念に眼鏡取って見せてくれイクノー!」

観客も万雷の拍手と歓声で勝者を出迎える。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……か、勝った。勝ちました。良かった……。これでネイチャ達に、シンザンさんに、顔向けできます……」

イクノは歓声に手を振りながら、泣いた。クールな彼女が人前で見せる涙は、多くの隠れファンにとっても涙だった。

 

「凄かったよーイクノー!」

「これでカノープス全員GⅠ制覇だー!」

「凄い凄ーい!」

 

応援してくれたカノープスのメンバーの前に行く。一人ではここまでこれなかった。そんな想いを込めながら、イクノは深々とお辞儀した。

 

(……GⅠを取るというのも……悪い気はしませんね……)

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

それからはカノープスは記録ラッシュだった。

マチカネタンホイザが天皇賞春を勝てば、ツインターボが宝塚記念ファン投票一位に答え優勝を果たす。

新人たちもメイクデビュー戦を勝利し、オープン戦出走権利を手に入れ、目指すはクラシック戦線だ。

 

スピカの新人キタサンブラック、サトノダイヤモンドも順調だった。

テイオーとマックイーンの寵愛を受けた二人は時には親しき友人として、時には互いを高め合うライバルとしてぶつかり、日々切磋琢磨していく。

 

特待生を3人も受け入れたリギルも選抜レースで力のある新人をスカウトし、更に戦力を充実させると、次々にデビュー戦を勝ち上がる。

 

臨時トレーナーに就任していたシンザンのシンザン道場からもデビュー戦やオープン戦を勝利するウマ娘が続々と現れる。

 

競バ会はかつてない盛り上がりを見せた。実績のあるウマ娘も、新人のウマ娘も、誰が後に栄光を勝ち取るのか予測が付かない一大旋風(ブーム)が巻き起こった。

テレビカメラと取材の要望はひっきりなしであり、生徒会も頭を悩ませる難題になっていた。

 

 

そして夏が過ぎ、秋のGⅠレース攻勢が始まろうとする矢先。

 

日本国内がウマの話題で盛り上がる中、ある一つのニュースが大きな衝撃をもたらす。

 

「シンボリエムブレム。国外GⅠレース10連勝達成。次走は遂に凱旋門賞」

 

かつて、国内クラシック3冠全てレコード記録という伝説を作り、シニア級に殴り込みをかけた直後、

ジャパンカップでは前代未聞の事件を巻き起こし、国内レース1年の出場停止処分を受けたあのウマ娘が、その野望を達成したのだ。

 

ペガサスワールドカップターフ、クイーンエリザベスステークス、クイーンエリザベスⅡ世カップ、サンクルー大賞、バーデン大賞、名を挙げればきりがない。

各国の超一線級のウマ娘も当然出場したが、毎回返り討ちにした。

 

味方は一人もいなかった。完全アウェーだった。徹底的なマークを食らい、前を塞がれることほぼ全レース。

時にはゲートに細工をされ、スタートなのに開かないことすらあった。

それでも彼女は勝ち続けた。一度も負けなかった。

エムブレムの漆黒のモチベーションは、レースを重ねるたびに増幅され、もはや走る姿は悪魔の行進と揶揄されることまであった。

海外では、悪鬼(デビル)、殺人鬼(マーダー)、邪神(イビルゴッド)、魔獣(ビースト)、といった通り名を欲しいままにし、そして遂に世界の頂に手を伸ばす時がきたのだ。

 

当然世界の競バ界は震えあがった。こいつには、こいつだけには伝統と権威ある凱旋門賞を取らせるわけにはいかない。

しかしどうすればいい? どうしろというのだ? 誰もあいつを止められなかったんだぞ。いやどんな手段を用いてでも止めるんだ。そう、どんな手段を使ってでも。

 

そんなきな臭い雰囲気が醸し出される中、日本のメディアの前にエムブレムがおよそ一年ぶりに姿を現した。

カメラに映ったエムブレムを見た瞬間、日本の競バファンは震えあがった。

子供は泣いた。赤子も泣いた。サラリーマンは電車と線路の隙間に携帯を落とした。街頭にいた一人は小便を漏らした。床屋は手元が狂った。

 

薄汚れたマントを羽織り、漆黒のブレザーを傷だらけにし、真紅の肩当はあちこち装飾が禿げ、そして顔は鉄仮面に濁った眼玉をはめ込んだようになっていた。目元にはくまがあった。

まるで幾多の戦地を一人で戦ってきた兵士のようではないか。

 

そんな彼女にマイクが向けられる。側には一人の記者がいた。

シンボリエムブレムの世界行脚を取材しろ、というデスクの命令を受けた貧乏くじを引かされた一人の記者が。

エムブレムにとって、彼は唯一の付き人と言ってもいい。彼にだけは、エムブレムは多少は心を許していた。

 

そして彼は確信していた。エムブレムは間違いなく凱旋門賞を取る、と。彼女より速いウマ娘など地球上にはいない、と。

 

「一勝……あとたったの一勝だ。ウマを贄とし、生き血を啜り、神を捻じ伏せ、世界を絶望させるまで、残りあと一勝だ……。もう誰も、わたしを止められない……!」

エムブレムはボロボロのグローブを握りしめ、カメラの前に突き出した。

取材陣はドン引きした。しかし、全てを理解した。今年の凱旋門賞は、とんでもないことが起きると。

 

 

「…………」

ニュースを見た後、夜の学園の生徒会室でシンボリルドルフは一人思い悩んだ。暗黒鎮静、部屋の灯りは消えていた。

世界の競バ界からはシンボリエムブレムを倒せるウマ娘を出場させろとひっきりなしの催促が来ている。

だが……、

(熟思黙想……。わたしは決断しなければならない。エムブレムの生贄となるウマ娘を送り出すことを。だが、それでいいのか……?)

海外に行ってわざわざ負けてこいなどと、口が裂けても言えるものではない。しかし今のエムブレムと戦うという事は、つまりそういう事だ。

 

今でも思い出す。生徒会室に来たと思ったらマリファナを吸おうとしたこと。彼女の内に秘めた強い憎しみの吐露を聞いたこと。

レースに出て文字通り他のウマ娘をなぎ倒したこと。競バ賭博の誘いを自力で断ったこと。シンザンとの賭けに勝ったこと。

 

あの日、確かに自分は彼女の親代わりとなってこれまで尽力してきた。だから今責任を問われても後悔はない。

実際、彼女の走りは素晴らしかった。全ての競走バの走りを過去にするほどの走りだった。間違いなく素質は自分を超えていた。

 

しかし、殺伐とした彼女の滾る黒き憎悪は事件を引き起こす。もしかしたら、自分はその責を問われ、会長職を降りていたかもしれない。

それでも構わなかった。自分はそれほどまでに彼女の走りに恋焦がれていたのだから。

 

「…………」

遠い噂で、彼女の本当の母親は死んだらしい。酒の飲み過ぎによる限度を超えたアルコール中毒。

幻覚を見るようになり、毎日エムブレムの幻覚に震えていたらしい。その果てに首を吊って自殺。

虐待をしていた父親の生死は今を持って不明だが、死んでいてもおかしくはないだろう。

エムブレムがチカチーロと呼ばれていた時の事が、遠い昔のように感じる。

 

(エムブレムよ。仮に君が凱旋門賞を取ったとしよう。だがその先に何がある? 何もないだろう。それでも君は勝つと言うのか……)

彼女はまだトレセン学園に在籍している、中等部の少女なのだ。なのに未来は何もない。

もう彼女は走る事すら辛いのではないか? 破滅するまで走り続けて、最後には死を選ぶのではないか? そう思うと背中に冷たい汗が伝う。

何としてでも彼女を止めなくてはならない。走る事。それ自体のかけがえのなさを知らないままその短き生涯を終えさせることは絶対にあってはならない。

 

(ならば、誰が適任だ……? テイオーもマックイーンもいない今の競バ界に、彼女に走る喜び、走る楽しさを伝えられる人物など……)

 

ルドルフは、悩んだ。そして、悩みに悩みぬいて、もうこれ以上悩めないというほど悩んで、ある一人の人物に辿り着いた。

 

(もしかしたら、彼女を本当の意味で潰してしまう危険な賭けだが……)

ルドルフは彼女を呼び出そうとしたが、もう夜も深くなっていることに初めて気付いた。そんなに自分は悩んでいたのか。少々熟考し過ぎたようだ。

明日、朝一番で彼女を呼び出そう。そう考え、ルドルフは生徒会室を去っていった。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

「会長。ターボになにかよう?」

翌日、朝一番目の授業をキャンセルさせて、わざわざ生徒会室にご足労願ったのは、小さな逃亡者、ツインターボだった。

側にはエアグルーヴとナリタブライアンもいる。副会長総出での出迎えだ。

「ひょ、ひょっとして、ターボが毎日授業中寝てるから留年を伝えに……!? うわあああごめんなさいごめんなさい!」

「い、いや、そうではないんだ。ツインターボ。実は、君に提案があってね」

(会長、本気でツインターボをエムブレムの奴にぶつけるつもりですか?)

(私は反対だ。ハッキリ言って、役者不足だ)

側の二人は反対の意を示していた。それだけ重大な役回りだからだ。

 

「ツインターボ、君は凱旋門賞に出てみたくはないかい?」

「がいせんもんしょう? 何それ? ターボ、聞いたことない!」

三人が思わずずっこけた。

「おまえはトレセン学園にいながら凱旋門賞すら知らぬのか!」

「だってターボ、授業はほとんど寝てるもん!」

「威張ることか」

 

どうやら一から説明しなければならないようだ。

 

「ツインターボ。凱旋門賞というのは、年に一度、フランスで行われるGⅠレースだ。ウマ娘が出場する国際レースの中では、もっとも有名で権威あるレースと言われている」

「まあジャパンカップのようなものだな」

「ふーん。分かるような分からないような……」

ツインターボは頭に???を浮かばせている。

「そのレースで、我が日本は3名代表を推薦することができる。一人はシンボリエムブレム、二人目を君に決めようかというのだが……どうだろう?」

「えんぶれむ!? あいつも出るのか!」

この調子では先日行われたエムブレムの記者会見も知らないみたいだな、と三人は思った。

「まあ無理に、とは言わない。気が乗らないなら、断っても……」

「いいよ! ターボ、がいせんもんしょうに出る!」

即答だった。

「ターボね、えんぶれむとは戦ってみたいと前々から思ってたんだ! そしてえんぶれむはターボが倒す!」

「……エムブレムだ」

「会長、ターボ勝つから! フランス行って絶対大逃げして勝つから!」

「ん、んー……あ、ああ。分かった。登録しておく」

「がいせんもんしょう取れば、テイオーもターボを見直すだろうし。楽しみだなー。よーし、頑張るぞー!」

 

「…………」

「いいんですか、会長。あんなので」

「本人がやる気なら仕方ないだろう。それに、こういう奴ほど案外本番でやるものだ」

「ブライアンまで……」

 

「で、これで二人目が決まったわけですが、会長、三人目はどうするんですか?」

「そうだな。三人目は……」




展開はある一人の感想者からヒントを得ました。
第二部が世界戦なのはお約束ですよね。
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